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間もなく我が家の、道路に面した庭や車庫の、縁にさくユリの花2021年の今頃、車庫の縁や中庭で、このようなお花が見ごろを迎えました。この百合の花の、お名前は分かっておりません。毎度、お知らせいたしますが,ご近所の方からご提供頂いた百合の花で、今では中庭も含めて数十本、人の背丈ほどもある茎の先にこんなお花が咲きます。
2022年06月15日
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ヤブカンゾウの花 この花は、主に武庫川べり、主として武庫川に注ぎ込む青野川の右岸(上流に向かって)で撮影 しました。 このお花についての情報は以下にご紹介させて戴ぎますが、約30年余り前に我が家が、大阪の 吹田市からここに移住した時は: 現在の我が家に近い、この友が丘に近い、大原の道路の縁や、大原の山から流れ出る小川の 岸に上流から下流に向かって、点々と咲いていたし、 また 小道の岸にも点々と咲いておりました。 そこで、地元の方々は、三田市固有のお花であると主張されておりました。 久しぶりに、タイムリ-に報道をしている感じです。 この暑いのにご苦労様です。 しかしながら 実際は、おそらく全国共通の、今時のお花だと思います。ヤブカンゾウの花は;実際は、以下のようなお花らしい:1.. ワスレグサの花:2. 日本では、本州以南の野原や藪などに群生する。3. 和 名 ヤブカンゾウ。4. 学 名 HEMEROCALLIS FULUVA VAR. KANSO5. 生 態 3倍体の為、結実せず、匍匐茎(ほふくけい、ランナ-を出して広がる。6. 草 丈 約80㎝7。 葉 狭長8. 花 7~8月に茎頂にユリに似た八重咲で橙赤色の花を開く。9. 原産地 中 国10. 根 黄色、末端は塊状である。11. 別 名 ワスレグサ、カンゾウナ 以上
2021年07月31日
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私自身、このブログの運営に当たって、反省することとして、今回取り上げてご紹介したい野草などは、なんとかもっと力を入れてPRしたい・・・と言うことです。1. オドリコソウ 踊り子草 シソ科オドリコ属 2021.04.19 DSCN5847 DSCN5849 こんな奇麗さ、清楚と言っても良さそうな美しさですが、山の麓、畑の際に、さりげなく こんな花の付き方で、林立しています。 DSCN5850 花が2段ついております。 この山の端で、前面に畑の有る一帯ですが、1~2m幅ぐらいですが、この株が蜜に茂り 静かにこの花をつけております。 参考情報 1. 原 産 地 東アジア 別名 オドリバナ(踊花) 2. 花 色 ピンク、白 3. 草 丈 30~50cm 4. 花 期 4月~6月 5. 生育環境 山野 (個人的な印象 山の端、やや日陰の草地。 同じ時期に、ヒメオドリコソウやホトケノザなどが咲きます。この二つは、野原や田地 の明るい環境で咲きますから、その名前はともかく、鑑賞される機会は多いはずです。 こちらは「草葉の陰」、野草に混じって・・・の雰囲気です。 名前から見て似ている花 ヒメオドリコソウ 2. キランソウ 黄瘡小草 シソ科キランソウ属 森のはずれ、道路の路肩、田んぼの岸などで、ポツンポツンと独立して、眼に入ります。 DSCN5753 太原の車道に面した山の端での撮影 マクロ撮影の写真です。葉っぱには髭もあるし、お花は、何か叫んでいるみたい。 DSCN5757 DSCN5752 家庭菜園の岸にも数株見つかりますが、地面に沈み込むような育ち方で、一般にお花は ”華やかさ”をイメ-ジしますが、この花は目立たない、目立たない! 近づいてみると、恐ろしい顔つき、そんな印象ですが、愛好者もいます。 参考情報 1. 原産地 日本 2. 花 色 3. 草 丈 10~20㎝ 4. 花 径 5~6mm 5. 花 期 3月~5月 6. 生育環境 野原、道端3. ヨウシュジュウニヒトエ 十二単衣 別名 アジュガ シソ科キランソウ属 洋種十二単 (推測ですが、漢字表現では) お花だけを見ると、”キランソウ” そっくりですが、こちらは一見株立ちしているような姿 で 我が国原産の十二単衣に似ている ヨウシュジュウニヒトエが咲きました。 我が家や市内のマンションの前(JR三田駅前)、民家などに見られす。 DSCN0760 我が家、金木犀とモミジの間、地面の姿。 一見、1本、1本に株立ちに見えますが,ほふく茎が伸びて立ち上がった姿だと言われます その1個の花 DSCN0767 写真の撮影がうまくできてないので、もっと数多く撮影してご披露させてもらいたいが 取敢えず、こんな花の”顔”です 直前にご紹介させてもらった”キランソウ”に似ております。 それもそのはず、同じキランソウ属の仲間です。 参考情報 原産地 花 色 紫、白、青、桃 草 丈 10~25cm 花 径 1㎝ 花 期 4月~5月 生育環境 編集後のつぶやき 今回、登場したオドリコソウ、キランソウ、ヨウシュジュウニヒトエは、市内の散策などで 出合えますが、私がその存在を見ているかぎり、これらの花に感心をお持ちの方は、ほとんど おりません。 じゃア、まったく無視された存在かと思うと、”知る人ぞ知る” で、かつて、私がキランソウを 観察していたら、通りがかりの高齢のご婦人が、わざわざ寄ってきて、もっと関心を持ちなさい と叱咤激励をされました。 これらの花は、こんな方々に支えられていると思われます。 ウツボグサだって、そのレベルかもしれませんね。
2021年05月22日
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はじめに 我が家のプランタ-で満開を迎えたヒガンバナ 彼岸花、あるいはマンジュシャゲ。8月後半?に咲きはいじめて10月にかけて、林縁や野原、 田んぼの岸、また墓地に目立ちます。 私の印象では、今年は幾分遅れていて今が最盛期のように思わる咲き方です。 2020.10.22 : 撮影 :挿入 花が咲き終わったらすぐに緑の葉が出てきました。 今日は2020.10.09日(金) 今日もまた雨。秋雨前線や台風14号の影響か雨が続きます。この5,6日前から、玄関先の鉢、プランタ-などの整理、縮小と中庭の小道(砂利を敷いた)の掘り起こしを兼ねた除草、お隣の境に面した中庭の除草などを続けております。その一休みの折、撮影した今時のお花とキウイの実。その小話です。 玄関先で、春先から時々、思い出したように咲くゼフィランサス・グランディフロ-ラ 別名:レインリリ- 仲間に キャンディダ、別名 タマスダレ ヒガンバナ科 写真は6月17日。今年何回目かの花がこの週も咲いた。 一休みしてはまた咲くプルメリアの花 ハワイから持ち帰った移植用の茎をメインにして、その枝から2株根を下ろして育てた 株の内の1株。程よい育ち方で寒くなると居間で育てます。 金木犀: 満開です。 10月04日 (日) 満開前のお花。 10月12日(月) 満開中 ともかく、ご近所も含めて今は金木星が先ごろ、その香りが道路にも漏れていい感じです。 キウイの実:こんなに大きくなりました。 昨年、台風の為に棚が倒壊して、業者による再建を行いました。 毎年、数百個収穫できたキウイの実、今年はどうでしょうか? 翌年の1月頃から、ちゃんと食べられましたよ。 今年は何個取れるか? 無事に実が付き、大部分の実がちゃんと育っているだけでも良かった!! 巨木になりすぎたモクレン: 今の姿 (10月4日(日)) 間もなくすべて落ち葉となります。 来年、春先のお花はこの株の半ばまでです。お花に無縁の上半分の始末が例年の悩み。 2020.03.22 モクレンのお花 私の大好きな花 金木星の木とモミジの木 南西の角地に植えて、夏までの緑と秋の花などが楽しみな一画です。 モミジの木は、なぜか紅葉が今一ですが、一度は精一杯紅葉してほしい。 〇 § × 後 記 10月3日(土)庭で作業中にヒガンバナの咲く地点で、家の壁にいる「見慣れない小さな虫」 に出合った。 ともかく撮影しておきました。 10月13日(火)やっとわかった。ヤマトシリアゲの♀ 2020.10.09(金) 小半日、昆虫の図鑑とにらめっこ。 でも分かりませんでした。今後の宿題です。 2020 .10.12(月) 図鑑とパソコン検索。 分かりません。 2020.10.13 (火) ついに見つかった。10日間かかった。 シリアゲムシ目シリアゲムシ科 ヤマトシリアゲ ♀ メス 別項で、改めてご紹介させてもらいます。 (次回)
2020年10月17日
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はじめに ゼヒランサス・グランディフロ-ラ : ヒガンバナ科 別名 レインリリ― ”タマスダレ”の別名で知られるゼフィランサス・キャンディダなどゼフィランサスの仲間 があって、その名前のあやふやさが感じられます。 ゼヒランサス・キャンディダ 別名 ”タマスダレ” フラワ-タウンの花壇にて 2014.10.16日頃の写真です。 さて: 一日花のゼフィランサス・グランディフロ-ラも、玄関先の元車庫や道路際にはこれから百合の 仲間”トライアンファ-タ”の花が次々に開花します。 中庭の路地植えやプランタ-のも数に入れると100株近いユリの花がこれから開花します。 その開花の姿の数々。 ご覧ください 御承知のことと思いますが、百合は球根と地表の間に小さな球根をつけて育ちます。 これを分離して育てると次々に株が増えてにぎやかになります。 我が家でもご近所から頂いたプランタ-定職の3株から初めて、今日の盛況を得ました 一時期、カサブランカやその他のユリも鉢植えで咲かせましたが、近年、体力的に根気が 下して、今ではこのトライアンファ-タの実です。 ご近所にプランタ-や鉢毎お引き取り願うPRをボチボチ開始の段階です この百合の愛好家のHさんが、増えすぎる球根に手を焼いて、近くにある公園の花壇に定植 したものの、いのししの大好物とあってその定植も成功しなかったと聞いております。 この百合の害虫は”ユリクビナガハ虫”で、トライアンファ-タの花が、茎の頂上にできる頃 その蕾などを齧り、奇妙なことにその糞の中に隠れて住む習性があります。 今年も数株、齧られましたが、農薬もしっかり効きますので全株に農薬を散布しました。 ついでに: タチアオイの花も同時に咲きました。 ふつうこのタチアオイは1m以上に株が伸びると思いますが、なぜか今年は50cmぐらいの 背が低い株に花が付きました。 この株も毎年子の曲がり角を通過する車から、定番の如く見てもらったことと思いますが 今年は百合の花トライアンファ-タほどは目につかないことでしょうね。 余談ながら: この玄関先、元の車庫を中心にしたある所の花壇には: 半夏生 但しその葉の一部の色が季節の話題です。 キキョウ サギソウ ヤブラン オミナエシ オミナエシ科オミナエシ属 ヒメフ-ロ 巷にこの花の話題が目立ったころ、大原荘園町でもらった。 赤花夕化粧 地主に断りもなく侵入して、大きな顔でおさまっている コモチナデシコ 同上 トキワハゼ キランソウ(別名ジゴクノカマノフタ) フジバカマ キク科フジバカマ属 ※ その多くは、プランタ-の地面に張り付いた形で育つので、通りがかりの方々には 鑑賞?いただけませんが、このブログの歴史にあっては、そのほとんどが資料として 登場したものです。 ※ 中庭に侵入してきて収まっている野生の花も咥えるとかなりたくさんの例があります。 例 ヒメオドリコソウ
2020年06月28日
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はじめに この三田市内もコロナウイルスの患者が4名とか、無事退院、回復されんことを折っております。 3月、4月と日々のウォ-キングと家庭菜園の春の仕事に明け暮れました。 これまでに体験したことが無いような帆k製の冷たい風が吹きすさぶ中で畑に通いましたが、 武庫川べりや所々の桜が見事に開花して、救われました武庫川べりの桜 2020.04.01 03 郷の音ホ-ルの対岸、西谷川出口付近の景観 瀬戸橋付近、上流、下流 三田市民病院界隈 友が丘の南西の出口の桜 2020.04.06 4,5数ある桜の大木の根元にはムスカリが増え続けて、咲いていた。 ムスカリの花 この花は繁殖力が強いらしくて、我が家の庭にも目立ち始めている。 友が丘町の歴史が30年余り、当時から町内の雄姿による植樹、公園づくりが今日住民や 市民の憩いに繋がっている。青原寺前の桜 例年にも増して今年の桜は素晴らしい景観となっていた。 この小道は由緒ある青原寺の入り口につながります。 あまり人手が無いこの辺の桜、もったいないがあかるくか輝いておりました。 4月7日(火) 松ヶ丘小学校前の道路沿いの桜にて 蜜を吸うメジロ この道路からあまり遠くない場所にマツバウンランとツタバウンランの花が見られますが 今時分、ツタバウンランの花が見事、沢山沢山咲いております。 この花は友が丘や大原荘園町の庭先や塀でも見られます。 可愛いお花です。その他の場所 大原や福島大池の土手など至る所で見られます。 シバザクラ がんこの土手にて ムラサキサギゴケの花 大原の土手にて 歩いているとあちこちの草原、道ばたで出合います。 オドリコソウの花 2016.04.14 同じ場所です。 ヒメオドリコソウとその花は市内のどこでも見られますが、オドリコソウは私の知る限り 1か所で、白い花の株もあります。 後 記主に我が家の所用で市内を歩いたのでお陰様で桜の開花を鑑賞出来ました。一方、主として有馬富士公園と福島大池をたまに歩いた時に、蝶々ノテングチョウやミヤマセセリ、ムラサキシジミなど84年の人生で見たことのなかった蝶々に遭遇出来ました。現在、かなり気分が高まっております。そんな中での桜の鑑賞であることをお許し願います。+
2020年04月14日
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はじめに 夏に咲くユリの花”トライアンファ-タ”の株が一斉に目を出して、成長中です 勢い良く伸びてきているその新株 花が咲くとこんな姿 余談ながら、 今夏もお楽しみください。さて、春の花としては、今は水仙が見頃ですが、モクレンの花も咲きそろいました。モクレンの花のさまざまな景観 ※我が家は植えておりませんが、ご近所の紫モクレンの花 このお宅の場合、道路際で、塀の外に花が見えるので、通りがかりの我々もそのご家族 同様に楽しく拝見。有難い事です。 2018.03.31の撮影でした。3月23日(月)快晴 日々、家庭菜園に出かけるので、庭に飛んできた野草が目につきます。前回は、畑とその付近に見た野草、星の瞳、ホトケノザ、ヒメオドリコソウ、タンポポなどを載せましたが、この友が丘に移住して31年目、我が家の中にはにもトキワハゼ、ホトケノザヒメオドリコソウ、ハナニラ、 オランダミミナグサ、キランソウなど 山野の野草がはびこり花が咲き、これから咲く準備中のあり様です。野鳥もこの頃ではシジュウカラが中庭を行ったり来たりで、この街も如何にも自然の一画でと納得気味のこの頃です。オシドリもこのため池に飛来し、来年以降も渡来してくれそうな有様でした。 この写真は少し前の物ですが、3月25日(水)、観察した結果、数羽の姿が見えました。 かなり数が少ないので、北へ(日本の中部地域以北の意味)へ移動が始まったか、 その準備中だろう。 ため池の堰堤から50mから100m近く離れた山の麓近くを左右に泳ぐ少数のオシドリ。〇 § × 後 記 ここ1週間余りほぼ毎日家庭菜園にでかけて、作業を致しました 土の掘り起こしと雑草の除去 苦土石灰の散布と牛糞や化成肥料の散布 長い雨天続きで湿っていた土の乾燥を待って、肥料と土の混合を行い、ようやく種物谷 の移植ができる所まで来ました。 また、この間、毎日のように西北の冷たい風が吹き、いささかつらい場面もありましたが 快晴の陽射しに助けられての作業でした。 なお、当分の間、畑に通い春物の作業を続ける予定です。
2020年03月29日
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はじめに この冬は、暖冬気味ながら天候不良で畑は、湿りけが多くて手入れと新規の着手もなかなか 手足が出ない日が続いた。この頃、晴天が続き、作付けの準備で毎日のように出かけている。 また、カメラはク-ルピクス900のみで、野鳥を追いかける日々が続いて一眼レフの撮影は 全くお休みの日々だったが、3月20日(金)畑に持参して撮ってみました。1.土手と畑の溝に進出したオオイヌノフグリ 今、田んぼの淵に見る野草の中では最も奇麗な花。 その種の形からオオイヌノフグリの名前がついているが、別名の「星の瞳」に賛成したい。 2.ヒメオドリコソウ 花の形だけ見ると、やや「ホトケノザ」に似ているといつも思う。 3.土手に咲くタンポポ タンポポもその種類は多いと思うが、今はこの種類の花が目立つ。 セイヨウタンポポと思うが、確かめてない。 4.工作中の作物に絡むことの多いホトケノザ お花の下に見える葉の、その連なりが「仏の座」に似ている所からの命名らしい。 我々の家庭菜園の近くにある休耕田にて、無数に広がり咲きまくるホトケノザ。 ヒメオドリコソウがやや畑や田んぼの岸、野道などで出合うのに対して、ホトケノザは tなんぼの中に多いように見える。このテ―マとしては余談ながら、畑の土手で咲く菜の花 (ク-ルピクス900での撮影) 畑でも昨年来の野菜で、取り残しの大根、水菜、㈱、チンゲンサイなどの花が目立った。 水菜の花 この花は水菜の花で我が家の畝の一つの景色です。先端はブロッコリ-で今も食べてる おおよそ180坪の面積の田んぼを、今では5人が分担して野菜作りをしている。 秋冬物から春夏向けの作物に切り替わる今の時期ならではの風景でもあります。久しぶりに一眼レフを操作してみて、撮影の瞬間はピントもあっていて、これならそこそこに撮影成功・・・と安心したが、マクロはむつかしい。三脚などピントの維持?を助けてもらわないとトホホホだと、悔しい! やがてこの田園地帯には、ムラサキサギゴケやオドリコソウ、トキワハゼが咲き、オランダミミナグサ、スミレなどが咲いているので、学習を怠っている一眼レフでの撮影のマスタ-にも心が動く。余談ながら: 畑や空き地で、オレの縄張りと意地を張ってたたずむツグミ 工業団地の優に300坪以上ありそうな空き地で、”ここは俺の縄張りだよ”とばかりのポ-ズ 可愛いいポーズですが、本当はあたりを警戒しているとか。 ヒタキ科で、ジョウビタキやシロハラなどの仲間。ツツツ…と歩いてはこのポ-ズ。 〇 § ×
2020年03月23日
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はじめに この友が丘へ移住してからちょうど30年が経過しました。 新しい街ですから皆様もほぼ同じ時期に移住されたお仲間です。 その中で、ある時、このタカサゴユリが我が家の中庭の東南の隅に飛んできました。 兵庫中央病院の土手にて 地主に一言の断りもなしで失礼千万ですね。しかし、高速道路沿いや街々の個人宅にも公平に 侵入したところが、このお花らしいといえるかもしれません。さて 今年の花に出合うたびに写真を撮ってみました この2枚は、あるご家庭の庭から歩道に伸びたタカサゴユリ いずれも赤紫のラインは不鮮明ですが、花粉は赤褐色です。 見た目で識別が難しい交雑種?(「身近な雑草の不思議」森昭彦著) 別のご家庭の塀の外側にて 理由は不明ですが、住宅地のタカサゴユリらしい株は、沢山の花がついていた。 山陰地方では、1株に50個の花をつけていた(「身近な雑草の不思議」 引用 公園の1株、一つの花の例 屋敷内の例-1 野球場と陸上競技場の外周、山際の花 この花は赤紫色のラインと花粉は黄色い。交雑の例、見本かもしれない。 赤紫色のラインが見えない。花粉は赤褐色らしい例 病院外側の土手に点々とタカサゴユリらしい赤紫色のラインが見えた例 自然の草地、林縁などではこのように1株に1個の花が一般と見えた。 また、数株が10m近い感覚で見られる。野球のグランド、陸上競技場の外周などでも株が 多いが、近接していないのが特色でした。 別名ホソバテッポウユリ 葉が細長いことも特徴(「身近な雑草の不思議」より 上の例よりも2倍ほど葉が細長い例がしばしば見られた。 改めて、ご家庭の庭の内外に育つ株では1株当たりの花数が多いことも不思議です 今回、約一月の巡回中に出合ったタカサゴユリの写真の中から、いくつか掲載させてもらい ましたが、野球場の外周にあたり森影の1株に黄色い花粉の花が見つかりましたので、来年は 撮影の際、花粉の色にもっと注意を払い、交雑の具合に注意を払いたい。 専門情報の紹介 「身近な雑草のふしぎ」 サイエンスアイ新書 森 昭彦著 20102.25発行 野原の薬傷・独創から道草まで、魅力あふれる不思議な世界へようこそ。 214~215ぺ-ジ その冒頭部分の一部 「・・・・陽射しの強い7月から10月にかけて、高速道路、国道沿い、駅前の植え込みなど 驚くような場所で美しいユリ畑を見かける。タカサゴユリである。 園芸店でおなじみのテッポウユリ に似ているが、花が一回りも大きく、一つの茎から5個、 多い場合は10個も咲かせる。 どこまで元気かと言いたくなるほど、種つきもよく風まかせに旅をして、どこであろうと も文句を言わずに小さな芽を出す。初めての年は小さなまま過ごし、塊根にしみじみ貯蓄する 翌年から一気に頭をもたげ、ひどい荒れ地に清楚は花畑を作ってしまう。 ・・・・・以下略 1. ユリ科 2. 背 丈 50~150㎝ 3. 花 色 白をべ-スに赤紫のラインが入ることが多い。 4. 別 名 細葉テッポウユリ 葉が細長いことが特徴。 テッポウユリとの見分け方 テッポウユリの花粉は黄色であるが、タカサゴユリは赤褐色。〇 § ×
2019年09月10日
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サギソウ ラン科ミズトンボ属 2013.08.20 撮影 今は20株ほどに増えているが、この写真の頃には数株で、球根の増加により株の数を増やす 仕組みのマスタ-も行ってきた。 2014.08.19撮影 距にため込んでいる蜜を吸える蛾の候補を絞るために、驚くほど手の込んだ仕組みになっている。 お花も開花後、しぼむまでの時間が長い。1) 今年の花の数々 下の写真は上の写真の花を別の角度から撮影したものです。 同じものをやや別の角度から撮影した物。ほぼ満開の状態で、お花が19あります。 今蕾の株が開花した時で、合計22のお花が今年の成果です。 上掲のサギソウの部分部分の写真 お花の構造 : 拡大図 ウイキペディアから借用 (1) 中央の入り口は距の入り口 特定の蛾のみここから差し込み蜜を吸うことができる (2) その上の二つの白い球は粘着鯛で、バナナ状の葯の筒の中にある葯につながっている (3) 蛾が蜜を吸うために接近しするとその体に二つの白い球がくっつく (4) このことにより子のサギソウの雄しべは、蛾に移り別のサギソウに飛んだ際、雄しべ 交配できる。 (5) 劣性遺伝を避けるサギソウの工夫の現れ 参考ブログ、hp 沢山あります。 それらを参考にして、私なりに作ったブログのぺ-ジ 2014.08.24 https://plaza.rakuten.co.jp/inosisi72/diary/201408240000/ 2) 専門情報 (1)距とは? :三省堂大辞典より抜粋 ア) 咢や花弁の基部にある袋状の凸起、中に細長い蜜腺がある。 ラン、スミレ、ツリフネソウなど。(花壇の花にもあります) イ) 鳥の蹴爪(けづめ) サギソウに関してはア)項です。 ウ) サギソウが距を持つ狙い 特定の蛾のみ、この長い距(蜜腺)の中の蜜を吸うことができる狙い。 交配の花粉を運ぶ虫の絞り込み。3) サギソウのマンホ-ル(蓋) 姫路市 姫路城の前、道路で撮影したもの。 丹波篠山市 今田
2019年09月07日
