オッキークラコブ

オッキークラコブ

2022年10月31日
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10月31日(月)BBC交響楽団のコンサートに行ってきました(オーチャードホール)。



藤倉は前半繊細さが足りないように思ったのですが全体を通してみるとしっかり構成されていて聴き応えのある演奏でした。後半からフィナーレに向けてのエネルギーの発露も見事に表現されていました。スタセフスカはきっちりした中でスケール感を持っていて好感が持てました。
ベネデッティはそれほど線は太くありませんがやや艶があってどちらかと言うと濃厚に表現しますがくどさはなくしっかり届いて来ました。やや粗削りで二楽章を中心に単調なイメージもありましたが、大物感が漂っていて今後楽しみな存在です。伴奏はシンフォニックでしっかりまとまっていまさした。
後半のショスタコーヴィチは感動の超絶名演で、これまで聴いた中で間違いなくトップクラスの素晴らしさでした!!。出だしこそスッキリした印象で全体的にもそのイメージで進んで行くものとばかり思っていたのですが、一楽章の中盤以降は熱血漢と言える迫力でグイグイ迫って来ました。かと言ってがなることは全くなくテンポ、リズム、強弱のメリハリを巧みに利かせながら曲のツボを見事に押さえていきます。二楽章の内に秘めた沸々としたエネルギーや三楽章の滔々と歌われる哀歌、四楽章の疾風怒濤とフィナーレの爆発等全編揺さぶられてあっという間に駆け抜けていった印象でした。ウクライナ生まれの指揮者がこの曲に対峙していることは別としても、全く想定していなかった凄さで只々唖然とするばかりでした。いやはやこんなにセンス、スケール、カリスマ性のある女流指揮者がいたとは…。
オケは目立ったところはありませんでしたがまとまりがあって、スタセフスカの引っ張りにしっかり足並みを揃え見事絶演を披露してくれました。
ハロウィンのなか渋谷での公演の影響もあってか客席は3割程度の入りと寂しい限りでしたが、極めて貴重な時間を過ごせて大大満足でした。





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最終更新日  2022年11月02日 05時59分45秒
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