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2020.12.31
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カテゴリ: 政治
今日は12月の野鳥写真その3を掲載しようと思っていたのですが、愛知県大村知事に対する解職請求署名の偽造問題について昨日書いた記事に大幅な補足が必要な状況になったため、野鳥写真の記事は来年に回すことにします。

スケッチブック30(見えてきた大村リコール不正)

私とは根本的に主義主張が対立すると思われる方のブログなので、リンクのみにとどめ、引用は避けますが、重要な告発が含まれています。
要するに、リコール署名偽造の裏側は、ハナから「リコールは惜しくも不成立、しかしこんなに多くの署名が集まって、大村知事を追い込んだぞ!」というストーリーを演出するためだったようだ、ということです。

リコール不成立であれば署名簿の審査はしない(必要ない)から、不正はバレない、「惜しくも敗れたけれど40万筆も集めて、こんなに大村知事を追い込んだぞ、世間の風は我々にとって追い風だぞ」という「事実」だけを独り歩きさせることができる、そう考えたのでしょう。
ところが、そんな事務局の計算などつゆ知らず、本気の本気で署名集めに頑張ってしまった、言い換えれば「踊らされた」右翼陣営の連中が少なからずいたわけです。リンク先のブログ主もその一人のようですが、その人たちが、署名簿の選管への提出の段になって大量の不正に気が付いてしまったことで、この策略が露見するに至ったわけです。

最初から署名を偽造する前提で行ったリコール運動、事実とすれば、これって謀略以外の何物でもありません。
そのために他人の氏名はおろか住所生年月日まで無断で使用した、というわけです。

※先の記事で「名義の無断借用とか、架空名義署名または県外在住者の名義使用」と書きましたが、その後の報道に基づくと、判明している限りの偽造署名は架空名義ではなく、実在の人物の名義の無断使用のようです。県外在住者についてもかつては愛知県在住者であったとみられています。そこから浮かび上がるのは、昔住民基本台帳を閲覧して得たデータ(それ以外に住所と生年月日が記載されている名簿があればそのようなものも)を使って、それを丸写しにしたのではないか、ということです。

リコールの署名は地方自治法に規定されており、その署名簿の偽造は地方自治法第74条の4にて、

2 ~署名を偽造し若しくはその数を増減した者又は署名簿その他の~必要な関係書類を抑留、毀壊若しくは奪取した者は、3年以下の懲役若しくは禁錮又は50万円以下の罰金に処する。



もちろん、「最初から署名を偽造する前提」というのは推測でしかありません。しかし、1000筆や2000筆ではない、何十万という全署名の8割が不正というのは、「一部の不心得者の暴走」でなしうるレベルをはるかに超越しています。それはもはや「組織的行動」と断ずるしかありません。
そして、リンク先ブログの方が感じた印象、つまり「本気で署名を集めようとするボランティアは歓迎されない」という肌感覚からすれば、「最初から本気で署名を集める気はなかった=最初から署名を偽造する計画」と考えるしかありません。うっかり本気で署名を集めて86万筆を超えたりしたら、署名の審査が入って不正がバレてしまうから、本気で署名を集めようとする人はむしろ排除したかったのでしょう。

そのような謀略が、このリコール運動のどのレベルで計画されていたのかは知りませんが、「8割が不正」という事実は、事務局が深く関与している、というか、主導していることを証明しているようなものです。代表の高須や運動を後押しした河村名古屋市長は、単なる神輿で何も知らなかったのか、知っていて黙っていたのか、自ら主導したのか。仮に知らなかったとしても最低限重い道義的責任を負っていますが、各選管が調査を行う方針を示した時の彼らの反応から見れば、知っていたのだろうと思います。(だからこそ、不正がバレることを恐れて反発したのでしょう)
高須ではなく事務局の誰かかもしれませんが、法的責任を負って逮捕されるべき人もいるでしょうね。

というわけで、年の瀬らしい内容は何もありませんが、この1年間お世話になりました。来年が皆様にとってよい年であることを(今年が最悪の年だっただけに、例年に増して強く)願っております。





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最終更新日  2020.12.31 23:30:29
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