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毎年4月29日は全日本柔道選手権大会の日です。体重無差別で争われるこの大会は、日本一の柔道家を決める大会として柔道ファンには見逃せない大会です。もともとスポーツ観戦が大好きなのですが、中でも柔道が一番好きで、毎年4月29日は午後からの半日ずっとテレビの前を動かない日となります。今日も13時からNHKBS1で、16時からはNHK総合で中継があるのでとても楽しみにしています。ここ最近の重量級で活躍している選手も多く出場しますが、残念ながら昨年の優勝者の斎藤立選手と準優勝の影浦心選手が出場しません。これは5月7日~14日にカタールのドーハで開かれる世界選手権に彼らが出場するためです。いつもの年なら、世界選手権は夏~秋に行われているのですが、どういうわけか今年は5月開催になっています。なんと前回の世界選手権からわずか7カ月後の開催です。ドーハの気候のせいなのでしょうか?わかりません。通常の全日本柔道選手権大会では、その年に行われる世界選手権の選考も兼ねていたのですが、今年はその必要はなくなってしまいました。代わりに来年のパリ・オリンピックの選考を早めるのではないかとも言われています。(ちょっと早すぎない?)しかし、全日本柔道選手権大会に昨年の優勝者・準優勝者が出られないのはとても残念です。斎藤選手もお父さんが達成できなかった二連覇がしたかったでしょうに。真の柔道日本一を決めるためにも、4月29日にこだわらないで日程の調整ができなかったものかと思います。とにかく、午後からのテレビ中継を楽しむことにします。そして来週日曜日からの世界選手権も楽しみです。こちらはフジテレビで夜中の放送になるようですので、録画で見るしかないのかな。しばらくは柔道三昧ができそうです。
2023.04.29
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前回のブログで、女性フュージョンバンド「Muses」を取り上げましたが、彼女たちの曲を聴いてみると曲がカシオペア風なものもあり、カシオペアの影響を感じさせます。ベース担当の芹田ジュナさんは元カシオペアの桜井哲夫さんに師事してそうで、納得ですね。カシオペアも私の好きなバンドの一つですが、もう30年以上も前に分裂して、最も活躍した時代のメンバーの野呂・向谷・桜井・神保の4人での演奏は聞けなくなってしまい、ファンとしては寂しい状態が続いていました。そのカシオペアメンバーに、昨年新たな展開がありました。2021年の神保さんの公演にゲストで出演していた向谷さんと桜井さんが、三人での共演にあたってユニット名を「かつしかトリオ」と命名しました。「かつしかシンフォニーヒルズ」での公演だったのでホール名にちなんでの命名でした。最初は一回だけのつもりが評判を呼んで、ついに昨年アルバムもリリースし(配信のみ)正式なバンドとして活動するようになったようです。(多忙な人たちなので、常に活動と言うわけではありませんが)元カシオペアのメンバーが3人揃っているだけに、サウンドもテクニックもカシオペアそのもの、安心して聴いていられます。ライブも時々やっているようですが、どうやら今年は10月下旬からツアーが始まる模様です。私の地元でもライブやってくれるといいのになぁ~!一方、カシオペアを名乗っている野呂さんグループですが、昨年前半までは神保さんがサポートメンバーとして入り「CASIOPEA 3rd」として活動していましたが、昨年7月で神保さんが抜けて代わりにドラムスに今井義頼さんが加入し、野呂一生・成瀬義弘・大高清美・今井義頼の4人で「CASIOPEA-P4」名での活動開始となりました。ついに新しいカシオペアには、旧カシオペアメンバーは一人だけになってしましましたが、昨年の10月にリリースされた「NEW TOPICS」というアルバムは聞いてみると「CASIOPEA 3rd」の時よりも旧カシオペアらしい曲調になっていて懐かしさも感じます。やはりカシオペアサウンドは鉄板です。「CASIOPEA 3rd」の時には、よく私の地元にもツアーで来てくれたので必ず行っていたのですが、「CASIOPEA-P4」にもぜひ来てもらいたいものです。「かつしかトリオ」のメンバーと野呂さんが一緒にやってくれれば言うことはないのですが、もう無理かな?どうして分かれてしまったのか分からない所も多いのですが、決して仲が悪いというわけではないようなので、一度2つのバンドが共演してくれるだけでもとっても嬉しいですね。待ってます!【ポイント10倍】CASIOPEA−P4/NEW TOPICS (結成45周年記念/Blu-specCD2)[HUCD-10315]【発売日】2022/10/12【CD】NEW BEGINNING【Blu-ray】 [ CASIOPEA-P4 ]
2023.04.28
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最近知ったのですが、昨年の10月に「Muses」という女性だけの4人組フュージョン・バンドがアルバム・デビューしていました。デビューアルバムの名前はバンド名と同じ「Muses」、なかなか軽快でノリの良いインスト曲を中心にプログレやラテン系の曲もある楽しいアルバムになっています。Muses [ Muses ]メンバーはギター担当の Rie a.k.a. Suzaku、ドラム担当の佐藤奏、キーボード担当の深井麻梨恵、ベース担当の芹田ジュナの4人で皆さん確かなテクニックで難曲も見事に弾きこなしています。最近、フュージョンの人気は以前ほどではなく、フュージョン・バンドの新人もあまり目に留まりませんでしたが、突如女性だけの技巧派フュージョン・バンドが現れたことはうれしい限りです。Youtubeには彼女たちのオリジナル曲だけではなく、フュージョンの名曲のカバーがいくつかアップされています。これを見ると彼女たちの実力がよくわかります。私にとっての「推しバンド」に決定しました。今後は彼女たちの活動を注視して応援していきたいと思います。
