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「う~ん、良かった! お腹いっぱい、でももう一回観たい!」というのが見終わったばかりの感想です。今日朝一番で、先週末(11/3)から公開が始まった「ゴジラ-1.0」を観に行ってきました。早く観てみたいと気は焦りましたが、あえて観客が少ないであろう木曜の午前中の上映を選んで、妻と二人で映画館に向かいました。私はゴジラと同じ1954年11月生まれの同い年です。ゴジラと一緒に育ってきたので思い入れもたっぷりで、ゴジラ映画と聞けば居ても立っても居られません。しかし、残念ながらガッカリして帰ってくることも、ままあります。もうこれは、数年に一回の「お祭り」ですので、作品の質がよかろうが悪かろうが関係ありません。ただただスクリーンでゴジラと会って旧交を温めるのです!では、今回のゴジラはどうだったのでしょう?今回の作品は70周年記念作品だそうですが、本当は来年が70周年ですよね。でも、そのくらい力を入れて作っているという事で納得しましょう。たしかに、70周年記念作品にふさわしい力作です。映像だけを見ても、日本の怪獣映画のVFXレベルもここまで来たかという素晴らしい美しさと迫力でした。「三丁目の夕日」や「永遠の0」の山崎貴監督らしい、人間ドラマを作り込んだウエットな内容にネットでは賛否両論分かれているようですが、私としては庵野秀明監督のドライでオタク的「シン・ゴジラ」より好きです。もっといえば、ゴジラとの対決だけに絞るよりも物語に深みが出ていて、今回のゴジラは大好きです。小説版 ゴジラー1.0 (集英社オレンジ文庫) [ 山崎 貴 ]ネットでの映画レビューを見ると絶賛している人は多いのですが、こき下ろしている人もかなり見受けられます。見る人を選ぶ作品なのでしょうか?賛否両論激突するのも偉大な作品の証拠なのかもしれませんね。細かく言えばツッコミどころもたくさんあるのですが、それを差し引いてもあまりある魅力があって、私的にはほぼ完ぺきな大娯楽作品と映りました。点数を付けるとすれば「98点」くらいの感覚です。やはりゴジラは日本製に限ります。映画好きなら観て損はない作品だと思いますので、ぜひ映画館で観てください。オリジナル・サウンドトラック ゴジラー1.0 [ 佐藤直紀 ]最後に一言、ゴジラの頭はもう少し大きめの方がゴジラらしくて良いと思うのですが、どうなんでしょう?【12月予約】ゴジラ フィギュア ゴジラ-1.0 怪獣咆哮撃 ゴジラ(2023) フィギュア 公式
2023.11.09
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何故、この本を読もうと思ったのかはっきりと覚えていません。きっとどこかで、書評を見たんでしょうね。小田雅久仁さんの作品とは初対面になります。小田さんは「残月記」で数々の賞を受賞したそうで興味津々ですが、私はまだ読んでいません。この「禍」という作品、表紙を見ただけで気味悪さが漂っていますが、内容もかなり衝撃的で驚かされました。七つの短編で構成されているのですが、どれもが体の部分をモチーフとした悪夢のような身の毛もよだつ作品集です。最初にページを開くと、20行X44字の1ページがほとんど改行無く文字で埋め尽くされています。見ただけで重さがじわっと感じられます。ページ数の割に文字量が多くズッシリとした読みごたえを感じます。題名とモチーフの関係は次のようになっています。 ・食書 → 口 ・耳もぐり → 耳 ・喪色記 → 目 ・柔らかなところへ帰る → 肉 ・農場 → 鼻 ・髪禍 → 髪 ・裸婦と裸夫 → 肌どの作品も不条理な展開・想像を超える展開で頭の中がパニックになりそうです。これはいったいホラーなのでしょうか、SFなのでしょうか、ミステリーなのでしょうか、ジャンルも決められません。気持ちの悪さに途中でやめようかと思っても、なんだかやめられない魅力も持っています。ほとんどの作品が、ハッキリとした結末らしいもの(オチ?)も無いのですが印象に残る作品ばかりです。私としては「食書」と「耳もぐり」「裸婦と裸夫」あたりが「いいかな」と思ってます。読後感はあまり爽快なものではありませんし、ストーリーもついていけない人もいると思いますので万人に進められる作品ではないと思いますが、たまには「怖いもの見たさ」でこんな作品も面白いと思いますよ!禍 [ 小田 雅久仁 ]
2023.11.08
