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2020年J1第30節 セレッソ大阪vs横浜FCの試合をヤンマースタジアムで観戦。1-0でセレッソ大阪の勝利。以下、レポートいたします。(長文で失礼します)【得点】61分 メンデス(セレッソ大阪)【警告】斉藤(横浜FC)【戦術】〈セレッソ大阪〉攻撃では、ディフェンスラインとボランチ藤田、奧埜のビルドアップ、右の片山、左の丸橋の両ウイングバックが高い位置で張った上、左右のサイトチェンジを多用しつつ両サイドを基点とし、右はシャドー坂元と片山、が、左はシャドー清武と丸橋がポジションチェンジして、FWメンデスを交えたコンビネーションにより崩していく。。守備では、4-4-2システムのブロックを基調として、時に前からプレスをかけていく。リトリート時は横浜のサイドをケアするため、時に3-5-2で対応。システムは3-4-2-1→4-4-2→3-4-2-1(5-3-2)と変更。〈横浜FC〉攻撃では、ディフェンスラインとボランチ瀬古、手塚とのビルドアップから、FW一美のポストプレーを時に使いつつ、右はシャドー松浦とSBマギーニョ、左はシャドー斉藤とSB袴田に、シャドー齋藤が連携して左右のスペースを基点として崩していく。守備では、4-4-2のブロックを基調として、前線からプレスをかけ、またリトリート対応していく。【試合の流れ】(前半)序盤、最初にシュートを放ったのは横浜で、1分に、FW一美からパスを受けた右シャドー松浦のシュートはセレッソGKキム・ジンヒョンにキャッチされる。その後は、セレッソがビルドアップから両WB片山、丸橋がサイドに高く張りながら、サイドチェンジを交えて両サイドを基点とすることに成功し、徐々に試合の流れをつかんでいく。まず、12分に、丸橋の左CKからこぼれた球に反応したボランチ奧埜のシュートは横浜GK六反の正面を突き、続く13分には、左シャドー清武からのクロスに反応した片山のシュートは横浜ディフェンスに当たってしまう。これに対して、横浜FCは、4-4-2のブロックを敷きながら、左右のスペースを狙ってチャンスをうかがう。まず、21分に、バイタルエリアにて中央シャドー齋藤からパスを受けた一美のシュートはセレッソGKキム・ジンヒョンにキャッチされてしまうが、続く27分に、右サイドで得たボランチ手塚のFKに味方が合わせたボールが転々とゴール方向に転がり、そのボールをGKキム・ジンヒョンが間一髪左手で掻き出して左ポストに当たりながらゴールを逃れる。また、横浜は、39分に、カウンターから、右SBマギーニョからのサイドチェンジを受けた袴田遠基点に、ボールを受けたマギーニョがシュートを放つが、左に外れてしまう。これに対して、セレッソは、41分に、坂元が右サイドでファールを受けて得た清武のFKは横浜ディフェンス陣に跳ね返されてしまい、前半は0-0で終了。(後半)序盤、試合の流れを掴んだのはセレッソで、まず46分に、清武の右CKにフォア側に飛び込んだDFヨニッチが頭で中に折り返したボールに反応したDF木本がシュートを放つも、バーを超えてしまい、続く49分には、バイタルエリア付近で得た丸橋のFKを基点に、木本のクロスにフォア側で反応したヨニッチが頭で合わせるも、横浜GK六反にセーブされてしまい、先制ならず。これに業を煮やしたセレッソは、52分に、FW豊川を投入して、左SB丸橋を下げて右WB片山を左SBに置くとともに、DF松田を右SBに置き、これまでの3-4-2-1から4バックの4-4-2システムに変更して、両サイドを基点として、攻勢をかけていく。その後、システム変更による両サイドを基点とした攻撃の連動性がよくなり、横浜のディフェンスラインを下げさせることに成功して、チャンスをモノにする。