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2005年10月02日
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カテゴリ: 救急外来
 救急外来の事務さんは、派遣会社から来ている。

 だから医療の知識は彼らにはなく、時々患者様からの電話や、救急隊からの連絡がちゃんと伝わらないこともなきにしもあらず・・・。

 そんなある日。
 事務さんからの連絡。
 「のこぎりで手を切った人が救急車できまーす」

 私は、当番の整形外科の医師と入り口で待機。
 「のこぎりで手を切ったくらいで、救急車とは・・ちょっと大げさなんじゃないかなぁ・・?」


 運ばれてきた患者様を一目見てびっくり。
 やられた!!

 右手の肘から先が取れかけている。

 あーっ、もう!!こんなんは、「 手を切った 」じゃなくて、
「 切断 」っていって!!
 あ、でも完全には落ちてないから、まだ「切断」じゃなくて、「手を切った」でいいのか?

 などと頭の片隅で考えながら、緊急手術の準備をする。
 動脈も損傷しているので、出欠が半端じゃない。心臓の拍動に合わせて血が噴出す。特殊な器具を使ってまず止血。
 採血をして、点滴を開始し、着ている物をはさみで切り、パニックになってはいるが、意識のある患者様を励まし・・あっという間に手術室に搬送。



 ちなみに、彼が使用していた「のこぎり」は木材を切る用の、特大電動のこぎりだったそうです。





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最終更新日  2005年10月02日 18時37分33秒
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