オッキークラコブ

オッキークラコブ

2020年11月24日
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11月24日(火)読売日本交響楽団のコンサートに行ってきました(サントリーホール)。

・ベートーヴェン:序曲「レオノーレ」第3番、ロドリーゴ:ある貴紳のための幻想曲(村治佳織)、ベートーヴェン:交響曲第5番「運命」

クール鈴木優人!
「レオノーレ」は文句ない出来でした。シャープでスッキリとしたアプローチながら全体バランスを意識しながら豊かに響かせていました。オケも好調で隙がありませんでしたが、特にフルートソロが絶品で、一曲目から十分な満足感でした。
いつも感じるのですが、大きいホールでギターはどうなのかと言う疑問です。過去にも満足に感じたことは少ないのですが、それを割引いても今日の村治は弱めの印象でした。音自体が陰のイメージで部分的に曲想とアンマッチ感があるのと、やや音の不明瞭感が目立ち届いて来ませんでした。
メインの第5です。一楽章は速い速い。トスカニーニかライナーかリヒャルト・シュトラウスかと言うと大袈裟ですが、何とも快活でした。こんなに速いのは実演では聴いたことがありませんでしたが、オケも涼しい顔でついていっていました。二楽章は極めて高いブレンド力が溢れ出ていて、絶品でした。それぞれのパートは時としてとつとつと表現するのですが、それが暖かみのある味わいや美しさとなっていました。三楽章以降も手堅く完成度の高さが目立ちました。全体的にモダン色が強かった印象ですが、モダンやピリオドに拘ることなく純粋に第5に向き合い、場面場面で最良の表現を追求しているイメージで、鈴木のセンスが如何なく感じ取れる素晴らしい演奏でした。オケもハイレヴェルで、特に弦とホルンの安定度が抜群で、ブレない骨格のしっかりしたパフォーマンスでありました。





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最終更新日  2020年11月24日 21時28分52秒
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