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2006.01.24
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 「 脱ズボン宣言!? パンツ丸出しで“地下鉄ジャック” 」という記事の中に、こんな文があった。

「ズボンを脱いで地下鉄に乗った8人の男たちが、治安びん乱容疑でNY市警に出頭命令を受けた。」

 まずひっかかるのが「8人の男たち」。「8人」とあるのだから、複数だと言うことはわかるのに、なぜ「男たち」と書くのか。言葉の無駄遣い。こういうのを「馬から落ちて落馬する」というのだ。
 「七人の侍たち」ではなく「七人の侍」、「三匹の子豚たち」ではなく「三匹の子豚」という方が自然だろう。
 英語に複数形があることに毒されているのか、わざわざ「たち」をつけたがる人がいるのは残念。日本語を大切にしよう。

 「治安びん乱容疑」と言われても、ピンとこない。「びん乱」ってどういう字だったかなあ、と調べたら「紊乱」と書くのだ。なぜ「紊乱」と表記しないかというと、「紊」が常用漢字に入っていないからなのだろうが、かえって不親切だ。
 「びんらん」という語を使いたいなら「紊乱」と書けばいい。読めないのでは、と思うなら「紊乱(びんらん)」と書いた方が親切。

 今回、「紊乱」を調べて得た知識。

 「紊乱」のかわりに「攪乱」を使っては? と思って辞書を引いたら「攪」を「かく」と読むのも慣用音で、漢音は「こう」だった。
 知らなかった。

 「紊乱」からすぐに「攪乱」を思いついたわけではない。
 実は、 角川類語新辞典 をJUSTSYSTEMが商品化した 角川類語新辞典 for ATOK を引いたら出てきたのだ。


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Last updated  2006.01.24 09:25:58コメント(0) | コメントを書く
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