61分に得た左CKに、キッカーの清武がショートコーナーを選択して、清武からパスを受けた片山の左クロスにゴールにいたメンデスが頭で合わせてゴール右隅に流し込み、セレッソが1-0と先制する。これに対して、横浜は、試合の流れを変えるために、65分に、FW一美から瀬沼に替えて、左右スペースを基点として、マギーニョ、袴田の両SBを攻撃参加させながらサイドチェンジを交えつつ、反撃を試みるのに対して、セレッソは4-4-2のブロックを敷いて、横浜の両サイド攻撃に適切に対応していく展開がしばらく続く。67分には、横浜はDF小林からのスルーパスに左シャドー斉藤がセレッソディフェンスライン裏で反応するも、GKキム・ジンヒョンにキャッチされてしまう。1点を死守するため、セレッソはディフェンス対応をさらに強化し、77分に、FWメンデスに替えて瀬古を投入してディフェンスの一角に置いて、4-4-2システムから、ヨニッチ、木本、瀬古の3バックにする3-4-2-1システム(ディフェンス時は5バック)変更する。その後は、横浜が継続して両サイドからの攻撃を試みるが、セレッソは5バックによるディフェンス対応で横浜に決定機を与えない。横浜は1点を取るために、87分に、FW皆川を投入して、クロスなどで皆川や瀬沼にボールを集めようとするが、セレッソの適切なディフェンスにより横浜はチャンスを作ることができず、セレッソが1-0で勝利。【システム】(セレッソ大阪)3-4-2-1(右から)GK キム・ジンヒョンDF 松田、ヨニッチ、木本MF 片山、奧埜、藤田、丸橋(52分 豊川)2シャドー 坂元、清武(84分 柿谷)1トップ メンデス(77分 瀬古)(守備時は4-4-2または3-5-2)(横浜FC)4-2-3-1(右から)GK 六反DF マギーニョ(80分 安永)、田代、小林、袴田(87 伊野波)ボランチ 瀬古、手塚3シャドー 松浦(80分 中山)、齋藤、斉藤(87分 皆川)FW 一美(64分 瀬沼)(守備時は4-4-2)【勝負の分かれ目】セレッソが両サイドを基点として、横浜FCのディフェンスラインを下げさせたこと。また、3バック(5バック)への変更により、横浜FCのサイド攻撃を封じたこと。【まとめ】セレッソは、横浜の適切なブロックに手を焼きながらも、両サイドからの攻撃とセットプレーにより少ないチャンスをモノにした。幾度のシステム変更はロティーナの勝利への執念と解釈。今後は、上の順位へのチャレンジに向けて一戦ごとに大切。横浜FCは、丁寧なビルドアップを基点に、一美のポストプレーと両サイドからの攻撃を仕掛けた、セレッソのブロックを崩しにかかったが、セレッソの厚いディフェンス網を崩すことができなかった。4-4-2のの固いブロックで対抗したが、前半の決定機をモノにできなかった。得点力は課題として残る。
2020.11.29

2020年J1第28節 セレッソ大阪vsサンフレッチェ広島の試合をヤンマースタジアムで観戦。1-0でサンフレッチェ広島の勝利。以下、レポートいたします。(長文で失礼します)【得点】23分 レアンドロ・ペレイラ(サンフレッチェ広島)【警告】松田 (セレッソ大阪)木本 (セレッソ大阪)佐々木 (サンフレッチェ広島)ドゥグラス・ヴィエイラ(サンフレッチェ広島)【退場】レアンドロ・ペレイラ(サンフレッチェ広島)【戦術】〈セレッソ大阪〉攻撃では、ディフェンスラインとボランチ藤田、木本のビルドアップから、ガンバの前線からのサイドチェンジとFW都倉のポストを使いつつ、右はMF坂元とSB松田が、左はMF清武とSB片山が、両サイドを基点として攻めていく。守備では、4-4-2システムのブロックを基調として、時に前からプレスをかけていく。