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今日のフライトは午前中で終わりでした。午後から、地元の中学生たちに「職業講話」が予定されていると聞いたのは先週の話。こんなぺーぺーの副操縦士に大役を任せる会社の意図は未だもって不明ですが、せっかく来てくれる中学生たちをがっかりさせるわけにもいきません。そこで、彼らのどんな質問にも答えられるように「想定問題ファイル」を作り、2~3日かけて独り黙々と質疑応答の練習をしていました。審査前とまったく一緒ですw実際彼らと顔を合わせると、外見の幼さに気付かせられます。中学一年生と聞いていましたが、自分がそれくらいの頃は、「俺ってもう中学生w ガキじゃないぜいっww」など相当勘違いしてたものでしたが・・・まあこれが現実なんでしょう。もしくは私がおっさんになった証拠かも。「1994年に高校を卒業して・・・」と自己紹介を続けていると、なにやらざわざわ。耳を澄ますと・・・「・・・オレタチガウマレタトシジャン・・・ザワザワ」Shoooooock!この子たちは、当時の男子なら誰もが集めたビックリマンシールも、光GENJIに憧れて誰もがはまったローラースケートも、毎週のように給食に出た鯨肉も、これら全部知らないのかorz とジェネレーションギャップで息苦しくなりました。さて事前の練習成果もあり、お話と質問タイムは無事終わりに近づきます。そして最後の質問。。。 「○○さんにとって、パイロットとは何ですか?」なななななな! こんな入社試験風の質問は想定外・・・ そ、そうだ! 「では、○○君にとって、中学生とは何ですか?」と、オウム返しで適当にごまかし、いや大人の回答を致しました(汗(少年よ、どんなに勉強して知識を詰め込んでも、一番理解できないのが自分自身なんだよ)記念品(飛行機のピンバッジ)をみんなにプレゼントして、すべてが無事に終了です。これがきっかけでパイロットを目指してくれる人が現れれば、今日の「お話会」は大成功です。
Feb 15, 2007
私はパチンコやパチスロもやらないし、競馬・競輪・競艇の類も未経験です。これまで嗜んだギャンブルと言えば、新婚旅行で行ったラスベガスでポーカーやったくらいです。そんな私が、一年間自分なりに勉強してこの夏株式投資に挑みました。株を始めるにあたって、お金を増やすとはどういうことなのか? という誰もが避けては通れない現実について考えました。財産は、以下の簡単な数式で無謬に表現されます。 財産=(収入-支出)+資産利回り要はお金を増やすためには、(1)収入を増やす(2)支出を減らす(3)(利回りのよい)資産を持つ以外にはありえないということです。毎日嫌というほど残業をして、毎日嫌というほどの節約生活。。。確かに貯金は増えるでしょう。が、普通のサラリーマンがこのように努力しても、得られるお金はたかが知れています。億万長者になりたけりゃ(3)がどうしても必要になってきます。「利回りのよい資産」とは不動産だったり、巨額の預金だったりするわけですが、最初からこれらを所有してたら誰も苦労しません。そこで普通のサラリーマンの手の届く錬金術のひとつが、株式投資となるわけです。株で大金持ちになりたい・・・。私もそう思った時期がありました。 「デイトレードで一億円稼ごう!」こんな本を買って夢見たものでした、今思えば恥ずかしいことこのうえないwところで私の投資成績ですが、黒字です。といっても億万長者とは程遠い、かき氷に練乳をトッピングした程度の儲けです。実際のところこれ位が限界でしょう。計算上は、この僅かな儲けを「複利運用」すると、数年後には莫大な金額になります。ただここに不確実性が潜むのは、皮算用ゆえに否めません。超優秀なスタッフを抱えたヘッジファンドが大損をする・・・その同じ取引で、フリーターのデイトレーダーが莫大な利益を・・・。もはや理論だけでは予測できないのが市場です。「結局ギャンブルと一緒じゃん」要はそういうことです。株をやって変わったことがあります。お金を使わなくなりました。あ、すいません、言葉のあやってやつです。お金は使います、「使う→投資する」という考えに変わりました。例えば缶コーヒーを飲むため、「120円を自分への投資」として買う。「投資」と考えると、どうしてもリスクとリターンを思い描くようになり、必然的に無駄遣いがなくなります。ケチケチ節約で小金持ちになるぞ! 新しい目標ができましたw写真・・・本棚を陣取る株本コレクションは、エロ本のコレクションと同じくらい恥ずかしい
Feb 14, 2007
世間の連休最終日、私の連休は遅れながらのスタートです。2年間空から眺めてきたこの島を今日はドライブしました。「西海岸」と呼ばれる何キロも続く海沿い道路を走りぬけ、とある絶壁に車を止めると、この島に生まれて育った人たちの日常が見えてきます。青い空と白いさざ波、東シナ海に浮かぶ雲のかけら、そして携帯は圏外・・・。「僕はこの島が好きなんです。ここでの生活も、ここに住む人たちも、そしてここから見える景色も。」コトー先生もそう言いました。かつての同期からの伝聞、「そろそろ幹線の会社行けば?」でも縁あってこの島で飛ぶことを許された私は、大きい会社と変わらないシビアな規程と審査に縛られながらも、それなりの評価と待遇を頂き、ここで信頼されていることを感じます。そして何より、島の人たちの生活のお手伝いができることを誇りに思い始めています。都会まで飛行機が飛ぶようになって非常に便利になったと聞きます。翻って、目に見えない失われていく何かがあるという声もあります。当たり前のようにフライトするだけで本当にいいのか? 「島の住民」として考えるべき時期がどうやら私にも来たようです。ちなみにドクターコトーの原作舞台になった島は、この島のすぐ南沖です。
Feb 12, 2007
前回までとはうって変わって、ひさびさに飛行機のお話、というか万人向けの独り言です。今日はチェックの日でした。年に2回ある定期審査のうち技能審査、すなわち副操縦士としての知識と操縦技術を試されました。緊張の場から開放された安心感から、優雅にお昼寝してたらこんな時間です。Σ(゚Д゚; チェックの前にはやはり勉強します。ちょくちょく変わるマニュアル類、ちょくちょく変わる法律や規則、ちょくちょく変わる手順や基準、その他ちょくちょくちょくちょくwそういったものは必ず訊かれます。 「なんだ、せっかく覚えたのにまた変更かよ!」 ←この業界の常識です。それでも副操縦士であるうちはまだラクです。機長の審査になると国家試験に準ずる扱いになるし、先にあげた「覚えれば済む」質問じゃなくなり、「考え方」が問われます。例えば、、、離陸直後に片側エンジンがぶっ壊れた、その処置をしている間に天候が急変、元の空港には戻れない、じゃあどこに向かう? 管制承認は? 燃料は? 会社への連絡は? などと考えていると、キャビンアテンダントから「急病のお客さまがいらっしゃるんですが・・・」の一報が・・・。あなたはどうしますか?ちょww まじかよw なんてパニクってるようでは機長失格。(だそうです)学校教育の弊害が大人になって降りかかってくるとはまさにこのこと。答えがない問題には、知識詰め込みだけでは対処できないのです。今年こそ暗記が一番の勉強法から脱却しよ・・・orz
Feb 7, 2007
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