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あえて率直な意見を申し上げれば、消費税については、
1. 増額に賛成です。2. それも何回もの改正は国力を消耗し、人心を疲労させる虞があるので、1度におもい
きって、15%乃至長期に亘って維持可能な割合へ増額が望ましい。
こんな人・神を恐れないような考えを固めつつある心境は2008年だと思いますが、北欧4カ国へ家内と旅して、消費税25%を体験してからであります。
これ等の国は、国土は大体日本と同等、人口は1千万人以下という状態でありながら、国民の幸せ度は世界のトップだそうです。
又、25%の消費税が掛かった商品をお土産に買う日本人観光客のお顔の幸せそうな事、
現地バスガイドさんは、日本人で現地在住歴の長い方々でしたが、25%の消費税に対して、国民は受け入れる代わりにその使い道について、厳しい、とても厳しい注文を付けて受け入れたと聞きました。
また、欧州の国々も15%前後に消費税率だと思います。
大変漫画的に飛躍したものの考え方をすれば、日本が5%という低い消費税率などで税収が不足した分を国債など国の借金で切り抜けたつもりになったのに対して、比較的財政が健全なこれ等の国は、借入金の割合は日本に比べて低い位置で済んだらしい。
仮に当時の日本のトップが勇気をもって消費税率を15%に上げていれば、国情は物凄く変わっていたと思います。
少なくとも、国民はたまりかねて政治に対して、或いは経済の方向について、物凄い注文を付けたことでしょう。
今回も、10%程度へのアップで国民の声をかわしながら消費税率の増額を獲得したい意向が政府や自民党にありますが、やはり冒頭に申し上げましたように、
1. 何回も税率改正はしづらいので思い切って15%付近へ増額する事を受け入れる。
2. その代り、国民の政治への関心も格段に飛躍させて、その使い道について監視・管
理する。
とにもかくにもお金の使い道は、国力がアップする、或いは福祉など今要る事に使い
切る
国の負債は今程度に抑えて、国力の増進の結果、税収が増えた分で負債の逓減を
考える。
5%から10%へのアップだと国民の皆様方はすぐになれてしまって政治への関心を維持しなくなる事を心配します。欧米の10%以上の消費税率の国々へお出かけになっても、ニコニコしていらっしゃる皆様方を思いますと、10%程度の消費税率は受け入れしやすそうです。
最後に私の率直な考え方では、庶民、特に私の如き年金生活者で低額の者は、税率アップは痛い、痛いのですが、元になる年金が少ないので国家社会への貢献度が低くて申し訳ない次第です。
そこへ行くと高額な年収の皆様が高額の税金をご負担頂き、せっせと消費いただいて国家財政への貢献に目覚めて欲しいと思っております。
その代り行動力のある皆様方が、この消費税率が上がり、国の年収が増えた分について、その年度中に確り支出して、お金の回転率を上げる事にご注目願いたい。
卑しくもどこかの役所で、不意に備えて準備金として確保して置くなんて余裕はわが国にはないように思われます。
民主党政権の菅首相が消費税率10%へアップの提言を行った為に支持率が下がっているらしいが、この国は、真実では、モウそこまで追い詰められているのだよと理解したいと思っております。
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