授業研究のあしあと

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2013.11.11
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カテゴリ: その他
11月1日(金)に、別府市立青山小学校の研究会に参加した。このblogでも何度か紹介したが、青山小学校は11年前から「学びの共同体づくり」に取り組み、その実践は佐藤学先生(学習院大学)や石井順治先生(東海国語教育を学ぶ会)の著書の中でいくつも紹介されている。私も、この秋の研究への参加も7回目になる。

午後から参観した授業は、朝久野先生の2年算数「三角形と四角形」の授業。授業前半の「共有の課題」は「折り紙(正方形)に1本直線をひいて三角形と四角形をつくろう」というもの。子どもたちは、折ったり定規を使って線を引いたりしながら考えるものの、なかなか上手くいかない様子だったが、しばらくすると、一つの頂点から一つの辺にかけて直線をひく子どもが数名観られるようになり「できた」という声が上がる。

しかし、できる四角形がいわゆる「真四角(正方形や長方形)」でないことから、他の子どもたちはなかなか納得しない。そこで授業者は、線に沿って切り三角形と四角形に分けて提示する。「あー」という声が上がる中、一人の子どもが「五角形になる」とつぶやく。

おそらく、真四角でないことから「四角形ではない」と思い込み、頂点の数を数え間違えたのだろう。授業者が、子どもたちといっしょに頂点の数と辺の数えてみると、どちらも「4つ」。「五角形」といった子ども自身も「あっ、四角形だ」と納得したため、授業者が先に進めようとしたとき、他の子どもが次のように発言した。

「○○くんが、五角形と間違った(理由)わかった。『ここ』も数えたんだ。」

その子どもが「ここ」と示したのは、四角形の一辺の途中にある「折り目」であった。課題が提示されたとき「線をひいても、折ってもいい」と指示されたため、黒板に貼られた折り紙には、答えを示す鉛筆でひかれた線以外に、いくつかの折り目が入っていたのである。このことは、「直線である一辺の上に点(交点)があっても、頂点には数えない」ということにつながる(わかり直す)気づきである。

もちろん、「五角形」といった子どもは単なる数え間違いだったのだが、この発言は「いい誤解」から生まれたのだろう。

このことについて、授業後の研究会の中で佐藤学先生は次のようにコメントされた。

・・・・・



・・・・・

このような「安心して間違えることができるクラス」を私はつくることができているだろうか。青山小学校では、すべてのクラスで「間違いを含めた一人一人の考えや考え方を大切にする」ことから子どもたちが「安心して間違えることができる」のだろう。

(つづく)





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最終更新日  2013.11.11 09:54:48
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