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2005.05.19
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カテゴリ: ミステリ

(著者:小鷹信光|出版社:幻冬舎文庫|発行年月:2001年10月)
 なぜこのシリーズを読むのか。
 それは、あのテレビドラマと松田優作の幻影を追っているからだ。
 表紙も明らかにテレビの工藤俊作、すなわち松田優作である。
 しかし、読んでいるうちに、これはテレビとは全く関係のない話だということはわかる。いや、読む前からわかっている。
 それでも幻影を求めて読むのだ。
 読んで、全く違うからと言ってがっかりするかというと、そういうことはない。
 面白かった。
 舞台はアメリカとメキシコの国境地帯。
 人捜しの仕事をしていた主人公は、思わぬ事件に巻き込まれてしまう。

 ある集まりに間に合うようにということなのだが、「国境のコヨーテ」に関わるためにはこれが必要なのだ。
 文体はあえて翻訳調にしてある。
 長さの単位はフィートやマイル。
「ペッカリー(ヘソイノシシ)のようにずんぐりした左の男は左手を、ビッグホーン・シープ(オオツノヒツジ)のようにひょろっと首の長い男は右手を」(p48)
 というところなど、意識してこうしているのだろう。
 このシリーズでまだ読んでいないのはあと1冊。
 残さず読みたいと思う。





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Last updated  2005.05.19 23:55:14
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