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はじめに ナツスイセンの花 ヒガンバナ科ヒガンバナ属 原産地 : 中国 夏に咲く推薦の仲間という意味からの命名だそうだ。有馬富士公園のセンタ-から中庭の築山広場などに咲きます。 築山広場の風景 この画面の中央から左側にナツズイセンが咲いております。2019.08.04現在 10年余り前に、ここに25000個の球根を植えたことが新聞で話題になったことがある。 今わかなり減っているとみておりますが、それでも範囲が広くて楽しめます。 かつては密集した株の丘でした。 それにしてももっともっと株が増えるような気がします。 たぶん8月15日頃までナツズイセンの。お花が見られる事だろう。お楽しみください。 2019.08.04現在のの築山のナツズイセン 〇 § ×私は、数日に1回は遊びの王国から花の王道、そして花の道を経由して築山広場を経由して有馬富士公園の森の小道を逍遥しながら、今は主として蝶の出合いを楽しんでおります。 その一例です こんな蝶に出合います 2019.07.08 撮影 1. この写真は裏翅ですが。表翅と名前はこれから探します。宿題 2. 夏休みの宿題で完結できれば幸いです。 こんな裏羽であっても、表羽がどんな色で、模様がどうなっているかわからない。 その実例として”ルリタテハ”も見て頂きましたが、このように蝶には謎がおおい ように思われます。
2019年08月06日
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はじめに今、頭の中は大方「サトキマダラヒカゲ」と「ヤマキマダラヒカゲ」の見分け方やオオムラサキとの出合い探しなど蝶々のことで、てんやわんやです。 サトキマダラヒカゲ 友が丘のけやき公園、桜の木にて ちょっと横道にそれますがこの蝶もこのように何かに止まっている時、こんな形で翅を開かない 「ヒメウラナミジャノメ」などは、停止中にすぐに翅を開き表翅が全開になる例が多い。 閑話休題しかし、それでも今頃に咲く花も可能な限りカメラにおさめながら過ごしております。 アメリカフヨウ 2019.07.21 開花 我が家の西北側の塀沿いの花で、毎年こんな花をつけてくれます。 この傍に、ホトトギスの株が数十本あって今成長中です。まだ「ルリタテハ」の毛虫 は見えませんが、近くをルリタテハが飛んでいるらしいので、いずれその毛虫との ご対面も遠くないと思います。 女郎花、オミナエシの花も咲き始めました。 きっと昔は野の花だったはずだと、ご近所の方々と数日前に噂話の一コマ。 あえて独断と偏見で申し上げれば、この三田市内でもこの花なが見られるのは、どこそこと 我が家くらい・・・そのくらい減ってしまった昔の野の花。 奈良時代の山上憶良さんが嘆いている? オトコヘシと呼ばれる仲間の花が、市内で自生しているのを見つけてワクワクしていたら、 いつの間にか行方不明、悔しい!キキョウ 桔梗 白い花も咲ております。ムクゲ これらの花にくわえて、今の季節の花としてオシロイバナも健在です 江戸時代の博物学者貝原益軒さんの命名らしい、南米の花、ぺル-の驚異の別名もあり。一株に赤、白、黄色などの花?その種をつぶすと真っ白い粉が出てくるので、おしろいの粉に見立てて命名らしい。ヤブランの花 大原の農家にお譲りいただいた株が増えて、今では庭にいっぱいです。雑草対策も兼ねているので、増えるのは有難い。いわゆるお花ではありませんが、庭で健康美を誇るミニトマトの実 今年の苗が豊作型の品種らしくて、沢山の実をつけてくれます。孫の好物、 赤花夕化粧 2019.08.03 挿入 2019.08.03 朝、玄関のプランタ-に”一言のことわり”もなく居座っている花です このブログに着手した10数年前には、大原の草原で数株みて、ほくそ笑んだもの。 この種の例として、”トキワハゼ” もあり、その内その花も鉢などにみられる。我が家を出て出合う花野山を歩くことが多いのでお花との出合いはあまり多くありませんが。福島大池の山側、棚田で咲く蓮の花 昨年に比べて、かなり花数が少ないように思われます。ヤブカンゾウ ユリ科ワスレグサ属 原産地 中国 雄しべの一部が花びらになり、先端に花粉があります。今年はこの花が見れれる地域が一段と広がってきた金治です ボタンクサギの花 お花が牡丹に似ていて、その香りがあまり喜ばれないタイプなので、こんな命名らしい。 ジニア・エレガンス 別名 ヒャクニチソウ お花のみでごめんなさい。 ノーゼンカズラの花 我が家のはアメリカノウゼンカズラで、花の形が違います。 ユリの花 ヘメロカリス? クチナシの花 有馬富士公園 花の講堂の通路にて きのこ 武庫川の堤の上の歩道で時々出合います。 初めて見ました。 武庫川の土手道は約30年間、歩き、走り、自転車の活用によりみてきましたが、この ようなキノコは初めての出合いでした。 大原や川除、或いは対岸の貴志は弊政年ごろに完成した大胆な(私の思いこみ?)改造 により、堤の真上の道路の両脇は桜の大木により景観に大きな豊かさも感じられますが 堤の真上は雑草の進出と栄枯盛衰のオンパレ-ド。 その変化を忠実に記録したら、すざましいものがあると思います。 セイヨウヒキヨモギ コバンソウ アメリカネナシカズラ 日本のネナシカズラも青野川の土手で見られます。 ヤセウツボ オオキンケイギク セイタカアワダチソウ コモチナデシコとイヌコモチナデシコ その見わけ方については大いに楽しみました。 今では県道三輪―後川線や我が家の前などすざましい出現。 その他、クララなど キノコ 福島大池の外周道路にて 福島大池の西南にある外周道路の背後は大きな森。なおかつ、全体としてvの字型の窪み にあるので、例年キノコが生えやすいようです。 種類は分かりませんが、見ながら歩いていて、このような3個の連結を面白く感じて撮影。〇 § ×後 書アオダイショウ(青大将)に福島御池の外周道路から有馬富士公園のセンタ-へ戻る通路の付け根、道路の路肩で出合いました。1. おおよそ2m2. 大きいのに(*_*)、おとなしいので怖がる必要はあまりありませんが、出合い頭でもあり、 双方が、さてどうしようか?じっと考え込んでしまいました。すごくまじめ。3 そんな感じでしばらくじっとしておりましたが、こちらが根負けして失礼しました。4. なんでも撮影する私、この時も撮るかな? と思いましたが、やめました。 ブログで紹介して、卒倒する方がいたら気の毒。5. シマヘビなど、蛇類は結構出合いますが青大将は初めて。
2019年08月02日
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はじめに半夏生(ハンゲショウ)は節季としては7月2日頃とされておりますが、その事にかけて半夏生の葉が白くなり、7月2日頃を境に元の緑に戻る植物の半夏生が話題にされることで、24に分けられた節季に意味を見出した祖先たちの御気持ちに想いを馳せる。また、半夏生と名付けられた花は、この頃に咲く。花の傍の葉が一部を残して白くなる。そんな所から”半夏生”の名前が生まれた。また、葉の片面のみ白くなるので”カタシログサ”と呼ばれることもある。 ”ハンゲショウ”の株にも水がたっぷり回り、その葉が白くなることを願っております。今年の日照りで、水不足の半夏生 ドクダミ科だそうです。昨年の半夏生 2018.06.20 人の目で見たその差に比べて、写真で見る差には違いを感じませんが、実際は水不足の被害がかなりありました。26日(水)梅雨の雨も降ったし、これから幾分生き生きした半夏生の白い葉も元気を取り戻すことだろう。 2012.07.04 京都市 蛸薬師前の民家の塀外に置かれた木箱の半夏生 初見の半夏生。いかにも京都らしいと思いました。 三田市内でも旧家の庭の池で見られました。庭では日本の百合をかけ合わせた花”トライアンファ-タ-”が花盛りです。お楽しみください。 この写真を撮影中に何かを感じて横にあるヒマラヤジョウリョクヤマボウシの枝先を見たら そこにナミアゲハ【アゲハチョウ科、別名アゲハ)のつがいがいました。 その内、この庭に生えているヒメジョオンの株に宿る風景にも出合えそうです。 この時期は”ドクダミ”の花も満開です 槇の木の下には、ドクダミとホトトギスの株があります。 木の根元付近はドクダミが占領して、ホトトギスは負け気味ですが盛り上げた土の外縁 にはホトトギスの株もしっかり育っており、やがて蝶の”ルリタテハ”のさなぎである毛虫が 見られることだろう。 2019.06.29(土) 雨は降っておりませんが梅雨らしい曇り空。 カメラを持ち出したついでに、ご近所でハイブリッドリリ-のトライアンファ-タ-づくりの 愛好家の庭を拝見しました。 ハイブリッドリリ- ”トライアンファ-タ-”のすごいこと!。 〇 § ×あとがき スイスの町に見たゼラニウムの花極端な言葉ですが、どの町もどの家も、一階も二階もの期先はゼラニウムの花がいっぱい。例えば、この町でもほとんどのご家庭が庭先にこのハイブリッドリリ-”トライアンファ-タ”の花が咲いていたらどうだろうか。町中がこの素晴らしい香りに包まれ、花の美しさに酔うことでしょうね。毎年、この時期が来るとこんな想像で過ごしております。
2019年06月29日
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前編のあらまし 5月254日(金) 県道沿いに歩道を歩き、瀬田橋から武庫川の歩道を歩きながら植木や草花の観察と撮影を行った。 セイヨウヒキヨモギやコモチナデシコなど、観察を楽しむことができた記念的野草がこの辺の 堤防上の歩道の周辺と、武庫川の中岸に出現したので訪問回数が多い場所だった。 例 セイヨウヒキヨモギ 武庫川の堤防道は、昔と変わらずジョギングを通じてマラソンの練習や、ウオ-キングの 人が行き交い、また歩道の両側の野草は厳しい生存競争を繰り返しながら、今、勝ち残った 野草が”当たり前”の顔をして見えている。 想像以上に厳しい生存競争にさらされているのに我々は全くと言ってよいほど気が付かない。 前号に続き、武庫川べりでなじんでいた野草、木で印象に残る例を挙げておきたい。 メドハギ 目処萩 マメ科ハギ属 開花 8月~10月 2012年6月の写真ですが、花期が秋であり、親しみにかけるきらいがある。 名前にビックリ (*_*) マメ科のクララ あまり広がりませんでした。 文学的名前の”クララ” 実は、この木の根を齧ると苦くてクラクラするところからの命名とか。 様々な出合いに元気をもらいながら、歩き回ったことが思い出されます。さて、武庫川と川除の田園地域を横切り大原の丘陵にある住宅街から友が丘や兵庫中央病院のある林縁に戻ってきました。今回のポイント ○○荘園町と名付けられた街ですが、○○荘園とか○○荘園町という名前は、かつては日本国内 の多くの地域に存在したらしい。三田市内でもここに一つ残ったものらしい。 その一画に、アヤメらしい花が沢山咲いていた。季節は梅雨から夏に急速に移り変わりつつ あるが、そのお花にモンシロチョウが来て、飛び回ったのでピンボケぎみで速射した映像です。 こんな花の咲いた花壇にモンシロチョウがきて、ひらひらがきて、ひらひら、ひらひら やがて、時々花に止まり吸蜜しているらしい景色にであった。 ほとんどひらひら飛び回ってい居たが、時々花に止まってくれた。 シロチョウ科モンシロチョウ亜科 「美しい日本の蝶図鑑」引用 家庭菜園などに大根やカブ、その他の葉物の花が咲いている時にはモンシロチョウもその 花で吸蜜しているので、絵にかいたような静止の写真も撮れるが、いまはほとんどひらひら 飛んでいるので撮りずらい。 モンシロチョウとは: 1. 日本産チョウ類の最普通種の一つ 2. ほぼ日本全域に分布。 3. 食餌植物としてキャベツなどの栽培植物をとりわけ好むほか、イヌガシラ、タネツケバナ などの耕地植物もよく利用するため、農地とその周辺の草地で特に多く発生する。 4. モンシロチョウ亜科の仲間 家庭菜園で試みた撮影 (今回の趣旨とずれておりますが、モンシロチョウの情報の補完ねらう) この時期にはモンシロチョウもモンキチョウも静止しないで、もっぱらヒラヒラ飛び回っている が、時々静止する。その時の写真。 シロチョウ科モンキチョウ亜科のモンキチョウについて 今回の主題とは異なるいますが,モンシロチョウと同じ環境で見られるので、載せた。 「美しい日本の蝶図鑑」参照 モンキチョウ 次の写真も同じモンキチョウですが、撮影角度などで別物にみえる。 モンシロチョウ同様に畑とその周辺の田んぼをひらひら飛び回り、静止状態の撮影は困難で あったが、たまたま、或いはなぜか畑の草地に沈み込むように止まった。 傍によっても逃げないので、比較的ゆっくり撮影できたが、その理由は不明? 普通、ひらひら飛び回り、静止状態の撮影チャンスはないが、この時は急に畑地の草むらに 沈み込む形で静止した。 その1枚で、黄色い紋(中央は白)の傍にコムシがいる・・・ここに移動した時に来たかも? 1. 主なる仲間 以下は「美しい日本のチョウ図鑑」引用 ツマグロキチョウ、キタキチョウ、ミナミキチョウ、タイワンキチョウ、ミヤマシロキ チョウ、 エゾシロチョウ、ヤマキチョウ、スジボソヤマキチョウ、モンキチョウ ミヤマモンキチョウ、ウスキシロチョウ、ウラナミシロチョウ 2. 本種のメスは白色型と黄色型がある。 3. オスは黄色型のみ。
2019年06月13日
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まえがき昔は、瀬戸橋と三田大橋の間の武庫川土手道を循環するか、片道の利用で、様々な草花の観察を行い、その年々の進行と変化をこのブログでもお知らせし、見ていただきました。 もっとも新鮮に感じ、驚きもしたセイヨウヒキヨモギ ゴマノハグサ科 ヨ-ロッパ西部原産 2013.05.28 と2013.06.03の写真 武庫川の改修工事後、まばらな雑草群の中からこのセイヨウヒキヨモギが増えていった。 今は、よく注意して歩いていると、場所によってその存在がわかる程度、栄枯盛衰を感じます。 不気味に感じたものの一つ : ヤセウツボ ハマウツボ科 ヨ-ロッパ、北アフリカ原産 爆発的ではないが、じりじり増えていっていることを今回のウオ-キングでも感じた。 瀬田橋から川除上橋の間、歩道の両側に点在の姿を見ながら歩いた。 イヌコモチナデシコ又はコモチナデシコ ナデシコ科 ヨ-ロッパ減産 武庫川で出合った後、市内で特に各地の道路沿いに進出する様が印象的だった。 花数が少ないので、見栄えがしないが、草そのものは勢いが強くてその広がりは素早くて 驚かされる存在です。これらの他にも、次から次へと流行し拡大する野草がかく多くて、武庫川の外周道路の左右を観察して歩くことは、楽しみの多い日常だった。そのことは今でも全く変わっていないが、有馬富士公園方面や三田御池など四方八方に歩く先が広がり観察するものも野鳥や蝶々、トンボなど様々。それだけこのブログも立体的になったか?以上を前書きとするが、一部県道沿いも含めて出合った草木の花を観察し他ので、その概略を見て頂きたい。尚、対岸の草の中には”小判草”が三田大橋近くまで観察できるはずです。 1. 工業団地や市民病院付近で今、多く咲いているシャリンバイ 2. 野ばらの花 3. スイカズラ スイカズラ科 ここから瀬田橋を横切り、武庫川の土手道を川除上橋に向かった下った。時々、カルガモの親子連れが土手を登り、土手道からさらに右下にある田んぼに向かって歩く様に出合うこともあるので、ちょっと身構えた。 4. オオキンケイギク キク科ハルシャギク属 北アメリカ原産 5. ヒメジョオン 姫女苑 キク科ムカシヨモギ属 北アメリカ原産 個の土手道にヒメジョオンの花が咲きそろうと、大げさに言えば雪化粧のような感を 呈しますが、今はこんな蕾が発達している時期です。 6. ヤセウツボ ハマウツボ科 ヨ-ロッパ、北アフリカ原産 (再掲) 7. アカツメクサ マメ科シャジクソウ属 ヨ-ロッパ原産 8. シロツメクサ マメ科シャジクソウ属 ヨ-ロッパ原産 瀬田橋から川除上橋の間,約1kmの間になんとシロツメグサはこの1株だけだった。 アカツメグサが無数に生えていて、花数も多いのに何故シロツメグサが少ないか? 不勉強ですが、ともかく不思議です。 9. ニワゼキショウ 10. キバナショウブ(黄花菖蒲) 別名 キショウブ(黄菖蒲) 中岸にまとまっていさいておりますが、その名前は推定です。 ここまでが武庫川の堤防上の歩道の左右を観察して撮影した主なる草花のあらましです。季節が変われば、この堤の野草の姿も変わります。秋になれば、「アレチヌスビトハギ」が繁茂し、その花もにぎやかです。また、少女雑誌に出てきそうな名前「クララ」の株と花も咲きます。マメ科の名前で、その花は「ナンテンハギ」などに似ておりますが、ものすごく苦くて、試しにその根っこなどを噛めばその苦さで、思わずクラクラ指定しまうところからの命名らしい。さらに、かつて、隆盛を極めた「オオキンケイギク」も今ではご紹介した小さな群れで所々に花が咲いているぐらいです。また、地味な花ながら満開の時期にはその辺が真っ白になる「ヒメジョオン」も今は、ぽつりぽつりこんな感じの風景でした。〇 § ×あとがき5月24日(金)は三田市民病院へは我が家からおよそ3.5kmぐらいですが、この日は歩いてゆくと決めており、帰りも武庫川べりを歩いて下り、川除上橋付近にあるマックスバリュ-でコーヒ-ブレイク後、川除の田んぼ道を歩き,JR福知山線や国道176号線をまたいで大原翔園町に入り末が丘小学校前から帰宅しました。〇 § × あとがきヤマボウシ、ジョウリョクヤマボウシ、ヒマラヤヤマボウシなどヤマボウシ系の花もあちこちに見られる季節になりました、 1. ご近所のジョウリョクヤマボウシの花 秋になると大きな実がなります。食べられそうですが、まだ口には入れておりません 2. 我が家のヒマラヤ(常緑)ヤマボウシ この花も秋には実をつけると思いますが、こんなに花が咲いたのをみるのもはじめてです どんなに熟れるのか楽しみです。 シジュウカラが来ました。 秋に来て実をつついてくれれば嬉しいのですが・・・・このままではご紹介の機会がなくなるので、ここでご紹介です。勿論、普通のヤマオウシも町内は勿論そこかしこに白い花に出合います。ハナミズキ(アメリカドッグウッド?)は咲き終わっております。
2019年06月09日
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初めに(おさらい)茎が細くて、それに附属する葉も松葉のごとき有様。風に揺れるさまは何かはかない風情です。しかもこれまでこの町内では、公道の目地でしか見られない有様でした。 2014.04.22 我が家の近く、道路の目地とマツバウンランの株 2014.04.21 その目地とマツバウンランの株立ち 目地の様子をはっきりと撮るとお花がピンボケ。難しいです。 マツバウンランやツタバウンランはお花に距がある。 その参考として同じウンラン属の「ヒメキンギョソウ」もフラわ-タウンの花壇にて 花壇の花らしくて、沢山咲くので花にある距も沢山観察できたことを思いだしました。 マツバウンランの花は今でも撮影が苦手でありますが、今回は道路の目地から歩道に設けられた 花壇で、地面から伸び、根出葉も比較的見やすいので、その撮影も幾分楽でありました。花壇に咲いたマツバウンラン その花 この程度の群生ぶりだった。 松葉に似ているとされているその葉 か細い茎と細長い葉、ともに撮影には汗をかきました。 根生葉のあらましと3輪生の葉 もっとも根生葉らしい写真に出合った。 地面に沿って伸びている。3輪生の葉の出方は見ずらい。 道路端の目地の花ではなくて、初めて花壇に進出したマツバウンランを見たし、時期的にも まだ若い葉と茎だと思った。 距について 中央にとがって見える部分が距らしい。 その部分の拡大と右端の花の横からは花にある白斑の盛り上がりもわかる。 お花の後方から出ている細長い部分が距。ここに蜜が溜まっていて、受粉を助けているはず。こぼれ話 この花に初めて出会ったのは大原の道路沿いの小さな丘の下端で、2,3本が立ち花をつけていた 今はそこには無いが、この友が丘の3つの町の道路の目地にはしばしば見つるようになった。 超群生群は武庫川べりで堤の上の道の外側で田んぼの岸に相当する部分だった。びっくり! 現在その群れは大幅に減少と思われます。 マツバウンラン情報 ウイキペディアによる情報 1. 学 名 Nuttallanthus cadensis 2. 科 名 ゴマノハグサ科ウンラン属 1年草又は2年草 3. 和 名 松葉海欄、マツバウンラン 葉の形が松葉、花がウンラン(Linaria japonica)に似ているところからこの 名前が付いた。 4. 形 態 高さ20~60cmの先端に紫色の花をつけ、下のほうに細長い葉をつける。 生 態 花期は4月~6月。 花の下唇の中央部が白く(白斑)ふくらむ。花の後部に距がある。 這う茎の葉は3輪生する。 5. 分 布 北アメリカ原産の帰化植物。 6. 仲 間 オオマツバウンラン 花の中央の白斑が無い。 7. 生 育 道端や芝生。 場 所 〇 § ×
2019年06月04日
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まえがきマツバウンランの生育環境は道端や芝生とされているその道端について、マツバウンラン以外の野草について、ちょっと触れておきたい キュウリグサ ムラサキ科キュウリグサ属 ものすごい数である。別名”タビラコ” 草をもむとキュウリのにおいがするらしい。 ワスレナグサをご存知の方は、”似ていると思われるだろう。その通りで畑で何かと話題になる ハナイバナ(葉内花)はお仲間で似ている。 ポピ- この辺では群生とは言えないが、町内全域でポツンポツンと咲いている。 また、今は花が負えあったが、ハナニラもいつの間にか町内全域の道路花壇に定着した。 ハナニラ 昔の文学的表現に”疾風怒濤”と表現する言葉がある。 様々なものが、いわばエネルギッシュに押し寄せてくる坂を言い表しているはずですが、今、この町内の道路花壇や屋敷の木下、公園、道路花壇や道路の目地に野草に進出が巣覚ましくて驚きのr時の一語に尽きます。今回は、マツバウンランが育つ環境として、様々なのお花のご紹介です。 赤花夕化粧 いっそ爆発的拡といっても過言ではないだろう。 国道沿いの空き地などは、驚きの買い被り! ヒメフウロ 我が家もご近所も塀外の植木の下、目地などに目立つ。 我が家の中庭にも進出開始です。 ヒメオドリコソウ 中庭にも進出済み。オランダミミナグサやトキワハゼなど中庭に進出済みです イヌコモチナデシコ 1株に1度に咲く花の数は少ないので、にぎやかな風情ではありませんが、強い。 我が家の周りの道路の目地にたくさん進出。 茎はこんな感じ ハハコグサ 道路端の目地に多い。 道路の目地に並んだ様子。 【】 ハルジオン(春紫苑) キク科ムカシヨモギ属 原産地 北アメリカ ヒメジョオンとの区別は、その一つ 蕾がしだれるのがハルジオンとされている 茎を折ってみると、中空になっているのがハルジオン。 後日、ヒメジョオンとの比較でご紹介できるかもしれない。 2019.05.23 挿入 ヒメジョオン 寸描 我が家の前の道路の目地を見ながら町内を歩いていたら、なんとヒメジョオンが目地に3株 生えてました。ハルジオンとの見分けの部分を載せます。 蕾が垂れ下がらないので区別できる、念のため中芯を見ると空洞ではなかった。 このところ武庫川の両岸を歩いておりませんが、おそらく土手道の両側あるいは土手の 半分は子のヒメジョオンなどで真っ白くなっているはずです。 小判草 :武庫川の土手道にもたくさん見られます。 昨年も5月1日に出合った町内の小判草、今年はその現場には出かけておりませんが、きっと 昨年以上に咲いているはずです。 同じ町内で2か所遭遇している。お年はもっと増えているだろう。 ニワゼキショウ アヤメ科ニワゼキショウ属 こんな折り紙の如き花の姿に出合います。 開花の途中の段階だと思いますが、情報不足です。 この、折り紙のような姿が面白い、興味津々 その1 次の主題であるマツバウンラン 少なくとも、ここ数年前までは武庫川べりの道路のの方に群生していたし、この町内では 道路と溝の境、目地から出てその細い茎と花が目についた。 それが、いつの間にか路肩での生育が減少して花壇の中に群れている 次回はマツバウンラン、その次にはツタバウンランのご紹介を予定しておりますが、ツタバ ウンランが町内をめぐる道路の花壇である程度まとまって芽生え、開花しているのに対し ツタバウンランは、個人のお宅の玄関先です。 市内では宅地と道路の境でも、撮影に差し支えない環境と判断できる場所が3か所ほどあり この花の様子のご紹介には支障がなさそうです。〇 § ×
