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2021.11.20
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2021年J1第36節セレッソ大阪​vs川崎フロンターレの試合をヨドコウスタジアムで観戦。4-1で川崎フロンターレの勝利。以下、レポートいたします。(長文で失礼します)

【戦術】
〈セレッソ大阪〉
攻撃では、ディフェンスラインとボランチ奧埜、原川とのビルドアップから、右は右MF坂元とSB松田陸、左は左MF清武と左SB丸橋が連携し、FW山田、加藤がサイドに流れて両サイドにて基点を作り、フロンターレ4-3-3のサイドのスペースへのサイドチェンジを交えながら中央へのパス交換を含めて攻めていく。
守備では、4-4-2を基調として、プレス時は2トップを起点としてプレスをかけながら後との連動により行われ、数的優位を作ってボール奪取する。
(相手CK時は主にゾーン対応)

〈川崎フロンターレ〉
攻撃では、ディフェンスラインとアンカー橘田とのビルドアップから、家長とマルシーニョの両ウイングが両サイドを張ったうえ、その両サイドを基点として、時にFWレアンドロ・ダミアンのポストプレーを交えながら、ポジションチェンジしつつ両サイドと中央エリアとのパス交換により攻めていく。家長が比較的自由が与えられているフリーマン的な存在でボールに絡んでいく。
守備では、セレッソボール保持者を含むマンマークによるハイプレスを遂行し、2人目の選手がフォローして数的優位を作ってボール奪取していく。

(相手CK時はマンツーマンとゾーンの併用対応)

【得点】
5分 レアンドロ・ダミアン(川崎フロンターレ)
40分 レアンドロ・ダミアン(川崎フロンターレ)
48分 マルシーニョ(川崎フロンターレ)
79分 奧埜(セレッソ大阪)
85分 宮城(川崎フロンターレ)

【退場】
なし

【警告】
62分 西尾(セレッソ大阪)


(前半)
セレッソは4-4-2システム、フロンターレは4-1-2-3システムにてこの試合に臨む。
序盤かフロンターレがビルドアップにてボール支配し、早々に試合が動く。
5分に、バイタルエリアでの右SB山根の縦パスにペナルティエリアにて受けた旗手とのワンツーパスは成功しなかったものの、そのこぼれ球にペナルティエリア内にて反応したFWレアンドロ・ダミアンが左隅に難なくゴールを決めて、フロンターレが1-0と幸先よく先制する。
その後も、フロンターレがビルドアップから両サイドに展開してボール保持を高めて有効なスペースを作り出して、セレッソのディフェンスラインを下げさせることに成功する。

これに対して、セレッソは、下がったディフェンスラインを修正してゲームを流れを変えるため、前線からのプレスを積極的に行ってフロンターレのビルドアップからのリズムを崩しにかかり、ビルドアップからサイドチェンジを使ってフロンターレの両サイドのスペースを狙って基点にして攻撃を図る。
セレッソは、17分に、右サイドでの展開から、FW加藤がセレッソ最初のシュートを放つも、ゴール右に外れてしまう。
しかし、セレッソの流れには至らず、その後もフロンターレが両サイドを基点として中央とのパス交換により試合を優位に進めていく。
29分に、フロンターレは、左サイドでの展開から、ペナルティエリア中に進出したマルシーニョからパスに反応した家長の左隅を狙ったシュートはまたもやキム・ジンヒョンにセーブされてしまうが、試合を優位に進める中、チャンスをモノにする。
40分に、カウンターから、中央エリアにてアンカー橘田がセレッソ選手とのボール争奪戦にてボール保持しつつ出したスルーパスに反応した家長がバイタルエリアにて受けて、さらに家長が出したスルーパスに反応したレアンドロ・ダミアンがセレッソディフェンスラインを抜けて放った右足のシュートが右ゴールポストに当たりながらゴールに吸い込まれて、フロンターレが2-0とリードを広げる。
その後、セレッソは、48分に、ボランチ原川を基点として左展開から左SB丸橋の左クロスはフロンターレディフェンスにクリアされてしまい、決定機には至らず、前半はフロンターレが2-0とリードして終了。

