全2件 (2件中 1-2件目)
1
![]()
嫁と大阪の家族・親戚宅を訪問した帰り、連休なのでゆっくり帰って構わない訳で、どこかへ寄り道するかそのまま帰るかいろいろ考えていた。そこで面白いものを見つけた。新幹線「こだまのグリーン車」が安く使えるというのだ。 拙者が小学生の頃は、大阪へ行くのに「こだま」をよく使った。実家から小田急で小田原まで出て、そこから「こだま」で大阪へ向かったのだ。当時、「ひかり」は東京‐名古屋間がノンストップだった。今は東京(といっても多摩の山奥)に住んでいるから、東京駅から「のぞみ」を使うのが当たり前になっている。 もはや片道4時間の長旅をわざわざ選択する必要は無いのだが、グリーン車なら長く乗っていても悪くないか、と考える。 とりあえずJR東海ツアーズの店舗を訪ねてみた。店舗もあらかじめ調べる必要がある。新宿店は平日しか営業していない。得するためには行動力が必要なようで・・・。 カウンターで説明を聞いたが、商品名「プラッとこだま」は「企画旅行」であって「切符」ではない、ということ。つまり、指定された列車以外は一切利用不可。解約はキャンセル料が発生するなど、様々な制約がある訳である。そもそも、座席数に限りもある。嫁と席が隣になれるかを確認してから購入しておいた。料金は「新大阪→東京11,800円」という、グリーン車ではあり得ない値段だ。乗車当日~乗ってみたらこうだった さて、大阪からの帰り道、とりあえず新大阪駅へ着いた訳だが、改札へ入るところから普段と違っている。あらかじめ指定された有人改札で確認を受けることになっている。購入時も改札時も「有人」で、逆に人の手間をかけているのが「?」である。 「企画旅行」には飲み物引換券がついている。改札内の売店で指定のマークが貼ってある店で飲み物を入手。我々が乗った列車は、昼過ぎに出る列車。果たして「こだまのグリーン車」に乗る人が、どれほどいるのか興味深かった。主に近距離利用が中心の「こだま」で、グリーン車が3両も連結してあるのは、前々から不思議だった。車内の様子はこんな感じ。シートがゆったりしているのはさすが。空席が目立ったが、車両中央付近の席を中心にさらっと埋まった感じ。我々と同様、みんな服装はラフで、エグゼクティブ感ゼロ(笑)。早くも、暖かそうな毛布にくるまって寝台列車モードのお客さんも。みんな「プラッとこだま」「そうじゃなきゃ使わない」ということ? 座った感じだが、居眠りも困難なほど窮屈な5列シートとは格段の違いだ。これなら長時間居るのも悪くない。車内は間接照明で暗いが、本を読みたければ読書灯を使用すればいいのだ。 時間だけやたらとあるので、もちろん昼食も車内で。大阪からの帰りといえば、やっぱり「ホウライのシュウマイ」だ。昼食用に買ったチマキと豚まんを堪能する。ちょうどその時、車掌が検札に来た。車掌の爽やかすぎる笑顔は何を意味するのか。今気が付いたが、となりの人も斜め前の人も、ホウライの紙袋を持っている。こんなホウライだらけのグリーン車も珍しかったのか? ホウライのシュウマイは、「シュウマイと言えば○○軒と思い込んでいる人生半分損した東京人にドヤ顔を見せたい」ための必需品(あるいは「買って来い!」と強要されるが故・・・)でもあるため、紙袋もつい大きくなって目立つのだ。 昼食を終え、あらかじめ買った雑誌や席に置いてある雑誌を読んだり居眠りをしているうちに時間は案外すぐに過ぎた。富士山は初冠雪だそうで、ちょっとだけ雪を被っている。もう何回「のぞみ」に追い越されたかも忘れたが、熱海から予想外の展開が。中国人観光客がドヤドヤと乗り込んできたのだ。これで静かな空間は一変(これまでの静けさは、何だかネットカフェの静けさを連想させる)・・・なぜか中国人は、こんな所でも大声を出し、走り回る。しかしながら・・・この光景を見て考えられるのは、1.旅行会社がご丁寧にグリーン車まで手配してくれた。2.グリーン車に乗る程の距離でも無いが・・・ということも特に考えずにグリーン券を買った。3.別途料金がかかる、というのも知らないだけ 何だかよく分からないけど、まぁ何でもアリっぽいところが「こだまグリーン車」・・・車販も無し、アテンダントなんかいる訳無し、上質空間なのに逆にB級スポット的空間に思えてくるんだから不思議である。
2015.10.12
![]()
大阪の家族・親戚宅を訪問する途中、京都に寄り道をした。北海道出身の嫁さんは修学旅行以来、京都に来たことがないと云う。だから時間の許す限り、京都を散策することにした。新幹線を降り、古都の風情を壊す駅ビルは無視して、まず向かったのは四条河原町。やっぱり此処が京都の中心でしょ!と四条大橋を渡ったところで見つけたのが、意味深なマネキン人形。「壱銭洋食」と云う、キャベツ焼きを出してくれるお店だそうです。「愛国婦人・・・」と云う時代錯誤な襷に「なんでやねん」と此処もまた突っ込みどころ。実は行きたい店があった。それは「デゴイチ」と云う、鉄道模型を眺めながら食事が出来るお店。自分の鉄道模型を走らせることも出来る店だから、偵察しておきたかった。此の前、京王百貨店の貸しレイアウトで脱線ばかり起こした「阪急9300系」~出直しに京都遠征も面白いかも、と妄想が膨らむ。どんな店かよく分かってないので心配だったが、一見さんでも大丈夫だった。中途半端な時間の性か、客は拙者と嫁さんだけ。操車場に集結する車両を見て、うちの9300系(Nゲージ)を走らせる夢は頓挫した。サイズがHOゲージだからだ。店員さんが、たった二人のために列車を走らせてくれた。ホントに感謝です。続いて祇園界隈を散策「デゴイチ」を出て、八坂神社へ向かう。境内に入って、何と着物を着ている人の多さに驚いた。しかもそれは外国人観光客だ。何処かで着物レンタルしてくれる店があるのか?着付けはプロがやってるんだろうが、歩き方が不自然だ。やはり日本人でないと着物姿はサマにならないが、彼らのお蔭で界隈がぐっと日本らしくなっているのは確かだ。さて、我々は美御前社へ行く。美容水を頂ける、御婦人の皆様方に人気のスポットだが・・・ こんな顔にせんでもええわ、と突っ込みたくなる。八坂神社を出て花見小路通を進むと、ここは街並み保存地区じゃな?感心したのはエアコンの室外機まで格子で囲って見えにくくしているのだ。お店もネオン禁止、立て看板禁止、重りに水入れておく「のぼり」も禁止!高度経済成長期以降に出現した「伝統的景観を潰すもの」を極力排除した空間となっている。少し時間が余ったので、バスに乗って堀川通りまで行く。ここに「風俗博物館」なるものがある。風営法で云うところの「フーゾク」ではない。平安貴族の生活を展示した真面目な博物館なのだ。会社の社屋の一部を博物館にしていて非常に分かりにくいが、展示室に足を踏み入れるとそこは平安時代にタイムスリップだ。四分の一スケールの精巧なお人形さんが当時の様子を克明に伝えている。入場料五百円を払うと、数ページに渡ってびっしり文字が詰まった説明書を呉れる。展示は、源氏物語等の資料から引用しており、説明内容が濃い。昔習った古典などキレイに忘れてしまった拙者は説明書の一句一言を追うだけで心が折れそうだ。例えば上のお姉さん、平安貴族の女性はロングヘアでなければいけないが、仕事をする際は邪魔でしょうがない。かと云って上のお姉さんのように髪を耳に挟んでせっせと仕事に励む姿は、光源氏に言わせれば「興ざめする」んだそうな。そんなこと云われてもなぁ。 訪ねてきた彼氏~あら恥ずかしいと顔を隠す姫君 縮れた髪を何とか真っ直ぐにしようとする女性。もう時間なので、烏丸まで戻った。嫁さんは、関西特有の首を傾げるような読み方を、また一つ覚えた訳だ。此処から本物の9300系に乗る。そして梅田に到着~阪急百貨店の「英国フェア」を見に行った。会場に一際目立つ馬車があって、是は何を運ぶ馬車なのだろうと思っていたら、何やら「各家庭に紅茶を届けに参る」馬車なのだそうだ。英国人にしか考えられない乗り物だな。
2015.10.11
全2件 (2件中 1-2件目)
1

![]()