2019年05月25日
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はじめに 今回は庭の西の隅で満開を迎えたジャ-マンアイリスと南の角でわずかに育つイチハツ、 それにご紹介済みではありますがシャガのご紹介です。 特にジャ-マンアイリスは、園芸品店で購入した物ではなくて、ご近所のご家庭が垣根で 繁茂しすぎて始末に困り、廃棄した根茎を入手して育てたものが今では中庭で3か所、玄関先 2か所育ち、毎年沢山を花を見せてくれます。 根茎を地面に置く・・・こんな育て方で十分という性質に不思議を感じます。ジャ-マンアイリス 満開の花 いろいろなアイリスを複雑に交配してつくられ、「虹の花」と称されるほど豊富な色彩 の豪華な花を咲かせます(色・季節でひける七の辞典820種から引用) 下花弁の元にブラシ状に突起があるのが特徴で、欧米ではヒゲアイリスと呼んでいます。 中央にひげ状のものが見えますが、その上にめしべ(柱頭)らしいものがあります マクロ写真の失敗ですが、ヒゲ(ブラシ状突起)と雄しべ、めしべがわかる感じです。 イチハツ ご近所の方に根茎?をお譲りいただいた物がそのまま続いております。 判りづらいと思いますが、花の中央にめしべらしい物があり、それに付属して白いおしべ らしい物が写っております。シャガやジャ-マンアイリスなどに見かけの差がありますが イチハツの交配機能部分だと思います。 一般にお花は、めしべと雄しべが目につきやすい成り立ちに見えますが、このイチハツも ジャ-マンアイリスやシャガなどと同じように、人の目にはわかりづらい構造ですね 中央の3枚の裏側にめしべや雄しべがある。 この白いサンゴ状の物の役割が何か? 小さな虫が雄しべやめしべに近づくための補助物 だと思いますが。 1. 科 名 アヤメ科アイリス属 2. 学 名 Iris tectorum 英 名 Wall iris 3. 別 名 子安草 トビオクサ スイラン 4. 原産地 中国 シャガ 5月9日付で、庭に咲くタイツリソウ(ケマンソウ)の花のご紹介をかねて、シャガも 見ていただきました。 花弁の突起物 この突起の役割は何か?めしべに向き合っている。 めしべと雄しべ その上にあってサンゴ状のものはめしべの付属物。小動物が運んできた 花粉を掻き落とす役割とか。 アヤメ科の花の性質に関して、さして詳しい知識の持ち合わせもありませんが、3倍体 と言い、種ができなくて大昔に中国から日本に持ち込まれた1株?の遺伝子がそのまま 広がっているという…信じがたいお花ですが、兵庫中央病院と友が丘の間にある疎林に 育っている株を入手すて庭に移植したように記憶しております。 つまり太古からの増やし方、育ち方をそのまま踏襲したわけです。 花びらの淵が細かく切れ込んだ優しい花姿で、日航があまり届かない林の斜面などに群生。 白地に紫と黄色の斑が入った花は1日でしぼみ、毎日違った花が次々に咲きます。 「色・季節でひける花の辞典820種から引用」
2019年05月13日
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まえがき 2019.05.01 令和元年寒さ除けで室内へ取り込み保護しているプルメリア(ハワイの花)がたくさん開花小枝の先端から花の枝(ちょっと怪しい形容ですが)が伸びその先端に蕾の群れが形成されます咲き終わった花が落ちると、次々に花が開く優れものです。なかなか寒さが終わりませんが、近々庭に出して太陽の光に充てる予定です。さて :ケマンソウ 別名 タイツリソウ (ケシ科ケマンソウ亜科)コマクサ属 鯛を釣り上げた様に似ている花 並んで垂れ下がる花の姿が、仏堂の欄間の飾り、華鬘、ケマンに似ているらしい。 庭の一鉢に咲く花の様からケマンソウの観察 この株は、たぶん故郷の我が家の庭にある株を帰省の際掘り起こして、こちらで育てた株。 つわぶきと共に両親など故郷を感じまず。 一鉢の花の姿。 昔の農家などは、植木屋さんでしょうか適当に植えていった花などが、様々に育ち、鼻をつける ものの、子供たちはその由来など全く知らないまま育ち、大人になって郷里を離れた時、思い出 す庭の花。 ラン科のエビネもその例だろうがわが故郷の庭には無かった。 町内のあるご家庭のそんな故郷の思い出に満ちた花 郁子、ムベ(アケビの仲間) 雌雄の花が違います ある日、偶然このお宅のご主人とお話ができました。 九州のご出身だそうですが、この郁子、ムベの株は故郷から移植された由。 この友が丘だって凡そ700戸あるご家庭の庭にはこんな形で故郷も思いでが詰まった植木 や花の株が 育っている、そんなことだろうと二人で話し合ったことでした。 ケマンソウに関する wikipediaの情報 1. 学 名 Lamprocapnos spectabilis 2. ケマンソウ亜科の多年草。観賞用によく栽培され、花色は桃色のほか白がある。 3. 別 名 タイツリソウともいう。 4. ケマンは仏具の華鬘から (弧を描くように伸びる茎の先に、ハ-ト形の花が一列に咲きます。並んで垂れ下がった 花姿が仏堂の欄間の飾り、華鬘に似ていることが名の由来です)花の辞典から引用 米 仏堂の欄間の観察がいまだに実現していない。 このタイツリソウの花の撮影とブログ掲載の度にこの次こそ産廃の折にはこの欄間の観察 と華鬘の勉強をしよう…と思いながら、当日にはコロッと忘れている。 情けなさ! シャガの花シャガはアヤメ科の花で、遺伝子でしょうか3倍体と説明されている。その為、種がないので中国から日本へ伝わった1株の遺伝子がそのまま増えて、今日に本の全土に広がっている、なんとも素人には不思議な植物です。この写真を撮った庭の1株も地悪の林縁に広がっているシャガを1株もらって移植したものです。永沢寺とシバザクラ園などへ向かうバス停乙原の傍の草原にもシャガの株が数株あって、人の手が入っているのか疑問がありましたが、今ではかなり広がっているかもしれません。さて 庭の入り口で、満月蠟梅の株の下付近と友が丘の街を循環する道路に面した塀際にこのシャガが 育ち、次第に広がりつつあります。 我が家で言えば、裏側の塀と家の間、約1m幅の所へも2次的に移植。ここも今花盛りです。 続けて640×640の縮小で処理。蝋梅の足元、水仙やシャガ(西洋十二単)などの群れが にぎやかな辺りの姿です。 花弁に濃い紫と黄色の模様がある。 3倍体で実をつけないのに、実に凝った花の構造に驚きっぱなしです。 この写真は花に見える橙黄色の斑点と”とさか”の突起をできるだけわかりやすいように 拡大しました。 何故紫色の色を背景にして橙黄色の斑点とのとさか状の突起ができたのか? 不思議 その一 種ができなくても交配の行為はあるのだろうか? 花に素人と私から見ると不思議な花で、「松江の花図鑑」さんがその辺を丹念に写真で ご提示されておりますが、お花の中央に見える物は柱頭(めしべ)の付属体であり、 花柱糸 その下にスプ-ンを伏せたような柱頭があり、さらに花の根本側に雄蕊らしいものがある と説明されております。 不思議 その二 雄しべ、めしべの不思議な成り立ち ひとまず柱頭の付属物の様子 サンゴ状の部分 飛んできた虫に付着している雄しべをこのもやし状の部分で柱頭に書き落とす役割だとか。 サンゴ状の柱頭の付属物の付け根にある”へら”状の部分 柱頭 雄しべはこの写真では、柱頭の中央に見える棒状の物で、触れるとその独立した形状が わかります。 2015.03.03日と10日 私のブログもこの花の構造について勉強をしておりました 柱頭の付属物”花柱糸”の付け根にある柱頭・・・写真の手前に曲がっている。 花の奥にある密を吸うために来た虫がこの柱頭の裏側にある雄しべの花粉を身に着けて 離れ、(たぶん)別の花に移動した際、花柱糸によって虫に付着していた花粉がかき 落とされて柱頭に落下して受粉が成立する…そんな構造らし。 一日花 実はならないが、鼻が終わったころにはそれらしい物が見られます。(3倍体の不思議) Wikipediaの情報 1. 科 名 アヤメ科アヤメ属 2. 和 名 射干、著莪、胡蝶花(コチョウカ) 3. 学 名 Iris japonica 三倍体 種なし 人の手で増える。 4. 原 産 中国 5. 特 徴 人家近くの森林周辺の木陰などの、やや湿った所に群生する。 開花期は4~5月頃で、白っぽい紫の、アヤメに似た花を付ける。花弁に濃い紫と 黄色の模様がある。根茎は短く横に這い、群落を形成する。草丈は50~60センチ・ メ-トル程度までになり、葉はつやのある緑色、左右から扁平になっている。 いわゆる単面葉であるが、この種の場合、株の根元から左右どちらかに傾いて伸びて 葉の片面だけを上に向け、その面が表面のようになり,二次的に裏表が生じている。 ◎ ◆ ▲ 後 書 2019.05.09(木) くもり 庭のジャ-マンアイリス、やヒメフウロらしい花が咲き、外出するとマツバウンランや ツタバウンラン、キュウリグサなどの花が目立ちます。 また、ダッチアイリスらしい花が道端のご家庭で咲き、5月らしい気候を感じます。 改めてマツバウンランやツタバウンランについて”おさらい”をしているところです。
2019年05月09日
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キランソウの花マクロの映像です。庭の鉢に生えた一叢の中から選んで撮ったものです。庭の芝生やプランタ-、鉢などの中で、家主が許可?した場所であればどこでも目を出して生え、広がっている野草です。多分1株で、枝分かれしたものがこんな姿に広がったものと思われます。一つ一つの花をマクロで撮影して拡大知ると冒頭の640×640でお分かり頂けると思います。一見人型と言うか、面白い形でこの花が隙間なく咲く現象が見られます。 大原の林縁に生えている1株、近年この背景になる林縁を切り開き樹木や竹が急速に繁茂し始めたので、この付近の野生の株はそう長続きしそうにもありません。 この生存にとって厳しい環境の元、元気なキランソウの様子 この野草は、切り傷などに聞く薬草として珍重された例氏がある・・・などと大事な草だと思い混み、その上その当時としてはこの辺にしか生えてないと思い込み、それはそれは大事にしてきました。実際は、この大原などのの山の土手なにかなりたくさん生えていることがわかり、いまではこの大原の林縁の野生の株が自然消滅しても仕方がない。そんな風に思っております。また、様々なご家庭の花壇に移植されて元気に拡大成鳥している様のお話も聞かされました。 我が家の芝生の縁 その元気のよい拡大ぶり。決して移植したものではありません。いずれ除去予定。 私が仲間とお借りしている家庭菜園の岸のキランソウの株の様子 撮影が下手ですからお分かりになりにくいと思いますが、伸び上がった雑草の底にしずんで いるキランソウです。米畑の周りの土手は雑草がかなり多く茂っており、例年だとこのキランソウの花も適当に 観察できました。 今回この撮影のために畑の周りの土手を歩いてみたら、雑草がかなり多く繁茂してました。 決めつけることはできませんが、近年岸焼きが徹底的に禁止となり、農家の方々も我々 畑を借りている者も頭を抱えているのが実態。 その為に、例年岸がきれいに刈り込まれていた我々の家庭菜園もその草刈り頻度が落ちて 今、雑草がかなり茂っているのではないか…推測ですが。 尚、刈り取った雑草は埋め込むか、三田市の”燃えるゴミ”に回収をお願いするか。です。 この辺にはムラサキサギゴケやミゾソバノ花、マンジュシャゲなど様々な花が季節ごとに咲きまた、畑の中にはホトケノザやツユクサ、トキワハゼ、ハナイバナなどが咲くので、楽しさが尽きません。キランソウ 和名 金瘡小草とは 1. 学 名 Ajuga decumbens 2. 科 名 シソ科キランソウ属 3. 別 名 地獄の釜の蓋 ジゴクノカマノフタ 根生葉が地面に張り付くように広がるところから、この名前が付いた 形態・生態 一部省略 花は3~5月に開花し、腋生で、茎の先端近くの葉の基部から生じる。 濃紫色の唇形花で、上下二つに分かれた上唇はごく小さい。 下唇は平らに大きく発達して三列、先端は切れたようにまっすぐで、中央が切れたように 浅く二裂する。 その他の情報 柱頭は2裂し、おしべは4本 [松江の花図鑑]から引用・・・写真は私 この場合、縦に二つに分かれている中央の物が柱頭だろう。 人間とのかかわり: 1. 開花期の全草は筋骨草(キンコッソウ)という生薬である。 高血圧、鎮咳、去痰、解熱、健胃、下痢止めなどに聞くとされているが、民間薬的 なものである。 2. 別名ジゴクノカマノフタというが、これは「病気を治して地獄の釜の蓋をする」という ことからである。〇 § × 後 書 キランソウの仲間、セイヨウジュウニヒトエ、アジュガの花もそこかしこに見られます。 西洋十二単はこのように幹が立ち、その周りにキランソウに似た花が十二単のように みっしり咲いている。 我が家の庭では、満月蝋梅の根本などで見られる。
2019年04月28日
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前書き今や花盛り。ひとまずこんな花でご挨拶オオイヌノフグリオオイヌノフグリ 別名 星のひとみ ゴマノハグサ科ヒメオドリコソウ以上の二つは、有馬富士公園に向かう道で、たびたび親しむ春の花です。ご近所のご家庭の土手や野道の岸などに目を向けるとこのオオイヌノフグリやヒメオドリコソウ、ムラサキサギゴケ(3月30日出合った)などのの花も目につき始めました。今回は「春の花 2回目」として山の花アシビとトサミズキの花のご紹介です。それに福島大池のそばにある湿地(昔は田畑家であったとの情報もあり)に例年見られる野鳥クイナ科の「ヒクイ」(クイナ科で最小 L23cm)に今冬初めて出会いましたので挿入させてもらいました。 1. 山の花 アシビ 別名 アセビ アセボ(今回初めて学習) 淡紅色の花 有馬富士公園の山中で、通路から見ると単に森に自生した馬酔木?・・・と見えており ましたが、溝を渡り小道を踏み込むと馬酔木を庭園風に植栽した地域の数株とわかりま した。 この斜面にある小道を少し登ると、東屋があり休憩所の周囲には、今トサミズキのかなりの 株が花盛りで、その花も数回撮影してこのブログの一部に構成いたしました。 学 名 Pieris Japonica 科属名 ツツジ科アセビ属 花 期 2月 ~ 5月 (以上 樹木図鑑より) 漢字で書くと「馬酔木」であり、馬が酔っぱらう木であるって、本当かなあ?・・・こんな疑問 がわきますが、我が家も納屋に馬を飼っていて、子供の頃この馬がお産をしてお腹が大きくなる と運動の為に道路を走らせたことを思い出します。 その頃の話題にもこのアシビを馬が食べると毒だ・・・その話題がありました。 樹木図鑑によるとやはり有毒であり、その葉を煎じて殺虫剤にしたらしい。 白い花 : ご家庭の庭木や公園などで、一般に白い花が多いと思います。 このアシビは、ご家庭や公園など広い範囲で見られます この白い花は福島大池の外周道路1.8kmの外側の森から豊かに育った枝から咲きこぼれて いる花です 挿 入 この有馬富士公園、福島大池の一画にある湿地でクイナ科のヒクイナを撮影しました。 2019.03.25 イグサらしい茂みの多い地域にその行動が見られ、ついに見失いました。 クイナ科のクイナとヒクイナがこの湿地で見られますが、クイナには一度しか出合って いません。l23cm やがて草が茂り、クイナやヒクイナがいても観察しづらくなるはずですので、今しばらく の楽しみです。 2. トサミズキ 三田市立図書館のある南ヶ丘町の個人のお宅のお庭にこの木の花が咲いていて、その名前が 「トサミズキ」であると近年学びましたが、今、有馬富士公園山中でアシビの植栽された地域 の近くに今 花盛りなのでここで紹介です。 有馬富士公園の「ガーデンン階段」に植栽された「トサミズキ」の花 福島大池に至る道路の一部が急坂で、急ぐ人や健脚向きに階段が設けられていて、この 名前「ガーデン階段」がついているようですが、様々な花や植木が見られます。 葉の出る前に花が満開になるようですが、幾分まとまりが悪い印象があります。 昨年から次第に見る機会がふえました。 野鳥のカケスやシロハラ、ミヤマホウジロなどの姿もこの級坂を歩きながら観察できる 場所です。 何とも言えない形をした花で、ユニ-クです。 開花後に出てくる葉に特徴があるらしい。縮れて面白い形をしている。 写真は「みんなの趣味の園芸」から引用 これから先、有馬富士公園を散策の際、2か所に育つ株にたくさんの葉が茂ったら このユニ-くな葉をもつ株の写真を撮影して皆さんのお役に立ちたい。 にわか勉強ですが。 ネット検索で「みんなの趣味の園芸」から抜粋 1. 学 名 Corylopsis spicata 2. 科属名 マンサク科トサミズキ属 3. 和 名 トサミズキ 4. 花 期 3,4月頃開花 5. 特徴他 イ) 葉が出るより先に花が咲く ロ) 四国地方原産 ハ) 特に高知県内で、石灰岩地域に多く育つ ニ) 花の色は黄色〇 § ×あとがき毎年忘れた、その都度思い出す花に「シデコブシ」の花があります。福島大池の奥、茅葺の民家が展示されている一画で、晴天に日にはその花が青空に輝き奇麗です。 「シデ」は神式のお祭りで用いる紙で作った 用具 この花びらがそれに似ているところからの命名らしい。
2019年04月06日
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初めに先日来、そこかしこに鶯の声を聴き、春の到来を感じながら暮らしております。「梅に鶯」ではないが、頭上の電線にとまり、やがて林に去った目白 下から見ると、ぷくぷくに膨れてまるで「ふくら雀」みたいですが、やはり目白だろう。 鶯の写真撮影は今年もお預けの感じですが、近年出会うことがまれな「目白」の撮影ができて うれしい。さて、近年野鳥の観察とウオ-キングがセットの日々が多くなったので、お花の撮影はお休みの傾向でしたが、努めて撮影機会を増やしたい。2019.03.11(月)大阪へ出かけた際に,JR大阪駅とヨドバシカメラや阪急を結ぶ陸橋をしばしば利用します。 ラナンキュラスの花 皆さんが忙しく通過する陸橋の2階。 でも、伸び伸びと育ち豊かな花をつけているこの花壇、”ごりっぱ”と拍手の心境でした。 この陸橋はいつもなにがしかお花が見られ、うれしい! この街はいつもこんな雰囲気で、皆さん足元を見ておられませんが、お花がありますよ。 2019.03.27 追加し挿入 ハコベ 春の七草のひとつ ナデシコ科ハコベ属。 沢山の仲間がそこかしこにみられるとか。 玄関先のユリ(トライアンファ-タの鉢の一つに、いつの間にかハコベ(コハコベ)の花が いくつか開き、春を告げておりました。ごめんね さて、 友が丘と呼ばれる我が街も周辺の林も住宅も、これまではあまり花が咲いておりませんが、 三丁目の街路樹として林縁に育つ椿の花が目につきました。 藪椿であればもっと魅力的ですが、この街の外周道路にも藪椿はどうだろうか?山茶花? 我が家の庭では次にご紹介する水仙の株がかなり多く占めていいる。 先日まで咲いていた満月狼狽 ごくささやかに花が開いた「ハナニラ」 有馬富士公園でも数株の花が咲いておりましたから、これからどこでも見られる事だろう。 蕾が大きくなり開花間近なモクレン : 3月27日 蕾も多いのですが・・・ 我が家のお気に入り お花の中も魅力的だ! 3月22日(金)曇り 三田市立市民病院への通院の帰りは武庫川沿いに歩いて戻り、マックスバリュ-に寄った後 川除上橋,JR福知山線、国道176号線を経由して大原荘園町を歩いての帰宅だった。 余談ながら、往路、復路合計8700歩ほどの歩きだった。 武庫川土手道でつぼみの桜を撮影 今、野道や田んぼなどに咲いている「ヒメオドリコソウ」 大原壮園町に戻ってきたら、さすがにそこかしこにお花が目立った。 急な坂道が目立ちますが、水仙にもってこいの日差し 級坂のトップに近く、日当たりが絶好な花壇、見事な咲きっぷり!! 沈丁花の花が二色 ムスカリの花も目立つ。 大原の谷側の岸や道路の林縁などにも自然に生えているらしいムスカリあるいはその仲間の 花が目につきました。やはり春ですね。 リュウキンカ(立金花) キンポウゲ科 今、有馬富士公園や福島大池など歩くと馬酔木の花などが満開ですが、一方では早咲きの桜などが見られると期待してこのブログの項を意図しましたが、27日(水)武庫川べりなどを歩いてみても咲いておりませんでした。そんなわけで、春の花のご紹介も前編として、ここまで煮させてもらいました。 〇 § ×あとがき2019.03.27 例年、春の行事として「お雛様」の展示がいられます。屋敷町にある「三田御池」にクイナ科のバンの観察に出かけ、その帰りに旧九鬼家住宅などお雛さんの展示を楽しみました。 「御殿飾り」 御殿飾りでありまして、昨年出かけた記憶がありませんので久しぶりに新しい御殿飾りを 目にしました。 写真としては真正面から撮ったので、このような説明文がないと「御殿」がご理解いただ けない…と思いました。 次回はやや斜めに撮るよう試みたい。 ※ 28日の気象予報によると明日はまたきつく気温が下がるみたい、外出には注意が肝要だろう
2019年03月28日
