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昨日9月29日、麻生首相の施政方針演説が在った。
早速、民主党は勿論、社会党その他の政党や、新聞ラジオ、テレビなどが論評していた。
異例にスピ-チだった・・・一言でくくればその様な論調があって、その後にコメントが続く形だった。
私は、型薮ぶり、異例のスピ-チと強く批判していた民主党の鳩山さんの論調に対して、その通りだろうが、過去100年以上のわが国の歴史で、或いは、最近の首相の施政方針演説で行われた形からはずれているとしても、今、麻生さんがこの厳しい政治経済環境の中で、自分の身丈にあった言葉、内容でスピ-チを押し通した点で、賛成しました。
当面の1番の対立者である民主党に対して挑戦してどこがいけないのだろうか。
前任、前前任のお二人の首相がこの民主党を中心とする攻撃の前に混乱して政治出来なかったことを考えると、ここで対決することは自民党の現役の首相としては当然の行動と考える方が、むしろ自然だと思う。
その内容などについては専門的な事でわからないが、民主党やその他の政党が施政方針演説は各ありたい・・・と述べているような、格調の高い演説が今できる環境に日本はあるようにとても思えない。
むしろ私がたびたび述べてきたように、この格調の高い演説をぶつのであれば、今は国民に厳しい覚悟を迫り、耐えてほしいと言う内容にならざるを得ないのではないだろうか。
これで小沢民主党党首を初め、野党の各党首がこの施政方針演説に対する代表質問をする時にどのような形で所信を述べ、質問をするか大いに興味が湧いてきた。
今まで、この種のやり取りをほとんど聞いて来なかったが、今回は多いに聞いてみたい。
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