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2006.07.27
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カテゴリ: その他の映画
モダン・タイムス コレクターズ・エディション  チャップリンのあまりにも有名な映画だが、初めて見た。確かに傑作だ。
 ベルトコンベアの場面から、驚きの連続。
 ギャグがどれもこれも、今でもそのまま通用しているもので、「 Mr.Boo! 」もジャッキー・チェンもドリフターズも、みんなもとネタはチャップリンだったのか、と思って驚いた。
 「 トムとジェリー 」にも大きな影響を与えたのだろう。
 と、どれもこれてもチャップリンの延長線上にあるかのように思ってしまったが、もちろん、冷静に考えればそんはなずはなく、それまでの舞台でのギャグを持ち込んだものもあるだろうし、それぞれの国、例えば日本には日本のコメディの天才がいて、「エノケンの近藤勇」は、この「モダン・タイムス」よりも1年前に製作されている。
 白黒で、ほとんどせりふはない。技術的なできなかったのではなく、あえてそうしているらしい。チャップリンが歌うところではちゃんと声が出る。
 大きな歯車に挟まれている写真が必ず出てくるが、機械との格闘は、あれは最初の短い時間だけで、あとは、投獄、職探し、失業の繰り返し。

 同じような境遇の娘と知り合い、入獄中に娘が見つけてくれたあばら屋で暮らす。
 しかし、寝る時は別々。チャップリンはさしかけのようなところで寝ている。このあたりは現代とは違う。
 娘が心づくしの朝食を用意してくれるが、すてられていたものを拾ってきた、というおもむきの空き缶でコーヒーを飲む。
 社会の底辺でも明るい心で生きていける、という場面。
 娘は、仕事が見つかるまで、ボロボロのワンピースで、はだし。
 また、このヒロイン役の女優がすばらしい。全身からエネルギーを発している。
 制作は1936年で、おそらく、ある程度は現実を反映したものだろう。
 貧しい二人に較べ、デパートは夢のような世界。このときすでにローラースケートがあったのには驚いた。
 最後は、それでもくじけずに歩んでいこう、というところで終わる。
 社会批評も込められてはいるのだろうが、「今は貧しくとも、明るい明日があるはず」というメッセージのようだ。日活の青春映画、例えば「いつでも夢を」のような面を感じた。


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Last updated  2006.07.27 08:08:30 コメントを書く


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