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合宿後、インフルエンザにかかり一週間ほどダウンした後の稽古。後輩と久々の再会。彼らも本部合宿明けだった。まず掴みの稽古から。相手は腕を介して、僕全体をコントロールするように掴んでくる。いつものようにバジーが掴んだ。(後輩では一番上手いハズ)ウメ「あれ?ちゃんと掴んでる?」僕の体に全然力が来ない。ウメ「真面目に掴めよ~」バジ「おかしいなぁ?」ほとんど相手の力を感じない・・・なんで???ウメ「おい、マジで手抜いてない?」バジ「これ、やばいッスよ!掴めませんよ!?」バジーは本気で僕の体まで力を伝えようと下から食い込んだ掴みをしている。なのに、僕には何の影響もない。この状態で相手を動かしてみると簡単に動いた。まったくぶつかりを感じない。ああ!なるほど!立っている事に対して手があまり関与しなくなったから、手を掴まれても胴体まで力来ないのか。そして、それでも相手は手を持ってくれているのだから、その手を全く忘れてしまえば、手の部分のバランスは変わらずに、相手に任せてそこで「三教(入身転換即合気)」の状態になっている。あとは、体を動かせば勝手に動かせる。しかし、こんなのでは僕の稽古にならない。「もっとこう、ここまで食い込めば俺を持てる」と誘導すると、戸惑いつつそこまで食い込み、稽古ができる前提が整備された。彼はこんなに食い込んでいいものかと驚いただろう。今まで無意識で僕を含めたいろいろな人に対して遠慮が働いていたに違いない。そう、そこまで食い込んでいいし、君は食い込めるんだ!こういう事を実感する事により、彼の中のイメージの枠が壊れて、発想も体も自由になっていくだろう。僕も合宿で色んな人のおかげで枠が取れていったわけだから。今度は僕が掴む番。腰を落とし安定したバジーの手を掴む。バジ「イテェ!」ウメ「???」バジ「握力アップしたんですか?」ウメ「そんな事ないけど。」バジ「めちゃくちゃ力凄いんですけど。手錠はめられたみたいで動く気しないんですけど。」ウメ「嘘?じゃあ、もうちょっと食い込むかな・・・」バジ「うわぁ!?」バジーはすぐ崩れてしまった。彼はちゃんと備えていたはずなのに。ああ!なるほど!腕はもう道具でしかなくて、働いてないから、腹をカーンと相撲するみたいに入れたら、それがそのまんま伝わるのね。そして、彼はまだ立つという事に対して腕の緊張が僕に比べて多いから、腕を介して、ものすごく崩されてしまうわけか。でも、これじゃ彼の稽古にならん。「もっと、そうそこ!そこでカーンと食い込め!」って誘導してなんとか稽古の前提が取れた。彼は、こんなにも食い込まれるのかと驚いただろう。でも、このこんなにも食い込まれてしまったという実感が、心も体も変える!絶対に変える!・・・ってさっきと同じ事書いてる(^^;この攻守1回ずつの掴みの稽古だけで、僕とバジーは物凄い情報交換をしたのでした。そして、打撃の稽古。こっちももう勝負にならない。約束稽古なので突き一本と決まっているのに、受けられない。だからこそ、約束を守る。基本をおさえる。これで初めて彼は受けられた。攻守交替。彼は打てる間合いに入れない。まだそこじゃダメなんだ!ここまで食い込まんと!ここまでの差が突然出来て、彼は面食らっていた。バジ「僕が先輩に追いつくにはマッサージしてもらって、下駄で走り回るしかないと思うんですけど。」体作り、確かにそれも有効だと思うけど、それが全てじゃないと思う。だって、俺だってあの合宿が全てじゃなくて、それまでの積み重ねが効いてると思う。あそこに辿り着くまでのプロセスが俺の去年の三月からの一年間の稽古だったと思う。俺の体は動かそうと思って動き出したのではない。だって、組手主体が俺の稽古の根っこだったでしょう?体が動くというのも、相手のための動きに応じて、自分の体が動いているだけだよ。動かそうと思ったら、俺の体はまったく動かない(^^;去年の三月に頭が脳がスタートラインに立って、今年の三月に体がスタートラインに立ったと思う。どうして、スタートラインかというと僕の稽古はやっぱ組手主体だから。それなりの掴み方、殴り方がようやく備わってきて、これから本番。今までは如何にいい加減な稽古だったかと思う。またホームページリニューアルします。新しいスタイルの以武会友を今後ともよろしくお願いします。
