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2019.09.23
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カテゴリ: その他の映画

 ヤクザものというよりギャングもの。どう違うといわれても困るが、東映ヤクザ映画のような地べたを這いずり回るようなところはなく、垢抜けている。
 伝統的なヤクザ一家とビジネス優先の振興暴力団が抗争を繰り広げる荒神市にやってきた刑事が三船敏郎。汚職事件を起こしていながら懲戒免職にならないのは変だろうと思うのだが、それは伏線。「荒神市」というと次郎長三国志の荒神山を連想するが、時代劇のような雰囲気はない。
 一方、みなしごで、伝統的なヤクザ一家の親分に育てられたものの、ヤクザではなくバーの経営者になっている鶴田浩二。妻が交通事故で亡くなっているが不審な点がある。
 ハメットの「 血の収穫 」のような話になるのかと思うと、伝統的なヤクザの親分は殺されてしまう。
 全体におしゃれで、天本英世らの三人組の殺し屋がいかにも絵に描いたような殺し屋姿で、しかもキャバレーのショータイムで口パクで歌ったりする。ユーモアのテーストもあり工夫が感じられる。
 こういう感性は日本映画には珍しい。





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Last updated  2019.09.29 19:49:56 コメントを書く


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