〈サンフレッチェ広島〉攻撃では、ディフェンスラインとボランチ川辺、青山とのビルドアップから、両WB東と茶島がサイドに張り、FWレアンドロ・ペレイラのポストプレーを交えつつ、右は茶島とシャドー浅野、左は東とシャドー森島が連携して両サイドを基点としてサイドチェンジと縦パスを使いながら崩していく。守備では、前線やボランチが前から積極的にプレスをかけてセレッソのビルドアップに圧力を加える。リトリート時は5-4-1にて対応。【試合の流れ】(前半)序盤はサンフレッチェがビルドアップから両サイドを基点として、試合を優位に進めていく。6分に、左サイドから左WB東からの左クロスにレアンドロ・ペレイラが頭で合わせるも、右に外れてしまう。セレッソも、ビルドアップから両サイドを基点にしてチャンスをうかがう。16分に、左SB片山のサイドチェンジのクロスに右SB松田が合わせて折り返そうとするが、サンフレッチェGK林にキャッチされる。これに対して、サンフレッチェが両サイドでの攻防で優位に立ち、19分に、左サイドでのカウンターを基点にレアンドロ・ペレイラのポストプレーを受けた左シャドー森島が中央に切れ込んだ放ったシュートがセレッソディフェンスにブロックされるも、23分にチャンスをモノにする。左サイドでの展開から、ボランチ青山からパスを受けた左WB東のクロスはセレッソ瀬古にブロックされるも、そのこぼれ球にペナルティエリア外で反応したレアンドロ・ペレイラが左隅に決めて、サンフレッチェが1-0と先制する。その後は、サンフレッチェの厳しいチェックにより、セレッソがボールを失い、またビルドアップができない場面が続いて、サンフレッチェのペースで試合が流れる。セレッソはようやく、43分に、右MF坂元からパスを受けたFW豊川のシュートはサンフレッチェディフェンス陣にブロックされてしまい、前半はサンフレッチェが1-0とリードして終了。(後半)セレッソは試合の流れを変えるため、イエローカードをもらっていた右SB松田から丸橋に替えて左SBに配置替えし、さらにFW都倉から西川に替える2枚替えを行い、後半に臨む。まずはサンフレッチェが両サイドを基点として両ハーフスペースを狙って攻撃を仕掛けるが、セレッソは中盤をディフェンスラインに臨機応変に入れるなどの対応により、サンフレッチェの攻撃を凌いで、サイドチェンジを入れながら両サイドを使ってチャンスをうかがう。その後、セレッソは57分にも、FW豊川からメンデスへ、DF瀬古から奧埜への2枚替えを行い、優位に試合を立とうとしていた62分に、レアンドロ・ペレイラがボールを不用意に蹴り出してしまい、2枚目のイエローカードの判定でサンフレッチェは10人で戦うことを余儀なくされる。サンフレッチェは65分に、Dヴィエイラを投入して5-3-1にてリトリート対応するが、セレッソはサンフレッチェ中盤が4枚から3枚になって左右のスペースが増えた両サイドを有効活用して、クロスや前線への縦パスを入れ続けていく。73分に、丸橋からの左クロスの跳ね返りに反応した坂元が中央に切れ込んで放った左足のシュートはバーに嫌われてしまう。その後も、セレッソが両サイドからのクロスや前線への縦パスにより、チャンスを作るが、サンフレッチェのディフェンスラインやサイドでの粘り強く対応していく。セレッソは同点に追いつかない中、83分に、ボランチ藤田から高木に替えて、ボランチを奧埜のアンカーにして、前線を右から西川、メンデス、高木と並べる4-1-2-3システムに変更して、更なる攻撃を仕掛けていく。84分に、投入された高木が左奥スペースから中央へ切り込みながら放ったクロス気味のシュートはサンフレッチェGK林のセーブに阻まれてしまう。更にロスタイムの94分にも、左MF清武の右クロスにメンデスが頭で合わせるも、またもやGK林にキャッチされる。