フットボール(サッカー)戦術研究

PR

×

プロフィール

スパレーン

スパレーン

カレンダー

コメント新着

コメントに書き込みはありません。

キーワードサーチ

▼キーワード検索

2023.11.11
XML




【戦術】
〈ガンバ大阪〉
攻撃では、3バックディフェンスラインとボランチ山本、倉田との連携したビルドアップから、FW鈴木のポストプレーを多用しつつ、両サイドを基点とし、右はサイドに張る右WB半田に、右シャドー石毛に右CB福岡が連携し、左はサイドに張る左WG黒川に左シャドー食野、左CBクォン・ギョンウォンが連携したうえ、前線やサイド間のポジションチェンジを使って、バイタルエリアへのクサビのパスを狙って攻めていく。
守備では、5-4-1を基調としてブロックディフェンスをし、プレス時は5-2-3からのプレスをかけていく。ら
(相手CK時はゾーン対応)

〈アビスパ福岡〉
攻撃では、3バックディフェンスラインとボランチ井手口、前との連携したビルドアップから、FW山岸(後半はウェリントン)のポストプレーを多用しつつ、両サイドを基点とし、右はサイドに張る右WB湯澤に、右シャドー紺野と右CB田代が連携し、左はサイドに張る左WB前嶋に左シャドー金森(後半は山岸)、左CB宮が連携したうえ、パス交換しながら、バイタルエリアに侵入する山岸らへのクサビのパスやサイドからのクロスを狙って攻めていく。
守備では、5-4-1を基調としてブロックディフェンスをし、プレス時は5-2-3を基調として前線からのプレスをかけていく。


【得点】
12分 クォン・ギョンウォン(ガンバ大阪)
46分 山岸(アビスパ福岡)
88分 ルキアン(アビスパ福岡)

【退場】
なし

【警告】
61分 奈良(アビスパ福岡)

【試合の流れ】
(前半)
ガンバ、アビスパとも3-4-2-1システムにて、この試合に臨む。

しかし、その直後、ガンバがセットプレーによりチャンスをモノにする。
ガンバは、12分に得たボランチ山本の左CKに、ボランチ倉田がニア側にて頭で晒したボールを、フォア側に飛び込んだ左CBクォン・ギョンウォンが頭で合わせたボールがアビスパ左CB宮に当たりながらゴール右隅に吸い込まれて、ガンバが1-0と先制する。
その後は、ガンバがビルドアップやフィードボールからの鈴木のポストプレーを利用して、徐々に試合の流れを引き寄せていく。
ガンバは、18分にも、山本による中央エリアからのロングフィードに、ペナルティエリア左に走り込んで反応した左シャドー食野のシュートは、アビスパGK永石の好セーブに阻まれてしまう。
これに対して、アビスパは、ディフェンスラインからのビルドアップやロングフィードを利用して、FW山岸が左右のスペースに動いて、ポストプレーにより攻撃の基点となろうとするが、ガンバの固いマークにより阻止されて、攻撃のリズムを作れず、5-4-1の固いブロックディフェンスで対応して攻撃の機をうかがう。

そして、ガンバは、31分に、鈴木のポストプレーを基点とした右サイドへの展開から、バイタルエリアに侵入した右シャドー石毛のシュートはバーを超えてしまう。
ガンバの攻撃に対して、ブロックディフェンス対応をしていたアビスパは、両サイドでのパス交換にやり徐々に試合の流れを引き寄せていき、37分に得たボランチ井手口の右CKのごばれ球に、バイタルエリアにて反応した右シャドー紺野のシュートはガンバGK東口の正面を突いてしまう。
しかし、ガンバもその直後の39分に、ペナルティエリア右にて石毛からパスを受けた食野のシュートはGK永石の好セーブに阻まれてしまう。
その後、両チームとも一進一退で、前半はガンバが1-0とリードして終了。

