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Jul 2, 2003

通夜と葬式どちらに出向く？

(4)

テーマ： *葬*のマナー(1)

カテゴリ：おつきあい・マナー・ともだちとか

　先月、御葬式が二つありました。予期せぬ別れ、予期せぬ悲しみのイベントです。全く突然のケースが多い中、相手に失礼を与えては大変です。いつもあわててしまいます。不祝儀袋を用意するのは？と思うけど、薄墨ようのふでペンは用意しています。
　ケースも様々です。長く介護をされたお年寄りの大往生だったり、大切に育てていた子どもだったり、働き盛りの大黒柱だったりその配偶者だったり、全くのおつきあい上の方だったりと、その方の死と向かい合うケースは様々です。
　先日も自分自身、困ったのが、通夜と告別式どちらに行くべき？かということ。勝手に夜がいいわと自分のスケジュールで決め手よいものかということですよね。
　その前に、恥ずかしいのですが知らなかったことが多かったのです。（興味がなかったたいえばそれまでです）
故人が、生きている人とお別れをするのが、葬式。え？なくなった人が？告別式は、生きている人が故人にお別れを告げる式。通夜は、心臓が止まっても２４時間まだからだの細胞が完全に死んでいない状態のかたと最後の夜を過ごすこと。死の宣告を受けても未だ２４時間はからだのどこかの細胞が生きている。（すごい発想）だから、昔は通夜に喪服は着ない。（ほー）通夜ぶるまいも、断わっては失礼（何だか悲しみの席で食事なんかいただけませんよね）、この世で故人とする最後の食事だから。だからこのへんの土地では、病気見舞いという（あの赤いのしの祝儀袋）のを用意するのですね。”未だ死んでいないという発想だから”これが不思議だったんです。亡くなったのに祝儀袋ですよ？へんじゃないですか！病気じゃない方に対しては”通夜見舞い”で、持っていくのです。つまり、通夜見舞いと香典二つを用意するのです。（道産子の私にはピンと来なかった）
通夜って、時間の都合上行きやすいんですよね。でもそんなに親しくない場合には？って思ってしまいます。身内でという感じですよね。
　告別式にしてもいろんな形がありますね。茨城の私の住んでいる近辺では、自分の家で行なわれることが多いのに驚きました。近所に不幸があると夫婦で二日はお手伝いです。どんな行事よりも優遇されるというのもいなかならではでね。最近では、”セレモニー～”とよばれるところで、行なわれることも多いようです。
　告別式の後の火葬場に行く遺族達を見送るのってすごく辛いですね。でも、閑散とした葬式では寂しいので、できるだけ最後まで見送って差し上げたいものです。ひつぎを閉じるときたたく石の音、霊きゅう車が発車する時に鳴らすクラクションの音は、なんとも言えない悲しい響きです。
　御悔やみの言葉にも、面喰らってしまいます。おなじく焼香のしかたも私はなれていないので、困ってしまいます。時々マナーの本を見ますが、縁起悪いから今度にしようとか、身内の事をふと思い出して止めてしまうことが。。。。

　結婚した時揃えた、喪服一式がまだ未開封なので、（しつけをとるのをためらってしまう）このまま出番がないことを祈ります。
　以上、いわしたのりこさんの、おつきあいケーススタディを読んで感じたことでした。最後に、ちょっと笑えたのが、御悔やみの言葉で迷った時は、ストレートにいうのもおかしい。泣いて言うのもおかしい。「この度は、（この時心の中で、：白足袋、黒足袋：とつぶやくとちょうど良い間になる）、もことに御愁傷様でございます」笑えました。失礼！

本日は、ちょっと日常の疑問にふれました。

一言私のお気に入りにリンクしているスイス在住の chiemiconiさんのホムペにスイスの弔いの花が紹介されているの。クラシックローズで作られたリース。思わず、私もこれがいい！！と思いました。読経はいらない。好きなバロック音楽を流して欲しい。花は、葬儀屋さんが運んでくる仰々しい花はいらない。ひつぎのまわりにカサブランカやアイボリーのローズで埋めて欲しい。そして、海に散骨してぇ！それも孫達に囲まれて大往生がいいかな。

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Last updated Dec 4, 2004 03:19:32 PM
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■コメント

Re:通夜と葬式どちらに出向く？(7/2)

ペコちゃん0822 さん

初めまして、読ませて頂いてとても勉強になりました。

何年か前に同じ職場の運転手さんがなくなった時に（２人ともすごく若かったんです）たまたま早く帰ってきたのでお通夜だけでも・・・という感じで出席しました。

いろいろ分からないんですよねー。
いくら包めばいいかとか、お線香あげたけどいつまでそこにいていいのかなどなど。

今日もたまたま「ダブル・キッチン」の再放送見ていてお嫁さんがお姑さんのおばあちゃんのお葬式、お通夜の「準備」をすべて任されてる様子をやっていました。

祭壇に飾るおだんご作ったり、祭壇はいくらのを出すか、おすしの注文など。

あたしには出来ないかも・・・と思いつつ見てました。

予測できないからアタフタしてしまう、本でも買って見てみようかな？ (Jul 2, 2003 12:40:13 PM)

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Re:通夜と葬式どちらに出向く？(7/2)

やまじゆみこさん

私も知りませんでした。(滝汗)
　これも地方によっていろんな形があるんですね。
うちは実家の方が比較的、街なので、車で15分の農村部に嫁いだだけで、かなりのカルチャーショックがありました (Jul 2, 2003 01:04:30 PM)

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Re:通夜と葬式どちらに出向く？(7/2)

コナツ1118 さん

お葬式の時って、親族は慌ててるから何も見てないような気がするけど、実際はじっとひとりひとりみてたりするのよね。
私、義父のお葬式の時に第三者の目でいろいろ見ていたから。
もっと故人を惜しんで悲しんでいるかと思えば、結構平気そうだったり。
親戚が花輪の置き場所の順番がどうとかうるさく騒いでいたし。
舞台裏はいろいろあるね。なんだかね・・・。 (Jul 2, 2003 07:56:53 PM)

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Re:通夜と葬式どちらに出向く？(7/2)

chiemiconi さん

大変でしたね･･･。日本にいたときは仕事柄､毎週のようにお葬式の会場に花を配達したりしていたけれど、やっぱり故人をしのんで、思いを込めて作ったアレンジはいいと思います。スイスのリースのお供え花はほんとにステキですよ。自分の好きな花がやっぱりいいですよね。
私の祖父のお葬式は､カサブランカやブルーのデルフィニウムでした。もう､15年以上前の事ですが･･･その頃､白以外の花でお供え花を作るのは珍しくて、でもため息が出るほどきれいだったのを、今でも覚えています。 (Jul 3, 2003 06:16:45 AM)

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