Mar 30, 2005
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最後の夜は塾長さんと朝までビデオを見ながらお話。狭い店内で(失礼!)何度も床に伏せられました。その中でここを御覧の方が好きそうな話題をば。触れ合気、こよりで動かすetc・接触部の摩擦を高めていき、つりあった状態で動かすだけ。フニャフニャの奴を操作する・固まった人を棒だとしたら、フニャフニャは紐だと考えればいい。材質を合わせて動かす・相手と同じ材質(紐か棒か、どれくらいの固さかとか)なら、繋がりは切れない。軸の操作・軸が立ってる相手をいきなり伏さすのは無理。軸を傾けてあげて動かせば簡単。相手に任せてしまえばいい・掴んでくれているのだから、そのまま動かせば動く。打撃におけるコンタクトとインパクト・触れて崩し、そこに極める。触れるとは物理的な接触であったり、意識的なものであったりする。そして、精神の事。これはシラフでは書けません。また酒を飲みつつ話しましょう(誰かおごってチョ!)。あと、整体みたいなのができるようになりました(あ、怪しい・・・)。自分の骨が動くのが分かったら、人の骨が透けて見えるというか、結構分かるようになりました。なんかゆがんでいる人を見ると、自分まで歪む気がして気づくって感じかな。ボキボキするのは怖くて出来ませんが、ゆがんで凝ってる所を見つけて揉み解しつつ、「これはこうやって立ってるせいだよ」と石影塾さんや塾長さんがしてくれたようにニュートラルに戻します。寮の後輩を4人ほどやりましたが、結構好評でした。(体軽い!ってボクシング部はシャドーを始め、ソフト部は素振りを始めました。)ソフト整体?マッサージ?ともかく、これもいい稽古なるし、相手も喜ぶし、いい事ずくめです。今回もとてもとても勉強になりました。また懲りずに転換の稽古に挑戦しにいきたいと思います。塾長ならびに会長、指導員、塾生の皆様本当にありがとうございました。
Mar 28, 2005
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技術的なお話です。塾長さんとマンツーマンで体の転換及び寝技のスパーをしました。体の転換というのは、ガッチリ手を握った相手を動かす稽古です。塾長さんは動かざる事山の如しといった感じで、全く動きません。また、押さえ込みも全く出来ません。相手を伏せた状態から、少林寺拳法でいう裏固に入ろうとしても、腕一本を自由にさせてもらえません。(ポイントがちょっとでもずれれば、返されてしまうのが転換の稽古)この流れで寝技のスパーに突入しました。寝技は高校の体育と同期の寝業師君と遊びでやった程度で素人に輪をかけてど素人ですが、全く感触が違うというのは分かりました。塾長さんにとっては立っているときと同じなんですよね。ただ、中心を取る、枕を抑える。そんだけでいい。寝ているという状況を特別視して視野を狭くしなければ大丈夫。本当に柔らかい寝技でした。ストレッチ系の技に頭では「ナニクソ!このヤロ!」って思っているのに、心が折れて、「ヒィ~~~ッ」とか「ウゲッ」とか声が出るのが情けなかったです。声出す暇あったら、ちょっとでもポイントずらす努力をしろ!って思います。打撃の稽古もしました。体がよく動くようになったので、ミット打ちがとても楽しかったです。脱力というのはしようとするものではなく、力は勝手に抜けるもんだと思いました。そして、そういう状態で打撃をすれば、手、足を胴体との接点からの道具として使える。りょうさんの好きな蘇東成さんの手刀のバチコーンとやるテストの意味が分かりました。軸足の動力で、手足を道具として使う。手や足の長さの棒で相手を殴る感覚です。とても楽、そして威力も早さも全然違う。約束組み手の捌きの稽古では体が暴走気味でした。正中線を軸にして回って捌くのですが、あまりにスムーズに回れるので、回り過ぎてて、見学してたREYさんに突っ込まれてしまいました(^^;(あの稽古は初めてでなく、普段はあんなのではないのでご安心を!)