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この所2回続けて市内の池などに来る野鳥の紹介が続いたし、今後も冬の間は野鳥の話が続くので昨年の春先に、主にニコンのマクロ40-40mmで撮った春の花をお披露目して、今後2,3か月先にはこのような花々がそこかしこに見ら、順次楽しみが続くことだろう。さて:1. オオイヌノフグリ : ゴマノハグサ科クワガタソウ属 ウオ-キングの際、野草とその花などを観察してブログに載せてみる・・・こんな動機で 始まったこのブログで、いわば主役の一つでもあったと思います。 犬のフグリとは何ぞや、クワガタソウ属のクワガタとはどんな形状か?情報交換も多かった。 などなど、その話題が豊富なこのお花はヨ-ロッパからの帰化植物らしい。 オオイヌノフグリの花と枝の様子 岸辺に育つ野生の花は走出枝と呼べれる小枝をどしどし出して広がる種類があるので要注意 3月~5月が咲き時らしいが、1月の今時分、家庭菜園の岸で咲いております。 2. トキワハゼ 常盤黄櫨 4月~10月頃の花とされておりますが、庭先のはちなでお12月にも咲くのであるいは年中? ムラサキサギゴケと誤解して、パソコン内への保存もしかねない悩ましさ! 走出枝がないこと、花びらの見える橙黄色部分の数が少ないのでその違いが分かるだろう。 この小枝が芝生に沿って走っているので、おやっ・・・と思いがちですが群がって繁茂し、花が 咲くようなことはとはありません。3.ムラサキサギゴケ 茎が絡み合って居ようと,バラバラであろうと、ある地域内で密集していると見えるのがこの ムラサキサギゴケです。 花弁の中の橙黄色の模様が、こちらは長くて数が多い。 走出枝による繁茂ぶりを狙って撮っているが、うまく撮れていない。 4.オヘビイチゴの花 ヘビイチゴの花より大きいので雄蛇苺の名前をもらったとか。但しその実は赤くならない。 家庭菜園の我が家の畝に近い岸で咲いていたが、その時期にはもっと数多く咲くはずです。 同じバラ科であろうが、葉の形がまるで違います。5.ハナイバナ : 葉内花 :ムラサキ科ハナイバナ属 家庭菜園の雑草群の一つ 畑の雑草で、渡来系の物も多いのですが、これはワスレナグサなどの仲間、「葉内花」が名前に なっているように、群がって咲くことのない花に見えます。 キュウリグサの花も3月~5月頃道路端で見かけます(ムラサキ科キュウリグサ属)、別名タビラコ ワスレナグサもその花はよく似ていて、ムラサキ科ワスレナグサ属の花だそうだ。 余談ながらワスレナグサやキュウリグサの花は比較的出合う可能性が高いが、ハナイバナは、 家庭菜園などで草引きなどに精を出さないと出合わないかもしれない。 ついでに、田んぼを利用した家庭菜園とそのの岸で見られるやそうについて ホトケノザ、ヒメオドリコソウ、ツユクサ、ハナイバナ、トキワハゼ、キランソウ、カタバミ ミゾソバ、オヘビイチゴ、オオイヌノフグリ、ゲンノショウコ、アザミ、ヒガンバナなど 沢山の花にであえる。この他に渡来系の花なども幾つかであいました。 6.畑で出合った名前不明の花・・・渡来系か 7.ドクダミの花 別名 十薬の花 ドクダミは別名がジュウヤクであり、今でもその薬効をゴイサギ利用の方も多いと思いますが 我が家ではこの花の観賞に尽きる。8.ヒナキキョウソウの花 : キキョウ科 北アメリカ原産で、キキョウやキキョウソウ(別名ダンダンギキョウ)の仲間 県道の三田-篠山線の笹山に向かって左の路肩、コンクリ-トの歩道の肩と言う厳しい場所 で咲きます。 この道路の右の歩道でかなり篠山よりの場所ではキキョウソウ(ダンダンギキョウ)もあり 次第に増えつつある・・・印象です。 このヒナキキョウソウはその実が、鞘から飛び出る時、上の部分から、ダンダンギキョウは 真ん中から出るという差別化が見られるのが話題らしい。9.ダンダンギキョウの花 葉が段々についていて、この名前がある。キキョウ科の花、ヒナキキョウソウの仲間。 10.あるナデシコの花 どこかの花壇から逸失したらしい。武庫川の中岸やこの県道の歩道で何方からも見忘れた存在 11.黄 桜 昔、三浦布美子さんのコマ-シャルで有名でしたが、人間ではなくて、ましてやあのお酒では 無くて黄桜の花はこんなお花です。 2018.04.19 撮影 ソメイヨシノに比べて遅咲きです。 12.ウツボグサの花 たしかミヤマウツボグサとウツボグサがあるとの話だったので、市内を少し歩き、観察。 結果的に今は分からないままです。1月9日(火)追 記今朝は雪が少しつもり、その溶けかかりの道をゴミステ-ションへ出かけた。今から30年前に大阪の吹田市からこの地にこの地に切り来た頃にはもっともっと雪が積もり難渋したことでした。 コモチナデシコ : または イヌコモチナデシコ しおらしい形で庭の鉢の横でおさまっておりますg、かつては武庫川の中土手や歩道などへ 観察に日参した花、イヌコモチナデシコとコモチナデシコがあり、識別の話題も多々ありました。 いつの間にか我が家の玄関先に居ついてしまい、ご覧のおさまり方。とほほ・・・ ヒメフウロ 渡来系かヒメフウロか、とかく話題が多かったこの花も今では我が家の庭先や垣根のそとの 排水路の壁などでおさまり顔。◎ ◆ 〇 後 書近年、野鳥の観察機会が多い。昨日 2019.01.07 タゲリが稲かぶの枯れて残った水田をエサを探しながら歩き回るのに出会い沢山写真にしました。ハシボソガラスとセキレイがそばに居て、離れないのでその写真も少しゲット。近日、頭を整理してその写真集もご紹介させていただきますし、山の福島大池ではハシブトがモの、見ていて楽しい行動など、親しめる写真があるのが野鳥。それに従ってブログでの紹介も野鳥が中心になるが、三田市内を歩いていて観察でき、楽しめるのはそれだけではない。野草、山草と呼ばれる物がウオ-キングの観察時間からいえば多く占めるだろう。それに反して、近年はブログ交替が4,5日から1週間と伸びていて、数の多い花、過去に登場した野草はなかなか登場が難しいのが現実です。今回はそんな撮り忘れ的な野草や一般的な花をランダムに数多く載せてみました。
2019年01月09日
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先ずはキウイの実収穫日2018.11.25頃のありのままの姿です。今年は、雄の木の花の花粉不足が原因らしいいびつな実もありましたが、この写真にはそれな写っていません。1か月あまり熟して2019年初頭から食べる見込みです。今日ご紹介の予定は:1. キウイは「雌雄異花」で、雌株と雄株、つまりそれぞれ木が異なります。 メスの花 雌株の花です。 雄しべらしい物が沢山見れれますが、何の役にもたっていないらしい。 劣性遺伝を避ける工夫のために、雌雄異株の道を選んだのでしょうが不思議ですね。 原因不明ながら、雄の花の花粉が付属して、例年の半分ぐらいの収穫でした。 結実が不足で、春先から今年の収穫が少ないらしいと思いながらみてきましたが、最悪の 結果となりました 2. 成長途上の実の様子:簡単に キウイの実は、沢山の毛におおわれていて、大小を問わなければ同じ姿といっても過言では 内容です。ニュ-ジ-ランドの方々はそのまま齧るtoatte,私も近年そのまま齧る食べ方です。 3. 台風21号などにより倒木寸前までいった事。 4. 園芸品店に依頼して、棚の再建を決め(2019年春再建)て、支えを行った事。5. 11月25日(日)26,27日と3日を掛けてすべて収穫しました。 キウイの実の様子と収穫風景 専門農家では、花粉付けと適当な摘果を行うはずであり、こんなに固まって実が生っている 姿は素人の果樹の”ご愛敬” お笑いください こんな実でも結構おいしく食べられますよ。 台風の被害でつぶれた棚は来春改築しますが、棚の間隔も広くなるので、摘果も大分できる 見込みです。 枝の生え方も専門農家では、様変わりだろう。 熟成の仕方 あくまでも我が家の工夫ですが、このままダンボ-ルに入れて、暗いところで静置する。 それだけです。(と、偉そうなことを行ってもここから先は妻の仕事、すみません) 改めて1個の実を見る。 売っている実とほぼ同じ大きさ。 毎年この株に感謝している。 改めて、いびつな実 蜂だって懸命に働いてくれたと思う。でも残念ですね。 いつ頃から食べ始めるか 来年早々からの見込みです。6. 来年以降への検討事項: 雄株の移植 園芸品店の専門家の情報では、市内でキウイの株を育てているご家庭では、その多くが 雄株が枯れて育たない傾向にあるらしい。 我が家の数十年前に雌雄の株を移植して、雌株は元気なのに雄株は枯れてしまった。 それ以来、諦めていましたが、来春園芸品店の力で棚を再建する機会の雄株の移植に 再チャレンジです。今年の気候は、一言で言った不順でした。家庭菜園は、6人が大きな田んぼで作っておりますが、出来が悪いことを嘆いた1年でした。従って、市内に育つ雄株の花が不足した原因が、蜂などの働き不足とは必ずしも言えず、天候不順などが原因で、雄の花の花粉が十分でなかったかもしれません。今年、約400個収穫できたので、この棚であればそれで出来すぎかもしれません。実に反省の多い1年でした。◎ ◆ 〇
2018年12月12日
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初めに丘陵の空き地で、初めて見る、興味あふれる野草に出合いました。自転車で旧坂を上り、大原荘園町野外周道路をさらに登りながら左の空き地を左目の端に見ながら伸びり続けた時に、一種異様と言うか見慣れない色が間に入ったのが最初の出合だった。数日して、その事を思い出して確かめに出掛けて観察し撮った写真が最初で3,4回観察をくりかえして調べ、この四角な茎を持ち広線形と呼ばれる葉が元気に広がっている「ダキハアレチハナガサ」でした。日本帰化植物写真図鑑によると、南アメリカ原産の帰化植物らしいが最初の印象では違和感もあったご覧ください。こんな花(2018.10.17) ダキハアレチハナガサ ほぼ間違いない花弁は5裂したもので、5枚ではありません(日本帰化植物写真図鑑参照 204,205ぺ-ジ)その株の様子 : ヤナギハナガサのごとく花がまとまって咲かない。周辺は、日本の昔からある野草で、草丈が低い草がからかかっている景色の中で、緑が濃くて茎は4角で、長い葉に大きな鋸歯が見られる野草が次第に繁茂していくらしい姿が見てとれた。この全体像に出合った時 :市内のどこかで見たことのある花に似ているとかなり考え込んでおりました。結果的に三輪四丁目の空き地花壇にて毎年開花するこの花であると思い、確かめました。2018.10.18 歩きました。ヤナギハナガサ : クマツヅラ科花笠に見えるのでこの花にこの名前が付くのは納得できる。ヤナギの葉をしげしげと見たこともないが多分こんな細長い葉であろう。葉腋からお花の茎が2本出ているので、対生している葉が茎を”やや抱き”・・・が見ずらいがお花の花笠状からも”ヤナギハナガサ”であろうと特定できる。1. 上の写真でもお分かりのごとく、茎は4角(4稜)です2. 葉はいずれも広線形ですが、ヤナギハナガサは葉が無柄で基部はやや茎を抱き、対生する。 ダキハアレチハナガサは、同じ無柄で、葉は広いまま茎へ接し、対生する。3. アレチハナガサはこの三田市内では見ておりませんが、花の付き方はダキハアレチハナガサ に似ているが、広線形の葉が茎に接する部分の幅が狭まる点が素人の見分け方かと思った。ヤナギハナガサとその仲間であるダキハアレチハナガサやアレチハナガサの見分けのポイントは1. アレチハナガサの葉の基部は、次第に細くなって茎につく2. ダキハアレチハナガサは、茎に剛毛。葉は広いまま茎を抱くように2枚の葉の基部が接する。 以上は松江の花図鑑で、ヤナギハナガサに似た花、アレチハナガサ、ダキハアレチハナガサ シュッコンバ-ベナなどの資料より3. ヤナギハナガサは、葉の付き方の比較ヲ待つまでもなく、花が花笠状に咲くので比較できるダキハアレチハナガサのあれこれ2018.10.17、2018.10.24 2018.10.301. 花の形は、ヤナギハナガサに似ているが、花数が少ない 花はこんなまばらな感じで付き、筒状になって見える。 茎の頂で盛んに分岐して、穂状の花穂を多数つける (日本帰化植物写真図鑑) この花の付き方は、いずれも似ているように見受けましたが花笠状には密集しない。 お花とその付き方について、ヤナギハナガダサとダキハアレチハナガサ?らしい仲間の違い は上にご紹介させてもらいましたが、以下は葉と茎の接し方などについての資料です。 共通して、全体に剛毛があって著しくざらつくらしい。 ダキハアレチハナガサは、葉は広いまま茎に接している(松江の花図鑑で学んだ情報) 対生している葉の上から花の茎?が2本出ているので紛らわしいが、対生している葉は 広いまま茎に接している。 アレチハナガサはその部分が細くなっているらしい。松江の花図鑑情報 ヤナギハナガサはやや茎を抱く・・・日本帰化植物写真図鑑 威嚇な茎と対生する葉の付き方 空き地やその岸にご覧のとおり繁茂している 蝶々が熱心に吸蜜しておりました。 どうやら虫媒花?らしい。 ベニシジミ その羽根を開いて。 ※ なぜこの空き地にこのように南アメリカ減の多年生草本(日本帰化植物写真図鑑)の野草が 繁茂しかかっているか? 新住宅地の開発が原因か? この丘陵のあるスぺ-すは、近年市街地の住人の住み替えの為、交換地を開発してできており イ)ノハラナデシコ 少数の発生、出現時不明、未確認 ロ) ハナハマセンブリ 一時期多数の発生を見た。 ハ) ジャノメギク キク科 かなり多数の発生が見られた。 ニ) ヒメコバンソウ イネ科コバンソウ属 少数の発生、出現時不明、未確認 など、三田市の従来の植生から言えば珍しい野草が、かずおおく見られます。 ヒメコバンソウはヨ-ロッパ原産であり、いずれも海外からの渡来植物らしい。 その要因として、大原、川除に接する丘陵を建設機械を入れて宅地開発したその事が関係して いるのではないか。 推測です。 〇 § Δ後書き1. ヤナギハナガサは花壇の花として三輪四丁目で初めてみましたが、それ以外では不明 2018.10.18三輪四丁目をの谷川の川岸で自然に育つヤナギハナガサを初めてみました。 草丈1m以上か。狭い敷地に2株育っているかに見える。2. 日本帰化植物写真図鑑によると: ヤナギハナガサは第二次世界大戦後、東海地方で帰化が知られ、現在では全国的に市街地の 道端などで見られるようになった。別名タチバ-ベナ3. アレチハナガサ 1967年頃から福岡県や神奈川県で見いだされ、現在では関東地方以西の市街地の道端、荒れ地 や河川敷に大きな群落ををつくっている作っている。同上の(注)4.. ダキハアレチハナガサ 葉の基部が耳状に茎を抱く、(V.incompta P. Michael)も各地で増加している。 ※ 日本帰化植物写真図鑑 2011年5月10日 ・引用と参照。
2018年11月03日
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初めに丘陵の空き地で、初めて見る、興味あふれる野草に出合いました。こんな花(2018.10.17)花弁は5裂したもので、5枚ではありません(日本帰化植物写真図鑑参照 204,205ぺ-ジ)その株の様子周辺は、日本の昔からある野草で、草丈が低い草がからかかっている景色の中で、緑が濃くて茎は4角で、長い葉に大きな鋸歯が見られる野草が次第に繁茂していくらしい姿が見てとれた。この全体像に出合った時、市内のどこかで見たことのある花に似ている。かなり考え込んでおりました。結果的に三輪四丁目の空き地花壇にて毎年開花する子の花であると思い、確かめました。2018.10.18ヤナギハナガサ : クマツヅラ科1. 上の写真でもお分かりのごとく、茎は4角です2. 葉はいずれも広線形ですが、ヤナギハナガサは葉が無柄で基部はやや茎を抱き、対生する。 ダキハアレチハナガサは、同じ無柄で、葉は広いまま茎へ接し、対生する。3. アレチハナガサはこの三田市内では見ておりませんが、花の付き方はダキハアレチハナガサ に似ているが、広線形の葉が茎に接する部分の幅が狭まる点が素人の見分け方かと思った。ヤナギハナガサとその仲間であるダキハアレチハナガサやアレチハナガサの見分けのポイントはダキハアレチハナガサのあれこれ2018.10.17、2018.10.24 2018.10.301. 花の形は、ヤナギハナガサに似ているが、花数が少ない 茎の頂で盛んに分岐して、穂状の花穂を多数つける (日本帰化植物写真図鑑) ヤナギハナガサには、全体に剛毛があって著しくざらつく。とありますが ※. なぜこの空き地にこのように南アメリカ減の多年生草本(日本帰化植物写真図鑑)の野草が 繁茂しかかっているか? 新住宅地の開発が原因か? この丘陵のあるスぺ-すは、近年市街地の住人の住み替えの為、交換地を開発してできており イ)ノハラナデシコ 少数の発生、出現時不明、未確認 ロ) ハナハマセンブリ 一時期多数の発生を見た。 ハ) ジャノメギク キク科 かなり多数の発生が見られた。 ニ) ヒメコバンソウ イネ科コバンソウ属 少数の発生、出現時不明、未確認 など、三田市の従来の植生から言えば珍しい野草が、かずおおく見られます。 ヒメコバンソウはヨ-ロッパ原産であり、いずれも海外からの渡来植物らしい。 その要因として、大原、川除に接する丘陵を建設機械を入れて宅地開発したその事が関係して いるのではないか。 推測です。 花の付き方と茎から出る葉が茎を抱くか、抱かないかなどが認識ポインタらしい。
2018年11月03日
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前書き 芝生に生えるとされていることが分かった「オオシロカラカサタケ」 漢字では大白唐傘茸か? もっと唐傘らしい風情 芝生に生える→人の目に触れやすい→食欲をそそられる⇒だが毒キノコ 食べてはいけない! 市内の小寺公園入口の芝生に成長すると幅が25cmにもなるオオシロカラカサタケが目についた。これからキノコについて書く機会が増えそうなので、イントロの意味で事前に紹介させてもらったが有馬富士公園をはじめとする山中や林縁、住宅地や市内の公園などにキノコが多いことも分かった。キノコは1. 植物でははいこと2. 地上に見える部分は植物であれば「お花」に相当すること 従って、花粉に相当する「胞子」をそのヒダから放出すると、キノコは消えてしまう事などの基礎知識を頭に置きながら、これまでに出合ったキノコのご紹介と名前が推測できる物はその名前なども付記したい。実際はその名前はこの時点では未確認です。比較的狭い地域に生えていたキノコ類の観察例とご理解願います。今日はその第1回 : 9月6日(木) 有馬富士公園の山中で出合ったキノコ(1)地面に生えているキノコ この日のウオ-キングで初めてキノコ、しかも地面のキノコに興味を持った瞬間。 その拡大図 山中の散歩道を横に移動後、福島大池のある平地に下る道の、よく茂った山中の一画。 ある程度、樹木が少ない、緩い斜面の光景だ。 キノコは 裏面のヒダから胞子を放出することで、お花に相当するキノコのやくわりがおわり だそうだ。 同じキノコだろうが裏面のヒダが良く見える画像 食べられそうですね 但し、今は不勉強で毒キノコか、食用か、一切不明です。 地面その6 (2)木の切り株、倒木などに生えているキノコ 切り株にてんこ盛りのキノコ 2種類 木の切り株と地面の境などに?生えているキノコ 傘の表面が黄色いキノコ (3)生きている木に生えているキノコ 生きている木と地面の間、樹木に密着しているように見えた 9月26日(水)有馬富士公園と福島大池のウオ-キングに置いて、この公園が作成して、掲示した掲示板があり、素人にわかりやすいキノコの解説が出ている1. 次回のブログで林縁で出合ったキノコ類の写真と共にこの掲示板について、ご覧頂く予定 です。 2. キノコは、キノコ自体で栄養を作らず、切り株とか地面、或いは生きている樹木などとの共生 により成長し、胞子を放出してキノコの部分が役割を終わる。3 9月6日に出合ったキノコもその意味から地面、切り株、生きている木への寄生の3グル-プに 分けて掲示してみました。※ このままでは分かりづらいので、改めてその文章を掲示手共に理解を深めたいと願っておりますここでは、三田市立図書館からお借りした著書「街のきのこ散歩」 大舘一夫著 から要約。「キノコはどんな生物か」 ◎ きのこは花 植物の花に相当する生殖器官で、花で種子を作るのに対し、きのこは胞子を作り、散布して 繁殖をはかる。 ◎ 胞子は生殖細胞 繁殖と言う点では植物の種子と同じ働きをするが、種子が卵と精子の受精によりできる胚 であるのに対し、胞子は卵または精子に相当する生殖細胞である。 ◎ キノコの本体は菌糸 胞子が発芽すると菌糸になる。菌糸はキノコの本体で、植物の根、茎、葉に相当し、 生命活動のほとんどを担っている。〇 § Δ後 記あくまでも体を動かすことで、元気を保つ暮らし方が基本ですが、大きく分かると畑仕事とウオ-キングを通じて観察する対象として:こんなテ-マがありそうです。 1. 野草・樹木などの観察 2. 野鳥・蝶々、トンボなどの観察 3. 狛犬、布団太鼓など神社・仏閣の行事・建築 4. 畑仕事など生活史 5. キノコの観察 6. その他
2018年10月24日
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今年の秋は台風も多いし、天候も怪しいので写真取りも難しいとかんじておりますが、よく注意して観れば、そこかしこに美しい物が見られます。1.ルコウソウ 縷紅草の花 ヒルガオ科 熱帯アメリカ原産 2012.09.05 つる性なので、石垣にぶら下がった姿はこのように見える。 私の知る限り、市内でも1か所で、地面で展開中。垣根などに絡めば違った印象かも? 2.マルバルコウ 丸葉縷紅 ヒルガオ科 市内の各地に広がっております。 3.コムラサキの実 三田市立図書館のあるバス停手前の家庭菜園の一画で毎年お花とその実が鑑賞できますが この実の写真は友が丘。4.クサギの実 シソ科 大原の林縁で数本自生していて、その花と実をゆっくり観察できることが分かりました。 昔、クサギの花の観察とその果実を学んだ際にウイキペディア所蔵のこの写真がお気に入り 大原の林縁で、ついにクサギの花の大きな群れとその後の果実に至る経過を観察できること になった。 その花 4本の雄しべと1本のねじ曲がった雌しべが写っている。雄しべが先行して開き、花粉を 他の花に提供後、雌しべが立ち上がり他の花のオスの花粉をもらう・・・想像です。 今回はその実のご紹介です。小鳥にこの実を食べてもらい、よそで糞として落としてもらう 戦略で、こんなにこの実をお化粧しているらしい。 花の段階では大きな蝶、アゲハ蝶科や夜の蛾を引き寄せ、果実は小鳥を誘う。 HP、ブログの先輩方でこのクサギの花とその美しい実を収録されている方も多いことだろう 5.金木犀の花 : モクセイ科モクセイ属 中国原産 庭の花です。毎年まめに花をつけてくれるのにブログへはまれ。 芳香は素晴らしい!! その花は地味! この町内でも対外どのご家庭でも咲いているが、目立ちませんね。 6.ミゾソバの花 : 別名・ウシノヒタイ タデ科 2018.10.15 久しぶりに溝に長靴で浸かり、マクロで迫りました。 別名”ウシノヒタイ”の元になっている葉 牛の顔に似ております。 7.イシミカワの花 : タデ科 :ママコノシリヌグイに似ている。 2018.10.03 似ている花”ママコノシリヌグイ”の葉は先端が(尾状に)もっと尖っているらしい。 花期もママコノシリヌグイ 5月~7月(三田市 8月も) イシミカワ 7月~10月 イシミカワのツボミ 杉が丘の側道の藪の中に生えていたママコノシリヌグイらしい花について、あるいは このイシミカワを誤ってママコノシリヌグイとしてブログでも紹介している疑いも あります。大変良く似ているが、花期と葉の形などでかなり違っていることが分かった。 少し心もとないが、ママコノシリヌグイらしい葉 2013.08.12 8.イボトリグサの花 田んぼで岸と稲株の間で生育している例が多いが、撮影しづらい。福島大池で咲いている ので、近づきやすいと歓迎の気分です。9.コスモスとツマグロヒョウモン〈蝶) 2018.09.29 蝶々の中でナミアゲハと並んでよく出会い、目立つ。 10.サネカズラの花と実 : マツブサ科 有馬富士公園の一画にかなりの数のサネカズラの植木(つる性)がある。和歌で有名でもあり その赤い実が印象的だ。 オスの花 メスの花 その実 11.ヤブツルアズキの花 草地の生態園の山裾にて 横向きに咲いているので、マメ科の花らしさがわかりづらいかもしれませんが。 つる性の全体像 この草地の歴史も古いはずですが、芽生えている数が少ないので繁茂ぶりは不明です。 このブログの着手の頃からしばらくして、新三田駅の車庫と農道の境にある程度纏まって 生えているのに出合い、マメ科固有の花の付き方で写真撮影に苦労した ノササゲ(キツネササゲ)、ヤブマメ、ツルマメ(ノマメ)などと共に時々ブログで 紹介してきたはずです。 12.ツリガネニンジンの花とその仲間 福島大池の外周、 ツリガネニンジン 花は数個輪生するとあるが、そう見えない、斜面のせいか。 その仲間 : ずんぐりむっくりですが、ツリガネニンジンらしい 明らかに釣り鐘の長さが短いが、同じツリガネニンジンだそうだ。 13.ジョウリョクヤマボウシの実 食べ頃? 食べたらおいしいかも? 道路に数個落ちていた。2018.10.07 14.塀の外 花壇の花 その1 ダリア 畑へ出かける時、毎年気になって撮影している この地域は、塀の中には庭園があり、気ままに花を楽しむ園芸は喜ばれないらしい。従って 塀の外で花壇を設けて、季節に合う趣味のお花を楽しむご家庭が多いようです。 その2 コルチカム 別名イヌサフラン イヌサフラン科(ユリ科) 10月17日現在ではもっと花数が増えている。 球根を地中に埋めなくてもよい 半が咲く時には葉撫でない。春にはが出る。 原産地 ヨ-ロッパ、キタアフリカ、西アジア ※ 大原の個人のお宅 塀の外花壇にて拝見。何時も楽しませてもらっております。15.ツユクサ : ツユクサ科 近年さらに開花の地域と花数が広がっているように思っている []16. ひっつきむしの仲間 コシロノセンダングサ キク科 幕末弘化年間の渡来とか。 2018-10-17 その葉 羽状複葉 小葉は3~5枚 その花 舌状花 長さ5~7個ある 以上の資料は「ひっつきむしの図鑑」引用 ※身近なひっつきむし アメリカセンダングサ、コシロノセンダングサ、ヌスビトハギ、アレチヌスビトハギなど たくさん存在する。〇 § Δ後 記1. サネカズラに関する和歌 名にしおはば 逢坂山の さねかずら 人に知られで くるよしもがな 三条右大臣 ※ 百人一首 サネカズラは赤い実のなるつる性の低木。 逢坂山には確か関所があったはず。会いたくても会えないと言う気持ちも込められて いると思われます。2.
