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2021.09.11
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2021年J1第28節セレッソ大阪​vsコンサドーレ札幌の試合をヨドコウスタジアムで観戦。2-0でコンサドーレ札幌の勝利。以下、レポートいたします。(長文で失礼します)

【戦術】
〈セレッソ大阪〉
攻撃では、ディフェンスラインとボランチ喜田、原川とのビルドアップから、ペナルティ中盤脇の両サイドのスペースを基点として、右は右MF坂元とSB松田陸、左は左MF乾と左SB丸橋が連携し、FW松田力、加藤へのクサビのパスを入れながら数的優位を作ってコンビネーションにて攻めていく。
守備では、4-4-2を基調としてブロックディフェンス。プレス時は2トップの松田力と加藤がコンサドーレCBにプレスをかけて行われる。
(相手CK時はゾーン対応)

〈コンサドーレ札幌〉
攻撃では、4バックに変形して、DF宮澤、ボランチ駒井らが連携してビルドアップを組み立て、右WBのフェルナンデスとボランチ青木が両サイドにて幅広く張ったうえ、両サイドを基点としつつ、1トップのトゥチッチのポストプレーと2シャドーの金子と小柏と連携によってバイタルエリアを使いながら攻めていく。攻撃時は4-1-5的可変フォーメーションにて攻める。
守備では、前線3人がセレッソのCBとボランチを見ながらプレスをかけ、ディフェンスラインを押し上げながら厳格なマンツーマンディフェンスにて対応。


【得点】
72分 Dオリヴェイラ(コンサドーレ札幌)
74分 青木(コンサドーレ札幌)

【退場】
なし

【警告】
40分 乾(セレッソ大阪)
56分 菅(コンサドーレ札幌)

【試合の流れ】
(前半)
セレッソは4-4-2システム、コンサドーレ札幌は3-4-2-1から4-1-5的フォーメーションの可変システムにてこの試合に臨む。

これに対して、セレッソは、ディフェンスラインのビルドアップから両サイドを基点とし、またFW松田力や加藤へクサビのパスを入れるが、コンサドーレの厳しいマンツーマン対応に苦戦する。
その後もコンサドーレが両サイドを基点として時に前線5枚を並べて、セレッソのボランチを巻き込んでディフェンスラインを下げさせることに成功してボール支配でも優勢で試合が進む。
19分に、左WB菅の左クロスにペナルティエリア内でフリーで反応したFWトゥチッチの頭に僅かに合わず、また27分にも、右サイドでの展開から、右WBフェルナンデスがペナルティエリアへドリブルにて仕掛けて出したパスにニア側にて反応した金子の右隅を狙ったシュートはセレッソGKキム・ジンヒョンの好セーブに阻まれる。
さらに39分にも、バイタルエリアでのこぼれ球に反応した菅のシュートはセレッソDFのブロックにてコースが変わるも、またもやキム・ジンヒョンの好セーブに阻まれる。
セレッソは不利な局面を何とか打開したく、少ないチャンスの中から、35分に、右サイドでの展開から、MF坂元がシュートを放つも、コンサドーレのブロックに阻まれてしまう。


(後半)
セレッソは、コンサドーレのマンツーマンディフェンスにより空くディフェンスライン裏へのパスを使うことにより、不利な展開を打開しようとする。
50分に、カウンターから、FW松田力からパスを受けた加藤がコンサドーレディフェンスに競り勝ち、シュートを放つも右に外れてしまう。
コンサドーレも前半同様の厳しいマンツーマン対応からチャンスを作り、55分に、右サイドでの展開から、フェルナンデスからペナルティエリア付近での金子のポストプレーからのパスを受けた青木のシュートはGKキム・ジンヒョンの好セーブに阻まれる。
しかし、直後の58分に、セレッソは大きなチャンスを掴み、中央エリアにて得た左SB丸橋のFKがコンサドーレの壁に当たってコースが変わってバーを叩いてしまい、待望の先制には至らず。
その後、セレッソは64分に、2トップの松田力から大久保に、加藤から山田に替える一方、コンサドーレも72分に替えて、トゥチッチからDオリヴェイラに替えて共にチャンスをうかがうが、待望の先制点はコンサドーレが先に上げる。
72分に、右バイタルエリアにて得た菅のFKがセレッソディフェンスの壁に当たってコースが変わり、こぼれ球に反応した小柏のシュートはGKキム・ジンヒョンに一旦は阻まれるも、バーに当たったボールをDオリヴェイラが詰めてゴールに流し込んで、コンサドーレが1-0とリードする。
その直後もコンサドーレが立て続けに攻め、74分に、右サイドでの展開から、ペナルティエリア右にて仕掛けた駒井の右クロスに青木が合わせてゴールに流し込み、コンサドーレが2-0とリードをさらに広げる。
これに対して、セレッソは反撃すべく、80分に、ボランチ喜田から西川に替えて、西川、大久保、山田の3トップ、原川がアンカー、乾、坂元を中盤に置く4-1-2-3システムにて変更して対応する。
セレッソは、83分に、ペナルティエリアにて大久保からパスを受けた山田のシュートは右ポストを叩いてしまい、以後も攻め立てるものの、GK菅野らコンサドーレの粘り強いディフェンスと前線の巧みなボールキープにより、セレッソに点を与えず、コンサドーレが2-0と勝利。

【システム】
(セレッソ大阪)4-4-2(右から)
GK キム・ジンヒョン
DF  松田陸、西尾、瀬古、
ボランチ 喜田(80分 西川)、原川
MF 坂元(88分 中島)、乾
FW 松田力(64分 大久保)、加藤(64分 山田)
(守備時も4-4-2)

(コンサドーレ札幌)3-4-2-1(右から)
GK  菅野
DF  田中駿、宮澤(88分 岡村)、高嶺
MF  フェルナンデス、駒井(78分 柳)、青木、菅
2シャドー 金子、小柏(88分 ジェイ)
FW  トゥチッチ(72分 Dオリヴェイラ)
(4-1-5への可変。守備時は4-3-3的システムが中心。リトリート時は5-4-1または5-3-2)

【勝負の分かれ目】
コンサドーレの前線からの厳しいプレスとそれに連動したマンツーマンディフェンスにより、セレッソに有効なスペースを与えなかったこと。
また、攻守の切り替えの早さにより、両サイドを有効に活用できたこと。

【まとめ】
コンサドーレは、前線からのプレスとマンツーマン対応により、セレッソ攻撃陣を自由にさせなかった。両サイドを基点として、有効なスペースを活用し、攻守とも出足が早く、粘り強さをフルに発揮。まさしく完勝で戦術的にも優った。ホームでの完敗の借りを返した。

セレッソは、劣勢の中、後半のシステム変更等を試みたが、コンサドーレのマンツーマン対応に終始苦戦して、いいところを出せなかった。
今日は完敗。







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最終更新日  2021.09.11 21:46:19


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