オッキークラコブ

オッキークラコブ

2022年09月05日
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9月5日(月)NHK交響楽団のコンサートに行ってきました(サントリーホール)。

・シベリウス:交響詩「フィンランディア」、ブルッフ:スコットランド幻想曲(金川真弓)、ブラームス:交響曲第4番

沼尻はどちらかと言うと朴訥とした指揮振りで、繰り出される音楽は素朴な味わいがありますが、シベリウスもあまり歌わず自然体でしみじみ暖かみがあって雄大さは失っておらずとても良かったです。
大ファンである金川で大好きなスコティッシュファンタジーを一度は聴いてみたいと思っていたのですが、こんなに早く巡り会えるとは思っても見ませんでした。相変わらずつややかしなやかで雑味の全く無い希有な音色で、特に二楽章は素晴らしく堪能出来ました。しかし、三楽章は意外とソフトな語り口でエッジが利かず、スケール感が出てこない印象で消化不良気味でした。あまりにも期待が大きすぎた反動だったかもしれません。
後半のブラームスですが、これが何とぶったまげの超名演でした!!
テンポはいくらか早めで全体的にシンプルなアプローチです。あまりイジらず揺らさないのですが、やや抑制的で渋めの響きと時より見せるテンポの微動や絶妙な間が見事に調和していました。オーソドックスなようで決してオーソドックスでは無く、心地よいテンポ感であったりバランス感を揺るぎなく示しながら新鮮味のあるブラ4を造形していました。また、この造りとハイレヴェルなN響とのマッチ感が絶品で、加えてオケ全体が気持ち良さそうに演奏しているのが伝わってきて、一部乱れが感じられる中でも最上級のアンサンブルを醸し出しました。特に印象的だったのは極めて安定していたホルンと、突然聴こえなくなるほど弱くても存在感を失わなかったティンパニーでした。
実演の奥深さを改めて認識できた一夜でした。





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最終更新日  2022年09月05日 21時35分11秒
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