フルコン形式のスパーでは足がよく動きました。差し替えの順突きの間合いが自分の間合いという感じで、中段の二連突きを迷わず、スムーズに入って撃てたのが嬉しかったです。あと、REYさんも間近で見てくださったのですが、相手の中段突きを内受した瞬間に、受手がそこを軸にグルンと回転し、突きに変化するという体験をしました。考えてやったことじゃなく、「相手の中心を抑える」というイメージに対して、体が勝手に動いたような感じがしました。後日、ヘンタイ・ハッスルの石影塾さんや曲心会さんとその話をしたら、「そんな感じで勝手に動くようになる。しかも、メチャ早くなる、見えんほどに。」と教えてもらいました。末端や表層の力みがだいぶ消えたせいで、相手の動きに対する「来る!」って反応にナチュラルに手足が動いてくれているんだと思いました。
Mar 26, 2005
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この合宿で何が一番変わったかというとそれは心持ち。僕の体が動かないという原因は突き詰めれば、心の問題だった。きっかけはこの一言。「ウメ太郎、おまえなんでそんな変な眼鏡しとんのや?」これを端にして、自分を省みた。自分の中の諸々の矛盾。自分の中の諸々のこだわり。無意識にそういうもに引っ張られていた。それに気づいた。そして、武道と物理という生活の時間の大半を費やすものに対する見方にも、物凄いバイアス(偏向)がかかっている事に気づいた。色んなことに気づいた結果、「なんや俺、しょーもない理由で物理も武道もやってたんや。」と納得した時、ふっと体の力が抜けて、今まで出来なかった動きができるようになった。心身一如という事を本当に実感しました。心が自由になれば、体も自由になる。自由になった体はよく動き、心を豊かにしてくれる。豊かになった心は、さらに体を解き放つ。ああ、快なり!
Mar 19, 2005
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今回の合宿の最中、REYさん、そんQさんと茶をしばく機会があった。最初REYさんと打撃についての話をしていたのだけど、どうしても噛み合わない一点があった。それは「突きは引くと威力が出る」というREYさんの言葉。これに、僕は同意できなかった。引くという事は進行方向と逆向きに動かす事で、威力が増す分けがない。僕は「慣性によって、前に打ち出される」という主張を曲げなかった。しかし、よくよく聞いてみると、二人とも同じ事を言っていたのだった。REYさんの「引く」は意識の話だった。体が前向きに勢いを持っているときに、拳を引こうとすると、玉突き事故のような効果で、結果的に拳が前に飛んでいくという現象が起こる。その現象を起こすための意識が「引く」だったわけだ。実際に拳が引かれているわけではない。僕は現象の話しかしないようだ。あと、言葉もそのまんま受け取る。引くといわれたら、引くそのものを考えるようだ。こういう意識と現象の言葉のすれ違いを気を付けねばならんと思った。ちなみに僕は意識の話は基本的にするつもりはないので、現象の話だと思ってください。ヨロシクゥ~!!!そして、そんQさんと柔法についての話。そんQさんは「この動き」で掛けると動作を何度も見せてくれる。で、僕がそのマネをしてかけようとしても上手くいかない。僕はそれを額面どおりのその動きとしてしか捉えられないようだ。技全体と「この動き」というのが全くリンクしない。僕は技は全体のイメージで掛ける。全体の現象を理解して、それをイメージする。意識している事といえば、相手とのバランスだけ。ある動きに注意した途端に全体のバランスを崩し、技で無くなる。というわけで、僕は教えてくれる人の節々を見たり聞いたりするよりも、全体を見て、何が原因で技が掛かっているのかというのを理解するというスタンスで行こうと思う。ってか今までもそうしてきてるけど。やはり、ネットではなくリアルで会うとそこらへんの隙間が埋まって良い。裏を返せば、そこの前提をハッキリさせる事を意識しておけば、もっと有益な議論がネット上でできると思った。REYさん、そんQさん大変勉強になりました。ありがとうございました!また、お願いします!
