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2024.11.16
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カテゴリ: 識別について
埼玉県の鳥友から野鳥の会の資料で「ミカヅキ斑のあるハシビロガモ」に関するものがあるが、柏市近郊などでそのような個体を見かけたことがあるかと問い合わせをもらいました。
日本野鳥の会埼玉県支部ホームページに掲載されているコンテンツを閲覧してみました。
2023年6月20日付けの「頬にミカヅキ斑のあるハシビロガモの経過観察とその考察」と題するリポートでした。(以下、埼玉Rと略)
https://www.wbsj-saitama.org/yacho/yacho_no_heya.html
内容に目を通すと、2022年11月18日に館林市で観察したハシビロガモ成鳥雄の顔に細く白いミカヅキ模様がある個体、2022年12月15日に館林市で観察の同様の個体、2023年1月18日に渡良瀬遊水地で観察した生殖羽に換羽が進行した個体でも斑がしっかりある個体、2023年1月24日渡良瀬遊水地で観察したミカヅキ斑がしっかり残っている個体、2023年3月3日の渡良瀬遊水地で観察した雄個体でミカヅキ斑の上半分が消えてしまったとの個体などが掲載されていました。
(千葉県と埼玉県でのハシビロガモで頬に斑のある個体)
2024年11月10日埼玉県吉川市で埼玉Rが報告している頬の位置に白い斑のある個体、
2021年12月10日に千葉県柏市柏の葉公園で埼玉R報告のミカヅキの白い斑に近い個体、
2020年11月7日に柏の葉公園で埼玉R報告しているミカヅキ斑の上半分が消えた個体、
吉川で観察した個体(一枚目の写真)は、嘴が黒色、上面が暗色、虹彩は黄色の幼羽がエクリプスが生殖羽に換羽中の個体と思われました。
二枚目の写真の柏の葉公園で観察した個体は、埼玉Rが報告している2022年11月18日の個体とほぼ同様の個体でした。
(埼玉Rが述べているミカヅキ斑の考察)
埼玉Rは、ミカヅキ斑を持ったハシビロガモはサブエクリプス期にミカヅキ斑が認められたが、換羽が進み夏羽になるに従いミカヅキ斑は消え、普通のハシビロガモと見分けられなくなった。親よりもさらに数世代前に交雑し、その時の遺伝情報が現れたか、古い昔に分化した折の遺伝情報がサブエクリプス期の羽衣に現れたのでは言及しています。













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最終更新日  2024.11.16 16:56:05 コメントを書く


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