オッキークラコブ

オッキークラコブ

2019年06月26日
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6月25日(火)ペンデレツキ/東京都交響楽団のコンサートに行ってきました(サントリーホール)。

・ペンデレツキ:平和のための前奏曲(トヴォレク)、ヴァイオリン協奏曲第2番『メタモルフォーゼン』(庄司紗矢香)、ベートーヴェン:交響曲第7番

ベートーヴェンの7番は事件でした。
前奏曲はペンデレツキの体力的な理由からアシスタントのトヴォレクが振りましたが、主題を奏でるバストランペットを始めアンサンブルの乱れが目立ち、やや残念な立ち上がりとなりました。
『メタモルフォーゼン』は40分を越える大曲で休みなく演奏されることもあり、途中何度か集中力が途切れてしまいしんどくなった局面もありましたが、庄司紗矢香の線の太いヴァイオリンは聴き応え十分でした。何年か前にチャイコンを聴いて至極感動したのを覚えていますが、30代半ばにして既に貫録さえ感じさせる存在感は群を抜いていると改めて感じさせました。

しかし、今日の主役は庄司紗矢香ではなく間違いなく指揮者ペンデレツキ、ベト7でした。
テンポはやや速めで淀みなく淡々と進め、全体的に抑え気味ながら終始オーソドックスで王道・直球。何と言ってもバランス感覚が絶妙で凄い。都響の驚くべき集中力も相まって何と「美しい」ベト7だったことか。これまで何度もこの曲の実演に接してきたにもかかわらず、こんなに感動させられるとは正直思ってもみなかったのです。
クラシック音楽の素晴らしさを改めて思い知らされた、自分にとっては貴重な一夜となりました。





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最終更新日  2021年08月18日 20時26分29秒
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