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2006.09.20
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 講談社「大衆文学大系8」(1971年11月)所収の松田竹の嶋人「黒駒の勝蔵」を読んでいる。
 清水の次郎長の敵役として描かれることの多い人物を主人公にした長編小説。
 大正14年から翌年にかけての作。
 作者は、昭和5年、56歳の年に失踪してしまったそうだ。
 当て字が興味深い。


「切《せ》めて」
 「セツ」という音を当てたものか。

腑に落ちたら


権八
居候のこと。白井権八が幡随院長兵衛のやっかいになっていたことによるそうだ。

「苞苴貨賄《ほうそかわい》」
 苞苴も貨賄もわいろのこと。
 「苴」は漢音は「ショ」。「ソ」は呉音。

「自烈体」
 「じれったい」と読ませている。
 当て字だろうが、音読みがはまっているところが面白い。

「正可」
 「まさか」と読ませている。訓読みと音読みで当てている。

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Last updated  2006.09.20 23:36:20
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