2023.04.26
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昨年の夏にローランドの「mc-101」というグルーブボックスと言われる音楽製作マシンを購入しました。A5程度のサイズで電池駆動も可能、持ち運んでどこでも音楽製作ができる便利でカッコイイ音楽機材です。トラックメイキングと言われる主にダンスミュージックの曲を作るのが得意なマシンで、ドラムやピアノ、管楽器、弦楽器、等々3,000以上の音色が内蔵されていますし、パソコンなどで録音した音(サンプリングデータ)を取り込んで音楽に使うこともできて機能はかなり豊富です。4つのトラックがあって、それぞれにパートを割り当てて曲を作っていきます。機能は豊富なのですがポータブルなサイズなためか、ボタンやツマミなど操作に使う操作子類が少なく1つの操作子に多くの機能が割り当てられていて別のボタンと組み合わせたり、メニューを表示して選択したりとかなり操作が難しく感じられます。特に状態を確認するための液晶表示が小さくてわかりにくいのも難点です。購入してからもう8ヶ月程経つのですが、まだ使いこなすまでには至っていません。とにかく操作が難しいのと、用語にも独特な名称が付いていたりと、記憶するのが大変です。また、昨年末には大幅アップデートがあって音色の編集もできるようになったので、さらに複雑になってきました。せっかく購入したのに使いこなせないのはちょっとシャクですね。幸い時間はたっぷりあるので、一念発起してもう一度一からmc-101を勉強しなお押してみようと思います。これが使いこなせれば、どこでも作曲が楽しめて楽しそうです。目標は3か月後、マニュアルを見ないでも音楽製作がラクラクできるようになること!まずは今日、マニュアルをしっかりと読むところから始めようと思います。Roland MC-101 GROOVEBOXRoland MC-707 GROOVEBOX
2023.04.25
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もうすぐ5月の連休ですね。リタイア族にはあまり関係ありませんが、なぜかワクワクします。この3年程は、泊まり掛けの旅行は控えていたので、2泊くらいの旅行に行ってみたくなりました。5月の連休はかなり混むんでしょうから、連休明けの平日に奈良への旅行を計画してみることにしました。奈良へは5年ほど前に、JR東海の「50+」というサービスを利用して旅行したことがあります。「50+(フィフティー・プラス)」というのは、日本国内在住の50歳以上の人なら無料で入会できる会員制サービスで、JRの列車と提携ホテルを組み合わせて格安の旅行をスケジュールできるサービスです。日帰り旅行の申し込みもできますし、JRが企画したパック旅行もあります。会員が一人いれば同行者も同じ料金で旅行できるので、友達との旅行にも使えて便利です。以前、奈良への旅行で宿泊したホテルは、奈良駅のすぐ横で便利で快適なホテルだったので、今回もそのホテルを予約することにしました。「50+」のサイトで、2人分の新幹線指定席往復とホテル2泊を予約すると代金は59,200円でした。調べてみると、このホテルを普通に予約すると2人2泊で47,000円程度、往復の新幹線指定料金が35,600円で、合計82,600円です。差引23,400円のお得になりました。「50+」いいですね!これからも機会があったら「50+」を利用して、いろいろな所に旅行に行ってみたいと思います。
2023.04.24
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先日書いた記事(「気になる! 「我慢して生きるほど人生は長くない」ってどんな本」)に引き続いて気になるタイトルに魅かれて自己啓発本を読んでみました。「限りある時間の使い方」という本で、アメリカでベストセラーになって日本でも話題沸騰の本のようです。この本もタイトルが実に良い!つい中身を見たくなってしまいますね。特に、私の様に人生の後半を過ぎ『限りある時間』を実感している者にとっては興味津々です。この本の構成は次のようになっていました。PART 1 現実を直視する 第1章 なぜ、いつも時間に追われるのか 第2章 効率化ツールが逆効果になる理由 第3章 「時間がある」という前提を疑う 第4章 可能性を狭めると、自由になれる 第5章 注意力を自分の手に取り戻す 第6章 本当の敵は自分の内側にいるPART 2 幻想を手放す 第7章 時間と戦っても勝ち目はない 第8章 人生には「今」しか存在しない 第9章 失われた余暇を取り戻す 第10章 忙しさへの依存を手放す 第11章 留まることで見えてくるもの 第12章 時間をシェアすると豊かになれる 第13章 ちっぽけな自分を受け入れる 第14章 暗闇のなかで一歩を踏みだすエピローグ 僕たちに希望は必要ない付録 有限性を受け入れるための10のツールちょっと見たところ、よくあるビジネス書のような感じもしますが、読んでみたら予想は全く覆されました。