2018年10月19日
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前書きホタルガと呼ばれる蛾に2回であった。昼間の話だ 2018.09.18 友が丘の町内その1 2回目は2018.10.03 蛾のネット検索でも多くの例が見られるのでポピュラ-名が出あるらしい。 「ホタルガ」と言う命名は、すぐに ”なるほど” となる所が命名ぶりであると納得した。 思い立った時にご紹介しておかないと登場漏れになるので失礼しました。(2018.10.05記入)10月1日(月)晴市内南ヶ丘にある図書館へ家から歩いて通った。約5kmの歩きの中で、最後の約500mの所に住宅建設の現場がある。その仮説の塀に絡んで、威勢の良い蔓と葉が伸しかかっていてすごい。9月5日に通りかかって以来、26日ぶりの見参。その繁茂ぶりは相変わらず。 地上の蔓にあるガガイモのイモ 2018.10.01 後ほど、別の袋果の写真もご披露させていただきますが、10月1日現在ではこの果実が 一番早く結実したものと思われました。 1. 長さ 8cm前後、表面はいぼだらけ。 2. 袋果 白い絹糸状の毛のついた扁平な種子が入っている。 ※ 里山のつる性植物 (谷川栄子著) 24ぺ-ジ引用。 三田市内加茂の辺り、青野川の土手などで最初に出合って以来十数年、はじめてそのイモが 地上の蔓になる袋果(この言葉も今回初めて知った)であることを確認できた。 邪推かもしれないが、このように葉っぱと紛らわしい色をしていて、このガガイモの芋を を探すのに難渋した。保護色的な意味があるのかもしれない。 ※ 中の種子を見るのはまだ早いと思われますので、後日も図書館通いを歩きに行い、この 袋果の種子の写真も撮りたい キクイモなどと同じようにそのイモが地下にあるとする専門書の情報を思い込んでおりましたが 今後は地上で、蔓に生る袋果であると訂正できたことが嬉しい。 改めて9月12日にアップしたガガイモの記事に所載の写真をご紹介させてもらって、ガガイモの 全貌を見ていただきます。 南ヶ丘の建設現場で出合ったガガイモとその花 2018.09.05 花の付き方は”総状花序、葉腋から出る・・・とされている。 その葉 : 対生。先が尖った長いハ-ト形で全縁。 1cmほどの花。先は5つに分かれて反り返る。 花びらにこんなに毛が付いちます。 花の中央にある蕊柱について詳細に見極めた方もいらっしゃいました。 お花の中央には「蕊柱 ズイチュウ」が見える。 蕊柱(ズイチュウ)とは、おしべとめしべが合体したもので、交配の仕方が多くの花々とは 異なる仕組みになっているようです。沢山の毛も役割があるはずです 蕊柱(ズイチュウ)とは? ズイチュウの謎 植物は、その多くは一つの花の中にあっても雄しべと雌しべは別の姿で育ちますね。 それがこのガガイモはおしべと雌しべが合体しているそうです。シランやその他の多くのランも蕊柱 になっているそうです。 庭にシランの花が咲くので、失礼してその花の蕊柱を撮影して調べました。 その様子をブログに載せたことがあります。ズイチュウに興味をお持ちの方は検索願います。 シランの蕊柱 2016.05.10 その蕊柱の先端を裏返して見やすくした写真・・・裏返してみている。 上のやや白い部分が葯で、下で口を開けている部分が雌しべ 上の写真で、虫を誘い込む導入部分が見えておりますが、このことによって入って来た虫が 花粉を伝授しやすい構造だと思われます。 このガガイモの蕊柱は形は異なりますが、受粉しやすい機能が出来上がっていることだろう。 花と蕾 花の大きさに大小があるとされているが、この写真では分からない。ガガイモとは:1. 科 名 キョウチクトウ科2. 別 名 カガミ、クサバンヤ、ゴガミ3. 分 布 北海道から九州。日当たりのよい野原4. 花 期 8月~9月 果 期 秋〇 § Δ余 談1. すざましい生命力を持ったガガイモ。 「ワルナスビ」も一度そこに生えると地下の茎や根のすべてを除去しない限り根絶やしには 出来ないとされている。 このガガイモやその仲間も全く同じ性質らしい。 また、地下の茎が伸びて立ち上がり増えるので、その繁茂ぶりはすごいらしい。2. サツマイモ、サトイモ・・・イモと言えば地下、地中に生成される果実だと思いますが、地上 の蔓に生る袋果に「ガガイモ」の名前がついているのは不思議です。 専門家も市井の人々も野草に着ける名前については、様々なご苦労があるらしい。 例えば、キキョウ科のツリガネニンジン(釣鐘人参?) これはそのお花があの梵鐘の、釣り鐘の形に似ていて、地下の根っこに人参状の塊がある。 そこで、これこれ! とばかりに「ツリガネニンジン」と命名の由。 同じキキョウ科の釣り鐘状のお花が多くて、区別できる命名に悶絶、思い余ってエイッ、 「ツリガネニンジン」 よし、これで行こう・・・となったらしい。私の勝手な想像でごめんなさい。
2018年10月06日
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ヒガンバナ一輪 こんなに大ぶりの花でご披露しなくても、秋らしい花が各所に見られます。”ヒガンバナのあれこれ”が今回のテ-マですが、悪天候の合間に2回有馬富士-福島大池へウオ-キング。小さな花で季節の花を見つけました。 (1)イボトリグサの花 (2) ミゾソバの花 そこかしこでこんなお花に出合います。 今朝(9月26日(水))も偶然出会ったカメラ携帯の方へ「ミゾソバの花」をご紹介。 いらぬおせっかい・・・とは思いながら別段自己主張をしないこれらの野草の魅力を語り、撮影 へお誘いしたことでした。ただし、”ミゾソバはマムシの棲み処”の別名アリとか、ご用心!!さて、ヒガンバナです 素人カメラマンはいつも戸惑うこのお花、かっこよく撮るのにはいつも汗をかきます。 上手な撮り方の情報がパソコンでもよく現れる時期だろう。1. 大原の家庭菜園の横、田んぼの岸にて、 カメラを地面に置いて見上げた映像、曇り空でどうだったか。 この頃、あまり晴天に恵まれないですね。 お花の撮影にはあまり晴天でない方が向いている…専門家の情報もありますが、ともかく 久しぶりにしたからお花を狙ってのショット、うまく撮れませんね、だから素人。 我が家の庭にも畑の縁の球根を頂いて持ち帰り、数年前に植えました。 庭にヒガンバナを育てることを忌み嫌う向きもあるようですが、私はこのお花の自然が好き。 カマキリの出現 2018.09.24 花のトップで獲物を狙うカマキリ ・・・下から見ると。 カマキリに近寄ってみると、こんなお顔 おおこわッ! その顔や目に焦点がいいってないので、この程度ですが、獲物を待った”虎視眈々” アゲハチョウ科のナミアゲハが比較的多くこのお花で吸蜜する。実際カマキリのいる 現場へも来たので、それっ、とカメラを構えたが飛んで逃げ、九死に一生を得た。 2018.09.23 ナミアゲハが吸蜜を始めた瞬間 24日も飛来したが、カマキリがいたのが目に入ったのかもしれない? 逃げた。 ともかく、お庭にヒガンバナを移植するのを嫌うご家庭が多いのが現実だと思いますが ニラの花やオミナエシなどと共に蝶々や蜂等を引き寄せるので、庭の花としてあっても よい。と思っております。 別の機会にご紹介できれば・・・と思っておりますが、街路樹の”ナンキンハゼ 南京黄櫨” の雄性先熟型の花が、季節外れ的に咲く大木が家の西側の道路の街路樹として聳えており ますが、その花にナミアゲハとツマグロヒョウモンのオスが飛来してにぎやかでした。 ナンキンハゼの花をナミアゲハが好むらしい。 その前後の我家の庭にもご挨拶があるので目立ちます。 ともかく、数個の球根を田んぼの岸で入手したものを庭の数か所に置いた結果、徐庶に 広がっている。 ”まさに葉がある時には花は無く、花が見られるときには葉はなし” そんな雰囲気で庭でのお付き合いが進んでおります。 有馬富士公園の一画、福島大池の西北、棚田の岸に咲くヒガンバナ 私が知る限り個々のヒガンバナは開花が早い。 2018.09-06 早い! 色違い こんな小さな花も咲いていた。かつて田んぼである肥料の散布に伴う外来のお花か? お花の部分 葉を見る時は花は無し、花がある時には葉を見ないこのヒガンバナとその仲間、キツネノカミ ソリやナツズイセン。おおまかな育ち方は同じように見えます。 8月中旬に咲く「キツネノカミソリ」の花 同じ7、8月頃に咲くナツズイセンの花 大原の田の岸に地育ちのナツズイセン 有馬富士公園では、この花の葉が見られる時期には、花壇のあちことにはその細長い葉が 買う多く茂り、地面を覆いつくします。 こうしてお花が咲く時に備えて球根を太らし、栄養を懸命にため込んでいる姿勢が感じ られます。
2018年09月28日
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9月13日(木)午後 今日も曇り 14,15,16日も雲が多い。17日追記。ご近所の塀から突き出て咲いている「ヌスビトハギ」の花の写真撮影5mmほどの小さな花です。この花の実が入っている鞘の2,3個を眺めると盗人の抜き足差し足の様子のそっくり…てことからの命名だとか。さりげなく木の下や藪に生えている様もこの命名の背景に在りそうです。さてクサギ(臭木) シソ科(昔はクマツヅラ科だった)とは:2012.08.17 撮影 大原の土橋のたもとにて。今はありません、どうして雄しべ、雌しべが花びらからこんなに突き出ているのか、突き出す必要があるのか昔からこの花を見ると不思議に思う三田のいのししです。弧の撮影後、学んだことをブログにしているが、この樹木が「雄性先熟」の木であることは気が付かなかったらしい。 2012.08.17 撮影左に曲がって見えるのが雌しべであろう。雄性期なので未開と考えられる。雄しべより雌しべの方がもっと突き出ている。もしかすると、この雄しべ雌しべの花粉の位置と蝶々や蛾の大きさに関係がるかもしれない。蜜のある所に吸蜜の管を入れた際に花粉がその体にうまく着く位置と関係があるのだろうかこんな疑問を持ちつつあります。今わかったことはこの写真は、その雄しべが開き、花粉の受け渡しができる様子が見える。(初日)雌しべは花の中央にあるがまだ未開だそうです(開花後2日目)そして3日目には、雄しべはすっかりなくなり、雌しべのみが残る。 今回、偶然に大原の山の端で自生している自然木の花にであったが、大原の谷川の土橋際にあった1本の木が始末された後、東野上のJR福知山線の線路際、藪の中の1本は時々観察し写真も撮ったが、クズが大繁茂してクサギの木も大半覆いかぶせられていて花も見えにくかった。今回であった場所は平地と山の境にあり、斜面なのでクズなどが今後生えない限り観察しやすい場所です。ただし、斜面で花の位置が高いので手に触れて、その感触などを知るのにはいささか難がありそうだ。クサギの果実、実はどんな形、色をしているか? ウイキペディア クサギの項から引用 こんな実が生るらしい。 そうじてお花を観察してもその実については見ていない…そんな傾向です このクサギについては、ようやく観察できる場所で花が咲いているので、楽しみに しております。 小鳥に食べてくださいと大声で呼びかけている・・・そんな魅力を振りまいている そう思ったのでウイキペディアからお借りして載せてみました。 魅力的な色。形、光沢をしてますね。 2018.09.16 : クサギの自然木1本の観察で近づいた。 その前に10mあまり手前の道で、クサギの花に黒いアゲハチョウが忙しく羽ばたきながら吸蜜 していた。 カメラをバッグから取り出して数歩近づいた時には飛び去った後だった。 訪問回数の増加或いは滞在時間増でほぼ確実に撮影可能だと思った。 つまり、専門家や好事家が対象にアプロ-チするのにはこのような忍耐が必要であろうか。 手持ちのアゲハチョウの写真で似ている印象のあるアゲハチョウ。 2017.09.13 福島大池の奥、歩道の垣根にて 大原のクサギは1本しか生えていないので、飛び去ると本当にいなくなる感じだった 9月17日以降に数回訪問を重ねてこのアゲハチョウの撮影実現を目指したい。情 報 : 主としてエクスペディア引用1. 科属名 シソ科(以前はクマツヅラ科)「落葉小高木」先駆植物(例アカメガシワ)の典型。2. 学 名3. 別 名4. 原産地 日本、朝鮮半島、中国5. 名 前 その葉に悪臭があることから6. 葉は大きくて、長い葉柄も含めると30cmにもなる。7. 葉に触れると一種異様な臭いがする。8. 開 花 8月9. その花 花びらは萼から長く突き出てその先で開く。雄しべ、雌しべはその中からさらに 突き出ている。雄性先熟で、雄しべが先に開く。10. 虫 昼間・・・アゲハチョウ科の大型のチョウが来る 夜間・・・スズメがの大型の蛾が来て、花粉を運ぶ。 ビックリするような情報(主としてエクスペディア)1. この若葉は三歳として人間が食べられる。救荒食品であったかもしれない?2. お茶3. 果実は草木染の材料クサギの仲間その1 ボタンクサギ 2017.07.28 この花も雄性先熟の花です。 キアゲハとボタンクサギの花 この花のある場所とクサギの自生地とは10mあまりの距離に育っているので、このアゲハ チョウもクサギの花をおとずれていたかもしれない。 その2 源平クサギ(赤白の花) クサギとゲンペイクサギの花を並べてみると似ている。 この花も雄性先熟であろうか。 〇 § Δアレチヌスビトハギの花最近、晴天猛暑が継続後、台風20号、21号とその後の雨天などであまり畑もウオ-キングにも行けない。刈りに武庫川べりを東西に歩いたら、アレチヌスビトハギの花が数多く咲いていることだろう。〇 Δ §
2018年09月17日
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市街地でガガイモの、勢いの良い姿に出合った!どうしてこんなに勢い良く繁茂しているのかわからないが、建設現場の柵に茂っていた。 花の内側には細かな白い毛が密生する。 つる性植物なのでこんな姿勢で成長することもあり・・・だが、多くは地面にそっている。 花弁は反り返る ネット情報 : 両性花(大)と雄の花(小)が混在すること 下に紹介させてもらった写真の花で言えば、大きい花(両性花)と小さな花(雄の花) が混在していること。 両性花に雄の花の花粉が、蝶々や蛾によって運ばれて受粉が成立する仕組みになって いるらしい。 一見、同じような仕組みに見えるこの花も劣性遺伝を避ける仕組みとしてこのような 仕組みが出来上がったものと思われます。 これまでにこのような情報に接する機会が無かったので、両性花と雄花の数も数えて いないが、両性花が多いらしい。 星形の花の内側に白い毛が密生する 信じられないほど毛が多い。 花の中央に見える蕊柱(ズイチュウ)と突き出ている”柱頭” ずい柱(おしべとめしべが合わさって花冠の上に伸びたもの、多くのガガイモの 近縁種の特徴) ガガイモの葉 葉がガガ(スッポン)に似ていて、地下にイモがあるので”ガガイモ”の名前が ついたという説もあるその葉。 ※ 情報 その一 名前の由来 (季節の野草・山草図鑑) 葉がガガ(スッポン)に似ているから。 イモは地下にイモがあるから。 ※ 情報 その二 名前の由来 (身近な雑草のふしぎ)森 昭彦著 108ぺ-ジ引用 はっきり言って、ただのイモではない。その証拠に、イモは地下ではなく地上に実る。 ・・・ ※ 情報 その三 果実 袋果(たいか) (里山のつる性植物)谷川栄子著 引用 大きな紡錘形で熟すと中の種子が風で散布される。 ガガイモとは:1. 園芸分類 多年草(つる性)2. 科/属名 ガガイモ科ガガイモ属 キョウチクトウ科3. 別 名 ラマ (カガミ、クサパンヤ、ゴガミ、別情報)4. 原産地 日本、朝鮮半島、中国5. 草 丈 (つる性)約2m6. 花 径 約1cm7. 花 期8. 生育環境 野原、里山の道ばた その他の情報1. その葉は卵状心形で対生。2. 葉の裏は緑白色で、葉や茎を切ると白い汁が出る。3. 地下茎を横に這わせて、その数を増やしていく。〇 § Δ
2018年09月12日
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ミゾソバの花 2008.10.17 その頃はこの花をかなり追いかけておりました大原の谷川や湿田の岸、家庭菜園横の排水路など今でもたくさん咲いております。ママコノシリヌグイの花なども見事ですが最近はこの2つの花に近付いていない。さて、今回のテ-マです風媒花のタカサゴユリ、いつ飛んでいくのか?タカサゴユリは風媒花と言われており、風に運ばれて新天地で芽を出し3年ぐらい経つと他所へ移動する花とされている(「身近な雑草のふしぎ」森昭彦著より引用 )はたしてそうだろうか??? ずっとこの疑問を持ちながら見ている。我が家の庭に来て、芽を出し花を付けだしてから10年以上になるなるはずです。 1. 先ずは、タカサゴユリの特徴 花に赤紫のラインが入ることが多い。葉は細長い。 花粉は赤褐色。 別 名 ホソバテッポウユリ 2. テッポウユリとの交雑が多いとされている。 3. 見たことは無いが。テッポウユリは葉が広い、花粉が黄色いとされている。 4. 純粋のテッポウユリらしい株と花を十数年の間、一度も見たことが無いので、もっぱら 交雑品の観察結果となっている以上の要素を念頭に置いてため込んでいる写真を整理して載せてみたい。 タカサゴユリの花 2017.08.17 1. 花は白をベ-スに赤紫のラインが入る。テッポウユリより一回り大きい。 2. テッポウユリの花粉は黄色であるが、タカサゴユリは赤褐色である。 3. 一つの茎から5個から10個の花を咲かせる。一茎で50個(山陰の例)の花もあるとか。 風媒花であちこち旅をし、交雑を繰り返すので、純粋のタカサゴユリと決めつけることに難 があるらしい(以上は「身近な雑草に不思議」森 昭彦著214,215ぺ-ジから引用 ※ 2014.08.29 中庭 南側でお隣との境まで1mあまり ほぼすべての花に赤紫色のラインがあり、花粉も赤褐色なのでこれはタカサゴユリだろう。 花数は14個?と多い。ホソバテッポウユリの別名通りで葉の幅は狭い。 尚、2018.08.22現在。この場所のタカサゴユリは健在です。 草丈は約2m 何年か経った。⇒また思い出して考えた ⇒日当たりのよい西南では2m高さ、また考えた? 庭の東済に咲いているタカサゴユリが消えてなくなったか? はたして風媒花ならぬ”風来坊”で我が家の庭から旅立ち他所へ移動したか? 花に赤紫のラインがあり、花粉が赤褐色の花だから純粋のタカサゴユリ? 花には淡い赤紫色のラインがあり、花粉も赤褐色より淡いが黄色ではない。 花に赤紫のラインが無く、花粉はかなり黄色いタカサゴユリ(庭の南、ミョウガの株付近) 南の垣根、ミョウガに交じってのタカサゴユリ、十数株あるが花が咲いたのは数株? テッポウユリらしい特色も見えるが、細葉であり花も大きいので交雑品だろうか 2018.09.04 ネット検索/情報 「新テッポウユリ」と呼ぶらしい。 タカサゴユリで赤紫のライン(縞)の無い株を新テッポウユリと呼ぶらしい。 多分、その葉は細くて長いタイプを意味していると思われます。 こんな疑問が湧いて来た時にてブログに取り上げることになります。 冒頭でご紹介させてもらった森昭彦さんの御本の情報に接した 最初の頃は、私なりに市内の かなり広い範囲を巡って、野原やご家庭の軒先に見える花とその雄しべを撮影してブログに 載せた記憶があります。 その時点でも我が家の東の隅にあるこのタカサゴユリは同じ株の花が続いているように見えた。 ”風媒花=風来坊”ではなくて、いつまでも居座っている。 また何年かたった、東の隅のタカサゴユリは元気でした 今では2mあまりのカイヅカイブキの塀に沿って南から西側の塀沿いに点々と育ち、超日陰で 成長の悪い株まで含めると数十株から100株に近い株数かもしれない。 専門的な言葉は分からないが、鱗茎と言うのか地面下で成長する塊の立派に成長できたものは 少々の日陰でも、このユリの高さのメドである50~150cmを超えて2mぐらいの高さになり 花をつけるようです。 草丈がどのくらい高くなるか?…はそれでわかるとして風媒花で、風来坊がいつ旅立つのか その謎はそのまま残っている。テッポウユリは何処へ行けば出合えるのか? ⇒見つけた? 葉の幅が広くて、草丈の低いとされるテッポウユリは何処へ行けばお目に掛かれるだろうか。 この原稿を準備している時に時々こんな疑問も浮かんだ。 2018.09.04 所蔵の写真集でそれらしいユリに出合った 花粉も黄色く見える。 花に赤紫のラインが無い。 葉の幅が広い。 2017.06.28 市立図書館へ返本と借り出しの為出かけた際、図書館の花壇で出合ったように 記憶しているが、不確か。 少なくともこの3枚の写真からテッポウユリらしいと思った。 情報によるとこの茎長さは、30~200cmとあるので、タカサゴユリとテッポウユリの丈では 区別が難しい事も分かった せっかく苦労?して、ここまで探したの、タカサゴユリの花に見る「赤紫のライン」の写真も 探してみた。 (葉は細長く、花に赤紫のラインがあるが、よく見ると花粉は黄色に見える。今回学んだ 新テッポウユリ=タカサゴユリの交雑品か)鉄砲百合との交雑品も多くて、純粋のタカサゴユリがあるかどうか? そもそも十数年前に庭の東の隅で花を咲かせた一株は少なくとも20年ぐらい前に飛んできて 芽を出し、1年後ぐらいから花を付ける習性らしい、そして3年ぐらいで旅立つ(その庭には 無くなる。)その間に交雑を繰り返している。 そんな印象を受け取れる情報ですが、疑問はずっと残っている。 そんなユリなので花の赤紫のラインの有無も確かめる気が無かったし、いわんや花粉が赤褐色 か黄色か。 そんなことを調べる力もないまま今日まで来ていおりましたが、久しぶりに観ました。 記念すべきこの風来坊、今年もその株が出ていてが、邪魔物を置いたので今年はその花が見え ない。(私のうっかりが原因・・・こんなブログを書くのであればしっかり見たのに、ウム 残念・・・今の心境です!〇 § 庭を庭園風に仕立てているご家庭では、風来坊のタカサゴユリの存在はきになることらしい。 8月21日(火)夕方、町内に出掛けたおり抜去している様子に出合いました。 3年ぐらいで居なくなってしまうのであれば放置して楽しむのも一興ですが、皆様それぞれに お悩みがあると思いながら散策したことでした。〇 § Δ※ その他のユリの花と球根の話・・・あれこれウバユリ大原の竹やぶで咲くウバユリも種が飛来して地面に落ちてから芽をして以来約5年経過して、初めて花が咲くとされております。この場合も地上に見える株の茎の径の大きさ、草丈の長さもさることながら、目では確認できない地下の球根が一定の大きさに成長することが決め手のようです。このウバユリの花の咲く株が近年見えない。この種にも羽根があるので、ご近所に飛んだ種から芽だ出て球根が太る年月が経過していると期待しております。トライアンファイタ-我が家では昨年はさぼりましたが、今年は10月に一度彫り上げて地下の球根を集めて、花が咲く球根をプランタ-、鉢、庭に埋めなおす大作業を敢行(ウフフ!)の予定。百合固有の害虫の襲来対策が課題。ヤマユリ鉢植えの株を近日掘り上げて、球根を確かめて埋め戻したい。
2018年09月04日
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サフランモドキ(ゼフィランサス・グランディフロ-ラ)ヒガンバナ科が突然大量に開花したのでビックリ。ブログへも臨時に登場です。2018.08.26 :道路際・車庫にてご近所のご厚意でプランタ-ごと頂いたサフランモドキお世話と言えば、たまに水を掛けただけと若干の草引き。スベリヒユなど畑の雑草も庭に来てその繁茂ぶりが憎い!我が家から言えば、玄関先左側の道路際何気なく見たらこんな風景で、けっこう驚いた。ご近所の方から頂いてほぼ10年ぐらい、それがこの満開状態、けっこうじびれました。嬉しいからです!8月中旬まで咲いていた「ナツズイセン」もヒガンバナ科、でも葉っぱはまったくない。しかしこのグランディフロ-ラ・ゼフィランサスは年中葉があると思います。「ナツズイセン」ご覧いただいているように、足元に葉っぱは無い。有馬富士公園センタ-横垣根のそばにてついでにキツネのカミソリ(いずれもヒガンバナ科)これも葉はない 2013-08-26近年この方面のウオ-キングが無いので、久しぶりに訪ねてみたい。ヒガンバナ2016.09.26後、下に写っている細い葉はタカサゴユリの葉で、ヒガンバナには葉は無し。ゼフィランサス・グランディフロ-ラにとって身近な仲間ゼフィランサス・キャンディング(タマスダレ)ご家庭の庭などに多いと思いますが、この友が丘2丁目の歩道、植木の根元や大原荘園町の空き地、大原の田んぼの土手など、自然の環境でも散見。元へ戻って名前のご紹介がややこしいサフランモドキ(グランディフロ-ラ・ゼフィランサス)冒頭の写真をあれこれと数回撮影した。2017年以前と最近までは:一輪とか数輪が一度に咲く状態だった2016.09.23の場合2018‐08‐26日の花同じ景色ながら、地面から出ている葉の様子も分かるどうしてこんなに花数が増えるのか。この花の仲間は、纏まった雨が降った後に咲く性質を持っているそうです。最近高温で乾燥状態にあったが、かなり纏まった雨が降ったので咲いたと言う事らしい。ただ、こんなにまとまった花が咲くのは地下の球根が揃って大きくなり、開花しやすい状態を備えていたのだろう。1. 科 名 ヒガンバナ科2. 学 名 Zephyranthes3. 別 名 レインリリ-4. 原産地 中南米など5. 仲 間 ゼフィランサス・キャンディダ(タマスダレ)など ※ 色・季節でひける花の事典 820種 224ぺ-ジ参照。〇 § Δ 我が家におけるこの花の環境からすると、露地植えと鉢植え(我が家)の違いはあっても、平素水を与える頻度にはさほどさもない。今回、どんと纏まって開花したのには地価の球根の数が増え、開花できる数が揃った所にしばらく雨が降らず、球根も開花まで進めなかった。それが一度にまとまった雨が降り、その上私がホ-スでの水やりも加えたので開花に最適の環境になったと思われます。2,3日でこの花が枯れた後、どうなるのだろうか?
