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2013.10.22
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カテゴリ: その他
前回のblogの続き。

2年前の本校の紀要の冒頭で、平田オリザさん(劇作家)の「対話のレッスン」(小学館 2001)の中の「ことば」を紹介し、「対話」という「ことば」は使っていないものの、「対話」について私は次のように書いている。

・・・・・

 私とあなたは違うということ。
 私とあなたは違う言葉を話しているということ。
 私は,あなたが分からないということ。
 私が大事にしていることを,あなたも大事にしてくれているとは限らないということ。
 そして,それでも私たちは,理解し合える部分を少しずつ増やし,広げて,ひとつの社会の中で生きていかなければならないということ。
 そしてさらに,そのことは決して苦痛なことではなく,差異のなかに喜びを見いだす方法も,きっとあるということ。


 子どもたちが,これから生きる社会は知識基盤社会である。
 これからの社会では,国際化・情報化が一層進み,新しい知識や技術が絶え間なく生まれる。そんな中で,獲得する知識は更新が可能なものでなければならず,柔軟な思考や判断も一層重要になるだろう。つまり,多種多様な情報や様々な人々とのかかわりの中で,知識を獲得し,常により質の高い知識につくり替えていくことが求められているのである。
 しかし,多様な考え方をもつ人々とのかかわりを求めるとき,そのコミュニケーションは容易ではなく,「伝わらない」ということからスタートしなければならない。
「どのように相手に説明すればよいのだろうか。」
「どのように相手を理解すればよいのだろうか。」
「どのように自分を振り返り,成長させていけばよいのだろうか。」
 日々の授業の中で,このことを問い続ける子どもたちを育てていきたい。

・・・・・

前回のblogを書いたあとに読み返すと、後半の「どのように相手を理解すればいいだろうか」が言い過ぎている感じがする。「どのように相手の理解できる部分を探せばよいのだろうか」ぐらいでいいのでは、と考えてしまうのだが。

また、「様々な人とのかかわり」も、大きすぎるのではないか。前回のblogで書いたように「『社交的な』かかわり」ぐらいでいいのではないか。

このように書くと、「対話」を粗末に扱っているようにも見えるのだが、本気で子どもたちの中に「対話」を生もうとしたとき、このくらい思い切った見直しと分析が必要である。






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最終更新日  2013.10.22 15:59:17
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