P-Blog アイデア&インプレッション

2004.04.30
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よりによって、引っ越しの当日の未明に、交通事故にあった。

事故現場は、新大宮バイパスの側道との交差点で、信号待ちをし、十秒か十五秒ほど、停止線の前に止まっていたら、突然、前に突き出された。軽くフットブレーキを踏んでいたため、バイクは、数メートル前に進んで、停止した。
後ろの友人は、動かないし、声も出ない。
追突した車の運転手が出てこないので、私は、少し、ハンドルを右に切って、道路を塞ぐようにバイクを止め、追突した四輪駆動車の運転手に車を降りるように、指示をした。
追突した車の運転手より先に、その後ろの車の運転手が降りてきて「怪我はなかったですか」と声をかけてくれた。
後ろの友人は、ゆっくりとバイクを降り、歩道の安全な場所で、無言で、うずくまっている。
状態がかからないので、110番通報をする。
自分も動揺していたのか、現場住所の説明に困っていると、目撃者の方が、電話を替わってくれて、現場住所を説明してくれた。本当に親切な方だ。

電話をして、5分ほどで、パトカーが到着し、追って、救急車が到着。友達を、担架に乗せ救急車へ搬送し、病院が決まったので、救急車が発車した。
私は、友人のことが心配だったので、同乗して行きたかったが、近くの病院だったため、現地での調査に立ち会い、病院に行く事にした。
ここで、事故係の警官から、追突した車の運転手から、アルコールが検出された事を告げられた。
なんと、飲酒運転での事故だったのだ。
私は、必要な事を事故係に告げ、警官にお礼を言い、病院に向かう。
深夜の病院に行くと、待合室には、人気はほとんどなく、救急隊員がカウンターで書類を書いている。
10分ほど待っていると、友達が、車いすに載せられて、レントゲン室から出てきて、そのまま、診察室に移された。
2.3分して、ちょっと寝ぼけ眼の年老いた医者が診察室へ入った。診察が始まったようだ。
誰もいない静かな待合室には、診察室の声がけっこう聞こえる。「骨にほとんど異常がない」という声が聞こえた。
予断は許さないが、もしかして最小限の怪我で済んでいる可能性も。
それにしても、奇跡的に最悪の事態は避けられた事故だった。あと、数メートル前に進んでいたら、横から来た車に轢かれるし、転倒していたら、道路で頭を強打したり、手足がバイクの下敷きになる事もあっただろう。

友達をタクシーに乗せ、見送り、救急隊員に対してお礼をして、深夜の高島平警察へ行く。
2階にある事故係へ行くと、すでに、追突した車の運転手の事情聴取が始まっていた。警官は、厳しい口調で、住所などを聞いている。しかし、運転手は、ショックなのか、酔っているのかわからないが、はっきり住所を言えない。どうも、おぼつかない感じだ。
しかも、公職の身であることもわかった。
飲酒運転での事故は、失職を招く事になりかねない。
その一方、こちらの事情聴取は、わきあいあいとした雰囲気で進む。書類の手続きで時間がかかっている時は、なんか和ませようと、担当の警官と女性警官が、漫才師ばりのボケ・ツッコミをしたり、自分が作った短歌を見せてくれたりした。

完全にもらい事故なのに、保証がないというのだ。しかも、相手は、公務員なので、事故をきっかけに、失職する事になると、賠償金なりを請求しても、支払い能力が無くなる可能性を持っている。つまり、被害者は救済されない可能性を持っているというのだ。
しかも、弁護士としては、おいしい仕事ではないので、動いてくれない可能性がある。
もらい事故だというのに、法律と、保険契約の落とし穴に、はまったという感じだ。
そして、夜明け前に、家に帰り、そのまま、引っ越しの最後のツメに入った。





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最終更新日  2004.05.07 18:14:31
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