2018年08月30日
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今回、久しぶりに撮影した赤い花のゲンノショウコ雄性期の花 中央から雌しべが顔を見せているようだ。 今、おさらいをしているワ-ドの、季節的な挨拶言葉では”残暑”、実際19号台風や20号台風 の余波で生暑い風が吹く畑の縁、雑草が猛々しく生育している。 その中でこの一株は毎年花をつけてくれる。 増えもしないが負けて無くなることもない。小さな谷川の対岸の岸にも数株あるものの見に 行くのは数年に1回か? それだけ少ないとも言えそうです。 雌性期の花 すっかり雄しべが落ちて、雌性期になり切っている。 今年の大雨による被害で、谷川とそのため池が報道されたように思いますが、ここだけでも 7個の溜池があると地主さんのお話。この水で我々の畑も元気をもらっているのです。 お花と蕾 花 期 : 7月~10月とされている。 別 名 : ミコシグサ(神輿草)ここは大原の田んぼに沿って流れる谷川の岸辺で、左右の岸で毎年咲くが、だからと言ってその株数が増えるという事もないので、ゲンノショウコにとっては厳しい気象条件下にあるかもしれません。この白い花は友が丘がある大原の林縁、幅10m足りずの草むらです広く言えば赤いゲンノショウコの花が咲いている地域も大原ですが、1Kmほど離れている。2016.09.16の写真です。道路際で電柱の根元、雑草が勢い良く育つゲンノショウコとしては劣悪な環境ですからその付近に勢いよく増加することは出来そうにもありませんが、それでも何とか数株が頑張っているようです。典型的な雄性先熟の花で、雄しべが10本揃ってみえるので開花後そんなに時間がたっていないそんな感じです。。 「三田のいのしし 見て歩き日記」と名付けたこのブログを始めた頃からこのような植物の生存にまつわる約束事を学ぶのが楽しくて、花の元へ足しげく通ったものでした。関西でほとんど見られないとされている「白い花のゲンノショウコ」がこの友が丘と呼ばれる新興住宅街を取り巻く森のすそ野、草原に数株見つかり、ラッキ-でした、雄性期の花 開花後幾分時間が経過している様子です。勿論、同じ仲間で有り、花の色が違うだけですから、雄性先熟の花であることにかわりはありません。雌性期の花雄蕊がすっかり消えてなくなり、懸念鳴く菜の花のオスの花粉をもらい受ける姿勢が完了。ハチなどいらっしゃい!ミコシグサの別名がある。 神輿草(ミコシグサ)のニックネ-ムが付いたその果実。〇 §自然環境の変化が感じられ、その中で株数の象牙減が注目される野草について今、この三田市内も平均気温がかなりな勢いで高い方へ向かっているのではないでしょうか1. 現在、すごい勢いで増えつつあると思われる野草 アカバナユウゲショウ 我が家のプランタ-に芽生えて、アッと言う間に占領した花 つゆ草 2013.09.13 もともと元気のよい草ですが、この頃急速にその姿が目立つようになりました。 ヒメオドリコソウやイヌコモチナデシコ(コモチナデシコ)などもすごい勢いで増加 しつつあるように思います。 2. 素人判断ですが、減りつつあるか又は増えない野草 オミナエシ 苗を園芸店で購入して植えている花 三田の市内で、野草が生えている地域を歩き回ってもこの花に出合えないので、お花屋さん でその苗を購入して庭の鉢に植えて、この花の撮影をしているのが現状。 ゲンノショウコ ※ あくまでも植物学に素人である私が、畑とウオ-キングを通じて感じた印象ですが、 特に アカバナユウゲショウなどは、爆発的と言ってもよく、我が家の庭先のプランタ- でも隙間ができると、アッと言う間に芽が出て株が育ち花が咲くので、平素見慣れない 方々 は、単に綺麗な! の印象だけだろう。 しかし、家主はそれなりに深刻です。 イヌコモチナデシコの増え方もほぼ同じで、すごい勢いです。畑の縁で「赤い花のゲンノショウコ」を見てご紹介を始めましたが、気象条件の変動による野草の変動もこの狭い地域だけでも印象的であることを申し上げたいと思って付記させてもらいました。 〇 § Δ後書きタカサゴユリについて 風媒花だと言われており、3年ぐらいでまた別の場所へ移動する印象がありますが、 我が家の庭では増える一方で、参考情報を眺めながら頭を抱えているのが実態です。 近日その概況をまとめてみるつもりです。シラサギについて アオサギについて、私の感想を申し上げましたが、次にシラサギ類(ダイサギ、チュウサギ コサギ)について書いてみたいと思います。 残念ながらチュウサギについては、その決め手がわかりません。 ご勘弁願います。庭のキウイの実が大きくなりました。 その速報を近日アップの予定ですが、このキウイ、じつは便秘解消の特効薬ならぬ特効食品 「いかなる重症の便秘」も数日キウイを食べ続けたら、ア~ラ不思議。 その効果の素晴らしさ。テレビの健康が話題の番組で評判でした。 我が家は素人的に体験済みですが、その辺も含めて触れながら、キウイの現況をアップの予定
2018年08月25日
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前書き1. 前項でトウダイグサ科の植物、トウダイグサ、アカメガシワ、ナンキンハゼについて 少し学んだことを書いてみました。2. ハツユキソウやポインセチアなどもトウダイグサ科であることも学んだ。3. トウダイグサ科固有の形「杯状花序」について学ぶと、アカメガシハワは雌雄異株ですから 花はそれぞれ別の状態であると思われ、さらに学ぶ必要がありそう。4. ナンキンハゼは「同株ながら雌雄異花」だそうで、これも「杯型花序」と言われても? 以上が前項の要約。今回の話題1. 2018.08.11(土)灘生協の移動販売車が来たので、猛暑の中、妻の荷物運び役で外出 道路沿いのナンキンハゼの大木群を見るともなく見た。 花が咲いていて、果実らしいものも見えた。2. やや峠を越した感じもしたが、明12日(日)ナンキンハゼの花を撮影すると決めた。2018.08.12(日)雲が多いがなかなか雨が降らないのが残念だ。ナンキンハゼの街路樹 道路から眺めて。 (1) 雌性先熟の花(2) 雄性先熟で開花後、改めて雌性先熟型の花メスの花⇒雄の花の順で咲く 今日インタ-ネットで学んだこの特異な樹木の佐那の咲き方について、書きますが 今日12日(日)の写真でもその辺のことが少しわかる感じなので先に写真を並べて おき、学んだことを書きたい。 ナンキンハゼの果実 この果実の集まりの中央に枝が折れて無くなった跡らしいものが見えている。 多分、雌花の群れの先端に雄の花が付いていて、役目が終わって落下した跡とみられる 枝の先端に雄の花がまず付く・・・未確認ながらナンキンハゼの固有の花の付き方の一つ 通常の雌性先熟型の植物は、その根元の方へ雌の花が付くが、それが見当たらない その2 ネット情報に相当するのであれば、この花はまもなく落下する。 そこの改めて雌の花と雄の花が育ち、開花し受粉できる体制にはいるらしい。 この瞬間はその事を想像するのみ。 雄花開花後/落下 ⇒ 雌花と雄花 ⇒ 受粉が果実が実ったらしい枝(推定) 最初に咲いた雄の花枝の折れた部分の手前から新芽が出てそこに果実があるように見える これも先端の雄の花・・・雌花が見えない 一般論的には、雌性先熟の樹木だから、メスの花が基に見えるはず乍ら、無い・ 典型的な雌性先熟の状態 枝の元に近い部分で雌しべが多分受粉後の状態にあるとみられる。 多くの樹木、草がそうであるように劣性遺伝を避けるために、この雄の花もこれから活性化し 別の馬頭の花と交配できる状態に入る・・・ことが推測されます。 2018.08.16 個体により花序の付き方に違いがある/情報・・・探し 写真の右下隅に1個雌しべの見える子房?が見える。 その左上に数個の子房?らしい物と雄の花が見える。もしかしたら雌性先熟型の個体 (樹木)かもしれない。 この朝、歩いてみたが、花の時期が過ぎたのか、花の付いた樹木があまりみられないので やはり来年観察が課題だと思った。 ともかくまた楽しみが増えた感じで嬉しい! この友が丘の街路樹であるナンキンハゼ、単純な雌性先熟型(例えばA)と雄の花が咲き その後、その枝にメスの花、雄の花の順に咲く(タイプとして例えばB) 個体ごとにこのA,B2タイプがある。 今回たまたま、8月12日(土)に偶然花が咲いていた株、1株を選んで撮影したらタイプBの 雄花 ⇒ 雌花、雄花 の個体らしいことが分かった。 少なくとも数百本あるこの友が丘のナンキンハゼの木々がどのタイプに属するかは不明です。 来春にはその一部でも撮影して見分けてみたい。 ※ これはこのナンキンハゼがトウダイグサ科の植物であり、その花そのものの咲き方は どうであるかと言う探求とは次元が異なりそうだ。 しかしながら、その生存の仕方がこんな異次元の方法に分かれているのも面白い。日本生態学会大会講演要旨 ナンキンハゼの雄性先熟個体と雌性先熟個体における性投資の違い・・・・・抄録 1. ナンキンハゼは単性雌雄同株落葉樹である。 2. 花序の付け方に2タイプがある。 そしてその個体によってそのタイプが決まっている。 3. その一 枝の先端に雌花と雄花からなる花序を付ける。 このタイプの個体は雌花が先に咲いてから雄花が咲く。 (雌性先熟) 4. その二 枝の先端に雄花が咲き、その後短いシュ-トの雌花、雄花の順に開花する。 ・・・(雄性先熟) 個体によってその違いがある。 ※ shoot シュ-ト 新芽、若芽 例 a bamoo shoot =たけのこ 蛇足ながら、ナンキンハゼは紅葉が綺麗です。 〇 § Δ後書き同じトウダイグサ科のハツユキソウ(初雪草)の花が咲いている現場に出合った。2018-08-14 フラワ-タウン イオン三田の駐輪場の花壇にて 7月-10月 花期 トウダイグサ科ユ-フォルビア属 私の今日只今の最大最高の関心は、このお花がトウダイグサ科であるその根拠を納得の 行く形で観察してみたいことにある。 しかしながら、雌性先熟とあってこの花が果実になるまでには時間的な経過があるので ある一日でその辺の変化を把握することはなかなかできそうにもありません。 そこで、ネット検索で情報を探しておりますが、今までではまだ見つかっていない。 難しい。 〇 § Δ
2018年08月17日
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前書き昨年の初夏の頃でしょうか神奈川県藤沢市にお住まいの知人が、フェイスブックにアカメガシワの情報を載せられた。早速そのヒントに従って撮ってみたアカメガシワの幼木アカメガシワの写真 :三田市友が丘の市道路肩にて気が付いてみたらこのトウダイグサ科の樹木は市内の至る所にあること。ただし成木は高さ15mになる落葉高木、幹の直径は50cmとあってこの面ではあまりなじみがない木。雌雄異株とあってはよほど執念が無いと見分けもおぼつかない。トウダイグサ科アカメガシワ属でしたが、トウダイグサ科となると草と樹木の違いもあり、トウダイグサの花ってこんな花6個の杯状の花序がつく。トウダイグサ科トウダイグサ属市内で3か所この野草に出合いました。油を入れて灯を灯す灯台に似ている所からこの名前がついていることを2016年頃図鑑などにより学んだトウダイグサやアカメガシワなどがトウダイグサ科に属していても、「なぜか?」の疑問がわいてもさして強くはありませんでした。しかし、ある時このパソコンを動かしている我が家の2F、その窓から手の届く位置にある街路樹「ナンキンハゼ」の若葉をみて、これもアカメガシワの仲間だろうと確信しました。窓越しにこの赤い葉を見たらアカメガシワの仲間だとすぐに理解しました。南京ハゼの街路種※ 以上の通りでアカメガシワとナンキンハゼが仲間であることは容易に理解できましたが トウダイグサ科に属する理由はなかなかわかりません。改めてトウダイグサ科固有に花の特色について勉強を致しました 1. トウダイグサの若い花 2018.04.07 2. ウイキペディアによるトウダイグサの花情報 1) 花は雌雄異花 雌性先熟 2)非常に特殊化した花序の杯状花序を付ける。 3)これは小型のカップ状の総苞(蜜戦を有する)の内側に単一の雄蕊からなる雄花が輪を 作り、中央に単一の雌花があって、全体として1個の花のように見える 2016.04.29撮影の花の状態(再掲) この花のある部分のマクロ映像 2016.04.29 この花の交配による花の変化については、日をおかずに観察してその変化、進捗を見て 行かないと、理解が付かない・・・特異性があるらしいことも分かった。 雌性先熟の花なので、写真の右端で緑色の濃い1個はどうやら交配が終わり、3個の種が育ち 筒あるらしい。 あおむけに倒れている2個も受粉が終わった姿らしい。 非常に特殊化したとされるこの花序の解説なんて出来っこありませんが面白い! ともかく「非常に特殊化した花序の杯状花序」の1例がトウダイグサだとしても、その他の 他のトウダイグサ科の7000種類以上の花々も似たような複雑な花の形が見られそうです。 少なくともアカメガシワやナンキンハゼ、ハツユキソウ、ポインセチアなどはお花の中心部を 来春から詳細に眺めてその成り立ちを確かめてみたい。雌雄異株だったり、雌雄同株ながら異花だったりするので「固有の形の杯状花序」がどのような現れ方をしているのか楽しみです! ※ 過去に出合っていたトウダイグサ科の花 ハツユキソウ : トウダイグサ科 2012-08-03 この写真からは「トウダイグサ」に似た「杯状花序」が見られそうな気もしますが・・・ ご近所の塀の外にある花壇で撮影させてもらいました。 蛇足ですが、この地域の民家は塀の中は日本庭園風の植木などがあり、奥様方が自由に 花を楽しむことはできない…整った姿だそうです。 その分、塀の外は広いし、制約が無いので様々な花の栽培が自由とあって、我々通りすがり の者も楽しむことができると言うわけです。 今回の学習からこの写真を眺めるとなるほどトウダイグサ科固有の「杯状花序」らしい物 が見えますね。間に合えば今度はマクロでこの「杯状花序」を撮ってみたい。 ポインセチア : 淡路にて 2017.11.30 黄色い部分がトウダイグサ科の花の固有の形だとする「杯状花序」を見ることができる 場所だろう。 今回ネット情報でこのポインセチアがトウダイグサ科であることが分かりました。 改めて「杯状花序」の一つの姿を観賞する楽しみが増えました。〇 § Δ 後書きトウダイグサとアカメガシワ、ナンキンハゼが仲間であるという面白い話題に関しては、もっと早い時期に載せたいきもちがありましたがずれてしまいました。結果的には突っ込み不足の重要な部分が見つかり、これでも申しわけない処です。即ち1. トウダイグサの花の成長過程の写真が不足していること2. アカメガシワの雌雄異株の花のマクロ写真 2017.08.03 ここまでは撮影済み 赤い物は雌しべであり、雄の木から蝶や蜂等により運ばれた花粉により交配が完了する 事はこの雌雄異株の場合でも同じことだろう。 雄 花 このように雌雄異株の樹木で、トウダイグサ科の特色であるとされている杯状花序 の確認は素人には難しい?3. ナンキンハゼの花のマクロ (雌雄同株で異花)写真の撮影 一つの株の上で花がそれぞれ異なるケ-スですがアカメガシワより見分け易い? 来年は頑張ってこの見分け方についてマスタ-したい。〇 § Δ
2018年08月11日
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前書きナツズイセンはヒガンバナ科のはなですが、春に咲く水仙の花に似た花が夏に咲くので、夏水仙の名前をもらったそうです。地表に葉が見られないのが特色で、長い茎の頂に花が咲きます。今から7年前だったと思いますが、ある新聞でこの公園にナツズイセンの球根(鱗茎?)が約25000個移植されたとの報道があり、08月13日に来てみたら満開でした。暑いです!!この公園の象徴にもなっているケヤキの大木の盛り土の一画にも来場者のお出迎えの感じで、咲いておりました。夏水仙 ナツズイセン1. 科/属名 ヒガンバナ科ヒガンバナ属 多年草2. 学 名 Lycoris squamigerd 2. 原産地 中国もう今ではたいがい知られているはずですが、このナツズイセンはヒガンバナ科の仲間であり、花が咲く時には葉が無く花が終わり、次の開花期までの間に沢山葉が出て濃い緑に覆われます。有馬富士公園の自然学種センタ-前、中庭の様子花壇のヤマボウシなどの樹木の下はナツズイセンがいっぱいピ-クジ時に比べるとややまばらながら花が多い花壇。一輪だけ目立つように撮りたかったが・・・・所々、固まってい咲いていたナツズイセン武庫川べりを川下から川上、あるいはその逆にウオ-キングしていると、ある場所にポツンとナツズイセンが咲いていることがありました。また、国道176号線大原の交差点で、田の岸でごく小さな群れで咲いていたのを見てきました。今では観察に便利な有馬富士公園の花を眺めるので、多数の花の集まりを撮る傾向です。お盆の頃までが盛りだと思います。専門誌情報では8月~9月が花期です。〇 §学習センタ-の多目的ホ-ルでは、今、「世界のクワガタ&カブトムシ展」が開催されておりました。 1. 入場料 @300円 2. クワガタ、カブトムシが主体ですが、蝶々、セミなどの展示もありました。 蝶々は「人と自然の博物館」で素晴らしい展示物が常時見られますが、カブトムシと クワガタムシは今回の展示が参考になりそうでした。 クワガタムシ クワガタムシ-2 カブトムシ 蝶の例 この蝶が特例として展示されていたわけではありません、多くの例が密集したケ-スの 中にあるのに対して、これは大きいのと隣とのスぺ-スが開いていて、抜き出して撮影 出来たので、蝶の例として。 所々にカブトムシやクワガタムシに手で触れる空が設置されていて、熱心に触れている お子さんが見られました。 確か9日までの開催、残りわずかですね。 保護されている箱の中の生き物、撮影は想像以上に難しくてお手上げでした。 展示会をやってますよ…の印の撮影。ごめんなさい。
2018年08月08日
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前書き前回と前々回の2回で「奈良の喜光寺・若草山・平城京跡歴史公園バスツア-」を綴りました。例によって手前勝手な見方の陳述ですが、中には「なるほど!」のご賛同も得たかもしれません。さて今回は花の直径が25cm以上にもなるアメリカフヨウの花のご紹介です。2009.07.31西側の塀に沿って枇杷の木、ヤツデが植わっていて、その東側にこのアメリカフヨウ。一株で4,5本の株が立ち上がり、咲き始めると毎日1輪か2輪がさきます。 ※ アオイ科 北アメリカ原産 別名 クサフヨウ、ロ-ズマロ-今回の目玉になるテ-マは、一日花のこの花を5日間にわたって撮ってみることです。 初日 7月21日(土) 花の直径が25cm以上にもなり、草花の園芸種の中では最も大きな花を咲かせるので有名 です。花は朝に開き、夕べに閉じる1日花ですが、毎日新しい蕾を開いてくるので、1か月 以上楽しめます。(以上は「色・季節でひける花の事典 820種」引用 専門書のご紹介の通りで、最初の一輪が開花したので、言わば縦、横、斜めに撮った初日 でした。 2日目 2018-07-22(日) 初日の花、しぼんだままの姿が見えている。 撮影の基本としては、このようなしぼんだ花は切り取って撮影すべきだろうか? そんなことも考えてみたが、ともかくそのまま。 3日目(月) 一つの根元から4株ほど茎が立ち上がっているが、十数年素人の手入れで、次第に劣化して 居ると言うのが高邁な見解を述べがちな?妻のこのアメリカフヨウに対する見方ですが 肥料や水、周囲の刈り明けなどの手入れについて反省は良くする私の平素の行動。 初日(21日)から咲いている主力の1株の右横で、アメリカフヨウとも思えないような 可愛い花も開いていた。 左の株にもツボミが見えた3日目でした。 同じ玄関先で秋の花オミナエシが咲きだしたのでついでに撮影 草原や森影で咲く8月頃からの花と紹介されているが、この三田市内でも我が家の鉢と広野 の鉢植えで出合えるぐらいです。武庫川の堤などへ移植してでも増やしてほしい。 4日目(火) 「色・季節でひける花の事典 820種」198ぺ-ジによると、「しぼんだ花柄をこまめに 摘み取ります。ハマキムシが発生するので、見つけ次第捕殺するか、殺虫剤で早めに防除 しましょう。」 とあったので、さっそく殺虫剤を噴霧したが既に一部の葉で被害が出ていた。 5日目 2018.07.25 不思議なことに小さな花をつけた株もアメリカフヨウには違いないが、この二定植して以来 初めての花の形。 各局、アメリカフヨウは5日目ですべての花が終わりました。 茎がもっと長い頃には歩道を散策される方々も鑑賞してくれましたが、草丈が低くなって 塀越しに花が見えにくくなった?ので、ホウ-と言う嘆声も聞こえてこなくなりました。 ショック! 来年以降の為に植え替えや肥料の投入など勉強が必要なかんじですが、決定的な対策はまだ 見いだせていない処です。その仲間達1. オクラの花 2017.07.17 2. フヨウの花 2018.07.12 3. モミジアオイ 2018.07.21 貴志の里を野鳥との出合を求めて歩く中で出合った1枚。大原の溜池でも咲きます。4. ハイビスカス 2018.06.17 5. タチアオイ 2018.07.22 別名「ホリホック」 ※ 「梅雨葵」の異名があることを初めて知った・2018.08.02 下から咲きあがり、先端の花が咲き終わるころに梅雨が終わるので、この異名がある らしい。庭の花ですが7月の終わりごろ先端で咲き終わった? 根元から切り取った
2018年08月05日
