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1月24日(日)は大原の山裾にある集落が”いわゆる三田固有の民家”とされている妻入り
の茅葺の家に鉄板などを被せた大きなお家が点在する中を歩き、大歳神社の狛犬ご報告や
料亭” がんこ”が元々は大原家のお宅であったことについて考えてみた。
参考までに最も三田らしい妻入りの民家の一例(裏側からの展望)
神社の屋根に見られる鰹木らしい物が屋根に見られる民家。
ちなみにこの鰹木のような屋根のおさえはすべてに付いているわけではない。
東に向かって妻面(入口)が見られるがこの家は高い塀の裏側まで綺麗な仕上がりが
分かる おまけに白壁の土蔵まで備わっている。
又、旧福島村の歴史的な匂いなども考えながら歩いた事を書いてみた。
◎ ◆ 〇
ここからが1月24日の後半です。
ところで出合った物について触れてみたい。
武庫川は今はあまり水もないし、渡り鳥もまだまだその姿が見えないので静かだった。
平日だがジョギングしている男女とすれ違いながら上流へ歩く。
夏や秋になると、鬼百合、キツネノカミソリ、メマツヨイグサ、オオマツヨイグサ、葛など
花の観察を兼ねて歩ける絶好の環境になる地帯だ。
福島川が武庫川に流れ込む所から上流に歩き支流の青野川の途中にオオマツヨイグサが
生える土手があるのでそこまで歩いた。
時計は1時間2分を示していた
その途中にある上水用の取水用堰堤 (ここに浄水設備がある)
「」
この材料は何等かの繊維で出来た袋であり、取水の必要性が無くかつ水を円滑に下流へ
流したらよい時には、その空気を抜くこともできる仕組みになっている。
余談ながら:
青野川にもこの堰堤があるが、大雨でダムの放流が必要な時には堰堤があるとその
水が
土手を越えて氾濫する恐れも考えられる。
そんな場合にもこの繊維製堰堤は空気を抜いてしまう。
ぺしゃんこになって川底が見えると水位は一気に下がるだろう。
そんな可能性も秘めた許容性の高い堰堤がこの武庫川には多数設置されている。
◆ 〇 ◎
折り返し点と考えた青野川のオオマツヨイグサの自生地
オオマツヨイグサの花
2015.08.16の写真です。
勿論今はこの花はないが、今夏もこの花が咲く青野川の土手まで通うことになるだろう。
武庫川の中岸にもこの花の株が沢山あったが、昨年は大水で全部流されてしまった。
この夏に鬼百合が武庫川の土手で繁殖出来たら、このオオマツヨイグサの花も復活を
確か
めに中岸まで下りる楽しみがでてくるが・・・・
帰りがけに見た三田市民病院 いい場所に建っている。
晴れているので綺麗に見える。元々は市内の天神町にあったはずだが。
◆ 〇
80歳にこだわることはないが、数年前を境にして歩くスピ-ドが衰えつつあり、
嘆きの
もとになっている。
それで歩くスピ-ド回復を心掛けていて今日は途中からいくらか元気が出てきた。
◆ 〇
大原荘園町の豪壮な住宅の屋根に見る面白い鬼瓦
魚の鬼瓦に近づいてみると、鯉ではないかもしれないがすごい迫力だ。
魚が逆立ちしている。シャチ? わからない。
そして、塀の上に置かれている恵比寿大黒天の置物、入口近い塀の両サイド。
その一つ
このような豪壮なお宅には、ほぼ全部と言ってよいほど立派な塀がめぐらされている。
また白壁の倉庫が 設置されている場合が多い。
残念ながらこのお宅の方に出合う機会が無いので質問も出来ていないが屋根に置かれた
瓦焼の「鬼瓦」。
どうしてそれが鯉か、その他の魚であるのか。
本当に残念ですが、今の所分かっておりません。
昨年ゴ-ルデンウイ-クの「小樽と積丹半島」を親子で旅した時に小樽の街でこれに似た
鬼瓦に遭遇。
この小樽の鬼瓦は「サケ」かもしれない。丸々と太っていて魔除けではない?
二棟に揃って乗っかっている珍しい風景で繁華街から路地へ抜ける屋根で発見。
いっそ可愛い鬼瓦だ!
◆ 〇
元へ戻って、大原荘園町のお宅の魚の鬼瓦について:
或いは、全国版でこの形式の狛犬が確立しているかもしれない。
ここ5年か10年前からこのお宅の前を通過するたびに知りたいと思いながら探らなかった
ことを反省したい。
◎ ◆ 〇
大原荘園町に差し掛かったので出来るだけ急坂を選んで歩いたが、最後は松が丘小学校を
通り過ぎて少し下り、そのくぼ地に溜池がある。
キンクロハジロと呼ばれる鴨の群れ 右側の2羽はたぶん雌。
20mあまり離れ、木陰から撮っているのに池の奥へ向かって逃げている。
キンクロハジロのつがい
2015.03.04 上の写真にも2組の雌雄がいるようです。
池の面が見えた時にはすでにその集団は岸から奥地へ逃げ泳いでいる有様だった。
とにかく警戒心が強いカモだ。
12,700歩でざっと10kmかもしれない。
武庫川の下流を宝塚方面や神戸市との境から神戸市に踏み込んで歩きながら、
その歴史と
神社仏閣、狛犬 様々な鳥居や野草などに親しむ機会が減っているが、これからの歩きで
武庫川の下流へも訪問が実現できれば面白い話が出来そうだ。
◎ ◆ 〇
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