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今村翔吾さんの「教養としての歴史小説」という、なんだか研究論文の様な題名の本を読んでみました。今村翔吾さんといえば、「塞王の楯」で直木賞を受賞したほか吉川英治文庫賞や山田風太郎賞など数多くの賞を受賞している人気作家です。最近ではテレビでもコメンテーターとしてちょくちょく見かけますね。私としては半年ほど前に「じんかん」という、戦国時代の大悪人、松永壇上少輔久秀(まつながだんじょうしょうゆうひさひで)の一代記を読んでファンになった小説家です。(「小説「じんかん」 戦国時代の大悪人の本当の姿は?」)「教養としての歴史小説」ってどんな内容が書いてあるのか気になりますね。ザっと目次を確認してみましょう。 序 章 人生で大切なことは歴史小説に教わった 第1章 歴史小説の基礎知識 第2章 歴史小説が教える人としての生き方 第3章 ビジネスに役立つ歴史小説 第4章 教養が深まる歴史小説の活用法 第5章 歴史小説を読んで旅行を楽しむ 第6章 歴史小説 創作の舞台裏 第7章 教養としての歴史小説ガイド題名は研究論文的なのですが、内容は歴史小説を楽しむ方法や、歴史小説を読んで生活を豊かにする考え方が書かれたエッセイのような感じの本でした。肩肘を張らずに気軽に読める内容で、歴史小説を今まであまり読んでいなかった人にも歴史小説を楽しむコツやお勧め本などが書かれていて結構楽しめる内容でした。歴史小説を通じて、歴史だけでなく地名だったり風習や芸術・食・建築物など教養を深める読み方も書かれてて、なるほどと感じることも多かったです。どちらかというと、私は歴史小説好きの仲間に入ると思うのですが、歴史小説好きから見れば目新しさという点はあまり感じませんでしたが、納得する点ばかりで楽しく読書できました。しかし、今村さんの「歴史小説愛」がスゴイ!小学校5年生で「真田太平記」全16巻をわずか35日で読破した歴史小説との出会いエピソードもすごいのですが、その後のあまりの読書量で読む本が無くなってしまうのではないかという不安から小説家になって歴史小説を書こうとしたという志望動機エピソードもすごいですね。最後に世代別代表作家のお勧め本も載っていて、偏りがちになりやすいい読書習慣の見直しにもいいかもしれません。私ももっと幅広く読んでみたいという気になりました。読書週間のガイドに良いかもしれませんね!教養としての歴史小説 [ 今村 翔吾 ]
2023.11.07
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ついにビートルズ最後の新作として話題の「Now And Then」が発表されましたね。この曲は、もう皆さんもご存知だと思いますが、今から約30年前の1994年に行われた「ザ・ビートルズ・アンソロジー」プロジェクトで、ジョンレノンが残したデモテープを元にビートルズ・メンバーで完成させようとした3曲のうちの1曲です。その時の3曲は、「フリー・アズ・ア・バード」・「リアル・ラヴ」・「ナウ・アンド・ゼン」で、「フリー・アズ・ア・バード」と「リアル・ラヴ」は無事録音が完了し完成までこぎつけたのですが、「ナウ・アンド・ゼン」は雑音がひどすぎたためジョージが作業を続けるのを拒否してお蔵入りになっていたそうです。しかし、最近のAIの進歩により雑音の除去やボーカルや楽器の分離が簡単にできるようになったため、今年になってこの曲の再制作が始まりました。以前このブログでも書きましたが、楽器を分離してカラオケが作れるアプリも簡単に使えるようになっていますからね( 「驚異のAIミュージック・アプリ! 楽器を分離でカラオケ・耳コピ 楽々(^▽^)/」 )。私もAIのお世話になりながら音楽を楽しんでます。そして、ついに11月2日全世界で一斉にリリースされました。さっそく、Youtubeで聴いてみました。ビートルズ最後の曲という事で感慨も深かったのですが、曲調がマイナーでどこか寂し気な感じのする曲でした。ビートルズの元メンバーが演奏しているというだけで十分聴く価値もあり、ネットでの反応も高評価のようですが、私としては少々物足りなさを感じてしまいました。やはりこの曲は、ジョンの曲であってビートルズの曲ではないというのが正直な感想です。今回のアレンジは、ビートルズの過去の曲のアレンジを踏襲した形だったり、ひょっとしたら過去曲のサンプリングも部分的に使っているのではという感じで、確かにビートルズらしい雰囲気は十分感じられますが、展開が単調でビートルズらしい驚きは感じられませんでした。どうやら情報によると、特徴的な転調を含んだヴァース部分がカットされているそうで、その影響もあるかもしれません。この曲は、「イマジン」や「ラブ」のようにシンプルなピアノ伴奏でのアレンジの方が似合っていたのかも、と思ってしまいました。なにはともあれ、ビートルズ・メンバーでの新曲が聴けたのはファンとしてうれしいことでしたし、最後とは言いながらも未発表の曲がまだ他にもあることは公然の秘密のようなものなので、次も期待したいところですね。AIを使えば、本人が演奏しなくてもサンプリングした音声や楽器演奏の断片だけで、新曲が作れてしまう時代に既になっていますので、ますます再現曲も増えていくのでしょうね。(これが良いか悪いかはよくわかりませんが)以前に製作された「フリー・アズ・ア・バード」と「リアル・ラヴ」も改めて聴きなおしてみましたが、今回のものよりビートルズらしさは感じました。ぜひ、この機会に聴いてみてください。
2023.11.05
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