セレッソはサンフレッチェの粘り強いディフェンスの前に得点できず、サンフレッチェが1-0と勝利。【システム】(セレッソ大阪)4-4-2→4-1-2-3(右から)GK キム・ジンヒョンDF 松田(45分 丸橋)、ヨニッチ、瀬古(57分 奧埜)、片山ボランチ 木本、藤田(83分 高木)MF 坂元、清武FW 都倉(45分 西川)、豊川(57分 メンデス)(守備時は4-4-2または4-4-1-1)(サンフレッチェ広島)3-4-2-1(右から)GK 林DF 野上、荒木、佐々木MF 茶島(76分 井林)、川辺、青山(89分 柴崎)、東2シャドー 浅野(61分 Dヴィエイラ)、森島(89分 永井)FW レアンドロ・ペレイラ(守備時はリトリート時は5-4-1。途中から5-3-1)【勝負の分かれ目】サンフレッチェが、前半は両サイドの攻防で優位に立てたことと、前からのプレスと厳しいチェックにより、セレッソにリズムを作らせなかったこと。後半はレアンドロ・ペレイラの退場によりリトリート対応を余儀なくさせられたが、ディフェンスラインの粘り強いディフェンスによりセレッソのクロスにことごとく跳ね返せたこと。【まとめ】サンフレッチェは、サイドでの主導権を握って先制できたことが勝因の一つ。後半の退場は想定外ながら、セレッソのクロスに対して、粘り強くかつ適切に対応できた。価値ある勝利。セレッソは、サンフレッチェの厳しいチェックと素早いボールへの働きかけにより、前半はリズムが作れず、後半は数的優位ながら、サンフレッチェにゴール前のスペースを固められたことにより、ゴールを割ることができなかった。攻守において、選手間の距離が空くようになっており、連動性が薄れていることが懸念材料。
2020.11.21

2020年J1第32節 ガンバ大阪vsヴィッセル神戸の試合を吹田パナソニックスタジアムで観戦。1-0でガンバ大阪の勝利。以下、レポートいたします。(長文で失礼します)【得点】27分 パトリック(ガンバ大阪)【警告】なし【戦術】〈ガンバ大阪〉攻撃では、ディフェンスラインとボランチが連携、時にボランチ山本がディフェンスラインに降りてビルドアップを形成し、両サイドを基点、右は右SB高尾と右MF小野瀬、左は左SB福田と左MF倉田が連携してFW宇佐美が適宜絡み、FWパトリックのポストプレーを利用ながら、連動性を高めながら攻めていく。守備では、4-4-2を基調として、前線から積極的にプレスをかけていく。またリトリート時は4-4-2ブロックから数的優位を維持してディフェンスする。〈ヴィッセル神戸〉攻撃では、ディフェンスラインとボランチ大崎とのビルドアップから、両サイド、右はSB山川と右シャドー小田、左はSB初瀬とシャドー中坂にボランチ安井が連携してバス交換して試合遠組み立てる。時にシャドー佐々木とFW田中を中心にカウンターを仕掛けていく。後半は4-1-2-3システムに変更。守備では、4-4-2のブロックを基調として、前線からのプレスを交えてディフェンスする。佐々木がガンバボランチをチェックする。後半は4-1-4-1システムに変更。【試合の流れ】(前半)序盤はガンバがビルドアップから両サイドを基点にした試合の入りがいいように見えたが、最初にチャンスを掴んだのはヴィッセルで、12分に、左SB初瀬の右CKの流れたボールに反応したボランチ大崎のシュートはガンバディフェンスにブロックされてしまい、続く15分には、カウンターから得た初瀬の右CKにヴィッセル選手が頭で合わせるも、バーを超えてしまう。これに対して、ガンバは、16分にようやくチャンスを掴み、左サイドの展開から、左SB福田からパスを受けた左MF倉田のクロスにゴール前に詰めていた右MF小野瀬ガンバ頭で合わせるも、ヴィッセルGK前川の好セーブに阻まれてしまう。ヴィッセルは、前川の好セーブでピンチを凌いで、逆にチャンスを作る。まず、19分に左奥エリアで得た初瀬のFKは惜しくもバーを超え、続く24分には、カウンターから左ペナルティエリアに進出した左シャドー中坂のグラウンダーのクロスに反応した中央シャドー佐々木が合わせるも、バーを超えてしまう。その後、ヴィッセルのペースが続くと思いきや、ガンバが一瞬のチャンスをモノにする。27分に、左サイドの展開から、左サイドに流れていたFW宇佐美がドリブルで仕掛かながら出したパスに反応したFWパトリックのシュートがヴィッセルDF菊池に当たりながら、ゴール右隅に吸い込まれ、ガンバが1-0と先制する。しかし、その後も、ヴィッセルが38分に得た初瀬の左CKのこぼれ球に反応した右シャドー小田のシュートはガンバGK東口の正面を突き、43分には、右奥エリアで得た初瀬のFKにニア側で頭で合わせてフォア側へすらせたボールをボランチ大崎が頭で合わせてゴールに押し込むも、オフサイドの判定により同点にはならず、前半はガンバが1-0とリードして終了。(後半)ヴィッセルは、後半開始から、前半の4-2-3-1システムを、ボランチ大崎をアンカーに、ボランチ安井を右MFに、シャドー佐々木を左MFに、FKを右から小田、田中、中坂の順に並べる4-1-2-3システムに変更して、両サイドをワイドに張って反撃を試みる。まずチャンスを掴んだのはガンバで、宇佐美を基点に、左サイドに流れていたパトリックからペナルティエリア付近でパスを受けた宇佐美がシュートを放つが、ヴィッセルGK前川の正面を突いてしまい、続く54分には、バイタルエリアでのボランチ山本からのスルーパスに合わせてペナルティエリアに走り込んでいた小野瀬のシュートがまたもやGK前川にセーブされてしまう。これに対して、ヴィッセルは、試合の流れを変えるため、60分に、安井からイエニスタに、佐々木から山口に、中坂から古橋への3枚同時交代を行い、山口を右MFに、イエニスタを左MFに、古橋を左ウイングに配置して、チャンスをうかがう。特に、ディフェンスラインからイエニスタ、大崎にボールを集めて基点とし、サイドチェンジを含む左右にボールを配給してガンバディフェンスに揺さぶりをかけていくが、ガンバディフェンスは4-4-2の堅いブロックを敷いてヴィッセルの攻撃に対応する場面が続き、ヴィッセルに決定機を与えない。ガンバディフェンスを押し込むことはできても決定機を作れないヴィッセルは、78分に、大崎から西に、FW田中から藤本への2枚同時交代を行い、山口をアンカーに、西を右MFに配置してチャンスをうかがう。ヴィッセルがイエニスタを基点にスルーパスやサイドチェンジにより、再三ガンバディフェンスを受け揺さぶりにかけるが、ガンバが粘り強くディフェンスを行う。85分に、ヴィッセルが一瞬の隙を突いて、左ハーフスペースにいたイエニスタからの鋭いスルーパスに藤本が反応してフリーになりながらディフェンスラインの裏を抜け出してシュートを放つも、右に外れてしまい、同点には至らず。その後はガンバがヴィッセルに決定機を与えず、ガンバが1-0と逃げ切って勝利。【システム】(ガンバ大阪)4-4-2(右から)GK 東口DF 高尾、菅沼、キム・ヨングョン、福田ボランチ 奥野、山本MF 小野瀬(91分 川崎)、倉田(83分 矢島)FW パトリック(83分 唐山)、宇佐美(77分 渡邊)(守備時も4-4-2)(ヴィッセル神戸)4-2-3-1⇨4-1-2-3(右から)GK 前川DF 山川、ダンクレー、菊池、初瀬ボランチ 大崎(78分 西)、安井(60分 イエニスタ)3シャドー 小田、佐々木(60分 山口)、中坂(60分 古橋)FW 田中(78分 藤本)(守備時は4-4-2または4-4-1-1、後半は4-1-4-1)【勝負の分かれ目】 ガンバがヴィッセルの両サイドを有効に利用した攻撃に対して、4-4-2のブロックを形成して、粘り強く、かつ適切に対応できたこと。