(後半)
リードを許したアビスパは、後半開始から、左シャドー金森からウェリントンに替えて、1トップのCFに配置し、これまでCFの山岸を左シャドーに配置換えをして後半に臨む。
(ガンバは選手交代なし)
まずチャンスを作ったのはアビスパで、46分に、左WB前嶋のスローイングを基点として、左ハーフスペースにてスローイングを受けた紺野がペナルティエリアに走り込んだ山岸にスルーパスを送り、山岸がGK東口と1対1になって、冷静にゴール左隅に流し込んで、アビスパが後半早々に1-0と追いつく。
その後、ディフェンスラインと井手口、前の安定したビルドアップからの両サイドへの展開により試合の流れを掴んでいく。
アビスパは、中央エリアにいた紺野を基点として、右サイドでの展開にて右WB湯澤のクロスに、ペナルティエリアに飛び込んだ山岸が頭で合わせるも、僅かにバーを超えてしまい、続く56分にも、右サイドでの展開から、湯澤のクロスに、ペナルティエリア中央にいたウェリントンがオーバーヘッドキックで合わせるも、バーを超えてしまう。
これに対して、ガンバは、アビスパの攻撃に対して5-4-1のブロックディフェンス対応を余儀なくされていたが、61分に得た中央エリアでの山本のFKに、ペナルティエリアでの競り合いでのこぼれ球に反応したクォン・ギョンウォンのシュートは、バーを超えてしまい、その直後に得たバイタルエリアでの山本のFKもバーを超えてしまう。
その後は、両チームともCFのポストプレーを利用しつつ両サイドを基点とした攻撃を試み、ディフェンス時は5-4-1のブロックを敷いて対応していく。
選手交代で動いたのはアビスパで、76分に、右WB湯澤から亀川に替えて左WBに配置し、左WB前嶋が右WBに配置される一方で、ガンバもその直後77分に、石毛から宇佐美に替えて左シャドーに、左シャドー食野が右シャドーにそれぞれ配置される。
そして、チャンスをモノにしたのはアビスパで、78分に、バイタルエリアにいた山岸の浮き球のスルーパスに、紺野が反応してゴール前に走り込んだのをガンバ左WB黒川が倒してしまい、アビスパにPKが与えられるが、キッカー山岸がゴール右を狙ったシュートがGK東口の好セーブに阻まれてしまう。
逆転に失敗したアビスパは、その直後80分に、紺野からルキアンに替えて、ディフェンスラインのを基点としたビルドアップ井手口の左右サイドへの展開により、ガンバのブロックディフェンスを下げさせて、バイタルエリアへのクサビのパスを混ぜながら、徐々に両サイドでの有効なスペースが生まれていき、試合の流れを引き寄せて、逆転に成功する。
アビスパは、88分に、右サイドでの展開から、右CB田代のクロスに、ガンバディフェンスがクリアしようとしたボールに反応したルキアンのヘディングシュートがゴール右上隅に突き刺さって、アビスパが2-1と逆転に成功する。
逆転を許したガンバは、その直後88分に、食野に替えて山見を投入し、さらにロスタイムに入って、右CB福岡から唐山に替えて、3バックから4バックに変更した上、鈴木と唐山の2トップとする4-4-2システムに変更して、前がかりになって反撃する。
そして、ガンバは、90+6分に、バイタルエリ右にてパスを受けた宇佐美のシュートは宮に当たりながら、僅かにゴール左に外れてCKを得るものの、決定機までには至らず、アビスパが2-1と逃げ切って勝利。

【システム】

(ガンバ大阪)3-4-2-1(右から)
GK  東口
DF  福岡(90+1分 唐山)、三浦、クォン・ギョンウォン
MF 半田、山本、倉田
MF 石毛(77分 宇佐美)、食野(89分 山見)
FW 鈴木
(守備時は5-4-1。プレス時は5-2-3)

(アビスパ福岡)3-4-2-1(右から)
GK  永石
DF 田代、奈良、宮
MF 湯澤(76分 亀川)、井手口、前、前嶋
シャドー 紺野(80分 ルキアン)、金森(45分 ウェリントン)
FW 山岸
(守備時は5-4-1。プレス時は5-2-3)

【勝負の分かれ目】
アビスパに5-4-1を基調とした固いブロックディフェンスにより、ガンバにバイタルエリアやハーフスペースへの侵入を防止できたことと、両サイドを基点とした有効な攻撃を展開できたこと。

【まとめ】
アビスパは、セットプレーでガンバに先制を許したものの、後半、ウェリントンやルキアンの投入により有効なボールキープなど攻撃の基点となり、井手口のゲームメイクによりガンバディフェンスを崩せたのが逆転の要因。
ルヴァン杯制覇同様に、固いディフェンスからの安定した戦いが随所に反映された。
アビスパらしさがでた、いいサッカーを展開している。

ガンバは、3-4-2-1への大幅なシステム変更や鈴木のCF起用で活路を見出そうとしたものの、特に後半、アビスパによるサイドと中へのバス交換により、両サイドへの危険なスペースを作ってしまったことと、鈴木のポストプレーを有効活用できなかったことが敗因。
セットプレーによりチャンスを作れたものの、ゴール前の決定機を如何に多く作れるかが課題。




#avispa
#アビスパ福岡
#ガンバ大阪
#gamba
#ガンバvsアビスパ
#Jリーグ





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

最終更新日  2023.11.11 18:49:03


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

© Rakuten Group, Inc.
X
Design a Mobile Site
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: