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2020年J1第12節 セレッソ大阪vsベガルタ仙台の試合をヤンマースタジアムで観戦。2-1でセレッソ大阪の勝利。以下、レポートいたします。(長文で失礼します)【得点】18分 清武(セレッソ大阪)46分 蜂須賀(ベガルタ仙台)60分 坂元(セレッソ大阪)【警告】清武(セレッソ大阪)柿谷(セレッソ大阪)【戦術】〈セレッソ大阪〉攻撃では、ディフェンスラインとボランチ藤田、デサバトのビルドアップ(時に、ボランチがディフェンスラインに加わって3バックでのビルドアップあり)を基点に、両サイドへのサイドチェンジを多用しながら、右はMF坂元とSB松田、左はMF清武とSB丸橋のコンビネーションに、ポストプレーなどでFWメンデス、奧埜が絡んで攻めていく。守備では、4-4-2システムのブロックを基調として、前線と中盤が連携して前からプレスをかけるとともに、ブロックによりバイタルエリアで確実にボールを奪う。また4ボール奪取する。奧埜がベガルタ両ボランチ浜崎、椎橋を見る。〈ベガルタ仙台〉攻撃では、ディフェンスラインと浜崎、椎橋の両ボランチのビルドアップから、FW長沢への縦パスによるポストプレーを利用して、またFW真瀬、西村の両ウイングにトップ下の関口、両SBの柳ら蜂須賀が連携して両サイドのスペースを使って攻めていく。ボランチからは速い攻めを志向。守備では、4-4-2のブロックを作って、長沢と関口から連動してプレスをかけ、また両サイドを使われたときは、4-4-2のリトリート対応する。関口がセレッソ両ボランチ藤田、デサバトを見る。【試合の流れ】(前半)序盤から、ベガルタの前線からのプレスに対して、セレッソはディフェンスラインからのビルドアップを基点にして、ベガルタの両サイドのスペースを狙っていく。セレッソは、10分に、右からのサイドチェンジから左SB丸橋のクロスはベガルタGKスウォヴィクにキャッチされる。その直後11分に、ベガルタもサイド攻撃から3本連続CKを得て、ショートコーナーを使いながらゴールをうかがうが、シュートまで持ち込むことはできない。その後、セレッソはディフェンスラインや両ボランチから左右へのサイドチェンジのパスが有効で、両サイドの深いスペースに進出でき、ベガルタは徐々にリトリート対応せざるを得なくなり、セレッソが決定機を作ってチャンスをモノにする。18分に、右MF坂元かベガルタ左SB蜂須賀を振り切って上げたクロスに反応した左MF清武がペナルティエリア内で振り向きざまに放った右足のシュートが左隅に決まり、セレッソが1-0と先制する。また、セレッソは試合を優位に進めて、37分に、丸橋のFKからDFヨニッチのミドルシュートや、40分にはFW奧埜がバイタルエリアに切れ込んだ左足のシュートがスウォヴィクにセーブされる。これに対して、ベガルタは、FW長沢のポストプレーを交えながら、真瀬、西村を中心に両サイドを基点としてチャンスをうかがうが、セレッソの両サイドの堅いディフェンスを阻まれてしまうが、ロスタイムにチャンスをモノにする。まず、46分に、ボランチ浜崎からのニアにいた長沢を狙った左CKはセレッソディフェンス陣にコーナーにクリアされるが、続く浜崎からの左CKで、長沢を始めとする選手がニアサイドに流れたことにより生まれたフォア側のスペースに左SB蜂須賀が飛び込んで頭で右隅に叩き込んで、ベガルタが1-1と同点に追いついて前半終了。(後半)序盤は、ベガルタが同点に追いついた勢いを利用して、ディフェンスラインから右は真瀬、左は西村がセレッソの両サイド深いスペースを狙って走り込んで、チャンスをうかがう。48分に、セレッソGKキム・ジンヒョンとディフェンスラインの連携ミスからボールを奪った西村のシュートがキム・ジンヒョンの正面を突き、また51分に右クロスのこぼれ球に反応した椎橋のミドルシュートは左に外れてしまう。その後、ベガルタが前線からのプレスをかけ、セレッソ、キム・ジンヒョンやディフェンスラインからのビルドアップを崩しにかかるが、セレッソはベガルタのプレスをいなして、その空いたベガルタの裏のプレススペースを使ってチャンスをモノにする。60分に、ベガルタのプレスをかわして左サイドに展開して、中央でパスを受けた清武がドリブルで持ち込みながら坂元にスルーパスを出し、反応した坂元が中に切れ込んで放った左足のシュートが右隅に決まり、セレッソが2-1と逆転に成功する。これに対して、ベガルタは、68分に、長沢から赤崎に代えたのを機に、赤崎をセンターフォワードに、トップ下の関口を右ウイングに、64分に真瀬から代わったアレクサンドルをトップ下に変更して反撃のチャンスをうかがう。その後、ベガルタは、ディフェンスと浜崎、椎橋を中央にボール回しにより、セレッソの4-4-2ブロックを崩しにかかるが、セレッソはバイタルエリアを開けず、縦パスに入れさせないディフェンスと両サイドの堅いディフェンスにより、ベガルタの反撃を許さない。ベガルタは72分に、左展開から蜂須賀とのコンビネーションによりアレクサンドルが左ペナルティエリア付近からシュートを放つが、バーを超えてしまい、その後も決定機を作ることができず、セレッソが2-1で勝利。【システム】(セレッソ大阪)4-4-2(右から)GK キム・ジンヒョンDF 松田、ヨニッチ、瀬古、丸橋(61分 片山)ボランチ デサバト、藤田(92分 木本)MF 坂元、清武(61分 柿谷)FW メンデス(75分 高木)、奧埜(61分 鈴木)(守備時は4-4-2または4-4-1-1)(ベガルタ仙台)4-2-1-3(右から)GK スウォヴィクDF 柳(89分 飯尾)、吉野、平岡、蜂須賀ボランチ 浜崎、椎橋トップ下 関口FW 真瀬(61 アレクサンドル)、長沢(68分 赤崎)、西村(64分 石原)(守備時は4-4-2または4-4-1-1)【勝負の分かれ目】セレッソがまず、両SBと中盤が連携してベガルタのサイドアタックを封じたことと、ブロックによりベガルタにバイタルエリアへのパスや侵入を防ぎ、長沢を封じたこと。 清武、坂元の高い技術による得点。【まとめ】セレッソはベガルタに前半終了間際にセットプレーにより失点し、後半序盤、ベガルタにペースを握られるも、逆転後はディフェンスからリズムを作って、ベガルタに決定機を作らせなかった。今日のセレッソらしいサッカーでフロンターレ戦の敗戦を払拭できたか?ベガルタはセットプレーよる得点でリズムを掴みかけたが、セレッソの堅いディフェンスを崩すことはできなかった。今シーズンから3トップにシステムを変更して、両サイドを基点にして攻める戦術で戦っていく中、バイタルエリアやハーフスペースをどう攻めていくか?後半途中、ディフェンスラインからのビルドアップで苦労したように、遅功で崩す方策が必要であり、その方策が下位脱出の解となる。
2020.08.23
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2020.08.17

2020年J2第11節 京都サンガvs水戸ホーリーホックをサンガスタジアムで観戦。2-2のドロー。以下、レポートいたします。(長文で失礼します。)【得点】31分 ジュニーニョ(京都サンガ)41分 ンドカ(水戸ホーリーホック)54分 ウタカ(京都サンガ)63分 中山(水戸ホーリーホック)【警告】バイス(京都サンガ)【戦術】〈京都サンガ〉攻撃では、3バックのビルドアップからロングパスを受けたFWウタカ、ジュニーニョがサイドに流れてロングパス、またワイドに張った両ウインドバックの飯田、荒木へのサイドチェンジによりMF中野、金久保と連携して両サイドを基点にして、ウタカのポストプレーやジュニーニョのスペースへの飛び出し、DFバイスの攻撃参加を交えて攻めていく。守備では、5-3-2のブロックを基調として、時に2トップから連動したプレスをかけていく。〈水戸ホーリーホック〉攻撃では、DFとボランチとの連携したビルドアップから両サイドに展開して、両SBと中盤にトップ下の山口が有効的に連携しながら、またFW中山のポストプレーに山口、山谷らが絡んでバイタルを攻めたり、クロス、カウンターを仕掛けて攻めていく。山口がゲームメーカー的役割。守備では、基本的に、4-4-1-1のブロックを敷きながら、時にボランチのいずれかがディフェンスラインに入ってクロス対応しながらディフェンスする。3シャドーの山口、サンガアンカーの庄司を見る。【試合の流れ】(前半)サンガは3バック、ホーリーホックは4バックと異なるシステムで試合が展開される。