少々哲学的でもある、人生を考えるための一冊でありました。まずは、『限りある時間』について。人間、80歳まで生きるとして、人生は約4,000週間しかありません。作者は『バカみたいに短い。』と言います。その短い時間をできるだけ有効に使うために書かれた本だと言います。私がこの本を読んで感じたポイントは。・やらなければいけないことを全部やろうと思うな。 どうせ全部はできないし、やったとしても次の日には大量のタスクが... すべてを効率的にやろうとしないで本当に重要なことに集中する。・集中力をもって、やりたいことをやり、やりたくないことはやらない 情報過多のこの時代、SNSに時間を使ったり、見たくもない動画をみてしまったり。・将来のことを心配しすぎて無駄な準備に時間を使わない。 未来は未確定でわからない。明日のことは明日心配すればよい。・多くの人とかかわりを持ち有意義な時間を過ごす。 一人で過ごす時間より仲間と過ごす時間の満足度は高い。・今を生きる。今を楽しむ。 これが終わったら、子供が大きくなったら、定年したら...先延ばししないで今を楽しむ。・人生に大きな理想・使命を感じて、小さなことに意味がないと思わないように。 あなたの人生は宇宙レベルで考えたら、あまり大きな意味はない。 気楽に考えて、やれることをやろう。こんなところがポイントだと感じましたが、書き出してみるといかにもビジネス書的ではありますね。しかし、文章の流れがビジネス書らしくなく説得力がありました。著者は、人生をあまり肩ひじ張らずに力を抜いて、その時その時を楽しんで生きていこう、と言っているような感じがして割と好感が持てました。人生これからという20代・30代の人には、ちょっと控えめで受け入れがたいところもあるかもしれませんが、こういった考え方もあると知るだけでも有意義なのではないでしょうか。300ページ程度で短時間でも読めそうな本ですので、時間があったら是非どうぞ。限りある時間の使い方 [ オリバー・バークマン ]
2023.04.22
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先日もこのブログで坂本龍一さんとYMOについて書きましたが (「坂本龍一さん追悼 私の好きなYMO曲 BEST10」) 、この1ヶ月程はYMOとメンバーそれぞれの曲や動画を、たくさんたくさん見させてもらいました。その影響もあってか、昨夜Youtubeを見ていたらお勧め動画として『YMOの軌跡・高橋ユキヒロさんメント入り(追悼・貴重)』と言う動画が上がってきました。興味はありましたが、1時間40分もある長めの動画ではあるし夜も更けてきたので、見ようかやめようかちょっと悩みましたが、少しだけ見てみようと動画をスタートさせました。動画を見始めて驚きました、1979年のグリークシアターライブから散開までの貴重映像が満載で、高橋幸宏さんが初めから終わりまでずっと細かな解説をしています。高橋さんがその時々の状況や裏話、思いや感情までを説明してくれて、当時のYMOの状況がよくわかります。そして先駆者の苦労もよくわかりました。結局最後まで見てしまいました。コンサート映像だけでなく、テレビ出演の映像やCM、プロモーションビデオなどバラエティーにも富んだ内容でとっても楽しめました。たぶんテレビで放送された番組なのではないかと思いますが、こんな映像があったのですね。まさに、私にとってお宝映像です。13万回も再生されていますので、YMOファンはもうご存知の映像とは思いますが、ファン必見の映像です。いゃー! 面白かった!調べてみると、YMOの映像がDVDやLDそしてVHSでたくさん残っているようです。これからは、地道に集めてみようかなどと思い始めています。DVD / Yellow Magic Orchestra / YMONHK / RZBM-59112【中古】YMO ウィンターライブ’81 [DVD] イエロー・マジック・オーケストラ
2023.04.22
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IT業界だけでなく一般的なニュースとして取り上げられることの多くなった「ChatGPT」をはじめとするAIですが、ChatGPTの対抗馬として注目されているGoogleの「Bard」が、いよいよ4月19日から日本でも使えるようになりました。アメリカやイギリスなどでは1ヶ月程前から使えていましたので、今か今かと待っていた人もいるんではないかと思います。でも、英米での評判はあまりよくなかったようですね。ChatGPTが評判になりすぎたので、Googleが焦って開発途上のAIを出さざるを得なくなったという感じなのでしょうね。まだまだ未完成感があるようです。このニュースを知り、私もさっそくテストしてみることにしました。BardもChatGPTと同様、始める前にウェイトリストに登録しないと使えません。 1)「https://bard.google.com/」にアクセス 2)「Join waitlist」ボタンをクリック 3)「Yes , I'm in」をクリックこれで、ウェイトリストに登録できました。ウェイトリスト登録完了のメールが届きます。その後5分くらいで「もう使えますよ!」メールが届きました。さっそく、Bardのサイトにアクセスしてみました。ChatGPTにも似たようなシンプルな画面です。どうやら日本語には対応していないようです。英語に自身の無い人も、Google翻訳を活用すれば大丈夫です。