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2026.07.29
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イワツバメは夏鳥として九州以北に渡来し、西日本で一部が越冬するとされている鳥類です。
ホームグランド千葉県柏市内では、2025年5月まで見かけていましたが、今シーズンは観察できないままでいます。さて、イワツバメのコロニーと生存期間に関する話題を提供します。
(1)北部九州ではイワツバメの繁殖コロニーが冬の塒になる
武下(2004)は日本鳥類標識協会全国大会で「北部九州では繁殖コロニーが冬期は越冬塒となる。繁殖期に成鳥、ヒナにリングを装着した個体が、同一塒で数多く捕獲されることから、これらは同一集団と考えられるが繁殖の終了した8月上旬より12月上旬迄コロニーから姿が消えてしまう」と報告しています。
短期間であれば、飛びながら寝ているとも考えられますが、一定期間不在とすると放浪の旅に出るのか、成鳥と成長したヒナが餌をとるエリアに移動し、狩りを教え会得して塒に帰還するのか等、興味が尽きません。
(2)イワツバメの生存期間
武下(2004)は、イワツバメの年齢に関して「巣内ヒナにリングを装着した個体の6年目の回収例が極めて多い。成鳥では1990年放鳥、1996年再捕獲の6齢+が1例あるだけで、6年目の回収例は無く、5年目回収が5例、4年目回収が非常に多いことから、イワツバメの生存期間は6年とも考えられる」と述べています。
同じツバメ科ツバメが標識調査の結果、初放鳥から回収された日まで最長で8年11か月という記録が見受けられますから、それと比べて生存期間は短いということになります。
ちなみに水田(2024)が1954年から1959年に東京多摩地区でツバメに足環を装着した調査の結果を紹介しも平均すると幼鳥で1.6年、成鳥で2.3年と見積もられていると述べています。
(引用)
武下雅文.2004.イワツバメの減少化と年齢.第19回日本鳥類標識協会全国大会.報告集.p10
西 教生.2013.イワツバメ Bird Research News Vol.10 No.9.p4-5.
水田 拓.2024.毎年来るツバメは同じツバメか.足環をつけた鳥が教えてくれること.
山階鳥類研究所著.p72-75.山と渓谷社.
(写真)













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最終更新日  2026.07.29 17:37:23
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