最初にチャンスをつかんだのはホーリーホックで、11分に、バイタルエリアにドリブルで持ち込んだ山口が倒されて得た左エリアからFKにて、山口のFKがバーを直撃して決定機を逃し、さらに14分、左展開からペナルティエリア付近で左中盤の村田からパスを受けた山口のシュートが右に外れてしまうが、試合の流れを掴む。これに対して、サンガは、ディフェンスラインから両サイドへのロングパスにより両サイドを基点としてチャンスをうかがう。23分に、右CKのショートコーナーからアンカー庄司からパスを受けたジュニーニョが中に切り込んで放ったシュートはバーを越えてしまうが、その後のチャンスをモノにする。31分に、攻め上がったDFバイスからの縦パスをバイタルエリアで受けたジュニーニョが反転して放ったミドルシュートがホーリーホックGK松井の頭上を超えてゴールに吸い込まれ、サンガが1-0と先制する。先制されたホーリーホックは、サイドチェンジやカウンターによりサンガの両ウイングバックが上がったスペースをうまく活用してチャンスを作る。32分に、リスタートから、右中盤の山谷がドリブルでペナルティエリアまで進出して放ったシュートは右に外れてしまうが、40分に、右サイドのカウンターからボランチ木村からの浮き球のスルーパスに反応した中山のシュートがサンガGK若原に阻まれてしまい、右CKに逃れるが、ここで終わらなかった。山口の右CKからの混戦状態からDFンドカが右足で押し込んで、ホーリーホックが1-1と追い付く。さらに、46分に、左カウンターからドリブルで上がって山口がドリブルで仕掛けでペナルティエリア内でシュートを放ったが、若原にセーブされてしまい、逆転には至らず、前半は1-1で終了。(後半)序盤、チャンスをつかんだのはホーリーホックで、48分に、右サイドの展開から、山谷、山口とのコンビネーションから抜け出した中山のシュートはまたもや若原にセーブされてしまう。そこで、サンガがセットプレーからチャンスを掴む。54分に得た庄司の右CKにウタカがニアサイドで頭で合わせて、ゴール右隅に決めて、サンガが2-1と勝ち越す。これにより、試合の流れが変わると思いきや、ホーリーホックがバイタルエリアでの中山のポストプレーに山口、山谷らがうまく絡んでチャンスを作って攻撃を活性化させて、サンガは5-3-2のブロックにて的確にマークできずに苦しむ。ホーリーホックは、失点後すぐさま、56分に、右ハーフスペースにいた山口から中山のポストプレーでペナルティエリアでスルーパスを受けた右中盤の深堀がGKと1対1になって放ったシュートは惜しくも右隅に外れてしまうが、63分に、チャンスをモノにする。ボランチ安東を基点に、左にいた深堀の左グラウンダーのクロスに反応した山口のシュートは若原に弾かれるも、ゴール前に詰めていた中山が押し込んで、ホーリーホックが2-2と追い付く。その後、サンガ、ホーリーホックがそれぞれ交代枠を有効に使いながら、ホーリーホックがボール支配率で優勢に立ち、サンガがウタカのポストプレーやサイドからのカウンターで対抗する場面が続く。84分に、まずサンガがバイタルエリアでのポストプレーを基点に、交代で左ウイングバックに入った上月がドリブルで持ち込んでシュートを放つが、GK松井の正面を突いてしまう。これに対して、ホーリーホックも、86分に、交代で右中盤に入っていた松崎のペナルティエリアからのシュートが若原にセーブされてしまい、両チームとも得点には至らず。その後も両チームとも激しい攻め合いをするも、2-2のドローで終了。【システム】(京都サンガ)3-1-4-2(右から)GK 若原DF 麻田、バイス、本多アンカー 庄司MF 飯田(81分 石櫃)、中野(69分 モッタ)、金久保、荒木(81分 上月)FW ジュニーニョ(75分 野田)、ウタカ(守備時は主に5-3-2)(水戸ホーリーホック)4-2-3-1(右から)GK 松井DF 前嶋(88分 岸田)、住吉、ンドカ、外山ボランチ 木村(69分 安東)平野3シャドー 山谷(69分 松崎)、山口、村田(45分 深堀)FW 中山(80分 ピットブル)(守備時は4-4-1-1)【まとめ】サンガは、ウタカ、ジュニーニョ、バイスといった個人の能力を活かして得点できたものの、特に中盤3枚付近のバイタルエリアや左右のハーフスペースをホーリーホックにうまく活用されてゲームを支配された形となった。5バックと中盤とのディフェンス面での連携に課題。ホーリーホックは、山口が中盤や中山などをうまく活用して、両サイドやハーフスペースをうまく活用して試合を優位に進めることができたので、本音は勝ちたかったところ。パス中心のベースができているチームなので、今後の躍進に期待。終盤の攻め合いの応酬もあり、両チームの持ち味が存分に出た好ゲーム。
2020.08.12

2020年J1第9節 セレッソ大阪vsFC東京の試合をヤンマースタジアムで観戦。0-0のドロー。以下、レポートいたします。(長文で失礼します。)【警告】メンデス(セレッソ大阪)デサバト(セレッソ大阪)安倍(FC東京)小川(FC東京)【戦術】〈セレッソ大阪〉攻撃では、ディフェンスラインとボランチ藤田、デサバトのビルドアップ(時に、ボランチがディフェンスラインに加わって3バックでのビルドアップあり)を基点に、両サイドへのサイドチェンジを多用しながら、右はMF坂元とSB松田、左はMF清武とSB丸橋のコンビネーションに、ポストプレーなどでFWメンデス、奧埜が絡んで攻めていく。守備では、前線と中盤が連携して前からプレスをかけ、また4-4-2のリトリート対応時はサイドで囲い込みディフェンスでボール奪取する。奧埜が東京アンカー高萩を見る。〈FC東京〉(以下、東京という)攻撃では、ディフェンスラインとアンカーの高萩とのビルドアップを基点に、レアンドロ、Dオリヴェイラ、永井と中盤、SBが連携しながら、両サイドとバイタルエリアでのポストプレーを交えて、また、レアンドロ、オリヴェイラが連携してカウンターを仕掛けていく。守備では、前線からの中盤と連動しての前からのプレスを敢行。リトリート時は4-1-4-1の対応でバイタルエリアでボール奪取して、有効なカウンターに繋げていく。【試合の流れ】(前半)まず3分に、東京が左CKを基点に、こぼれ球を拾った高萩のシュートがセレッソGKキム・ジンヒョンにキャッチされてしまう。その後は、セレッソが藤田、デサバトの両ボランチを基点に両サイドへのサイドチェンジを多用して両サイドのスペースを有効に使って試合の流れを引き寄せる。7分に、右ハーフスペースにいた右SB松田からの右クロスは惜しくもCKに逃れられたが、10分に、左サイドにいた左MF清武からのクロスにフリー右MF坂元がゴール前にて左足で合わせるも、東京GK波多野の正面にて弾かれてしまい、決定機を逃してしまう。それでも、セレッソの攻勢は続き、22分に、ペナルティエリア付近にて藤田が放ったシュートは惜しくも左に外れてしまう。これに対して、東京は、セレッソの両サイドからの攻撃にリトリート対応せざるを得ない場面が続いていたが、リズムを変えるため、3トップからのプレスを積極的にかけてセレッソのリズムを崩そうとし、オリヴェイラ、レアンドロがバイタルエリアを狙ってカウンターを仕掛けていく。27分に、セレッソ陣で高萩が奪ったボールをオリヴェイラ、レアンドロが連携してバイタルエリアに進出し、レアンドロからスルーパスを受けたオリヴェイラのシュートはGKキム・ジンヒョンにキャッチされる。その後も、東京がサイドからのコンビネーションを使った攻撃を試みるが、セレッソの数的優位を保ったタイトなディフェンスにチャンスを作ることができない。45分に、左CKを得た東京は小川のクロスにDF森重が頭で合わせるも左に外れてしまい、前半は0-0で終了。(後半)序盤から、セレッソは前半からの流れを維持して、試合を優位に進めていく。47分に、左サイドからの丸橋のクロスを基点に、ペナルティエリア付近でボールを受けた坂元のシュートはGK波多野の正面を突いてしまい、53分にはGK波多野のクリアミスを拾った清武のシュートがまたもや波多野の正面を突いてしまう。これに対して、東京は流れを変えるために、高萩を中心にボールをワイドに回して支配しようとする。60分には、右SB室屋からのクロスにレアンドロが頭で合わせるもGKキム・ジンヒョンにキャッチされる。また、74分には、敵陣から永井から代わった右FW内田がドリブルでセレッソ2選手をかわしてペナルティエリア付近で放ったシュートが右に外れてしまう。その後は、セレッソが両サイドからの攻撃を展開して、東京ディフェンスラインがセレッソの攻勢を跳ね返してカウンターを仕掛ける展開となる。