三田のいのしし 見て歩き日記

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2016年04月28日
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ヒメハギとは、こんな野草です。
ヒメハギ-2
2013.05.19 現在の写真で、一見花びらに見える萼が変化し、色が変わり・・・こんな

経過をたどります。たまたま2枚の花弁が重なり、開口部が見えるこの段階とこれから

ご紹介できる花には違いがあることもご理解ください。

この花の先端についている”附属体”
附属体
この先端の白いサンゴのようなものを附属体と呼ぶらしい。

この附属体にはおそらく何らかの匂いがあり、それに引き寄せられて虫が近付き、触れる

と筒の開口部が開く・・・こんな仕掛けでこの花は成り立っているようです。

2013.05.27

虫を真似て、白い附属体に触れてみました。
ヒメハギの葯
左の白い附属体に触れてみたら、黄色い葯が飛び出したので慌てて撮った1枚です。

これでもこの花の生きざま、切ないしきたりが理解できました。

〇 § Δ

お花の先端には専門家が付属体と名付けているサンゴのようなきれいな付属物があり

それに何物か(蜂など)が触れると、筒が自動的に開き中から雄しべや雌しべが現れて

虫が蜜を吸う行動の際、雌しべが花粉をもらい受けて受粉が出来る。

この情報がインタ-ネット検索で見つかったので、私が試しに行った実験です。

ピンボケですが、確かに雄しべの葯(黄色い物体)が見えております。

2013.05.27 大原の田んぼの岸にて撮影。

今でもこの岸に生えているヒメハギは花を咲かせますが、2,3株で撮影が難しい場所なので

2014年頃を境に観察が減っておりました。

Θ ◆ 〇

2016.04.10 ウオォ-キング大会にて出合ったヒメハギ

    ヒメハギ-1
ヒメハギ-1
     オムスビころりんという言葉がありますが草を刈り取った小さな丘で撮りました。

     ウォ-キングの皆さんがそこで三々五々集まり、お昼を 食べているのを湖畔の道路

  から眺めて私も駆け上がりました。

      丘の端で足を投げ出してオムスビにぱくついた時、紫の小さな物が目に飛び込ん

      で来ました。それが「ヒメハギ」は、本当に驚きました。

    2番目の驚きはヒメハギがこんなに群生していることでした。

      葉のついた茎が地面から立ち上がって伸びている様と花
ヒメハギ-2
      草丈が低いので野草が茂り、日陰になるような地域では育たないと思われる。 

ヒメハギ-3
      中央や右に伸びだした茎が見える。「」

     1個の花。
1個のヒメハギ
      筒に見える2枚の花弁と先端に附属体が付いた1枚の花弁でこの花は成り立っており

      今、派手に花びらに見える部分は萼であって、開花後さらに大きくなって10mmほ

      どになり、緑色に変わるとあります。

      立ち上がって咲いている例
立ち上がって咲いているヒメハギ
      ここまで茎が伸びて立ち上がると草地でもはっきりと見えますが、普通10cmぐらい

      の草地では、このヒメハギを探すこと自体が運しだいだと思います。

   駒宇佐八幡神社下の7Kmポイントでもらったオムスビの弁当をここまでリュックで

      運び、この丘へ登れたラッキ-さ!! ほんとうに\(^o^)/、万歳の心境でした。

      群生といえると思いますが、とびとびの生え方で、この野草の観察例が卑小な私のこと

      このヒメハギの習性がわかりませんが、ともかくその株数はかなりでした。

      地面に沿ってこんな具合に広がる傾向がありそうです。
     広がり

前述のとおり付属体に何者かが触れると、筒状の部分が自動的に開くので、早速カメラを

片手にして地面にはいつくばって体を支え、付属体に触れてみました。

残念ながら今回は開きませんでした。

あるいは時期的に早すぎるか、或いはヒメハギに似て他の植物か

その辺のところに自信がありませんでしたが、こうして写真を見ると、間違いなくヒメ

ハギであり、受粉の準備の出来ていない株を相手に試みたかもしれません。

このヒメハギがどうしてこんな複雑な手続きで交配の作業をするのか?

この野草の長い歴史の中にそのカギが隠されているのでしょうね。

ヒメハギとは:

1. ヒメハギ科ヒメハギ属
2. Polygala japonica
3.  4月~7月 開花 
4.   花の色は紫色

誤って編集途中でアップしたが、おおよその情報は入っているのでこのままにさせて

もらいます。








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最終更新日  2016年04月29日 16時41分31秒
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