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2007.05.30
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カテゴリ: 理科授業実践から
種まきから5週間。あたたかい(むし暑い?)日も続き、どんどん「葉」も成長している。今回は、前回の観察で学習した「子葉」と「葉」に着目し、それぞれの成長を調べる。

まず、「子葉」と「葉」の違いを確認する。「前回、2つの葉っぱ、『子葉』と・・・」と言いかける。本当は、「『子葉』と『葉』」といいたかったのだが、子どもたちの「ふたば!」という大きな声にさえぎられる。(このとき、「前回の『子葉とふたばは同じ』ということが印象深かったのだろう」と思っていたのだが、そうではないことが後で思い知らされる。)しきり直して「『子葉』と『葉』のちがいは何か」と問うと、一人の子どもが「ホウセンカの子葉と葉は形が違う、子葉は丸っこくて、葉はトゲトゲ?ギザギザしている」と発言した。

しかし、この発言を聞いた他の子どもたちは、あまり反応しない。当たり前だと思っているのだろうか。もう少し話し合わせることにした。

「形が違うね。」
「ぐちゃぐちゃになっている?」
「手触りが違うね。」
「線がない。」
「え?ぼくのは線あるよ。」
「見せて、見せて。」

「でも、ホウセンカはちょっと・・・。」
「1本だけしかない。1本だけしかない。」
「オクラは、真ん中に2,3本あって・・・。」

(この様子は、ビデオに映っていたのだが、少なくとも「子葉と葉」のちがいではなく、「オクラとホウセンカ」のちがいを話し合っている・・・。)

しばらく時間をおき、「子葉と葉は形が違うといったけれど、前回○○くんが『口みたいのが出てきた』といっていたけれど『口みたいの』ってどれですか」と問う。多くの子どもたちが「葉」と答えた。(後からビデオでみてみると「すべて」の子どもではなかった。)続けて「どうして葉なのか」と尋ねると、次のように発言する。

「(手首をそろえて、両手のひらを広げて)こうなっているから。」
「後から出てきたから。」
「最初に出てくるのが子葉でしょ。」

歯のよう?

そこで、「さっき発表してくれた『ギザギザしている』のと関係しているかな」と問う。すると、子どもたちは「葉がギザギザしているのが『歯』に見えるから」と答えた。

しばらくして、次のようなつぶやきが挙がっていた。(これも、授業後に参観していた先生に教えていただいて分かったことだが。)

「あつ、そうか。あとからはえてくるから『歯』っていうんだ。」



今回、授業の導入で「子葉」と「葉」のちがいをあらためて確認にしようとして「口みたいなもの」という前回の発言を取り上げたのだが、「口みたい」という例えから、このようなおもしろい発展があった。

ただし、次の活動で、写真を提示し「子葉と葉はどれか」と尋ねたところ、けっこう多くの子どもたちが「子葉」と「葉」を逆に答えた・・・。(つづく)





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最終更新日  2007.06.18 17:31:27
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