画面の上の方にはBard時からのメッセージが表示されています。翻訳してみると。私はあなたの創造的で役立つ協力者、Bard です。私には限界があり、いつもうまくいくとは限りませんが、あなたのフィードバックは私が改善するのに役立ちます.どこから始めればよいかわからない場合 あなたが試すことができます:ちょっと言い訳的な言葉も含まれていますが、まだ開発途上なので仕方がないですね。画面下方の「Enter a prompt here」の欄に質問を入れれば回答してくれるはずです。最初に最新情報の収集ができるか試してみます。最近YAMAHAから発売された「CK61」について聞いてみます。「Please Tell me about Yamaha CK61」と入力してみました。ChatGPTの時は、しばらく考えた後1文字ずつタラタラ・・・と表示されていましたが、Bardでは2~3秒考えた後一瞬でパッと回答が表示されます。早ヤッ!内容を確認してみましたが、問題はなさそうです。そして回答の右上には「View other drafts」と表示されていますのでそこをクリックすると、「draft1」・「draft2」・「draft3」と3つの回答が表示されます。少しづつ違った回答を見て好きな回答を選ぶことができます。回答の下には、「いいね」「悪いね」のアイコンがあります。きっと、この評価レスポンスで学習していくのでしょうね。又、その横にはと「Google it」のアイコンもあります。これをクリックするとGoogle検索に移れるようになっています。次にChatGPTの時と同じように、奈良の観光コースを教えてもらいました。「奈良県飛鳥市の自転車での観光コースを教えてください。」さて、奈良県飛鳥市の自転車観光コースはこちらです。・明日香村観光案内所(飛鳥資料館前)からスタート。・観光案内所でレンタサイクル。・田園地帯を曲がりくねった風光明媚な道、飛鳥街道 (明日香街道) を自転車で走りましょう。・6 世紀に創建された仏教寺院、飛鳥寺に立ち寄ります。・サイクリングを続けて、7 世紀に建てられた木造の二月堂 (二月堂) に向かいます。・19 世紀に造られた伝統的な日本庭園、依水園 (飛鳥の池泉庭園) を訪れます。・飛鳥時代の遺物を展示する博物館、明日香村歴史民俗資料館へ自転車で向かいます。・明日香村観光案内所でサイクリングツアーを終了します。これは単なる提案された旅程であり、興味や時間の制約に合わせてカスタマイズできます。飛鳥が提供するさまざまな寺院、神社、庭園を探索するのに十分な時間を確保してください。明日香での自転車ツアーの追加のヒントを次に示します。・飛鳥でのサイクリングのベストシーズンは、気候が穏やかな春(3月~5月)または秋(9月~11月)です。・サイクリングに適した快適な服装と靴を着用してください。・太陽から身を守るために、帽子と日焼け止めを持参してください。・水分補給のために水のボトルを持参してください。・日本の交通法規に注意し、すべての標識や信号に従ってください。・地元の人々とその財産を尊重してください。・楽しむ!いいですね。他にもプログラムの作成など行ってみましたが、特に問題はありませんでした。最後に以前ChatGPTの時にも行った数学の問題を聞いてみました。「A君はいつも毎分70mの速さで歩いて学校へ行く。今日は家を出るのがいつもより9分遅かったので 毎分100mの速さで走っていったらいつもと同じ時刻に学校に着いた。A君の家から学校までは何mか。」正解は2,100mなのですが、回答1は630m、回答2は100m、回答3は6,300mと3つとも不正解!数学の答えに3つの違った答えがあるのはダメですね。「悪いね!」アイコンをクリックしたら、悪い点のフィードバック入力欄が表示されましたので、「数学の解答が間違っているよ!」と送っておきました。学習して下さいね!まだまだ信用できない点があるので、使用には注意が必要です。Bardはスピードが速いこと、回答が3つ出てくること、Google検索に繋げられること、フィードバックができることがChatGPTとは違う点だと思いました。回答の精度については、まだまだ発展途上なので、使い方を考えながらもう少し様子を見たほうが良いようです。Googleは、SpreadSheetやApsheet、Fomsなど関連のアプリもたくさんあるので、これらにBardが結び付けば強力な武器になりそうです。期待しながら進化を待ちましょう。
2023.04.21
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素晴らしい音楽アプリを見つけてしまいました!「Moises」という名前のアプリでiPhone・iPadやAndroidそしてパソコンのブラウザでも使えるミュージシャン用アプリです。何ができるかと言うと、使用する端末内に保存されている曲を指定して変換処理を行うと、その曲のボーカルやドラム、ギター、ピアノ、その他等、最大5トラックに分離されたファイルを作成してくれます。それぞれのトラックにはボリュームを調整するフェーダーがありますので、各パートの音量を自由に設定することができます。トラックの中でボーカルのトラックだけをオンにして再生すると。伴奏の音は全くと言っていいくらい聞こえません。逆にボーカルだけをオフにすれば完璧なカラオケができてしまいます。今までよくあったボーカルキャンセル機能なんか問題にならないほどの分離の好さです。ガイド用に小さ目にボーカルを入れたい場合もボーカルトラックの音量を調整すればOKです。