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前書き今、7月13日(金)のバスツア-”平城宮跡歴史公園と、蓮の寺・喜光寺”などの予告編を載せておりますが、引き続きその詳細を載せる前に撮りだめの情報を一つ載せることに致しました。恒例のウオ-キングコ-ス沿いに咲くクジャクサボテンの花の美しいのに驚きました クジャクサボテン 2018.05.24 最初の撮影 ゲッカビジンの仲間で、サボテンのようなトゲが無く、大輪の花が豪華賢覧にさく誇ります 多くの品種があり、花色も豊富です。サボテン科(色・季節でひける花の事典820種)引用 クジャクサボテン・白い花 もしかしたら”シンデレラ”と呼ばれている花の種類かもしれない。 同じ通りの家並みに見られるクレマチスの花 花びらが多いタイプ(花弁が8枚) クレマチスは、花びらが6枚の物と8枚或いはそれ以上の2種類のクレマチスがある事が分かった。1. クジャクサボテンの花のあれこれ 刺の無い葉 クジャクサボテンの鉢植え フェンス越しに見える白いサボテンの花 2. クレマチス 和名で風車、中国語で鉄扇と言い表されているタイプなど世界中の各地に独特の野生種や 原種があり、それらが熱心の交配され様々な品種と名前の物が見られる。 この通りで出合った花々 勿論、この友が丘の街々でも出合いますが、その時はクレマチスに2種類(つまり花弁が 6枚の種類と8枚の物がある事を知らなかったので、その事を意識した写真の撮影をしており ません。 有馬富士公園の垣根沿い : 現在残っている花 友ヶ丘で出会ったクレマチス クレマチスには、日本生まれの原種(風車)や中国生まれのテッセンもあるようですが、 300種と言われる原種、野生品を元に工夫されたクレマチスが普及しているとか。 1. 学 名 Clematis 2. 科 名/属名 キンポウゲ科センニンソウ属(クレマチス属) この項の締めくくり1. スイスは国是と言うのかもしれませんが、街々の家の全てが軒先に花を植えて、来訪者を 歓迎してくれております。 2001.07.27頃 スイス・テルマット グリンデルバルトの街角 2001.07.30頃 このようにどこえ出掛けても窓辺には花がみえる。それもゼラニウムの花だろう。 ご存じゼラニウム、しかも2階などのベランダからその蔓を伸ばしている様が見事だ。2 今回取り上げたクジャクサボテンやクレマチスの花が咲いている街は、気持ちの上で、 この街を美しくしようというご理解が住人の方々にあって努力された姿が感じられます。3. ユリの花やホタルブクロ、その他が道路沿いにあって慰められます。 中庭の花も結構ですが、街角に面した場所に花を並べる工夫も皆さんでお考え頂くヒント になれば幸いです。 初めて拝見 2018.06.13 珍しいアブロチン アオイ科アブロチン属 同じ日のユリの花 2018.07.22 ご存知キキョウの花 ※ 皆様ご存知の通り、先般来の大雨に伴い生じた大被害で西日本の各地でお苦しみの方々 お見舞い申し上げます。 また、ボランティアの皆様もご健康に留意さますように。 我が家もこの住宅地に合って家庭菜園のお仲間の皆様も畑の作物が健やかに育ち、健康に 寄与してくれることを願って畑に出掛ける機会が多くなりました。 また、作物がこれまでにあまり出会わなかった病気に出合う例もあり、カラスなど動物の 攻撃にもあっております。 そんな環境下、畑にとられる時間が増えた結果、有馬富士公園と福島大池へのウオ-キング も回数が低下してしまい、途中の景色観察もやや減っているのが近況であります。 再び、この地域へのウオ-キングの回数が回復の機会にはどのような花々が街を飾るか 楽しみにしております。
2018年07月24日
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庭の鉢で見事に開花してくれたヤマユリ(山百合)の花 2018.07.14何事によらず、専門的知識の持ち合わせがない”愚か者”ですが、それでもトライアンファイタ-と呼ばれえるハイブリッド系のユリやカサブランカ、タカサゴユリなどユリの花を自宅の庭に咲かせて、楽しむと共に学んでおります。また、ヤブカンゾウやオニユリ、スカシユリなどが街のあちこちで咲いているユリの花の仲間を観察したり、その風情を楽しむ市民の一人でもあります。 このヤマユリが初めて咲いてみると「大きな花を開き、強烈な香りを放つユリの王者ヤマユリなど、日本の各地で美しい野生のユリが咲き競います」(”色・季節でひける花の事典 820種”引用)・・・と言うわけで、玄関先の鉢で7個の花を目いっぱい広げて咲いてくれて、鉢植え管理者の私に大きな驚きを提供してくれました。ウイキペディアによるとヤマユリ(山百合)は、山地に自生する、日本特産のユリの一種。花は大型、白色で内側に紅紫色の斑点(はんてん)がある。地下の鱗茎は食用。2018.07.11(水) 咲きはじめの花の一部下から咲きあがる。 ツボミは7個付いている。20cm以上の花は下向きに咲くので玄関にあげて撮影したが、下向きのままです。外側にそる白い花びらに紅紫色の斑点がこのヤマユリの特徴とあって、昨年末園芸品店で購入した球根(鱗茎?)を昨日(7月10日)まで、カサブランカと決めつけていたがこの花びらで違いが分かった。真上から見たヤマユリの株。6輪まで開花している。正面から見た6輪開花の山百合先日までハイブリッド系のユリトライアンファイタ-のいい香りがその辺一面に漂い新聞配達のかたなど様々な方々に喜んでいただいた。ご近所のHさんなど多くお方がこのユリの花の開花でご活躍でした。1. 科 名 ユリ科ユリ属2. 学 名 Lilium auratum3 花 期 7~8月4. 花の形 花弁が外に弧を書きながら広がって、1~10個程度咲かせる。 花の大きさは、直径20cm以上、百合の中で最大級。その重さで全体が傾くほど である。5. 草 丈 1~1.5m6. 鱗 茎 10cmほどの大きさらしい。 縄文時代から食用にされてきたらしい。 発芽から開花まで少なくとも5年以上かかり、株が古いほど多くの花を付ける らしい 。 ウバユリ(種が飛んで行った場所?)も発芽から開花まで5年ほどかかるらしい〇 § ご参考までに先日まで咲いていたと百合トライアンファイタ-以前にご近所の方に4つの鱗茎を埋め込んだ鉢をお譲り頂いた後、見よう見まねで鱗茎の数を増やして、今日では数十株に増えました。町内の花壇に寄贈した先輩は、イノシシの食べられて育成に成功しなかったらしい。沢山ある株の中で、小さな株から開花が始まった。このトライアンファイタ-のように育成している者が、カサブランカやヤマユリの鱗茎を増やす事が出来るか? これからの勉強です。今年はお休みのカサブランカ1株の花の付き方今年も中庭の垣根沿いに沢山花が見られそうなタカサゴユリ2017-07-21このユリは100%野生に百合です。勝手に中庭の東の隅に見つかって以来、自由気ままに中庭玄関先の垣根の側などで育ちます。2014.08.29頃の写真ですが、この場所では今日まですっかり定着の雰囲気です。〇 § Δ後書き沢山の株がある百合トライアンファイタ-や、2つの鱗茎が鉢に納まっている現況ですが、10月には球根(鱗茎)を堀りあげて、肥料などを加えたうえで埋め戻す作業が必要だとおもいます。課題1. 山百合の鱗茎の数を増やすかどうか2. カサブランカの鱗茎確保(オリエンタルハイブリッドリリ-)3. ササユリなど未知のユリの手当て 園芸品店で見るつけることが都が出来るか?4. トライアンファイタ-は鉢植えと地植えがありますが、10月に植え替えを行うとして、地植え の株は、垣根の根っこや他の植木の根の間にあるようなものなので、植え替えにはかなり 体力と根気が求められそうです。
2018年07月17日
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前書きウツボグサとミヤマウツボグサが国内のあちこち、低地と高い場所を選び抜いて存在するらしい・・・と言う情報があるものの、その見分けが難しそうでこのブログの上でも悶えております。見苦しい纏めですが、通してご覧頂けらば幸いです。〇 § Δウツボグサの花 2018.06.13(水)福島大池の外周道路と棚田の境にて1年ぶりの観察です。 1. ポイントはその葉にギザギザがあるかないか 2. 草丈の観察 大原に出現する草丈の低い”ウツボグサ”との比較観察の絶好の機会だと思ったが、昨年現場へ その次に行ってみたら草刈されていた。 ※ 「季節の野草・山草図鑑」日本文芸社刊 172ペ-ジ ウツボグサの項 ・・・変種にミヤマウツボグサがあるが、本種より草丈が低く、葉に粗いギザギザがあり 判別できる。 大原の背の低いウツボグサと福島大池の背の高いウツボグサを比較して素人なりに考える機会 に恵まれたと思います。 この日も含めて撮った草丈が長いウツボグサの写真所謂靫(ウツボ)にあたる花の部分茎は四角、葉には鋸歯、ギザギザがある。しかし草丈は40cmぐらい2017.05.26撮影素人目には”線形または広線形”に見えます。しかし、根元から花までの間のすべての葉がこの形であるかどうか、2018年度の観察ポイントの一つです。2018.06.18 2回目の観察にて花の下の葉にもギザギザ、鋸歯が見られる。長い四角な茎とその葉 この写真で鋸歯、ギザギザが葉に見えている。シソ科ウツボグサ属の野草であることは間違いないが、素人目にもその草丈が違う物が二つの場所で見られるので、こうしてせっせと観察。撮影してその写真を積み重ねております。大原で見たウツボグサ 2018.06.30くどいと言われそうですが、大原の農道の脇の草むらにウツボグサをまるで”じっくりご覧ください”と言わんばかりに刈り残している所に出合った。この辺り一帯にウツボグサが2か所生えていると思われた。其の1か所がここ。この花穂は長さがほぼ8cmにもなっていた。この写真でもその茎が四角であることがわかる。ウツボの形になっている花穂は8cmにもなりどうやら咲き終わりの時期に近付いているらしい。この茎をメジャ-で計ってみたら約50cmだった。約と言うのも根元は様々な草の繁茂で正確な把握ではないからだ。根元に近い葉はこんな形をしており、5cmの長さだった。花穂の真下の葉根元に近い葉に比べて、やや細長く見えるが、やはり5cmの長さだった。福島大池のウツボグサの葉は、鋸歯がはっきりしていた、このウツボグサは緩やかな鋸歯、もしくは鋸歯が無いように見える葉だった。〇 §昔、ウォ-キングのコ-スの一つで、ホトケノザやヒメオドリコソウ、オオイヌノフグリなどの出会いを求めて歩いていた先の一つにこのウツボグサの出現があった。昨年から草丈が30~40cmもある例をみたので、以下に載せた草丈の短いウツボグサのことを思い出したらた。 これに対して2013年などに撮った大原の2か所のウツボグサ 2013.08.06 草丈が低い 鋸歯がある。ギザギザ 2014.07.21 草丈は20cm以下とみられる。 葉の形は”長めの卵型”・・・上述図鑑の表現の引用です。 この花の写真を見ると、その下の葉は”線形又は広線形”に見える 大原地区では2か所、ウツボグサが自生しているのに出合えるが、いずれも田んぼの岸又は 水路の土手などであまり勝手に踏み込むことができない。 花の下の葉は細長い形であり、ウツボグサの全てに共通の形だ袋までは思っております。 比較的肥えた土壌の地域ながら草丈は20cmぐらいまでだった。 国道176号線沿いで,JR福知山線の線路脇の土手と大原の山際の田の岸に少数見られた。 いずれも草丈は低くておおよそ10cm~20cm内外。 ”色 大きさ 開花順で引ける季節の野草・山草図鑑” 172ぺ-ジによると、この条件の ウツボグサは「ミヤマウツボグサ」 しかしながら、ヘラオオバコなどでも分かるが、肥沃な場所とそうでない場所で大きさが 驚くほど変化するのでこの大原のウツボグサが”ミヤマウツボグサ”であるかどうか? 素人にわ分からない。ネット検索で「ウツボグサ」と「ミヤマウツボグサ」の見分け方を学んでいたら、靫が何の事だかわかりません・・・と言った感想をお持ちの方もいたので、靫(ウツボ)についてひとこと日本の戦国時代以前の戦いで、弓矢が有力な武器であった時代に、弓は手に持つとして、矢は「容器」に入れて担ぐことが便利だった。その入れ物 = 壺(ツボ)やなぐい靫(ウツボ)取材をしておりませんから、推測ですがこれが靫(ウツボ)だと思います。勿論素材により、時代に応じて形も様々に変化したはずです。昔、つぼやなぐい(靫、ウツボ)で戦いに明け暮れた祖先達の思いが今でも大事に受継がれて残っていると思わせるパレ-ドの一コマ。三輪神社 秋祭りのパレ-ドにてパレ-ドの中で靫に入った矢と弓を持った子供たち年代は不明ですが、三田市三輪神社の秋祭りに登場した少なくとも5人のお子さん達から弓矢が持つ重要さを大切にしている様子が見てとれます。実戦部隊が身につけたもの。「靫」の形や材料は時代と場所により変化していると思われるが、ウツボグサの花を見た時、この三輪神社の弓入れの靫の形状がその理解を助ける形状であると思った。2013.10.13(日)定例の秋祭りのパレ-ドから、撮影布団太鼓も魅力的三輪神社の秋祭りにて 背景は社務所◎ ◆ 〇あとがき2018.06.18 午前関西に震度6と言うかなり大きな地震が発生しました。幸いこの三田市界隈は比較的実害が少ないと思われましたが、大阪北部が震源地であり大きな被害が出ております。お見舞い申し上げます。後書き-2福島大池とその周りの農地、あるいは大原の田はいずれも年に1回か数回草刈りの対象になりますついでに書けば、有馬富士公園内のアケビなども剪定の対象となる。従ってその観察は間に合うかどうか若干スリルを伴う。福島大池のウツボグサの草丈も目視で30~40cmあるのでひとまず普通のウツボグサとみているが一度メジャ-で計ってみたい。結局、草刈り中の現場に行きつき、残っていた1株をメジャ-で計ってみたら29cmだった。今一つその葉は根元と花の近くの物で違った形の可能性があるのでこの辺もじっくり見てみたい。
2018年07月04日
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6月21日付でアップしたブログ「セイヨウヒキヨモギなど」の前書きとして”半夏生#をご紹介させてもらいました。ご近所のご厚意で頂いた茎をプランタ-へ移植した株今では中庭の地面にも2か所で枝・葉が伸びて広がっているが花回りの葉が白く変化しそう。さて、今朝も曇りではっきりしないが、いくらか日差しもあるので、咲き始めた複合ユリのトライアンファイタ-(オリエンタルハイブリッド系とトランペットユリの複合系)が咲き初めています。2~3年植えっぱなしでもOKという情報もネットにありましたが1昨年秋に植えた球根をそのままにして今年は様子見の状態です見た限りでは花の付きもよく、元気ですから沢山の花が見られそうです。これまでに、植え替えのたびに増えた球根の内良く育ったものをプランタ-。鉢、中庭の地面5か所に埋め込んでいるのでにぎやかな林になっている。今年の秋にはすべて彫り上げて植え替えと茂りすぎることになる小さな球根の彫り上げ作業を行いますが、これ以上広げる場所もないので、ご希望の方に差し上げるか、廃棄(トホホ--)つらいです!開花が近い蕾の群れ香りのよいユリです。ご近所の方々や通りがかりの方々にもお楽しみいただけそうです。開花を待つ蕾の群れ-2その3このブログをアップする頃には多くの花が開花して、いい香りがその辺に靡いていることだろう。6月26日(火)このユリの花が満開になった頃に、別の項に仕立てて見て頂く下心? がありましたが、この項そのものをアップする前に満開状態、暑いです。昨日は真夏日とか。ここでこの花の満開状態のお披露目です。別の角度から見て。いい香りが特徴のこの花、道路際にも漂っているみたいです。中庭の露地に植えてあるトライアンファイタ-日本間の前 中庭 西北の垣根に沿って6月26日(火) ご近所、このお花のお師匠さんの庭先のご紹介その一ほぼ道路沿いですが、さらに近寄ってみると。お見事‼露地植えの株に見事な花が。〇 §ついでに:庭の花あれこれそしてキウイの果実なかなかご紹介の機会のない庭の花などもこの際、一行知識的野見てもらいたいものです。ヒルザキツキミソウ(ヒルザキモモイロツキミソウ)別名 エノテラ、スペシオサ 原産 北アメリカ・中西部科名 アカバナ科サルビア・ミクロフィラ ‘ホット・リップス科名 シソ科タチアオイ別名 ホリホック科名 アオイ科ヒャクニチソウ別名 ジニア・エレガンス科名 キク科ニチニチソウ別名 ビンカ科名 キョウチクトウカ科プルメリア別名科名 キョウチクトウ科キウイの実別名科名
2018年06月27日
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シソ科のサルビア・ミクロフィラ ‘ホット・リップス‘の株をご近所のお庭で株分けしてもらって中庭に植えてから久しい。5月ぐらいから11月頃まで咲くので、普段は”見ていても観ない”感じで過ごしている。6月15日(金)曇り昨夜からの雨が上がったが外出には向いていないと思い、家で過ごすことにした。「つゆのひぬま」だと思った。この美しい誤解?のまま思い込んでいる方がたくさんいることも分かった。山本周五郎作「つゆのひぬま」を愛読されている方が多いことも感じた。ふと、この際、すぐに名前を度忘れしがちなサルビア・ミクロフィラ ‘ホット・リップス‘の写真を撮影することを思い立ち、しかも三脚の上にカメラを載せて撮ってみようとの思いが浮かんだ。こんな写真を集めてみました。ネット検索で、この”ホット・リップス”の項を検索したら、山本周五郎さんの「つゆのひぬまに」ではないが・・・云々との文章とともに、庭仕事を片付けている様などが紹介されていた。(この方も「梅雨のひぬま」⇒梅雨が上がっている間に・・・云々と理解しているらしい)山本周五郎の全集(昭和43年12月初版)第29に ”つゆのひぬま”があり、理由は判然としないものの、私も何故かこの”つゆのひぬま”の言葉が好きで覚えている。しっかり覚えている。昭和46年に八冊と付記されているので、昭和46年(1971年)以降に毎月1回配本で入手した山本周五郎小説全集29に乗っている短編です。登場人物が「露のひぬまに」・・・云々と語っているが、洪水が出る時期の江戸・深川あたりの話なのでこの露も梅雨も同じ意味だろうと思い、深く考えないままこれまで読んできたが、正解は、「露の干ぬ間」朝露が乾かないほどの短い間=「ほんのほととき」が正解だそうだ。昭和46年頃から誤解のまんまほぼ半世紀、いささか悔しい!サルビア・ミクロフィラ ‘ホット・リップス‘について色・季節でひける花の事典 820種 (西東社刊)情報「温度が低い朝の内は白色で、気温が高くなると赤色になります。 快適に感じる気候ぐらいですと白色と赤色のツ-トンになります。普段、何も感じないで眺めて来たので、「色・季節でひける花の事典 820種」に前項のような説明があるとは今日まで知りませんでした。誠に情けない話ですが、このサルビア・ミクロフィラと言う言葉も、‘ホット・リップス‘の名前も忘れがちです。強いて言えばシソ科の花と言う事ぐらいは記憶にあると言うお粗末さ。このサルビアの株は基部が木質化していて、背の低い庭木が良く茂っている感じですが樹形の鑑賞よりか花を見るのが楽しい。さてさて:日々のウォ-キングなどで撮りだめた写真の中で、1. ウツボグサ2. ヒナキキョウソウとダンダンギキョウ3. ヘラオオバコとツボミオオバコ、セイヨウオオバコ又は在来のオオバコ4. ライラック(フランス語 リラ)の仲間らしい花をみてその名前探しの経緯 (モクセイ科のハシドイ又はイボタノキあるいはネズミモチ?)5. 家庭菜園の話題6. 孔雀サボテンとクレマチス(テッセンと風車)など記録したい気持ちがわきますが、今回はまさに6月15日の午後のひと時、つゆのひぬまにサルビア・ミクロフィ‘ホット・リップス‘での撮影とブログの編集で過ごしました。〇 § Δ
2018年06月25日
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前書き6月20日(水)雨 庭の半夏生(ハンゲショウ)の葉が白くなりました。いくつかのブログを仕立てて置いているうちに半夏生の節季が参りました。株分けして3か所に植えておりますが、白い葉をいくつか見ているうちに7月に入りそうです。さて:本論です我が家が大阪の吹田市からこの三田市に引っ越してきたのは1989年の頃で、武庫川の大改修工事が竣工したのが平成6年(1994年)の頃らしい。川除上橋の左岸の一画に記念碑が飾られている。その頃、郷の音ホ-ルなどの大型の施設は無くて、荒涼たる空き地が武庫川と県道の間にに凝っていた一方、武庫川の翼整備された土手と中岸には雑草が次第にその地面を埋めつつあったことを、早朝のジョギングなどで眺めて過ごしていた。1998年頃から退職後の生活の一環として、定期的に過ごす武庫川の堤で、草花などの観察と写真撮影を思い立ち、かなり熱心であったと記憶しております。その記念的な野草がこのセイヨウヒキヨモギお花の上部から突き出ている物は飛来する虫の誘導装置?でしょうか? まさか雌しべ?日本のヒキヨモギ(ゴマノハグサ科)については、一度も出会ったいないので、写真はお借りするしか紹介の道がありません。素晴らしい写真に出合いました。「アクシバの雑記帳」より半寄生植物であり、西洋と日本の違いはあっても、かなり似ていることはたしかです。屋や山間部に自生しているとありますが、三田市の福島大池の周りなどで出合えることを期待しております。兵庫県内での自生の情報もありました。さて、武庫川の土手道の上と中岸のこれまで1. 最も激しく生えていたのは川除上橋の右岸の土手下の中岸で、下流に向かい、密集といって 良いほど生えていた。2. 川除上橋左岸、瀬戸橋に向かって、かなり多い発生ぶりだった。3. 三田大橋の左岸、西谷川の武庫川へ注ぐ流れに沿った土手まで大工事で、投入された大量の土がほぼ同じものであったとしても、その発生ぶりには違いがあるように見受けました。さてさて2018年(平成30年)の現在では、瀬戸橋から下流で、三田大橋の間では、三田大橋の下、右岸の中土手に昔の繁茂の姿を見たような気がしました。ただ一つ、イネ科などの野草が勢い良く茂り、よほどしっかり観察しないとセイヨウヒキヨモギの群れも見落とすかもしれません。今回。2018.05-26(土)寄生植物の「不気味なヤセウツボ」の武庫川の両岸における自生地を調べるために川除上橋の左岸の付け根から半周して川除上橋の右岸付け根まで歩いて回る行程を辿ったので、結果として「セイヨウヒキヨモギ」の纏まった自生地が確認できました。このブログを綴っている本人としては、大げさに言えばこのセイヨウヒキヨモギがあったからこのブルグが続いて来たと言ってよいほどの野草ですから嬉しかったです。草丈40cmほどのセイヨウヒキヨモギに対して、他の野草も同じような草丈が多いので、傍に寄って撮影していた気が付いた。ヒメコバンソウ先日来、この分かりづらい野草を意識しているから見つかった瞬間このようにしてマクロで撮らないとヒメコバンソウとは分かってもらえない。日本帰化植物写真図鑑の427ぺ-ジ、ヒメコバンソウを見ていて知りましたこのヒメコバンソウが江戸時代に帰化していて現在は本州の中部以西で見られる由。小判草は明治時代に観賞用として導入⇒逸失、これも本州中部以西。いささか驚きました。有馬富士公園の山中の道路右岸、排水路の山側に点々と生えていても、見落としかねないパンチ不足、市内で2か所目、3か所目の自生地がみつかるかな?その懸念が大で有ると変な自信?を持っていたのに、あっさりした話でセイヨウヒキヨモギの花をマクロ撮影の為、カメラを草むらに近づけたら、アラッ不思議、ヒメコバンソウが沢山!余談ながら、ヒメコバンソウの自生地の3番目も大原荘園町の空き地付近で見つかった。元に戻って、セイヨウヒキヨモギの花のマクロ撮影の為に草むらに倒れこむように接近したら緑の濃い広い葉を持つ花が目に飛び込んできた。 ナンテンハギの葉と花 マメ科ソラマメ属マメ科の中には、地面の中に閉鎖花に種を付けるものもあり、それぞれ風変りな様相ですがこのナンテンハギも写真撮影でこれまで泣かされました。一時は夢中になって大原荘園町の屋敷地の土手や大原町の用水路土手などで、苦心惨憺の撮影を思い出します。近年、野鳥の撮影に時間の多くが撮られるようになって、この花の名前もすっかり忘れてしまったただ、その葉が南天に似ている所から、ナンテン・・・ナンテンハギ(マメ科ソラマメ属)と思い出すまでずいぶん時間がかかった。葉は南天に似ていて、花は萩(ハギ)に似ている所からの命名とか。ツルフジバカマ、クサフジなどが仲間。ともかく、ナンテンハギはそんなに多くの地点に自生していると思っていなかったので、いささか虚を突かれたような気がした。マメ科の花で、独特の形に苦心しましたが、自信がありません。樋門があって、その傍の急なコンクリ-ト段を6, 7m降りると幅4、5mの中岸になっている。樋門の例 西谷川が武庫川に注ぐその土手にあります。武庫川の両岸、その土手を護る意味もかねて、田んぼの排水などを武庫川に注ぐ機能をもつ施設、樋(とい)になっている部分が開閉できるはずです。そこから三田大橋の下までは100m足りずですが、点々とセイヨウヒキヨモギが生えている。しかし、訳知りの人間でないと単なる草むらだと見るだろう。花の数は纏まってはいないが:アカバナユウゲショウ(赤花夕化粧) 熱帯アメリカ原産日本帰化植物写真図鑑によると「ユウゲショウ」アカバナ科とあります。江戸時代の平賀源内さんが話題になる「オシロイバナ」も夕方4時ごろに開花するとあって「ユウゲショウ」の名前がついていると思いますが、このユウゲショウも夜に咲くらしい。昼間もずっと咲いている。オオニワゼキショウ アヤメ科ニワゼキショウ属 北アメリカ原産ニワゼキショウ と オオニワゼキショウと2種類あるらしい。ニワゼキショウは花はやや大きいが草丈は低くて、オオニワゼキショウは、花はやや小さいが草丈は大きい。こんな関係だそうです。詳しい方に教えていただき、勉強になりました。有難うございます。 2018.06.23こんなに群れて咲いている場合もありますが、種類の見分けはこれからの勉強になりそうです。〇 § Δ
