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21世紀に成長する「エンターテインメント産業」のマネジメントはどうあるべきか?
ときたまそのような質問をうける。
それに対して私はこう答えることにしている。
「そもそもマネジメント自体ができません。」
マネジメントとは、あるべき姿を設定し、それに向けてコントロールすることだ。
そもそもあるべき姿を描けるのは、昨年の成功商品、成功ビジネスは今年も成功するという「再現性」が前提となっている。
しかし、エンタメ産業に成功の再現性はない。だから、本来の意味のマネジメントは不可能だ。
では、何もできないのか?手も足もでないのか?
そうではない。「マネジメント」はできないが、「淘汰の仕組み」を作ることはできる。
成功するあるべき姿に向けたコントロールはできないし、やっても意味がないのだが、現時点でより成功する確率の高いものだけを選抜することはできる。
それでもって最後は企業側ではなく、お客様が選ぶ。良いものが選ばれるのではなく、選ばれたものが良いものなのだ。
歴史的に見て、エンタメ産業で、唯一の成り立つビジネスモデルはこれだ。
川澄の一礼、大あっぱれ! Sep 5, 2011
歴史を変える「よこマズロー」(3) Sep 20, 2006 コメント(9)
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