また、少ないチャンスを確実にモノにしたこと。【まとめ】ガンバは、4-4-2のブロックをバランスよく形成して、イエニスタを基点とする両サイドからの攻撃を凌ぎ切った。好調さはこのディフェンスの安定感が基礎になっている。この調子を維持できれば、2位フィニッシュは十分可能。ヴィッセルは、前半の数々の決定機を決めることができなかったことが痛かった。また、後半のシステム変更による両サイドからの攻撃とイエニスタの活用は有効だったが、ガンバの粘り強いディフェンスに屈してしまった。
2020.11.11

2020年J1第26節 セレッソ大阪vsガンバ大阪の試合をヤンマースタジアムで観戦。1-1のドローの勝利。以下、レポートいたします。(長文で失礼します)【得点】31分 井手口(ガンバ大阪)34分 豊川(セレッソ大阪)【警告】キム・ヨングョン(ガンバ大阪)パトリック(ガンバ大阪)三浦(ガンバ大阪)福田(ガンバ大阪)菅沼(ガンバ大阪)ヨニッチ(セレッソ大阪)【戦術】〈セレッソ大阪〉攻撃では、ディフェンスラインとボランチのビルドアップから、ガンバの前線からのプレスに対してサイドチェンジを多用してガンバのディフェンスラインを下げさせたうえ、右はMF坂元とSB松田が、左はMF清武とSB丸橋が両サイドを基点として攻めていく。守備では、4-4-2システムのブロックを基調として、時に前からプレスをかけるとともに、ブロックによりバイタルエリアまたはサイドで数的優位な状態でボールを奪う。〈ガンバ大阪〉攻撃では、ディフェンスラインとボランチ井手口と山本が連携したビルドアップを基本にして、時にFWパトリックのポストプレーを利用しつつ、右SB高尾と右MF小野瀬が、左SB福田と左MF倉田が連携して両サイドを基点として、ボランチ井手口、山本がバイタルエリアでフォローして連動性を高めながら攻めていく。守備では、4-4-2を基調として、前線キム・ヨングョンから積極的にプレスをかけていく。またリトリート時は4-4-2ブロックから数的優位を維持してディフェンスする。【試合の流れ】(前半)両チームとも、4-4-2システムにて試合に入る。まず、試合の主導権を握ったのはセレッソで、ガンバの前線からのプレスに対して、両サイドからのサイドチェンジにより、ガンバのディフェンスライン下げさせることに成功して、両サイドからチャンスをうかがう。まず、10分に、右MF坂元が右サイドを基点にして、坂元が中央に出したパスを受けたボランチのデサバトのシュートがガンバディフェンスにブロックされ、続く16分にも、左MF清武の右CKのこぼれ球をバイタルエリアで反応した坂元がミドルシュートを放つも、ゴール右に大きく逸れてしまう。これに対して、ガンバは、セレッソの両サイド攻撃により4-4-2のリトリート対応をして、セレッソの攻撃を凌ぎ切り、パトリックが左右に流れてポストプレーに入り、また後方からのビルドアップにより両サイドを基点とすることでチャンスをうかがい、徐々にリズムを掴んで最初に先制する。31分に、バイタルエリア右で小野瀬?のクロスにゴールフォア奥に入ったパトリックのポストプレーで巧みなボールコントロールの下で出したパスにフォア側で反応した井手口が左足のシュートをゴール左に突き刺して、ガンバが1-0と先制する。これに対して、セレッソは、すぐさま反撃に出る。34分に、中央左で得た左SB丸橋の浮き球のFKにフォア側で反応したDF木本の右足のシュートはバーを叩いてしまうも、その跳ね返りのボールをFW豊川が頭で押し込んで、セレッソが1-1に追い付く。