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2026.06.08
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鳥友から今シーズンのホトトギスの渡来について質問をもらいました。
今シーズンと過去の初認日の推移を整理してみました。
(2026年ホトトギスの初認)
5月28日に手賀沼沿岸で鳴きながら移動するのを目撃しました。
ほぼ平年並みの初認でした。
(過去の手賀沼とその沿岸でのホトトギスの初認)
柏市と手賀沼とその周辺地域の初鳴き日に関して推移を整理してみました。
(1998年から2025年の初鳴き日:2000、2005は観察できず)
・5/21-/31までに観察した年:1999/5/24、2001/5/23、2002/5/22、2003/5/28、
2010/5/21、2014/5/31、2021/5/24、2024/5/27、2026/05/28
・6/1-6/10までに観察した年:1998/6/4、2006/6/4、2011/6/3、2023/6/1
・6/15以降に観察した年:2007/7/9、2009/6/18、2017/7/2
(ホトトギスの初鳴き日の年変動)
バードリサーチ(2020)は、ウグイス、ツバメ、オオヨシキリ、カッコウ、ホトトギスといった春の鳥類について初認の進み方や年変動に異なるパターンがあると報告しています。
報告では「初認の遅いものほど年変動が小さくなる傾向がありました。気温の年変動が大きい 春早い時期の鳥の初認もそれに応じるように年変動が大きくなり、遅い初認の鳥たちは小さくなるのだと思われます」と述べています。くわえて、ホトトギスについては年による変動が大きいと記しています。
(ホトトギスと森林率)
バードリサーチ(2023)が「農地・住宅地などの森林でない低標高の場所で、ホトトギスの分布が拡がっていた」と述べ、ホトトギスが託卵するウグイスについて「森林率が50%以下の調査地では、ウグイスの個体数が増加している場所が多かったのに対して、50%より高い場所では減少している場所が多い」とその背景について記しています。
オフィスのある柏市の森林率は約10%、千葉県の森林率は28.8%、日本の森林率は67%ですから
森林率の低い柏市ではウグイスが増加し、ホトトギスの飛来数はもっと増えるはずです。
手賀沼沿岸に注目すると、2001年に開発総面積約49haの宅地造成があり、谷が住宅地となりました。雑木林が消失し、一時的にウグイスの繁殖可能な環境となり、2005年から2008年の間で記録できた件数が増加しました。しかし、宅地増加と共に藪が減少し、ウグイスの生息場所が減ったためホトトギスの観察件数が減少しました。
(写真)
ホトトギス:2023年10月13日松戸市で撮影
ウグイス:2022年2月4日都内で撮影
(引用)
バードリサーチ.2020.種や時期により違う初認のパターン.
バードリサーチニュース 2020年5月.
バードリサーチ.2023.日本の森の鳥の変化:ホトトギス.









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最終更新日  2026.06.08 10:39:45 コメントを書く


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