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2005.10.05
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銭形平次捕物控(5) 嶋中文庫2004.9.20 第一刷

「路地の小判」「二度死んだ男」「二本の脇差し」「金の鯉」「殺され半蔵」「幽霊にされた女」「呪いの銀簪」「江戸阿呆宮」「赤い痣」「幻の民五郎」
 底本はかつて中央公論社から出た『銭形平次捕物百話』なのだそうだが、不思議なことに、執筆順に並んでいるわけではない。
 「路地の小判」に「今(昭和十一年当時)」とあり、「殺され半蔵」に「今(昭和七年当時)」、「呪いの銀簪」に「今(昭和六年当時)」とある。「呪いの銀簪」では平次はまだ独り身。
 また「幽霊にされた女」「幻の民五郎」では、初期の設定で、寛永ごろが舞台となっている。
 この巻は殺人が多く、なかでも「呪いの銀簪」は陰惨な話である。
 いつものことながら、テレビと違って銭を投げることは少ないし、万七親分が出てくることはほとんど無い。「赤い痣」に「三輪の万七親分のところに居る、お神楽《かぐら》の清吉」(p290)とあったのが珍しい。
 万七親分と清吉は、おそらくテレビが作りあげたキャラクターなのだろう。


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Last updated  2005.10.07 07:52:58 コメントを書く
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