出来たカラオケは「Export」ボタンで出力して、ほかの音楽再生ソフトでの利用も可能なところもすごいですね。さらに、曲のスピードを変更したり、ピッチチェンジャーによって音程を変更したり、曲の演奏中にコードを表示してくれたりと、至れり尽くせりの神アプリです。さっそく使い方を見てみましょう。iPadにアプリをインストールしてスタートします。画面が表示されると、既に変換済みの曲が表示されています。私の場合、先に、いきものがかりの「ありがとう」とリー・リトナーの「Etude」で実験しましたので、その曲とサンプル曲が表示されています。新たにカラオケを作りたい曲を追加するために「+」ボタンをクリックして下さい。かなり多くのファイル形式に対応しています。どこから曲を持ってくるか、その場所を指定します。「URL」からもできますし、「iTunes」で購入したファイルや指定のフォルダが選べます。動画も変換可能なので、「カメラロール」もOKです。私の場合「iTunes」を指定しました。ユーミンの「中央フリーウェイ」をカラオケ化したいと思いましたので、検索窓に「中央フリーウェイ」と入力すると、曲のアートワークが表示されます。(2つのアルバムが登録されていました)どちらかをクリックします。どのようにトラックを分離するか、その選択肢が表示されます。無料版の場合は、上の2つ、4トラック又は2トラックが選べます。有料のPremiam版では5トラックも選べます。とりあえず、一番上の4トラックを選択してみます。送信ボタンをクリックするとファイルのアップロード(サーバーへ)、変換(サーバーで)、ダウンロード(端末へ)の順に処理が行われます。メイン画面の左側に「中央フリーウェイ」と表示されていますので、クリックすると曲が再生されます。右側にミキサーのような表示が出ますので、各トラックの音量が自由に調整できます。又、トラックフェーダーの右側の3点メニュー(︙)クリックで音の左右定位も調整できます。上部にはコードも表示されています。すごいですね!右側の下には、テンポやピッチを変えたり、曲をカットしたりできるアイコンが並んでいます。ココ → 「 moises の Webサイト 」にアクセスすればPCのブラウザでこのアプリが使えます。既に返還を実施したファイルは登録された状態で表示されます。Web版では各トラックの音波形も表示されて、見た目もカッコいいです。有料のPremiam版は月額3.99ドルです。買い切りじゃないところがイマイチですね。無料でも十分使えますが、制限がいくつかあります。[無料版の制限]・一月あたり5件のAIオーディオ分離処理・制限つきの楽器分離・標準的な処理キュー(処理のスピード)・曲の長さ5分(ファイル毎)・スマートメトロノームとコード検出:1分までの制限付き・ピッチチェンジャー:2半音までの制限付き・オーディオスピードチェンジャー:制限付き・表示される曲数:4曲までとりあえず、無料版でも素晴らしい機能ですので、しばらく無料版で使ってみようと思います。以前、このブログでも書いた( 「リー・リトナー「Etude」 楽譜見つけました!」 )リー・リトナーの「Etude」を変換してみましたが、ギター演奏だけをオフにして練習すると、とっても気持ちよく練習できました。耳コピするのにも最適ですね。ぜひ試してみてください。
2023.04.19
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タイトルを見てとっても気になる本がありました。「我慢して生きるほど人生は長くない」・・・なにか気になりませんか?とっても良いタイトルですね。多くの人は、日々何かしらの我慢をしながら生活をしていると思います。皆さん、我慢なんかしたくない、我慢しない生活をしてみたい、と思っているのではないでしょうか。そしてこのタイトルを見たら「我慢して生活していたら、楽しむ前に人生終わってしまうよ!」と問いかけられているように感じますね。中身が気になって、この本を読んでみました。いわゆる自己啓発本を読むのは久しぶりです。この本は、心療内科医の鈴木裕介さんが書いた本で、正方形という変形サイズの本で目を引きます。全部で284ページに28のアドバイスがまとめられている比較的読みやすい本です。28のアドバイスは、5つの「Contents」という名の章にわかれて構成されていました。[Contents 1] 我慢せず生きていくための 公平で安心な人間関係の作り方[Contents 2] 会社や社会に 疲れてしまった人への処方箋[Contents 3] 思い込みを捨て、 自分らしい人生を取り戻す[Contents 4] 誰にも振り回されず、 自己肯定感を保つには[Contents 5] 「心地良くない」「楽しくない」 と感じたものは捨てていく生活の中で知らず知らずのうちに我慢してしまっている数々の思考や行動が、精神の安定や健康に悪影響を及ぼしているので、我慢をしないための考え方や行動をアドバイスするという内容になっています。この本のレビューをネットで見ると、辛い思いをして生活していた人や頑張りすぎていたと感じる人などからの高評価が多く、全体的にも高い評価になっていました。しかし、私の感想はこれとはちょっと違いました。全体を通してみて、あまり目新しいことが書かれている感じがしませんでした。どこかで読んだり聞いたりしたことがテーマに沿ってまとめられているだけという感じしかしませんでした。又、28のアドバイス自体も私にはポイントつかみにくく、最終的に何がポイントだったのかよくわからないまま読み終えてしまいました。きっと、今現在の生活に生きづらさを感じている人には響く内容なのでしょう。考えてみたら今の私は、自由にあまり我慢することもなく生活しているので響かなかったのかもしれません。しかし、この「我慢して生きるほど人生は長くない」というタイトルは秀逸です。このタイトルだけで、一冊の本を読んだくらいの価値があると思っています。不本意にも我慢しなくてはいけないような状況になった時には、このタイトルを思い出そうと思います。我慢して生きるほど人生は長くない [ 鈴木裕介 ]
