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2005.12.31
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カテゴリ: 時代劇(テレビ)
 幕末の長岡藩の傑物・河井継之助の半生。
 26歳から42歳まで。

 才気あふれる若者が、取り立てられ、旧弊と戦いながら理想を貫こうとし、若い仲間(佐野史郎・吹越満など)と議論したりするのだが、その一方で遊興にふけったり。
 各地を遍歴して稲葉隼人(伊藤英明)や坂本竜馬(唐沢寿明)と出会ったりと、話の展開が忙しい。
 奇人・土井幾之助(笹野高史)など、何のために出てきたのかさっぱりわからない。
 低い身分からの出世、ということなのだが、勘三郎はどうしても育ちのよさが出てしまう。
 理想に燃える面よりも、遊興にふけるところが面目躍如。うまい。ぴったり。大石内蔵助の時もそうだった。

 話は、いよいよ薩長が軍事力にものを言わせて幕府に襲いかかるところからぐっと面白くなった。
 会津の秋月悌二郎(高知東生)や佐川官兵衛(六平直政)がやや感情的な人間に描かれているのが気になるが、藩を思えば恭順すべし、しかし会津は見殺しにできないというところで、軍事力を後ろ盾とした独立平和国家を目指す継之助としては苦悩するのだ。

 ドラマは、明治になって、河井の墓が地元の住民によって倒され、墓石が割られてしまうところから始まっていて、長岡を戦場にした男として批判されていると、妹(京野ことみ)の口から語られる。
 単純に郷土の誇りというわけではないのはよかったのだが、ドラマはいい面ばかり描くので、批判的な目を向けている人は疑問を持つだろう。

 最後は、銃弾に傷つき、命を落とす。
 明治になってからの家族のことが少し語られるのはいいのだが、最後の伊藤英明の法螺貝は意味がわからなかった。

 第二次長州征伐あたりからその死までをじっくり描いた方がよかったのではないか。

 エンドロールは、いきなり下僕の荒川良々から始まって驚いた。
 およそ役名の付いている人は徹底してアイウエオ順なのだ。
 従って、主役の勘三郎は途中で出てくる。
 ゲスト出演の七之助や勘太郎も同じ。
 これは珍しかった。

公式サイト

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Last updated  2005.12.31 16:57:29
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