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May 2, 2018

あなたの選択が世界を変える～映画『バタフライ・エフェクト』

テーマ：ＴＶで観た映画(3869)

カテゴリ：アメリカ映画

みなさん、こんばんは。連休中とあって電車がすいてましたね。
ただ暑かったです！
さて、今日はある特殊能力をもつ男性が主人公の映画の映画を紹介します。

バタフライ・エフェクト
THE BUTTERFLY EFFECT

出演
アシュトン・カッチャー　エリック・ストルツ　ローガン・ラーマン

　エヴァンは少年時代、記憶が時折ブラックアウトする症状に悩まされていた。遊び友達のケイリーのもとを去るとき、エヴァンは、「君を迎えに来る」と約束した。だが時は流れ、ケイリーとエヴァンは全く別の道を歩んでいた。大学生になり心理学を学ぶエヴァンは、思い立ってケイリーに会いに行き、自分の記憶の欠落を埋めようとするが、その話がきっかけとなって絶望したケイリーは自殺してしまう。ある日当時の日記を読み返した彼は、失った記憶を突然取り戻した。しかもその恐るべき記憶を、彼はあとから変更する事ができるのだった。

　「過去に戻って現在、未来の出来事を変えることができる青年が主人公」というと、最近見た邦画の『僕だけがいない街』。当人だけに前回(オリジナル)の記憶が残っているという設定も同じ。『僕だけがいない街』は、過去を変えに変えて、とうとう自分がとんでもない所までいってしまうけれど、今回はそこまで悲惨なラストではないが、途中過去を改変したために主人公は痛い目を見る。世の中とは｢前回やってしまった一つの間違いをしなければ、何もかもうまくいく｣という単純なものではない。一つをいじれば他のものも自動的に前と同じにはいかなくなり、様々な影響を及ぼすこともある。これがタイトルの意味となったバタフライ効果。｢蝶の羽ばたきが地球の裏側で竜巻を起こすかもしれない｣という文句は冒頭に登場。タイムスリップを扱ったSF小説でもこのネタは使われていて、よって過去をむやみに変えてはいけないという不文律がある。

　7才のエヴァンを演じたのはローガン・ラーマンで、ケイリーのダメ親父を演じたのが、かつて青春映画のレギュラーだったエリック・ストルツ。立派な中年になってまぁ。