東京は81分に、オリヴェイラからアダイウトンに、右MFシルバから原に代えて、セレッソも85分に奧埜から高木に代えて、それぞれ勝負に出る。まずセレッソは左の丸橋、右の坂元が両サイドから仕掛けてクロスを上げるが東京のディフェンス陣がことごとく跳ね返して、東京がチャンスをつかむ。ロスタイムの92分に、カウンターから右サイドに流れたアダイウトンからの右クロスにレアンドロが頭で左隅を狙うが・キム・ジンヒョンにセーブされ、続く94分にも、右サイドからの室屋からのクロスに原が頭で合わせるも、キム・ジンヒョンにまたもやセーブされてしまい、0-0のドローに終わる。【システム】(セレッソ大阪)4-4-2(右から)GK キム・ジンヒョンDF 松田、ヨニッチ、瀬古、丸橋ボランチ デサバト、藤田MF 坂元、清武(78分 片山)FW メンデス(52分 都倉)、奧埜(85分 高木)(守備時は4-4-2または4-4-1-1)(FC東京)4-1-2-3(右から)GK 波多野DF 室屋、渡辺、森重、小川アンカー 高萩MF A・シルバ(81分 原)、安倍(88分 三田)FW 永井(56分 内田)、D・オリヴェイラ(81分 アダイウトン)、レアンドロ(守備時は4-1-4-1が基本で、プレス時は4-4-2)【まとめ】セレッソは、両サイドのスペースを基点とすべく、有効なサイドチェンジを多用し、左は丸橋、右は坂元がクロスを再三上げるも、東京の堅いディフェンスラインに阻まれてしまった。サイドチェンジなどの横からの攻撃では基点を作ることができるが、特にペナルティエリア付近での縦のスピードのある動きの質があまりよくないため、決定機を作れていない。スピードのあるFWがいればある程度解決できるが、現有戦力の中、得点力不足をどのように解決していくかが上位を維持する鍵になる。東京はセレッソに両サイドに基点を作られて、特に永井の良さが消されてしまい、リトリート対応せざるを得ない場面が続いたが、ディフェンスラインと高萩がうまく対応して、セレッソのクロスを凌ぎ切った。ただ、裏のスペースを突かれると脆さを見せる場面があったので、オリヴェイラなどの前線のタレントがいる中、失点数をいかに減らしていくかが上位にいる鍵となる。
2020.08.09

2020年ルヴァン杯第2節 セレッソ大阪vs浦和レッズの試合をヤンマースタジアムで観戦。1-0でセレッソ大阪の勝利。以下、レポートいたします。(長文で失礼します。)【得点】 81分 豊川(セレッソ大阪)【警告】岩波(浦和レッズ)【戦術】[セレッソ大阪]攻撃では、ディフェンスラインとボランチと連携した(時にボランチのデサバト、ミネイロのいずれかがディフェンスラインに入った3バック気味。3-1-4-2システム的。)ビルドアップを基本に、サイトチェンジのパスを頻繁に、またBメンデスのポストプレーを交えながら、右は松田、左は丸橋を軸に両サイドから攻めていく。守備では、4-4-2のブロックを基調として前線からのプレスを交え、またリトリート対応しつつ、コンパクトな陣形を保ってディフェンスする。[浦和レッズ]攻撃では、ディフェンスラインとボランチの柴戸とエヴェルトンが連携したビルドアップを構築したうえ、右MF長澤、左MF関根に、エヴェルトンとFW武藤が絡んで中盤を構成して、両サイドとバイタルエリアを利用しつつ、パス回しを中心にして崩していく。後半途中から、FW杉本とレオナルドのコンビネーションを多用する。守備では、4-4-2のブロックを基調としつつ、前からのプレスを交えて、コンパクトな陣形を保って対応する。柴戸とエヴェルトンの両ボランチを中心にバイタルエリアで確実にボールを奪う。武藤がセレッソの両ボランチを見る。【試合の流れ】(前半)序盤から、レッズがディフェンスラインからのビルドアップから両サイドとバイタルエリアを有効に利用して試合を優位に進めていく。8分に、エヴェルトンからスルーパスを受けたレオナルドがシュートを放つが、セレッソGKキム・ジンヒョンをセーブされ、つづく9分に左バイタルエリア付近でのDF岩波のFKがバーを超えてしまい、さらに11分に左への展開から左MF関根の左クロスにレオナルドが合わせようとするが、セレッソディフェンス陣に阻まれてしまい、先制点をあげることはできず。