2023.04.18
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坂本龍一さんが3月28日に亡くなって、3週間になろうとしています。( 「追悼 坂本龍一さん 45年間ありがとうございました!」 )私の部屋の壁には坂本さんやYMOのアルバムを飾って、毎日坂本さんやYMOの曲を聴いています。おかげで、多くの曲をまとめて聴くことができ新たな発見もたくさんありました。昔はあまり好きではなかった曲も、改めて聴きなおしてみると実験的な先進性や芸術性など、過去に気付かなかった魅力を再発見することができました。特にYMOのアルバムは全て聴きなおしましたが、どのアルバムをとっても常に挑戦的で「やりたいことをすべてやってくれたな!」と言う感じでした。アルバム「BGM」や「テクノデリック」ではそれ以前の路線から外れて多くのファンの期待を裏切った形になりましたが、今聞きなおすと確かに次のステップに進んでいて新たな音楽シーンを創造し、多くのミュージシャンに影響を与えたことがよくわかりました。彼らもやりたいことができて満足だったのではないかと思います。ここまでの約3週間、坂本さんとYMOの曲を浴びるように聴いてきましたので、ここらで区切りとして今感じる「YMOの曲ベストテン」を作ってみることにしました。ベストテンは人それぞれでしょうから、あくまで「私の好きなYMOの曲ベストテン」です。BEST10. THE END OF ASIA (作曲:坂本龍一,アルバム:増殖 )3枚目のオリジナルアルバム「増殖」のラストを飾るしゃれた曲です。坂本龍一さんのデビューアルバム「千のナイフ」の収録曲なのですが、オリジナルと違ってのんびりとした日本調のアレンジになっています。坂本さんは『東海道五十三次や広重の浮世絵をイメージして作った』と言っていますが、私も最初に聴いた時、頭の中に昔の時代劇映画のラストシーンで富士山をバックに街道を歩く人々が思い浮かびましたので、坂本さんの思惑はピッタリ当たったようですね。最後の『あ~っ! 日本はいい国だなぁ~』という言葉もぴったり合っていてニヤッとしてしまいます。BEST9. ラップ現象 (作曲:細野晴臣,アルバム:BGM)アルバム「BGM」が発売されたのは1981年ですから、まだラップの曲が出始めたころで日本のラップ曲としては先駆的な曲ではまいでしょうか。現在のラップとはちょっと違いますがね。バックに流れる祭りの笛のような音と力強いバスドラムとベースのリズムが癖になるほど気持ちいいです。BEST8. BE A SUPERMAN (作曲:坂本龍一、高橋幸宏,アルバム:テクノドン)1983年に散開してから10年後の1993年の再生後にリリースされたアルバム「テクノドン」の1曲目。このアルバムは結果的にラストアルバムになったのですが、とてもクォリティーが高い素晴らしいアルバムだと思います。最初を飾るこの曲はポップでノリが良い曲で、仕事のバックグラウンドにしてもよさそうな感じです。BEST7. RYDEEN (作曲:高橋ユキヒロ,アルバム:ソリッド・ステイト・サヴァイヴァー)言わずと知れたYMOを代表する1曲ですね。発売当初は色々なところで流れていましたね。私も当時、モノラルのシンセサイザーを使って、この曲のコピーを多重録音でしたのを覚えています。懐かしい外せない曲です。BEST6. 京城音楽 (作曲:坂本龍一、高橋幸宏,アルバム:テクノデリック)京城音楽と書いてソウルミュージックと読む、シャレですね。バックにガムラン、「フクチキパーッ」という声をサンプリングしたフレーズが繰り返される、サンプラーを使った曲としては初期の曲で、サンプラーの可能性を感じた曲でした。ノリが良くて印象的な曲です。BEST5. コズミック・サーフィン (作曲:細野晴臣,アルバム:イエロー・マジック・オーケストラ )初期のYMOの特徴が出た楽しい曲。ベンチャーズやビーチボーイズを彷彿とさせるようなグループサウンズ風テクノと言うような感じ。バンドで演奏してみたくなるような曲ですね。BEST4. 体操 (作曲:坂本龍一,アルバム:テクノデリック )体操をテーマにコミカルな歌詞が付いた楽しい1曲。メンバーが体操している姿が目に浮かんでしまいます。BEST3. THE MADMEN (作曲:細野晴臣,アルバム:サーヴィス)ベースとドラムのリズム隊がとてもいい感じの細野さんらしい気持ちのいい曲。リピートして何回も聴いていられそうな癖になる曲です。最近、散歩中についこの曲を口ずさんでいることがあります。BEST2. CASTALIA (作曲:坂本龍一,アルバム:ソリッド・ステイト・サヴァイヴァー )実に坂本さんらしいゆっくりと静かに流れる曲です。にぎやかな曲が多いこのアルバムの中でホッと癒される曲です。編曲も凝っていてじっくりと楽しめる1曲です。BEST1. シムーン (作曲:細野晴臣,アルバム:イエロー・マジック・オーケストラ)シムーンとは砂嵐のことだそうです。スターウォーズのC3POとR2D2が砂漠を歩いているイメージでつくられたとか。細野さんらしいパラダイス的メロディーがとても幸せな気分を運んでくれます。メロディー、編曲、ヴォーカル、アドリブソロ、すべてが素晴らしい最高の作品です。以上、私の好きな曲ベストテンですが、聴いたことのない曲があったらぜひ聴いてみてください。イエロー・マジック・オーケストラ [ YMO ]ソリッド・ステイト・サヴァイヴァー [ YMO ]YMO/テクノデリックCD/TECHNODON(Remastered 2020) (ハイブリッドCD) (解説付/紙ジャケット) (生産限定盤)/YMO/UPGY-9001
