花鳥いろいろ(四季の野鳥たちとの出会い)のブログ
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5月18日にコチドリの3羽のヒナを今シーズンはじめて見つけ、その後の成長ぶりを観察しています。20日に観察したヒナのサイズの大きい個体が外観から12日齢前後と思われ、誕生は5月8日前後と思われます。今朝、現地に立ち寄ると3羽のヒナ、成鳥雌雄は健在で、活発に畑地を移動するヒナとその動きを見守る成鳥雌雄を観察してきました。(A)ヒナたちの日齢(1)20日に観察した12日齢前後と思われる個体写真3枚目から5枚目の個体が、3羽のヒナの中成長が最も早いと思われる個体で、24日齢前後と思われます。嘴は黒色でほぼ成鳥と同程度の長さで、目を縁取る黄色い皮膚の輪(アイリング)が目立ってきました。下嘴基部が肉色、足が肉色に見えます。頬は黒っぽく見えるので雄ではないかと考えています。(2)3羽のうち2番目に成長が早い個体写真6枚目から9枚目が2番目に成長が早いと思われる個体です。(1)の個体と比べると、嘴が少し短い印象で、嘴基部に黄色味があり、アイリングが細い印象があります。足が山吹色に見えます。(3)3羽のうち最も小さく感じる個体写真10枚目が最も小さく感じる個体です。羽衣の特徴は(2)と同様に見えます。雄または雌成鳥に従って畑地を移動しおり、張(2000)が述べている特徴から16日前後と思われます。(B)直射日光をさける行動3羽のヒナは、採餌をしてはサトイモの葉の影に入り、腰をかがめて休憩したり、羽づろいをしたり、くつろぐ様子を見せていました。日光をさけるのはもちろん、強風やカラスをはじめとする外敵襲来の時のシェルターの役割をしているようです。(写真)2026年6月1日撮影(参考文献)張(2000)が報告しているコチドリの日齢と各器官のサイズを紹介します。(コチドリの日齢とサイズ)1日齢では体重7.4g、体長42mm、嘴峰7.1mm、跗蹠18mm、尾長5.2mm、翼長19mm、2日齢では体重9.8g、体長70mm、嘴峰8.9mm、跗蹠22mm、尾長10mm、翼長20mm、5日齢では体重13.2g、体長82mm、嘴峰9.2mm、跗蹠23mm、尾長16mm、翼長37mm12日齢では体重22g、体長100mm、嘴峰9.5mm、跗蹠25mm、尾長25mm、翼長45mm16日齢では体重27g、体長126mm、嘴峰10mm、跗蹠26mm、尾長31mm、翼長76mm21日齢では体重30g、体長130mm、嘴峰12mm、跗蹠27mm、尾長40mm、翼長90mm成鳥は体重30g、体長172mm、嘴峰13mm、跗蹠28mm、尾長63mm、翼長118mm(*)嘴峰(しほう):嘴の先端から基部、跗蹠(ふせき):鳥の脚のまん中にある後ろ向きの関節から趾が分かれる場所の関節までをつなぐ跗蹠骨の長さ、尾長(一番長い羽の先端)、翼長(たたまれた翼の全長)(引用)張青霞ほか.2000.コチドリの繁殖習性.動物学雑誌.第35巻.第5号.p1-2.
2026.06.01
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