これに対して、セレッソは、時にデサバトまたはミネイロをディフェンスラインに落として3バックにてビルドアップし、サイドチェンジを交えながら両サイドを利用して攻めを展開しようとするが、レッズの個々のチェックや有効な4-4-2ブロックにより決定機をつかめない。22分に迎えた右サイドのFKも左SB丸橋のクロスが味方に合わない。給水タイム後、レッズはFW武藤を一列下げ気味にして中盤の数的優位を図り、両サイドとバイタルエリアへの進出を狙っていくのに対して、セレッソが4-4-2ブロックを基調としてリトリート対応せざるを得ない場面が続く。41分に、レッズは、DFマウリシオからのロングフィードからレオナルドを経由してペナルティエリア付近でボールを受けた武藤の左足のシュートがバーを大きく超えてしまい、前半は0-0で終了する。(後半)セレッソは開始から、右MF坂元を西川に、FWメンデスを豊川の2枚を同時に代えて攻撃に出る。46分に、デサバト?がボールを奪い、パスします受けた西川がドリブルで右サイドから中央に切り込んで放った左足のシュートは惜しくも左隅に外れてしまう。これに対して、レッズは、その後、中盤の構成で優位に立つ。48分に、柴戸?がボールを奪って、パスを受けたレオナルドのシュートがセレッソディフェンス陣にブロックされ、さらに51分に、関根が左サイドから中央に切り込んで放ったシュートはバーを超えてしまう。試合を優位に進めるレッズは57分に、武藤を杉本に代えて2トップの一角に置いて、先制点を狙う、63分に、中央バイタルエリア付近で得たマウリシオのFKがGKキム・ジンヒョンの正面を突く。杉本がポストプレーで基点となり、レオナルドや中盤とのコンビネーションでチャンスをうかがう。これに対して、セレッソは、61分にボランチをミネイロから奧埜に代え、68分に左MF柿谷から清武に代えて、試合の流れを変えにいくが、ルーズボールを含む中盤でのボールの争奪戦でレッズに劣ってレッズに押し込まれる場面が多くなる。しかし、レッズが押し込んでいるところに落とし穴が待っていた。81分に、レッズが点を取りに行っていたところ、セレッソが左奥スペースでボールを奪って鋭いカウンターを展開し、デサバトからボールを受けた西川がドリブルでバイタルエリアまで進出してレッズディフェンスラインを引き付けたところで、その右裏のスペースに入って西川からパスを受けた豊川がそのまま右隅に突き刺すシュートでセレッソが1-0と先制する。その後、レッズは85分に、ボランチのエヴェルトンを青木に、左SB宇賀神を荻原に代えて反撃に出ようとするが、セレッソが両サイドを有効に使ってレッズに反撃を許さず、セレッソが1-0で勝利。【システム】(セレッソ大阪)4-4-2(右から)GK キム・ジンヒョンDF 片山、木本(5分 ヨニッチ)、瀬古、丸橋ボランチ デサバト、ミネイロ(61分 奧埜)MF 坂元(45分 西川)、柿谷(68分 清武)FW 鈴木、Bメンデス(45分 豊川)(守備時は4-4-2または4-4-1-1)(浦和レッズ)4-4-2(右から)GK 福島DF 岩政、マウリシオ、岩波、宇賀神(85分 荻原)ボランチ 柴戸、エヴェルトン(85分 青木)MF 長澤(76分 武田)、関根FW 武藤(57分 杉本)、レオナルド(76分 伊藤)(守備時は4-4-2または4-4-1-1)【勝負の分かれ目】セレッソが、ルーズボールを含めた中盤でのボールの奪い合いで不利ながら、後半のワンチャンスに近い形で効率的に得点できたこと。4-4-2ブロックを基調とした最終ラインの粘り強いディフェンス。【まとめ】セレッソは、レッズ柴戸やエヴェルトンを中心とした中盤のチェックやルーズボールの対応に手を焼いたうえ、両サイドやボランチのミネイロらが上がったスペースを突かれて終始苦しい展開だったが、最終ラインの粘り強いディフェンスが功を奏して勝利をモノにした。レッズが得点を取るために上がっていた裏のスペースをデサバトがうまく突いて、西川、豊川が絡んだカウンターは見事。レッズはボランチを中心にボールを奪うスタンスが明確で、かつ両サイドとバイタルエリアをうまく利用できたが、セレッソの堅いディフェンスの前に得点することはできなかった。終始試合を優位に立ち、ボールを支配できていただけに、勝ちたかった試合。
2020.08.05
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