Mar 17, 2005
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いつもの臨場感溢れる(?)レポートにしたかったのですが、色んな事がありすぎて、上手く文章にする事が出来ません。よって、『報告』という感じのレポートで淡々と述べさせていただきます。今回の合宿では劇的な体の変化が起こりました。フローチャート風に示しますと、石影塾さん(グググッて力強い)、曲心会さん(グニャグニャ~)の動きを真似るがとてもギコチナイ(@ヘンタイ・ハッスル)動画はこちら(最初に質問したり、笑われているのが僕)↓元さん「ウメ太郎、物理のし過ぎで人間の体じゃなくなっちゃたんじゃないか?」(僕も首の痛み、胸の詰まる嫌な感じを感じてはいた。)↓元さん「お前は楽しとるつもりでも、俺から見るとしんどそうだぞ。」(僕の姿勢は元さんから見るとしんどそうらしい。)↓石影塾さんの真心溢れるマッサージ石影塾さん「ああ、これはつらそうだ。こんなに張ってますよ。」(体の部分を揉み解しつつ、どうしてそこが張るかを教えてくれた。)↓石影塾さん「普段の生活から、楽に楽に意識していけばいいんですよ。」(ウメ太郎、飯の食い方から矯正を始める)↓天狗下駄+頭に雑誌を乗せて3時間ほど歩く。「歩くのに力なんていらないじゃないか。」と気づく。↓雪駄で1時間半ほど走る。「立つのも、歩くのも今まで無理してたんだなぁ。」↓楽な姿勢、所作を自然と選択するようになる。↓肩甲骨、胸骨、骨盤、頭蓋骨がグリングリン動き出す!今回体に起こった変化はこんな感じです。どこを動かそうとか意識をしたわけではなく、本当に楽というのはどういう事かというのをちょっと理解したら、体が今までと比べ物にならないほど動くようになりました。身体操作理論には興味がありませんでした。「○骨を動かすと凄いパワーが出る」なんて謳い文句が苦手だったからです。しかし、今思うのはちゃんと立てば、歩けば、余分な力みが抜けて、本来動く部分が動く。身体操作の肝はやりたいイメージの動きをイメージどおりするために、ニュートラルな体の状態を認識する事というのを思いました。体がニュートラルをしらないと、ずっとどこかにギアが入ったままで、エンジンブレーキがかかります。これは、しんどい事です。ギアが入っているという事に気づけたのが、ニュートラルに近づけた理由です。また、一年間の研究室生活で体が極端におかしくなり、自分の体のおかしさを認識しやすくなっていたというのも理由。そして、後日石影塾さんと電話した時「いきなり体がそんな風になるなんてないですよ。ウメ太郎さんの体が準備が出来ていて、その扉を開くキッカケになっただけだと思います。」という言葉も頂きました。自他のバランスに腐心しつづけた結果、自己のバランスも整えようとしていたようです。研究、稽古何一つ今回の気づきに際して、無駄はなかったという事です。人間の体はイメージしたとおりに動く!僕は今まで動くと思っていなかっただけ!イメージが出来たら実際動いた!この間たったの3日!『今日から忽然と変わることにもっと大胆になれ。』(by開祖語録)居着くにはまだ早い20代。もっともっと変わりたい!
Mar 15, 2005
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卒論発表も無事(?)終り、最初の週末だけ学校から消えます!そうです、武道の稽古の季節です!僕は毎年、!この時期に「!」ってパワーアップするので、今回もやる気むんむんです。そして、武道の稽古で汗を流すのは何にも変えがたい癒しでもあります。土曜 10時、名古屋駅出発 12時、大阪着 12時半、コンタクトで昼飯(日替わり定食を予定) 14時~18時、 ヘンタイ・ハッスル!(空手の練体を初体験!) 19時~ 飲み(豚足が出るらしい・・・初体験だ!) 未明 道場にて就寝 日曜 10時~12時 午前の稽古 13時 コンタクトで昼飯(武道家のカレーを予定) 15時 梅田にてそんQの兄ぃとデート♪ 21時くらい~ 飲み(とんこつ醤油ラーメンを食べたい) 未明 道場にて就寝月曜 10時~11時 午前の稽古 12時 コンタクトで昼飯(ホルモンニラ定食を予定) 13時 大阪観光 19時~21時 打撃コースの稽古 21時~ 飲み(豚キムチラーメンを食べたい) 未明 道場にて就寝火曜 6時起床、7時の電車で名古屋に帰る⇒学校にて実験!スケジュールを書き出すだけで、よだれが・・・(ジュルリ----------------------スケジュールの追加です!月曜の午後、REYさんが遊んでくださる事に!これまた楽しみです。
Mar 3, 2005
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