(後半)
試合の流れを変えたいセレッソは、開始早々、FW加藤に代えて大久保を投入して打開しようとする。
46分に、右サイドでの展開から、大久保を基点として、ペナルティエリア付近にて左MF清武のポストプレーを経由して原川のシュートはフロンターレGKチョン・ソンリョンの好セーブに阻まれてしまう。
これにより、セレッソが試合を流れを掴もうとする矢先、フロンターレのカウンター攻撃が機能してチャンスをモノにする。
47分に、セレッソ攻撃からのカウンターからボール奪取したレアンドロ・ダミアンからのスルーパスに反応したマルシーニョがペナルティエリアまでドリブルにて進んでセレッソGKキム・ジンヒョンと1対1になり、シュートを放とうとするも、キム・ジンヒョンが先にボールに触ってゴールには至らなかったものの、続く48分には、左展開から、ペナルティエリア中にいたレアンドロ・ダミアンのポストプレーからのパスのこぼれ球に反応したマルシーニョが右隅に流し込んで、フロンターレが3-0とリードをさらに広げる。
その後もフロンターレがセレッソが攻め上がった裏のスペースを有効に活用してチャンスを作る。
54分には、左展開から、橘田を基点にマルシーニョからパスを受けて左から中に切れ込んだレアンドロ・ダミアンのシュートは右に外れてしまう。
これに対して、セレッソは、62分に、FW山田から松田力に代えて試合の流れを変えようとする。
セレッソは、72分に、右SB松田陸の左隅を狙った右足のミドルシュートはフロンターレGKチョン・ソンリョンの好セーブに阻まれてしまうが、すぐさまチャンスをモノにする。
79分に、左サイドでの展開から、原川からパスを受けた丸橋の左クロスに、ニアにて反応したボランチ奧埜が頭で合わせてゴール左隅に決めて、セレッソが1点を返す。
しかし、フロンターレは73分にマルシーニョに代わって左ウイングに投入された宮城が有効に機能して更なるチャンスをモノにする。
85分に、79分に右MF脇坂に代わって投入された遠野が右ハーフスペースに進出してセレッソディフェンスを交わして上げた右クロスに、フォアにて反応したの右足のボレーがゴール左隅に突き刺さり、フロンターレが4-1とリードをさらに広げて、試合を決定づけてしまう。
その後は、セレッソが反撃を試みるも、点を取ることができず、フロンターレが4-1と勝利。

【システム】
(セレッソ大阪)4-4-2(右から)
GK キム・ジンヒョン
DF  松田陸、西尾、瀬古、丸橋
ボランチ 奧埜、原川(84分 高木)
MF 坂元、清武
FW 加藤(45分 大久保)、山田(62分 松田力)
(守備時は4-4-2または4-4-1-1)

(川崎フロンターレ)4-1-2-3(右から)
GK  チョン・ソンリョン
DF 山根、谷口、車屋、登里(73分 大島)
アンカー 橘田
MF 脇坂(79分 遠野)、旗手(82分 山村)
FW  家長(82分 小林)、レアンドロ・ダミアン、マルシーニョ(73分 宮城)
(守備時は4-3-3)

【勝負の分かれ目】
フロンターレがビルドアップから両サイドを有効に利用してセレッソのディフェンスラインを下げさせてゲームを支配し、また厳しいプレスをかけてセレッソの攻撃の目を事前につぶすことができたこと。総合力で圧倒。

【まとめ】
フロンターレは、攻撃面では、両サイドを基点として狭いスペースでのユニットからでも有効なスペースを作ることに成功し、また守備面ではマンマークによる厳しいチェックにより、セレッソに攻撃させなかった。
圧倒してのリーグ制覇した内容を、この試合でも十分に発揮。高く評価したい。

セレッソはサイドチェンジなどでフロンターレの両サイド中盤のスペースを基点としたかったものの、フロンターレの厳しいチェックにより反撃の目を潰され、またフロンターレのサイドからの執拗なパス交換によりディフェンスラインが下がってしまい、終始苦しい展開となってしまった。総合力の差により完敗。







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最終更新日  2021.11.20 17:30:15


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