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2006.07.15
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カテゴリ: その他の読書録
 コスモ出版1992.4.10

 「雑学研究会」とはなっている以上、複数の執筆者がいるようにも思えるのだが、個人の筆になるもののようにも思える。

 以前、「 元音 」という語をとりあげたが、その後読み進めたら、「和尚にもいろいろある」(p99)という項目で音読みを説明していた。
 そこには、「呉音、漢音、唐音」しかない。
 結局「元音」がなんだったのかわからない。

 「虹」という字について、「この字の成り立ちは虫にかかわっているのである」と述べて、「古代中国人は、虹を、雌雄二匹の虫(蛇)が空中で相連なっている姿ととらえて、この字を当てたのだ。」(p99)というのは説明不足。
 そもそも「虫」はヘビのことであり、ムシを表すのは「蟲」だったのである。

 「馬の耳に念仏」に、「手ごたえがない」「有用なものでも持ち主によって役に立たぬ」のほかに「専門家に道を説くのは無益なことだ」というニュアンスがある(p124)というのはいかがなものか。「釈迦に説法」とはまったく共通点がないように思える。



 「花婿さん、花嫁さん」を「伊吹一氏ご推奨」(p175)としているが、その「伊吹一氏」がいかなる人物で、いつ、どこで推奨しているのか説明がないのが残念。

 「恍惚の造語は、『日本外史』の中の」(p230)と、日本生まれの造語としているが、漢和辞典を引いたら、杜甫の用例があった。

 「孔方兄《こうほうひん》」(p248)という語が出てくる。
 検索したら、「こうほうひん」と読ませる例があった。
 広辞苑」によれば、「ひん」と読むのは唐音だという。現代漢語では「xiong」だ。何によって「兄」を「ひん」と読むのか。「

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Last updated  2006.07.15 14:20:58
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