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はじめに
諸般の事情で外出の機会が限られているので、ジャコウアゲハのいる現場に絞って観察している
① 前項でご紹介させてもらったセセリチョウ科のダイミョウセセリも同じ地域で観察。
➁ このチャバネセセリらしいチョウも同じ武庫川の土手道で、武庫川に面したフェンス
に絡んで発達した葛の葉に止まっていた。
この現場
葛のツルと葉がはびこっていて、様々なチョウに出合える。
ヒメウラナミジャノメなど様々なチョウがこの葛の葉にいる。ジャコウアゲハは茂みに隠れた
ウマノスズクサの葉を幼虫がたべて育つので、ついついこの現場を観察する。
2020.08.28(金)、写真の中央に見える武庫川に降りる道の左に茂る葛の葉にこの
チャバネセセリチョウがいた。
葛の葉に止まっている。
パソコンにその写真を取り込むまでは、イチモンジセセリだと思った。
このセセリチョウは裏羽にある白斑がイチモンジセセリと異なり、あまり明確でないので
疑問が湧いて来た。
後翅の白斑は弧状のように見えるが、あいまいな感じ。
かすかに白斑が弧状に見える。(小さい白斑が弧状・・・フィールドガイド日本のチョウ)
後翅の表は無紋(フィ-ルドガイ日本のチョウ…引用)と言うのか、このセセリにも白斑が
見えない。
似ているイチモンジセセリには白斑4つが一列に並ぶらしい
。
このセセリチョウに接したのは、この1羽だけであり、詳しい判断はできない。
また、資料も「フィ-ルドガイド 日本のチョウ」や「日本のチョウ 成虫・幼虫図鑑」ですが
今回接したチョウに似ている例は「ユウレイセセリ」のみでしたが、八重山や沖縄とは
距離がありすぎるので、チャバネセセリかもしれない。
ユウレイセセリに似ているとのみ申しておきます。
チャバネセセリ 「フィ-ルドガイド 日本のチョウ 引用) 前翅長 1.3~2.1㎝
① 食 草 チガヤ、イネ、ススキ、ヨシ、メヒシバなどの各種イネ科植物。
➁ 生息環境 林縁、農地、公園、人家、河川
暖地で越冬した世代が分散・発生しながら、秋にかけて個体数が増加する。
その間、林縁、農地、河川、公園、人家などで普通に見られるようになる。水田よりも
農地周辺など小規模な草地で発生することが多い。
③ 行 動
日中、敏速に飛翔し、訪花性は強く、各種の花を訪れる。路上で吸水したりするほか
鳥獣の糞などで吸い戻しする行動もよく見られる。
④ 各地で普通に見られるが、イチモンジセセリほど多くない。
似ているユウレイセセリの【生息状況】
八重山諸島に普通、徐々に分布が北上し、最近では沖縄島などにも土着している。大きな減少
は 見られない(フィ-ルドガイド 日本のチョウ 311p 引用
参考になる写真を探してみました。
2016 沖縄探訪記」から引用 前翅長 1.4~2㎝
これまでに出合ったセセリチョウ科のチョウ
① イチモンジセセリ
➁ キマダラセセリ・・・2019.06.19 有馬富士公園に向かう道路の道端で遭遇している。
③ ミヤマセセリ・・・2020.04.18 兵庫中央病院の空き地に至る森影にて。
④ ダイミョウセセリ・・・8月31日 ブログに登場
参考情報 八重山。沖縄地方に生息
ユウレイセセリ
参考写真は前述
〇 § ×
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