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2021.10.31
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2021年J2第36節栃木SC​vsモンテディオ山形の試合を栃木県グリーンスタジアムで観戦。2-1でモンテディオ山形の勝利。以下、レポートいたします。(長文で失礼します)

【戦術】
〈栃木SC〉
攻撃では、ディフェンスラインまたはボランチ西谷、佐藤からFW豊田、畑もしくは右MF矢野への楔のパスを入れて基点とした上、サイドに展開して速い攻めを行う。
守備では、4-4-2ブロックを基調として、モンテディオのサイド攻撃に対しては、中盤がディフェンスラインに降りるなどして対応する。
(相手CK時はゾーンとマンツーマンの併用)

〈モンテディオ山形〉
攻撃では、ディフェンスラインとボランチ藤田、南とのビルドアップから、右シャドー中原、左シャドー 樺山が両サイドにワイドに開いたうえ、半田、山田拓の両SBが偽SB的に動いてボランチと連動して両ハーフスペースを狙い、1トップのアラウージョのポストプレーを交えながら、中央とサイドからの攻撃を有効に使っていく。4-1-2-3への変形システムで、後半から南をアンカーとする4-1-2-3に統一。
守備では、4-4-2ブロックを基調としつつ、トップ下の山田康が栃木の両ボランチを監視する。


【得点】
46分 藤田(モンテディオ山形)
48分 谷内田(栃木SC)
72分 アラウージョ(モンテディオ山形)

【退場】
なし

【警告】
41分 アラウージョ(モンテディオ山形)

【試合の流れ】
(前半)
栃木は4-4-2システム、モンテディオは4-2-3-1、4-1-2-3の可変システムにて試合に臨む。

19分に、右SB半田が右ハーフスペースからクロスを上げるも、FWアラウージョにはわずかに合わず。
これに対して、栃木はモンテディオのサイド攻撃によりディフェンスラインを下げさせられて苦しい展開が続いていたが、22分に、FW畑が流れを変えるべくモンテディオGK藤嶋がペナルティエリア前に出ているのを見て浮き球気味のシュートを放つも、藤嶋が落ち着いてキャッチする。
その後も、モンテディオが試合を優位に進めていき、33分に、右ハーフスペースでの展開から、ペナルティエリア右にて基点となったアラウージョからパスを受けた半田のシュートは右に外れてしまい、41分にも、左での展開から山田拓のクロスに合わせた藤田のシュートは栃木ディフェンスにブロックされてしまう。
さらに、 44分にも、アラウージョのポストプレーからパスを受けたボランチ南のシュートは栃木GKオビの好セーブに阻まれてしまう。
栃木は前半、ほとんど決定機を作れず、またモンテディオが試合を支配しながらも先制できず、前半は0-0で終了。


まず、チャンスを掴んだのはモンテディオで、46分に、左展開から、山田康が中央に切れ込んでパスを出し、そのパスに反応して走り込んだ藤田が右隅に流し込んでモンテディオが待望の先制点を上げ、1-0とリードする。
しかしながら、栃木も思わぬ展開からチャンスを掴み、バイタルエリアにてモンテディオ藤田のパスミスに乗じて畑がボール奪取して出したパスに走り込んだ谷内田が冷静に左隅に流し込んで栃木がすぐさま1-1として、同点に追い付く。
その後は、モンテディオはパスを繋ぎながらサイドを使った攻撃、栃木は前線への縦パスからの速い展開からの攻撃により、入り乱れるような展開となる。
最初に選手交代策を仕掛けたのは栃木で、57分に、左MF谷内田から森に、またFW豊田からジュニーニョに替えてチャンスを作る。
57分に、ジュニーニョがペナルティエリア内にてシュートを放つも、モンテディオGK藤嶋の好セーブに阻まれ、さらに59分に、左SB溝渕のロングスローの浮き球に反応した畑が頭で合わせるも、またもや藤嶋のセーブに阻まれてしまう。
これに対して、流れを引き戻したいモンテディオは、63分に、左ワイド中原からマルティノスに、右ワイド樺山から加藤に替えて反撃に出て、サイドからの攻撃が功を奏す。
72分に、南から右サイド奥にてパスを受けたマルティノスが仕掛ながら出したグラウンダーの右くろに、ニアにて反応したアラウージョが右足で合わせてゴール左隅に流し込んで、モンテディオが2-1と逆転に成功する。
同点に追いつきたい栃木は、76分に、ボランチ西谷から松本に、FW羽田から山本に替えて右MFに配置し、右MF矢野をFWに配置して、ジュニーニョとの2トップにして反撃に出て、77分に、ペナルティエリア内から森が左足にてループ気味の技ありのシュートを放つも、ポスト左に弾かれてしまい、同点には至らず。
その後、栃木は、積極的にサイドを基点に攻撃を仕掛けていき、さらにCB柳を前線に上げて矢野との2トップにして空中戦によるパワープレーを仕掛けていき、モンテディオがマルティノスらを中心に、カウンターで応戦する展開となる。
栃木は、89分に、松本からの左CKを基点に、ニアにて味方が晒したボールに矢野が頭で合わせるも、モンテディオGK藤嶋の好セーブに阻まれてしまう。
ロスタイム後も栃木がパワープレーを仕掛けるも、モンテディオが跳ね返して、モンテディオが2-1で勝利。

【システム】
(栃木SC)4-4-2(右から)
GK オビ
DF  黒崎、柳、乾、溝渕
ボランチ 西谷(76分 松本)、佐藤(85分 三国)
MF 矢野、谷内田(57分 森)
FW 豊田(57分 ジュニーニョ)、畑(76分 山本)
(守備時も4-4-2)

(モンテディオ山形)4-2-3-1→4-1-2-3(右から)
GK  藤嶋
DF 半田、山崎、熊本(84分 松本)、山田拓
ボランチ 藤田、南
3シャドー 中原(63分 マルティノス)、山田康(81分 國分)、樺山(63分 加藤)
FW  アラウージョ(81分 林)
(守備時は4-4-2または4-4-1-1)

【勝負の分かれ目】
モンテディオが多彩なビルドアップからの両サイドやハーフスペースを有効に活用し、またマルティノスら後半の選手交代策の的中より、更なるサイド攻撃を活性化させたこと。

【まとめ】
モンテディオは、前半から中原、樺山の両サイドを基点に山田康、藤田らがハーフスペースを活用することによりスペースを有効に作って終始試合を優位に進めることができた。
選手交代策もあたり、終盤の栃木のパワープレーも何とか凌ぎ切った。

栃木は一旦は同点に追いついたものの、モンテディオのサイド攻撃により、中盤がディフェンスラインに吸収される時間帯が続いたのが敗因。
ジュニーニョや森の惜しいシュートがあり、終盤にはCB柳を前線に上げてパワープレーを仕掛けたものの、一歩及ばなかった。







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最終更新日  2021.11.01 10:43:51


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