2023.04.17
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先日、米澤穂信さんの「満願」を読みましたが( 米澤穂信さんの「満願」を読みました )、面白かったので、米澤穂信さんの別の本を読んでみることにしました。探してみたら面白そうな本がありました。2021年下半期 第166回直木賞の受賞作「黒牢城」です。「満願」も多くの賞を受賞していますが、「黒牢城」も直木賞以外に多くの賞を受賞していました。 第12回山田風太郎賞 このミステリーがすごい! 2022年版 国内編第1位 週刊文春ミステリーベスト10 国内部門第1位 ミステリが読みたい! 2022年版 国内篇第1位 2022本格ミステリ・ベスト10 国内ランキング第1位 2021年歴史・時代小説ベスト3 第1位事前情報は全く無しで読み始めましたが、序章と第一章~第4章、そして終章の6つの章からなる連作短編集の形式をとった作品でした。序章では、荒木村重と黒田官兵衛の会談が描かれます。織田信長に反旗を翻した村重を説得に来た官兵衛を土牢に監禁してしまう過程がつづられていました。ここで、私はやっと、荒木村重が主人公で官兵衛が関わってくる時代小説らしいと気が付きます。荒木村重と言えば、信長に謀反を起こし一年間ほど城に立て籠もった後、一人城を抜け出し息子の城に移った結果、城に残った家臣・女房衆などが信長により惨殺されたという負の経歴を持っていますし、その後堺で茶人として7年程生き延びていたという、私にとって不可解な人です。謎が多い!どんなお話になっているかと言うと、有岡城に籠城して官兵衛を幽閉し信長軍と戦ったという史実をベースにして、史実とは関係のない場内で起こる奇怪な事件を解決していくというミステリー仕立てになっている作品です。そして、事件解決に一役買うのが地下の牢内の黒田官兵衛です。自分が幽閉しているのに、困ったときに助けを求めるというのは「都合がよすぎませんかっ!」と思いましたが、官兵衛さんは実に優しく謎解きのヒントを与えてくれます。話を聞いただけなのに、現場を見なくてもわかってしまう官兵衛さんがスゴイ。羊たちの沈黙のレクター博士を思い出しました。第一章から第4章まで、それぞれ別の事件が起こりそれを解決していくのですが、その描写以外にも戦国時代の城内の生活や武将の行動や考え方など詳しく描かれているところなど今までの時代小説には無かった作品だと思いました。最後には、荒木村重の謀反の原因や城を抜け出した謎、官兵衛が謎解きに協力した理由も明かされます。史実をバックグラウンドにしてよくできた小説と感じました。でも、個人的にはチョッと納得がいかない部分も有り満足度はあまり高くありませんでした。村重の晩年の行動から、どうしても自分勝手な印象を持ってしまっているのでスッキリしないのかもしれません。他の作家が書いた荒木村重の小説を読んでみようかな。黒牢城 [ 米澤 穂信 ]反逆(上) (講談社文庫) [ 遠藤 周作 ]傀儡に非ず (徳間文庫) [ 上田秀人 ]
2023.04.15
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昨日、今話題の映画「生きる LIVING」を見てきました。この映画は、黒澤明監督の1952年公開作品「生きる」のリメイク版です。今回「生きる LIVING」を見に行く前の予習として、先週、黒澤監督の「生きる」を2回通り見ておきましたので( 黒澤監督の「生きる」 DVDで見てみました )、どんな風にリメイクされたか確認するのを楽しみにして出かけました。このリメイク版は原作と同じ1950年代前半という時代背景の元、場所をイギリスに移して作られたものです。ノーベル賞作家のカズオ・イシグロさんが脚本を担当したことでも話題になりました。映画が始まると、画面は見慣れたワイドスクリーンではなく狭めのスタンダードサイズ、そしてイギリスの街並みの風景が解像度の低い昔風の映像で流れます。表示されるオープニングクレジットのフォントも昔風のレトロな手書きレタリング調と、あの時代の雰囲気を感じさせてくれます。バックに流れる音楽も上品なクラシック調でバレーやオペラの序曲を連想させてくれました。私の中では、最高の盛り上がりです。原作ではオープニングでいきなりレントゲン写真が写されて主人公の渡辺勘治の無気力な仕事姿と説明的なナレーションが入りますが、本作では通勤前の駅での市役所職員と新人職員の会話から始まります。過度に説明的でなくとてもスムーズに状況を知らせてくれる好感の持てる滑り出しでした。最初の場面を見て、かなり原作とは違った作りになっているのかなと思ったのですが、その後は(私の感覚的には)90%以上が原作と同じ内容・進行でした。シチュエーションもセリフもほぼ原作通り、40分程短くなり、カットされたシーンや追加されたシーン、順番が入れ替えられたシーンがありましたが、原作が持つメッセージや内容はほとんど変わらないという、ある意味優れたリメイクと感じました。