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2013.09.04
学習指導案の書き方〜その4
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その他
前回のblogの続き。
前回まで「一般的な」指導案の書き方について書いたが、本校ではこれらの前に枠囲みをして「教師の『ねがい』」を書く。これが、本校の指導案の一番の特徴である。
この教師の「ねがい」は、目の前の子どもたちに対する私の問題意識であるとともに、私自身の課題である。
なお、この「ねがい」は、以前のこのblogで紹介した藤岡寛治先生によって提案された「授業デザインの6つの構成要素」の一つであるが、鹿毛雅治先生(慶應義塾大学)は「授業研究と教師の成長を結ぶ」(藤沢市教育文化センター 2009.3)の中で、次のように書かれている。
・・・・・
A ねがい
では、授業デザインとは何か。今言った「ねがい」ということがキーワードなんです。要するに先生一人ひとりがですね、目の前の子どものようにどのように育ってほしいのかとか、どういうことを学びとってほしいのかとか、非常にオリジナルな思いを持って、そういうことを授業の中核に据えて授業をしているということなんです。
この「ねがい」というのは意外と明確に自覚していないものだと思うんですね。日々実践する中で自覚化していない、ことばにできない部分だと思うんですが、授業をデザインするということは、ある意味、それを明確化したり自覚化したりすることだという気がしますね。この「ねがい」が6つの構成要素の中の中核になる一つの要素ですね。授業デザインをする上で暗黙に日々感じていたり思っていたりしている「ねがい」をことばにしています。これが授業づくりの中核になります。
・・・・・
・・・・・
これまでの学習の中で,一人一人の子どもたちが,観察・実験の結果などの事実をもとに推論しながら自分の考えもつことを大切にしてきた。例えば,発芽の学習での「発芽後に子葉が落ちる」や,ものの溶け方での「水に溶けた食塩の重さは保存される」などの事実である。
しかしながら,本実践で取り上げる「川の上流と下流の違い」は,長い時間をかけて起きた現象であり,教師から一方的に説明しても子どもたちは受け入れなかったり,事実のとらえ方にずれが生じたりすることもある。実際に川を観察したとき,上流や下流の様子の違いに気付いた子どもたちは,次のように発言した。
「上流は,川はばが狭いから水の流れが速い。」
「下流の川はばが広いのは,水が長い距離を流れたから,けずる力が大きくなったから。」
そこで、これまで以上に「目の前の事実」から思考することを促すとともに,川の様子と流れる水のはたらきを関係付けることができるような工夫が必要がある。
また,子どもたちは,「聴く−語る」という他者とのかかわり合いの中で「ことば」を使って推論したり,自分の考えを見直したりする。この「ことば」を大切にするとともに,事実を見直しながら思考できるような教師のはたらきかけを行うことにより,一人一人の子どもたちの見方や考え方をより科学的なものに変容させていきたい。
・・・・・
子どもとともに授業を創る教師である私自身の「ねがい」は「ことば」にすることによって明確化、自覚化される。指導案を書くことによって、「ねがい」を鍛える必要がある・・・。
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最終更新日 2013.09.04 16:16:18
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