オッキークラコブ

オッキークラコブ

2020年02月24日
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2月24日(月)アンネ=ゾフィー・ムターのコンサートに行ってきました(サントリーホール)。

・ベートーヴェン:ヴァイオリン・ソナタ第4番、第5番 「春」、第9番「クロイツェル」(ランバート・オルキス)

間違いなく現役最高峰ヴァイオリニストです。
過去に何度か聴いているのですが、やや機械的と言うか無機的に聴こえてしまい、正直あまり良い印象ではありませんでした。しかし今回は円熟味と言うのか、丸みや味わいが加わり、明らかに高みや凄みが増していて至上の音楽が披露されました。美しいだけでなく、力強いだけでもなく、何と言う素晴らしい音だったでしょうか。
「クロイツェル」は最もムターにマッチしていると言うこともあると思いますが、非の打ち所が無い完璧な演奏でした。特に2楽章のバリエーションの巧みさは圧巻で、何時まででも聴いていたい心地になりました。 
前半で言えば「春」は1、2楽章は平凡だったものの3、4楽章は素晴らしかったのですが、オルキスとの融合も含めて言えば4番の出来が上回っていました。先日のコンチェルトの直後だったので出だしはやや物足りないかと思ったのですが全くの勘違いで、時には渋さも感じさせるアプローチが素晴らしく、オルキスとのマッチ感も絶妙で何とも身に沁みるパフォーマンスでした。

明らかに他では聴くことのできない、本当に聴けて良かったと思えるコンサートでした。





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最終更新日  2020年02月24日 18時33分13秒
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