2018年06月21日
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こんな花です。実際はもっと小さな花でありますが大きくしてみました。花と葉、そして茎なんとなくフウロソウの仲間かな? と思いますが、不勉強です。似ているアメリカフウロの花はこんな花フウロソウ科 アメリカフウロ葉は長い柄を持ち円形で5深裂してさらに細裂し、葉の縁は紫色を帯びる。日本帰化植物写真図鑑福島大池の奥、茅葺の民家がモデル的に建てられている地域には道路沿いに細くて浅い溝があり、何時しかそこに落ち葉などがたまり、様々な雑草が生えている。そんな環境で、なにげなく通過しつつあったが、一見アメリカフウロの花に見えた花があった。アメリカフウロの花であれば”観察は卒業済み”・・・そんな判断で通りかかったが、”待てよ”お花が赤い色をしているな。なんだろう???写真を撮っておきました。果てなんという種類の花だろうか?日本帰化植物写真図鑑には ジャコウオランダフウロ、オランダフウロ、アメリカフウロの情報があり、またヒメフウロ などもしばしば目にします。 ヒメフウロ 花と葉 この溝で初めて出合った花は、アメリカフウロに花の形はかなり似ておりますが葉の形が違うと思います。生えている地域もそんなに広くなくて、気が付かないで通り過ぎてしまう可能性もあるそんな存在ですが冒頭の写真でもわかるように、調べてみたい存在です。2018.06.13 福島大池の外周道路を歩き、この花のその後について観察しました。山や棚田から染み出した水で道路の側溝は湿っており、様々な雑草が見られますが、この花はこの1株のみでした。 追加できる写真 独特の美の付き方 ゲンノショウコなども似ておりますが、やはりフウロソウの仲間でしょうか。 ◎ ◆ 〇後 書今年初めて出合ったアジサイの花 2018.06.07在来のごくありふれた花ですが、みずみずしい感じでアジサイの季節到来を告げるのにふさわしいと言えるだろう。梅雨入り宣言が出てからの6月11日(月)、雨が降らないしお日様も出たので畑へタマネギを自宅へ運ぶために出掛けて無事作業を終了。ついでに行った事 1. ジャガイモ(メイクイン系) 2株を掘りあげて洗い、持ち帰った。 2. 篠山の黒豆の種を錦幸園などで買った。
2018年06月16日
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ゼフィランサス・サンディフロ-ラ(サフランモドキ)が咲き始めた 6月6日(水)雨が降り出し、鱗茎に元気が出たらしい。さて、4月30日、大原で撮ったオドリコソウの話が主な話題で、旧聞に属すると言われそうですが、一度は載せて置きたい野草がテ-マです。オドリコソウの花とはこんなお花 2018.04.30仮に踊りに例えれば、阿波の盆踊りよりか、風の恋盆歌でしょうかあの静かな「さす手引く手」のふりがぴったりの風情ですね。東側が山で、南西の土地は田んぼ、山すそには農業用の水路が走り、道路に植物の生育がさえぎられている、植物の開花にとってはかなり厳しい地勢に見えます。オドリコソウにはこんなピンクの花の他に、白い花もあります。大原の山の端で、ピンクの花が咲いている道路端の反対側が一段下がったくぼ地になっていて東側が南に向かって大きく湾曲している、そのくぼ地にこのオドリコソウが沢山生えている。その中にこの白い花もあります。2013.04.13撮影 余談と言われかねないですが、オドリコソウの写真を撮る時、すぐに出合うのが、カキトオシ この後にすぐにご紹介させてもらう予定の「ヒメオドリコソウ」やホトケノザ、オオイヌノ フグリなど野道の岸を彩る春の立役者のめんば-だろう。 ヒメオドリコソウシソ科オドリコソウ属の花にはオドリコソウやこのヒメオドリコソウなどがあると思います。ヒメオドリコソウの花の群れ国立兵庫中央病院の山際や農道の堤や田んぼの岸など至る所にこのヒメオドリコソウは生えていてこんな群れが至る所に出現します。2018.03.31その一輪いつの間にか我が家の庭、花壇にも鎮座していて、あっぱれ!シソ科の仲間にホトケノザがあります。ホトケノザはたぶん農道や田んぼの岸などには、あまり見られないと思いますが、同じ時期に畑の中、畝にしばしば見られます。花のマクロ比べてみると、花の様子はかなり似ている感じがします。近年は福島大池や武庫川、三田御池などに現れる野鳥の観察とその学習などが日課の主題になっている傾向がありますので、オドリコソウ、ヒメオドリコソウ、オオイヌノフグリ、ホトケノザなどの観察と撮影にさく時間が減っておりますが、自然が豊かなこの三田市界隈で楽しく暮らせる有力な仲間であることに変わりはありません。妻入りが多いとされている三田固有の民家 (推測です) 昔から続く建物の屋根はかやぶきでは維持できないので、金属の板で覆っているように見えますが、建物の内部は昔の姿がそのまま維持されているようです。この建物の横を走る道を行き来して通う家庭菜園、様々なお花に出合うことが出来て、元気をもらっている日々です。〇 § Δ
2018年06月12日
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6月5日(火) : 庭のプルメリアの花が一輪開花1990年代に妻たちのハワイ土産、鉢に挿し木して育成。さわやかな花と香りが嬉しい!さて、ツルアジサイと呼べれる珍しい花の話です。ツルアジサイ(ユキノシタ科)はこんな花 : 落葉木本”装飾花はまばらにつく”・・・とあるが、その実態は写真でもわかる。その葉ウォ-キングの定例コ-スの一つ、有馬富士公園と福島大池巡り、約12000歩の歩きも後半の部分で遊びの王国へ戻りかかった時、道路の左側の山裾で、私の頭上の高さに白い花を認めて撮った。その最初の1枚が上の写真です。直感では、植物のガクアジサイ ⇒歩いていて考えた ⇒ アジサイにとってはこんなに背の高い物を見たことが無い ⇒じゃあ、何だろうか?? 答えは後程。5月17日の写真のすべて。木本でない、普段見慣れている、アジサイの一つでガクアジサイの花2014-06-302010.06.23 赤い花これらの花の撮影日付を見ると6月の後半であり、木本の蔓紫陽花の花の開花時期がかなり早い印象です。5月24日、ちょうど1週間ぶりのこの公園にウォ-キングに出掛けるチャンスが来た・その有馬富士公園センタ-からの折り返しで確かめたこと。いわば馬蹄形になっている休憩所の背後にツツジの植え込みがあり、その上に屋根がある。その支柱に沿ってこのツルアジサイを植えたものと思われる。つまり、自然の木ではなくて人の手によるものと推定できる配置で、3,4株見つかった。赤みを帯びた褐色のちぢれた毛が生えている。つるが太くなると共に、樹皮は縦にはがれる。鷹さ15mにもなることがあるらしい。その根元部分5月17日(木)この花を見た時、平素の習慣としてこのような根元部分も見ているが蔓性植物であるなんて想像もつかないかったので、気が付かなかった。資料による確認作業(1)「里山のつる性植物」谷川栄子著 NHK出版 1. 科名 ユキノシタ科 落葉木本 2. 別名 蔓紫陽花、ゴトウヅル、ツルデマリ 3. 分布 北海道~九州/低山の落葉樹林 4. 花期 6月~7月 (三田では5月17に満開の様子だった) 5. 芳香 散房花序。遠くても分かる芳香・・・らしい。(私、花が悪くて未確認) 6. 特徴 周りに白い装飾花をつけて、中心部に両性花を多数つける。 ※ 両性花は、1個の雌しべと20個ほどの雄しべ、黄白色の花弁5枚もあるがすぐに 落ちてしまう。 白い萼片の装飾花は、先に開いて混通を誘導する役割を持っている。 ※ 頭上にあって直接目視できないが、(1)1の谷川先生の情報通りであろうと思った江戸時代の救荒植物だった 谷川栄子著「里山のつる性植物」より 新芽や若葉は、味噌汁の具や和え物、天ぷらなどの食用になる。江戸時代の天明の大飢饉から 人々を救った救荒植物の一つだった。◎ ◆ 〇後 書2018.06-07アジサイのみずみずしい花に友が丘と兵庫中央病院の間の道路際で出合った。今年初めて観た。ガクアジサイも近いうちに咲きそうだった。有馬富士公園と福島大池へのウォ-キングに出掛けた朝だった。
2018年06月08日
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前書き今回のテ-マは「ムラサキサギゴケ」と呼ばれる春先の野草で、田んぼの岸などで群がってその花が見られる野草です。ここに載せる写真の中心(群落の写真)は4月27日の者で、いささか旧聞に属する・・・云々の題材ですが、この時期は興味ある題材が多いのでこんなになってごめんなさい。さて:ムラサキサギゴケはその茎が横に這い、途中から根を下ろして株の増加、拡大を繰り返す習性があるらしい。コロニ-と呼ばれるかなり大きな集団の花の集まりにつながる基らしい。従って、場所にもよりますが信じられないほどまとまった花の群れが見られる場所に出くわす。2018.04.27(日)の出来事と出合い我々の家庭菜園(大原)の場所は、その上に2枚の田んぼ利用の家庭菜園がある地域の一画ですその横には小道が国道176号線から山に向かって伸びているがその路肩にも昔からムラサキサギゴケの群れが花咲き、季節を教えてくれた来ましたこれからご紹介出来る写真の場所は違います。それはある家庭菜園の片隅でした。同じ現場を角度を変えて撮ってみた。この現場で、向かって左にある隣の田につながる岸にも群れは続いている。これでは何が何だかわからない方もいらっしゃることだろう。参考の現場 A4月5日、市内岸のV字型の溝の岸で見た村彩サギゴケの群落を参考にしたい。参考:B 4月27日 同じ現場での接近しての撮影写真根元から伸びた枝から地面に降りた根により立ち上がった枝が広がり、こんな感じで、数多い花が出現するらしい。大原でも貴志でもこのような群れがいくつか見られるが、すべての大地にまんべんなくみられると言う事ではありません。尚、私は高知県四万十町の出身ですが、数十年ぶりに、4,5月頃元の自宅に帰った際、目前の田んぼの岸にムラサキサギゴケが群生していてびっくりしました。元へ戻って:このご一家にとっては十分すぎる畑の土地なので、利用されていない場所にこのお花が目を付けたらしい。こんなにのびのび枝を出して根を下ろしまた枝を出して広がる、そんな行為が繰り返されたのでしょうね。こんなに纏まって花が咲いていてもお互いに気が付かないし、畑の仲間も話題にしない。ほぼ真上か傍に来ないと気が付かない。これまでもこの付近や市内貴志などでこの集団的な咲き方に出合いましたが、家庭菜園の仲間の畑を訪ねる途中で出合った綿鑫体験的な観察でした。今回観察できた場所も既にトラクタ-による耕運で細かく砕かれており、ムラサキサギゴケのかけらも見られませんが、周辺の岸にはムラサキサギゴケの確かな存在がありそうです。ご安心くださいの環境だと思います。キランソウも増えている。このキランソウ(黄瘡小草)はムラサキサギゴケのような広がり方は見られませんが、地面に張り付く姿は確かなものです。「地獄の釜の蓋」と別名で呼ばれるくらいですからね。我々の家庭菜園を取り巻く岸は勿論市内の至る所で見られますし、漢方薬的な植物らしい。参考情報 よく似た花 トキワハゼ この花は本当によく似ておりますが、その株は枝から根がおりてそこから立ち上がり、増える ムラサキサギゴケと異なり、一株一株が独立していて、その周辺で増えることをしないので あまり目立たない。ただし我が家の芝生や鉢などにも進出するし、秋にも見える。 「常盤黄櫨」と言う漢字命名の由来かもしれない。 同じ4月27日にムラサキサギゴケの群落を見る機会が生まれた畑の様子と、その後の一部です。畑の様子 : 一番奥にある玉ねぎ(おおよそ100株あまり)とジャガイモの株2018.04.27 当時の様子。昨年全滅に近かった玉ねぎも今年はベトビョウの気配もなく順調に育っているかに見えます。このことは、実利的にもOKですが、元気が出ます。今日の作業で移植したナスの苗の例 代表の1株ナス、キュウリ、トマト、ピ-マンは各々5株、オクラは6株 この日の移植作業2018.05-09日現在の姿ジャガイモと玉ねぎの姿勢いの良かったタメネギにベトビョウが出て、気息奄々の感じ・6月上、中旬の収穫時にどの程度の玉になるか、かなり悲観的です。ジャガイモはすごい勢いですから、それなりの収穫が楽しみです!!ナスビ順調です。2018.06.1(金)6日ぶりに畑へ出掛けることが出来ました。 1.様々な外出要件と雨で少々困りました。ウォ-キングもダメだった。 2.キヌサヤ、チンゲンサイ、ブルッコリ-と玉ねぎの茎がくっきりと折れて”収穫できますよ” の印。その内の10個ほど収穫 3. 驚いたことがあった。 (1)作物が爆発的に成長していたこと、びっくりしました! ホウレンソウの葉が”ウチワ”みたいになっていた。 (2)雑草が作物の無い地面を埋め尽くしていたこと。 その大部分は、改良品が花壇や鉢、プランタ-で愛好されているし、この雑草自体も 国の内外で食用にもなっている。 雑草の名前 スベリヒユ スベリヒユ科スベリヒユ属 この写真は2012.08.08の物で、季節も異なりますし、かなり育った姿ですが、繁茂 して、畑を困らしている姿は同じです。 庭の鉢に咲いたスベリヒユの花と茎 畑にあるスベリヒユの花の写真もいくつかありますが、この写真が茎が良く見えるので 選んだ。 学名 Portulaca oleracea 茎は赤紫色を帯び、地を這って分岐。葉は長円形の肉質で互生。黄色い小花。 園芸品 タチスベリヒユ 別名 ポ-チュラカ 加えて、ホトケノザ、アメリカ原産の雑草、トキワハゼ、スギナなどいやもう沢山。 (3)予定を変更して夕方まで雑草の除去に努めましたが、ごく一部のみ抜去。 6月 2日(土)もこの作業の継続したい。 この時期に雨が続くと、例えばベトビョウが出て来て、それに弱い野菜が一夜にして被害 が出ることもこれまであったが、野菜も雑草もその成長に大きく働くことも分かった。 ◎ ◆ 〇
2018年06月04日
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今年もまた奇妙な花”ヤセウツボ”が武庫川の両岸で繁茂し、花も見られます。散歩中の方々は川除上橋から瀬戸橋の間の道の両サイドにご注目ください。ヤセウツボの花 2018.05.17 武庫川・右岸 川除上橋の上流側に点々として見られる寄生植物であり、その葉はほぼ退化しており、全体に花のみに見える。しかし開花しているものと咲き終わった花とでは見た感じが異なる。新しい花は頂上からの数個マメ科、セリ科、キク科などの植物の根から寄生根で養分を吸収し、春から初夏にかけて稚樹に出現する。(日本帰化植物写真図鑑より) 従って葉緑素を必要としないはず。後半で紹介する半寄生植物の「セイヨウヒキヨモギ」は緑を失っていない。武庫川の堤防上の舗装道路の左右共に生えていて、少なくとも川除上橋の上流側の道路付近から三田大橋に至る両サイドの堤防上道路の両サイドには生えていることが今回(26日)のウォ-キング観察でわかった。但し、アカツメグサ(赤いクロ-バ-)の根に寄生すると言っても、その事によりクロ-バ-が負けて消滅しかけている、あるいは消滅したと推測する現場は見ていない。ヤセウツボの今開花中の花その葉は退化しているらしので、1株で地上に見える部分はすべて花ですが、咲き終わったぶぶんと、成長しながら開花している部分は違った色で見分けられます。後日ご報告予定の「セイヨウヒキヨモギ」の現況から判断すると、セイヨウヒキヨモギは背の高い雑草が繁茂すると消滅する傾向があるらしい。このヤセウツボもイネ科やキク科の雑草で背の高い野草が密集している地域には見えないので或いは、ヤセウツボと同じような雑草群であれば耐えられるが、イネ科の雑草などの繁茂している地域は寄生親の生存が難しければ生存できないだろう。小判草はイネ科なので、イネ科の野草の仲間が猛烈に繁茂しているこの両岸でも繁茂しており生き残るだろう。アメリカネナシカズラも寄生植物らしい。武庫川の土手の一部では派手に広がっているが、せいぜい5へーべか10へ-べの範囲であり、ヤセウツボとも共存状態だろう白い花が多く見える群れ今咲いている花の部分の色が何故か白く見えますが、下の写真の色が近い気もします。この写真で地面に近い所の花がかなり咲いているが、次第の成長して50cmぐらいの高さまで咲き上がるだろう。開花中の花の群れヤセウツボはマメ科やキク科の植物の根に寄生してその栄養を得ているとされておりますので、これらの写真のようにつねにこれらの植物と共に見えます。開花中の花の様子この花の中で赤紫色に見える部分がたぶんおしべであり、虫が蜜を求めて中に入る際にその花粉が虫に付き、その奥にあるかもしれない雌しべに届く仕組みかも知れない。花の中、奥に虫が入り込んでいる。蜜を求めて虫が入り込んでいるのだろう。武庫川の堤にはいわゆるクロ-バ-と呼ばれる、アカツメグワやシロツメグサが繁茂するし、ハルジオンやヒメジョオンなどキク科の野草が数多く出現するので、この寄生植物は最適の発生場所かも知れない。当初、川除上場所の左岸の袂で出合ったが、その内右岸でトウカンマンションがある川上に向けて数多く見られるようになった。ついで左岸も上流に向けてその出現が見られ、瀬田橋の間の広範な場所に観られる様になった川除上橋から下流の地域については、巡回頻度が低くて観測が出来ていない。ご承知の方もいらっしゃると思いますが、瀬田橋の下流では両岸で”小判草”が密生しておりその内、この”ヤセウツボ”と混じる時期もあるだろう。ヤセウツボが寄生する植物でないので混在したまま、観察できるかもしれない。ヤセウツボとは:日本帰化植物写真図鑑情報の要約1. 科 名 ハマウツボ科2. 学 名 Orobanche minor J. E. Smith (E)common broomrape; clover broomrape3. 別 名4. 原産地 ヨーロッパから北アフリカ 1937(昭和12)年 千葉県で帰化が報告された。5. 草 丈 高さ20cm~50cm 葉は鱗片状に退化して互生する。6. 花の姿 茎の上部に淡黄色で紫色の斑点のある長さ15mmほどの唇形花やや密な穂状に つける。7. 特 徴 全体に葉緑素を欠き、茎は褐色の腺毛を密生して分岐せず直立する。このブログの上で、ヤセウツボの記事を現した歴史の一部 その前にヤセウツボ発見の経緯 川除上橋の左岸の袂で継ぎに紹介する「セイヨウヒキヨモギ」の株と花の撮影をしかかった その時に、枯れた株の野草がじゃまをしていると思って、別のセイヨウヒキヨモギの株を 撮った。 最初の頃はそのくらいヤセウツボの数が少なかった。 偶然、その前か横にヤセウツボの株が1本生えていた。抜き取りはしなかったが枯草が邪魔 だと思って、別のセイヨウヒキヨモギを撮った経過を今でもはっきり思い出します。 こんなに度々ヤセウツボの出会いがあり、撮影の機会が多き現在、最初の出合いも写真に しておけばよかったとの思いも若干あります。 花の部分 1. 2013.6.14 同25日 2. 2014.05.12 3. 2015.05.24 同26日 4. 2016.6.6 5. 2016.6.6 6. 2017.06.04武庫川の土手に見られる野草の普及とその栄枯盛衰について: 今、武庫川の土手にはキク科の春紫苑、姫女苑などやイネ科と思われる小判草の他何種類 科の植物が猛烈に繁殖しており、他の野草が進出し生存するにははなはだ厳しい環境が 見られます。 かつて目をみはる発生の見られたセイヨウヒキヨモギはこの地区では探すことが困難になった。 アメリカネナシカズラは発生した場所では猛威をふるうようですが、縦横の広がりは、あまり 見られません。 セイタカアワダチソウはほとんど見られず、アワダチソウが一部の地域で密集して発生して おりますが、立横の広がりは見られません。 キク科のオオキンケイギクもある時期には市内の全ての地域で野原を占有しそうな勢いであった が現在ではその点在地で毎年一定の出現度合いが保たれる存在になって来たとみられる。◎ ◆ 〇後 書 ヘラオオバコ(ヨ-ロッパ原産)とツボミオオバコなどオオバコの仲間も観察中です 今頃なぜ? サンコウチョウと呼ばれる鳥が飛来して福島大池の奥の山中に居るはずだという事で、観察の 為出かけて現場、ちょっとした空き地にヘラオオバコが多数生えていた。 また、有馬富士公園の遊びの王国へ向かう道路の側溝で、富栄養のせいか見事に育った ヘラオオバコを数株見た。 これ等の事からヘラオオバコ、ツボミオオバコ、セイヨウオオバコらしい物が見られるので 観察中です。 近々ブログに載せる予定です。◎ ◆ 〇
2018年05月29日
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