その後も、すぐさまセレッソは、38分に、右サイドでのカウンターから、左MF清武のクロスにゴール前にいた豊川が反応するも、ジャストミートせず、ガンバGK東口にキャッチされる。しかし、ガンバも、41分に、中央エリアから、右MF小野瀬のスルーパスをペナルティエリア付近で受けたFW宇佐美がセレッソディフェンスラインを振り切ってシュートを放つも、セレッソGKキム・ジンヒョンの好セーブに阻まれてしまう。前半は両チームの中盤やサイドでの激しい攻防が至る場面で展開され、1-1で前半を折り返す。(後半)開始から、ガンバが両サイドを基点にした攻撃を展開して、チャンスをうかがう。まず、51分に、左サイドでの展開から、ボランチの山本を基点に、パスを受けた左MF倉田からパトリックを経由してパスを受けた小野瀬のシュートはセレッソディフェンスにブロックされ、続く61分に左CKを得た宇佐美のキックはセレッソGKキム・ジンヒョンにセーブされる。これに対して、セレッソは、ガンバの攻撃に対して4-4-2のリトリート対応で何とか凌ぎ切って、反撃のチャンスをうかがう。63分に、FW豊川から柿谷に替え、その直後に得た左サイドからのチャンスに、左SB丸橋からのペナルティエリア内へのパスを基点にして、柿谷がバイシクルシュートを放つ。その後、セレッソはGKキム・ジンヒョンを交えたビルドアップを展開しようとするのに対して、ガンバは前戦からのプレスで対抗し、中盤やサイドの攻防がますます激しくなっていく。まず仕掛けたのはガンバで、72分に、ペナルティエリア付近での混戦にて倉田からパスを受けた宇佐美のシュートがゴール右に外れてしまう。そして、80分に、右MF小野瀬から矢島に、左SB福田から藤春の2枚替えを行い、逆転を狙う。しかし、直後にチャンスを掴んだのはセレッソで、82分に、中央エリアで右SB松田からスルーパスをペナルティエリア付近で受けた柿谷がシュートを放つも、ガンバDFでキム・ヨングョンに替わって入っていた三浦の好守備に遭い、さらに、84分に、左サイドに基点に、丸橋からのクロスに反応したデサバトのシュートはガンバディフェンスにブロックされる。これに対して、ガンバも反撃すべく、89分に、右サイドから、宇佐美の交代で入っていたFW渡邊のクロスにパトリックが頭で合わせるも、GKキム・ジンヒョンの正面を突いてしまう。両チームとも譲らず、1-1で終了。【システム】(セレッソ大阪)4-4-2(右から)GK キム・ジンヒョンDF 松田、ヨニッチ、木本、丸橋ボランチ デサバト、藤田MF 坂元(88分 片山)、清武FW 奧埜、豊川(63分 柿谷)(守備時も4-4-2)(ガンバ大阪)4-4-2(右から)GK 東口DF 高尾、菅沼、キム・ヨングョン(58分 三浦)、福田(80分 藤春)ボランチ 井手口、山本MF 小野瀬(80分 矢島)、倉田(88分 川崎)FW パトリック、宇佐美(88分 渡邊)(守備時も4-4-2)【まとめ】中盤やサイドの局面、そして1対1の激しい攻防が随所に展開され、ダービーらしいハイレベルの好試合であった。セレッソは、サイドチェンジの多用によりガンバ両サイドのディフェンスを揺さぶりにかけたが、ガンバの数的優位を崩すことができなかった一方、パトリックのポストプレーを有効にさせず、粘り強いディフェンスを発揮した。ガンバはパトリックのポストプレーを基点に両サイドから攻撃を仕掛けたが、セレッソの堅いディフェンスラインを崩さなかった一方、試合終了前のセレッソの攻撃もディフェンスラインが凌ぎ切ってドローに持ち込んだ。2位争いを超えた意地のぶつかった大阪ダービー。
2020.11.03
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