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2024.11.17
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ハンノキやヤシャブシの種子を好んで食べるマヒワ、実につかまり逆さになって種子をつまみ出す姿に出会うと釘付けになります。
雄は顔から体下面が黄色で額から頭頂、目先、喉が黒く、雌は全体に黄色味が薄く下面が白くて褐色の斑があるアトリ類です。多くのファンが存在しますが、日本への飛来は規則性がなく、群れで観察できた年、まったく見かけない年といろいろです。
(マヒワの飛来には木の実をなり具合が影響する)
バードリサーチ(2011)は、2011年の冬鳥の観察記録をなり整理し報告しています。
その中で「マヒワは本州中部以北の山地帯でも少数が繁殖していますが、日本に飛来するマヒワの繁殖地がどこか良くわかっていません。しかし、ともすると今冬の少なさは、食物の関係で日本から遥か離れた場所で繁殖したために越冬地が変わり、本州以南へはほとんど飛来しなかったのかもしれません。今冬のマヒワの状況は,日本の森林にマヒワの食物となる木の実が少なかったために、秋に渡ってきたものの素通りしてさらに南へ移動した可能性も考えられます」と報告しています。
その後、バードリサーチ(2024)が、2023年から2024年冬の小鳥たちの観察記録を整理し報告しています。その中でマヒワについて、「マヒワの情報件数は近年減少傾向でしたので、繁殖環境が悪化して繁殖成功率が低下しているのかもしれないと懸念していましたが、23年冬は21年冬や22 年冬よりも多くの情報が寄せられました」と述べています。
ただし、多くの情報が寄せられた要因については触れられていません。
木の実は豊作傾向と聞いていますから、晩秋から冬にかけてその姿と出会えたらいいのにと思っています。フィールドを探索する際には、大好きな杉の実、ハンノキ、松の木などを注目してみようと思っています。
(引用)
バードリサーチ.2011.2011年冬鳥ウオッチ.pp6
バードリサーチ.2024.2023年冬⿃ウォッチ.pp4.
(写真)
2019年10月20日柏市内、2011年2月14日柏市内で観察・撮影















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最終更新日  2024.11.17 14:16:09
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