オッキークラコブ

オッキークラコブ

2020年06月26日
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6月26日(金)東京交響楽団のコンサートに行ってきました(サントリーホール)。

・ベートーヴェン:「プロメテウスの創造物」序曲、ピアノ協奏曲第3番(田部京子)、メンデルスゾーン:交響曲 第3番「スコットランド」

プログラムの変更もなく想像を絶する困難を乗り越えてこの場を提供して頂いたことに、敬意を表するとともに心から感謝します。

序曲は冒頭乱れに乱れ不安感が漂いましたが、中盤以降安定感を取り戻し弦を中心に美しい響きを聴かせました。

田部は優しいタッチでふくよかな音色です。重厚感は無いのですが音が透明感を伴って伸びてくる印象でした。ベートーヴェンらしいかと言うと決してそうではないのですが、柔らかさの中に芯が通っているイメージで聴き応えがあって安定していました。伴奏はあまりビブラートをかけずシャープなアプローチでしたが、響かせ方が上手くスケール感が出ていました。

後半の「スコットランド」はやむを得ないとは思っているのですが、アンサンブルが整わずメリハリに乏しかったことから、美しさや深みの表出に物足りなさが残りました。

何と言っても、冒頭コンマスが登場した際と序曲が終了した後の拍手の鳴り止まなさが聴衆の飢餓感を端的に表していて、自然と胸が熱くなりました。





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最終更新日  2020年06月26日 22時56分54秒
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