hongming漫筆

hongming漫筆

PR

×

Comments

背番号のないエース0829 @ 松谷みよ子】(04/22) 「私のアンネ = フランク」に、上記の内…
hongming @ Re:ブルーレイが再生できない(11/30) 随分遅くなりましたが、やっと試しました…

Archives

2026.06

Keyword Search

▼キーワード検索

2006.12.21
XML
カテゴリ: 江戸時代を知る
 NHK教育テレビ「知るを楽しむ」で10月から11月にかけて放送されたもの。
 毎回、奇想天外な絵を描いた江戸時代の絵師を取り上げ、その人物像、その絵の特徴を説いている。
 番組は全回見たが、改めてテキストを読んでみた。
 正直なところを、絵画はわからない。私は絵画を見る目を持たない。
 しかし、取り上げられている絵を見ると、その迫力は感じる。
 まさに「ギョッとする」のだが、このタイトルが良くできている。
 「ギョッとする江戸の絵画」というと、江戸の絵画がギョッとするとも読めるのだが、そんなことはあり得ず、江戸の絵画を見た者がギョッとするのである。
 わかりやすく言えば、「見る者がギョッとする江戸の絵画」だろうが、主語を省略しているから引っかかりを感じて印象に残るのだ。
 さて、その内容。


 「浮世絵」の元祖なのだそうだ。
 切断された人間の断面が生々しい。
 しかし、作者はこういう絵ばかり描いていたわけではない。

2・「身もだえする巨木~狩野山雪」
 不自然にくねる老木。
 幾何学的な構造を持つ絵。

3・「「自己流」の迫力~白隠」
 専門絵師ではない。素人の絵なのだが、その斬新さは、後世に影響を与えた。

4・「奇想天外の仙人たち~曾我簫白」
 美しい色遣いながら、怪しい仙人ばかりに見える不思議な絵。

5・「絵にしか描けない美しさ~伊藤若冲」

 まさに「絵にしか描けない」絢爛たる色遣い。
 筆致が一つではないのにも驚く。
 描こうと思えば何でも描けるのだろうか。

6・「猛獣戯画~長沢蘆雪」
 ほかの画家の絵に比べれば、おとなしい。「ギョッとする」というよりは「でっかいなあ」である。


 これは私でも知っている人だが、その絵は、海外に影響を与えたばかりでなく、実は海外の絵の影響を受けたものでもあったのだ。
 今ならマンガで当たり前に使われているパース線も新しいものだったのだ。

8・「機知+滑稽・風刺の心~歌川国芳」
 斬新なものを生み出すには、文化の成熟が必要であるらしい。
 それまでは関西中心だった「ギョッとする絵画」は、北斎からは江戸中心。
 特に「風刺」というのは、世の中を斜めに見る力が必要なので、幕末を待たなければ誕生しなかったのだろう。

楽天ブログランキング ←クリックしてください

楽天会員以外の方のコメントは「 輾転反側掲示板 」へどうぞ。





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

Last updated  2006.12.21 07:53:49
コメント(2) | コメントを書く
[江戸時代を知る] カテゴリの最新記事


■コメント

お名前
タイトル
メッセージ
画像認証
上の画像で表示されている数字を入力して下さい。


利用規約 に同意してコメントを
※コメントに関するよくある質問は、 こちら をご確認ください。


立ち読みしました。  
本の表紙になってる絵って、日野ひでしの絵にそっくりに思いました。 (2006.12.21 17:13:43)

Re:立ち読みしました。(12/21)  
hongming  さん
ひるねくらぶさん
>本の表紙になってる絵って、日野ひでしの絵にそっくりに思いました。

 いやいや日野日出志よりはずっと華やかで、頭の中で計算した(“頭のいい”)絵です。
(2006.12.22 08:50:11)

【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

© Rakuten Group, Inc.
Design a Mobile Site
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: