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2020年J3第7節 セレッソ大阪Uー23vsカマタマーレの試合をヤンマースタジアムで観戦。1-1のドロー。以下、レポートいたします。(長文で失礼します。)【得点】 4分 重松(カマタマーレ讃岐)61分 藤尾(セレッソ大阪U23)PK【戦術】[セレッソU23](以下、『セレッソ』という)攻撃では、DF、ボランチのビルドアップからパス回しを中心に、時折、FW澤上のポストプレーを入れつつ、左右サイドのスペースを基点にして、右は吉馴、吉田、左は島村、岡澤にFW藤尾、澤上が絡んだコンビネーションから、サイドチェンジを交えて攻めていく。守備では、4-4-2のブロックを基調としながら、ボランチ喜田、松本、岡澤を基点にカマタマーレ選手一人一人に厳しいチェックをかけてディフェンスしていく。[カマタマーレ讃岐]攻撃では、DFとボランチのビルドアップから、2トップの重松と林への縦パスからのポストプレーを基点にして、両サイドを使いながらMF川崎、下川と両SBが絡んで攻めていく。守備では、4-4-2ブロックを基調として、リトリートを中心に対応していく。【試合の流れ】(前半)序盤、思わぬ展開から得点が生まれる。4分に、ペナルティエリア内でボールを保持しビルドアップの態勢に入ろうとしていたセレッソGKアン・ジュンスがカマタマーレFW重松のプレスを受けたうえ、アンのキックが重松に当たってそのままゴールに吸い込まれ、カマタマーレが予想外の展開から先制する。カマタマーレは、これに乗じて、12分に、カウンターにより右MF川崎のドリブルでバイタルエリアに入るも、決定機には至らず。これに対して、セレッソは、一人一人が厳しいチェックを敢行して試合の流れをつかんでいく。まず、14分に、アン・ジュンスのフィードにFW澤上がハーフスペースにてポストプレーで落としたボールを横に走り込んだ藤尾がドリブルでカマタマーレGK清水と1対1になり、シュートを放つも、清水にセーブされてしまい、さらに17分には、右SB吉馴の右クロスに反応した右MF吉田がバイタルエリアでミドルシュートを放つも、右に外れてしまう。さらに、25分に、吉田からの右グラウンダーのクロスに藤尾が合わせるも右に外れてしまう。セレッソは、ビルドアップから有効にボールを保持し、カマタマーレが4-4-2のリトリート対応をせざるを得なくなってしまう。それでも、カマタマーレは、31分に、ボランチの岩本がエリア中央でボールを奪い、パスを受けた林がドリブルでバイタルエリアを突き抜けてペナルティエリア付近でパスを受けた重松がシュートを放つも、GKアンにセーブされてしまい、右スペースに入った川崎のクロスに林がフリーで頭で合わせるも、右に外れてしまい、追加点には至らず。セレッソは41分に、CB田平が負傷のため、前田が投入されて左MFに位置し、左MFだった岡澤がボランチに、ボランチだった喜田がCBに、それぞれ位置して後半に臨むことになる。セレッソが押しながらも、カマタマーレが1-0とリードして、前半終了。(後半)まず、カマタマーレが2トップ林と重松が左右サイドのスペースを積極的に狙っていくが、セレッソディフェンスがうまく対応して基点を作らせない。これに対して、セレッソは、序盤から前半のペースを維持してボールを保持して試合を優位に進めていく。まず、左サイドを崩しにかかった前田からのグラウンダーの左クロスに澤上がゴール前で合わせるも、左に外れてしまい、続く57分に、右サイドの右SB吉馴からのクロスに澤上が頭で合わせるも、カマタマーレGK清水にキャッチされてしまうが、この攻勢が身を結ぶ。59分に、右サイドの吉馴と吉田のコンビネーションを基点に、ペナルティエリア内でパスを受けたボランチ松本のシュートがカマタマーレディフェンスのハンドを誘ってPKを獲得する。このPKを藤尾が右隅に冷静に決めて、セレッソが1-1と追いつく。 その後も、62分に、セレッソは、岡澤の中央エリアからのスルーパスに反応した藤尾がシュートを放つも、バーを超えてしまう。これに対して、カマタマーレは、劣勢を挽回するために、65分、右MF川崎を渡辺に、左MF下川から神谷に代えて神谷をボランチに位置して、反撃の機をうかがうが、その後、セレッソは逆転の最大のチャンスを迎える。77分に、ペナルティエリア内での混戦から放った澤上のシュートがGK清水に阻まれ、直後にそのこぼれ球を拾った前田のシュートが左ポストを直撃してしまい、逆転には至らず。一方、カマタマーレも逆転のチャンスがあり、80分にはCKからのこぼれ球を拾った渡辺の右クロスにフォアで合わせた途中投入されたFW栗田のヘディングシュートがバーを叩いてしまい、ともに逆転には至らず。セレッソが優位に進めていたが、1-1で終了。【システム】(セレッソ大阪U23)4-4-2(右から)GK アン・ジュンスDF 吉馴、西尾、田平(41分 前田)、島村ボランチ 松本、喜田MF 吉田、岡澤FW 藤尾、澤上(92分 ピアス)(守備時も4-4-2)(カマタマーレ讃岐)4-4-2(右から)GK 清水DF 柳田、キム・ホヨン、竹内、松本(81杉山)ボランチ 森川、岩本(81分 神谷)MF 川崎(65分 渡辺)、下川(65分 高木)FW 重松、林(52分 栗田)(守備時も4-4-2) 【まとめ】セレッソは、一人一人の厳しいチェックに基づく連動したディフェンスにより、カマタマーレの中盤にゲームメイキングをさせず、攻撃面でも安定したビルドアップから両サイドMF吉田や前田の能力を活かして試合を優位に進めたが、決定機はポストに嫌われてしまった。結果論から言えば、失点の仕方は実にもったいなかったが、セレッソらしいサッカーができたように思われる。今日のようなサッカーを継続していきたい。カマタマーレは、セレッソの厳しいチェックに苦労してボールを保持てきなかったうえ、2トップが基点となれず、猛暑の中、終始リトリート対応せざるを得ない苦しい展開が続いてしまった。最終ラインがなんとか踏ん張ってドローに持ち込んだが、左右のサイド攻撃もセレッソディフェンスに対応されてしまった。現在最下位の中、攻撃を活性化させるための何らかの手立ては必要と思われる。
2020.07.29

2020年J1第6節 セレッソ大阪vsヴィッセル神戸の試合をヤンマースタジアムで観戦。0-0のドロー。以下、レポートいたします。(長文で失礼します。)【警告】渡部(ヴィッセル神戸)【戦術】〈セレッソ大阪〉攻撃では、ディフェンスラインとボランチと連携したビルドアップを基本に、サイドチェンジを交えながら両サイドのスペースを使ってから攻めていく。右サイドは右MF坂元/SB松田が、左はMF清武とSB丸橋が連携し、FW都倉や奧埜ポストプレーで、またヴィッセルDF渡部や大崎の裏のスペースを狙って、2トップの横の関係で基点を作る。守備では、4-4-2のブロックをベースとしつつ、ヴィッセルDF3バックに前線3人がプレスをかけ、またヴィッセルアンカーのサンペールを見ながらコンパクトなディフェンス対応をする。〈ヴィッセル神戸〉攻撃では、3バックとアンカーのサンペール、左MFイエニスタとの連携でビルドアップし、西、酒井の両ウイングバックがワイドに位置し、FW古橋の左サイドからの突破とFWドウグラスのポストプレー、右MF山口とイエニスタのフォローにサイドチェンジを織り交ぜながらパス回しから崩していく。守備では、5-4-1のブロックを作ってコンパクトに対応しつつ、時に前線から連動してプレスをかけていく。【試合の流れ】(前半)セレッソは4-4-2システム、ヴィッセルは3-1-4-2システムで試合に臨む。両チームともディフェンスラインを基点とするビルドアップから試合を組み立てていく。まず、チャンスを掴んだのはヴィッセルで、5分に、左サイドで渡部からパスを受けた古橋がドリブルで仕掛けてセレッソSB松田をかわしてグラウンダーの左クロスを出したが、セレッソGKキム・ジンヒョンをキャッチされ、さらに9分には、イエニスタがバイタルエリアでボール奪取して放ったミドルシュートはキム・ジンヒョンに再度キャッチされてしまう。これに対して、セレッソは10分に、左からのサイドチェンジを受けた坂元を基点に、パスを受けた松田からの右クロスに都倉がジャストミートできず、得点には至らず。セレッソはヴィッセル3バック、GK飯倉、サンペールのパス回しによるビルドアップに対して、都倉、奧埜の2トップに清武(坂元)の3人がヴィッセルDFにプレスをかけ、ヴィッセルがセレッソのプレスをかわして両サイドからの展開を図っていく。給水タイム後の26分に、イエニスタを基点に、ドウグラスとのコンビネーションから放った古橋の左隅を狙ったシュートはまたもやキム・ジンヒョンにキャッチされてしまう。その後、セレッソがボランチの藤田、デサバトを中心にボールを保持し、ヴィッセルが5-4-1のブロックを敷いて対抗する展開となる。セレッソは藤田、デサバトから2トップや左MF清武へハーフスペースやバイタルエリアに縦パスを出し、また横パスでヴィッセルのブロックを釣り出してスペースを作ろうとするが、ヴィッセルは我慢強くブロックをなかなか崩さない。それでもセレッソは、39分に、右サイドで渡部の背後に入り松田から浮き球のパスを受けた都倉がシュートを放つも、飯倉の好セーブにあう。続く40分にも、セレッソは、清武と坂元のトリックを使った右CKから、坂元が右クロスを上げてヨニッチが合わせたが、左に外れてしまい、得点には至らず。前半は0-0で終了。(後半)まず、後半開始からセレッソが都倉から豊川に代えて、攻撃の活性化を図る。そして、前半と比較して、中盤の清武、坂元を中央よりに、両SBを高めに位置させ、ハーフスペースを狙う。54分に、セレッソが清武の右CKにDF木本が頭で合わせたが、飯倉の好セーブに阻まれてしまう。これに対して、ヴィッセルは、サンペールやイエニスタにボールを集めて左右に展開し、左は古橋と酒井、右は西と山口のコンビネーションにセレッソディフェンスを崩しにかかる。58分に、サンペールからのサイドチェンジを受けた西の右クロスにDF菊池が頭で合わせたが、右に外れてしまい、さらに60分には、西の右クロスのこぼれ球を拾ったイエニスタのミドルシュートがバーを超えてしまい、得点には至らず。サンペールやイエニスタがバイタルエリアでパスを回しながら突破を図るも、セレッソのディフェンスが堅く、ヴィッセルに決定機を作らせない。これに対して、セレッソは76分に清武から片山に代えて左MFに配置し、さらに85分には坂元から柿谷に代えて左MFに配置し、片山を右MFに変更してチャンスをうかがう。セレッソは89分に、柿谷の左サイドからのドリブルから奧埜を経由して松田からの右クロス、さらに93分に左クロスのこぼれ球に反応したデサバトのシュートが惜しくも右に外れてしまい、ヴィッセルの堅守を崩すことができず、0-0のドローに終わる。【システム】(セレッソ大阪)4-4-2(右から)GK キム・ジンヒョンDF 松田、ヨニッチ、木本、丸橋ボランチ デサバト、藤田MF 坂元(85分 柿谷)、清武(76分 片山)FW 都倉(45分 豊川)、奧埜(守備時は4-4-2または4-4-1-1)(ヴィッセル神戸)3-1-4-2(右から)GK 飯倉DF 菊池、大崎、渡部アンカー サンペール(75分 佐々木)MF 西、山口、イエニスタ(79分 郷家)、酒井FW ドウグラス(79分 田中)、古橋(91分 小田)(守備時は主に5-4-1)【まとめ】堅い試合で、かつ両チームの攻守における駆け引きが高度に展開された見応えのある試合であった。セレッソは、4-4-2ブロックをベースとした安定したディフェンスを終始展開し、イエニスタには藤田やデサバト、ドウグラスにはヨニッチ、木本が適切に対応して決定機を与えなかった。後半、清武や坂元にハーフスペースを狙わせたり、奧埜が基点となって幾度かチャンスを作ったが、いい流れの中、ヴィッセルのディフェンスに阻まれてしまった。ヴィッセルは、サンペールやイエニスタがゲームメイキングしたものの、セレッソの4-4-2ブロックにより、また左サイドで基点を狙った古橋も松田、坂元らの堅守により決定機を作れなかった。なお、GKからDFライン、サンペールと連携したビルドアップはセレッソの前線からのプレスを難なく掻い潜っており、昨年より安定してきたが、古橋、ドウグラスに点を取らせるための得点力の精度を高める必要がある。
2020.07.22

2020年J3第4節 セレッソ大阪Uー23vsFC岐阜の試合をヤンマースタジアムで観戦。2-0でセレッソ大阪U-23の勝ち。以下、レポートいたします。(長文で失礼します。)【得点】46分 澤上(セレッソ大阪U23)67分 西本(セレッソ大阪U23)【戦術】[セレッソU23]攻撃では、DF、ボランチのビルドアップから、時折、FW澤上のポストプレーを入れながら、左右サイドのスペースを基点にして、右は吉馴、前田、左は島村、吉田のコンビネーションに前線が絡みながら攻めていく。守備では、4-4-2のブロックを基調としながら、前線からプレスをかけてバランス重視でディフェンスしていく。[FC岐阜]攻撃では、DF、ボランチのビルドアップから、両SBが高めに張りつつ、FW前田のポストプレーでクサビとなり、FW川西がフォローし、左右サイドを基点にして、右は川西、柳澤、左は粟飯原、橋本が中心となって攻めていく。守備では、4-4-2ブロックを基調として、前線からプレスをかけていく。【試合の流れ】(前半)セレッソ、岐阜とも4-4-2システムで試合に臨む。序盤は互角の展開で進んでいく。まず、岐阜が5分に粟飯原が倒されて得た左FKがセレッソDFにクリアされ、セレッソも16分にクロスをクリアをバイタルエリアで拾った喜田がミドルシュートを放つもバーを超えてしまう。その後は、岐阜がボランチの三島、中島を経由して左右に基点を作り、セレッソのディフェンスラインを下げさせることに成功する。29分に、右サイドでのFKを基点にクリアボールを富樫が反応して羽田放ったミドルシュートがバーを叩いてしまい、続く31分に右SB柳澤のオーバーラップからペナルティエリア付近で川西、川西、前田が絡んで粟飯原が放ったシュートがセレッソGK茂木の正面を突いてしまう。さらに41分にも岐阜は、左SB橋本の左クロスにFW前田が頭で合わせるもまたもや茂木の正面を突いてしまう。セレッソはディフェンスラインが下がって苦しい展開が続いたが、ロスタイルにワンチャンスをモノにする。左サイドの展開から吉田の左クロスが右サイドに流れるも、橋本のと競り合いに勝った右MF前田の右クロスがゴール中央でフリーになっていた澤上に送られて、反応した澤上が冷静にゴール中央に突き刺して、セレッソが1-0と先制して前半終了。(後半)後半開始から、岐阜はFW前田を高崎に、左MF粟飯原を村田を代えて、川西がゲームを作って反撃の機会を伺う。すると、59分に、左サイドの展開から、川西からスルーパスを受けた富樫がGK茂木と1対1になり、放った右足の浮き球のシュートが惜しくもゴール左に外れてしまい、同点に追いつくことはできない。その後、岐阜は60分に.右MF富樫から石川に代えて、村田と石川の左右MFが両サイドに張って高崎のポストプレーを交えながら反撃を仕掛けるが、セレッソが4-4-2ブロックが崩れかけるも最終ラインを中心に踏ん張って得点を許さない。逆にセレッソがボランチの岡澤、喜田を中心にボール保持率に高めて、両サイドを基点にして攻撃を仕掛けていく。61分に、中央エリアでのカウンターから藤尾を基点にして右クロスを受けた澤上のシュートが岐阜ディフェンスに阻まれ、続く64分にバイタルエリアでの展開から澤上からパスを受けた藤尾のシュートがゴール右に外れるも、3度目のチャンスをモノにする。67分に、左CKを基点に、左SB島村からのパスを左サイド奥で受けた西本が中央に切り込んで放った右足のシュートがカーブを描きながらゴール右隅に吸い込まれて、セレッソが2-0と突き放す。これに対して、岐阜が72分に永島を投入して前線に、川西をボランチに変更してリズムを戻そうとするが、逆にセレッソは個々の個人技に岐阜ディフェンスを交わしてサイドに基点を作ることに成功して試合を優位に進める。岐阜はセレッソのボール保持を奪うことができず、セレッソが2-0と勝利。【システム】(セレッソ大阪U23)4-4-2(右から)GK 茂木DF 吉馴(77分 松本)、大橋(57分 西尾)、西本、島村ボランチ 岡澤、喜田MF 前田、吉田(93分 タワン)FW 藤尾、澤上(守備時も4-4-2)(FC岐阜)4-4-2(右から)GK 松本DF 柳澤、甲斐、橋口、橋本(77分 藤谷)ボランチ 三島(72 永島)、中島MF 富樫(60分 石川)、粟飯原(45分 村田)FW 川西、前田(45分 高崎)(守備時も4-4-2)【勝負の分かれ目】セレッソが特に後半、個人技を活かした両サイドからの有効な攻撃を展開できたことと最終ラインの粘り強いディフェンスを継続できたこと。【まとめ】決定機を確実に決められるかどうかの重要性を改めて感じた試合であった。セレッソは、前半や後半の途中、4-4-2ブロックが何度も崩れかける場面があったが、よく持ち堪えた。個々の能力は高いので、強い意思を持って継続してディフェンスに食らいつけば、リーグ戦を十分に戦えるのではないか。岐阜は前後半の決定機をことごとく逃してしまったことが最後まで響いてしまった。川西を基点としたサイド攻撃は有効であったが、失点場面でことごとくフリーにしてしまったことが敗因で、今後はそのあたりの修正を要する。コロナ中断後、初めての生観戦だったが、やはりサッカーは素晴らしいスポーツであることを改めて実感した。
2020.07.15
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