原作では、主人公が亡くなった後のお通夜の場面が延々と強いメッセージを持って描かれますが、本作はイギリス版だけにお通夜でのこのような場面は不似合いのようで、お葬式後の帰宅の汽車の中の会話として割と淡々と描かれていました。全体を通じて、黒澤版はグイグイと話を進めていく強い演出、リメイク版は割と淡々と優しく語る演出のように感じました。決してどちらが良い悪いということではなく、どちらも有りという感じです。主人公も泥臭い演技の志村隆さんとスマートな英国紳士のビル・ナイさんでは決定的に印象が違いますし、その他の出演者の違い、日本とイギリスの違いもあって全体の印象は若干違いますが、この作品も立派に「生きる」を表現している良作だと思います。さて、完璧な元作品の「生きる」になぜリメイクが必要だったか。たぶんこのリメイク版の意味は、名作「生きる」を知らない世代に、マイルドで現代的な「生きる LIVING」という作品をきっかけに過去の名作を知らしめる役割をさせたかったのではないのでしょうか。原作を知らない人も、この「生きる LIVING」を見て原作にも出会ってもらいたいと思います。
2023.04.14
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ChatGPTを開発したオープンAIのCEOであるアルトマン氏が来日し岸田首相との面会や、マスコミのインタビューなどで、ChatGPTがまた盛り上がってきていますね。今日(4月11日)、午後7:30がらNHKのクローズアップ現代でもChatGPの特集を放送するそうです。クロ現は、30分という短い時間の中で要点をうまくまとめわかりやすく解説してくれるので、私の好きな番組の1つですが、今夜のテーマもとても楽しみにしています。ChatGPの便利さや楽しさがIT業界の人やビジネスマン以外にもかなり認識されるようになり、ここ1カ月でかなり使用者が増えたようですね。その使い方をめぐってはまだまだ議論の余地がありますので、政府や企業・学校でその使い方を検討する委員会ができたりで、戸惑っている人も多いと思います。技術は予想以上のスピードで進化していきますので、検討委員会も結論を早く出さないと結論が出たころにはもう意味がなくなっているということにならないようにしていただきたいものです。さて、私が今年に入ってからChatGPや新しいBingを何度も使って感じたことは、まだ発展途上の技術なので早々と結論は出さないで状況を見ながら流動的に使い方を考えていった方がいいということです。使い方の指針は必要だと思いますが、指針が決まったとしても3カ月とか半年ごとに更新していかないと乖離がでてしまいそうな気がします。現在のChatGPの決定的な問題点は、その答えが正しいかどうか分からないということです。間違った答えを平気で返してきたり、適当(いい加減)なアドバイスをしてきたりで心底信用できません。いずれは間違いの少ない答えが返ってくるようになると思いますが、それまでの間は答えの検証が必要です。正式に使う場合は今のところは絶対に再検証をやるべきです。しかし、資料を提示してその内容を要約したり、わかりやすい文章に変えたり、他国語に翻訳したりは大きな間違いも無いようですし、結果の検証もすぐに可能なので、この使い方がお勧めです。又、マイクロソフトではChatGPの技術を利用した「Copilot」をエクセル・ワード・パワポなどのオフィス製品やプログラム開発環境に追加する計画があります。これが実現すれば、ワードやメモ帳の資料を基に素晴らしいプレゼンがあっという間に出来たり、難し関数を覚えなくてもエクセルが使いこなせたりと、かなり仕事がはかどりそうです。これが一番お勧めの使い方だと思います。今のところはAIをあまり過信しないで、疑りながらも、問題なく使えるところを楽しく使っていく心がけが必要そうですね。そして、質問内容はサーバーに記録されるので機密情報には注意が必要です。Samsung(サムスン)社では、 ・バグのあるデータベースのコードの修正依頼 ・機密コードを使い欠陥機器の修正プログラムを依頼 ・会議の音声使って議事録作成を依頼というやりがちな利用をしてしまい、それが機密情報だったので大騒ぎになっています。調査によると、3.1%の人が会社の機密情報をChatGPTに入力して経験があるそうです。今後はその辺も改善されるとは思いますが、現状では機密情報と公開したくない個人情報は要れないように注意しましょう。
2023.04.11
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■ 小説「日没」を読んで昨日の記事で桐野夏生さんの小説「日没」について書かせていただきました。(桐野夏生の「日没」読みました コワッ!)読者の告発により、文化文芸倫理向上委員会に監禁されてしまうと言うコワイコワイお話でした。告発という名の密告、倫理向上委員会などという権力組織、療養と言う名の監禁、厚生という名の矯正が、「ヘイトスピーチ法」のような一見まともな法律の背後を考える事なく見過ごすと、とんでもない状況に繋がっていく危険性を含んでいるので、日頃からもっと考えて行動してほしい、という主張が込められていると感じました。この恐ろしさは充分感じられましたが、物語は強制的にある施設に監禁されてしまうという現代日本ではあまり起こりそうもないシチュエーションのため、どこかよその国の話のような現実味のない感覚をもってしまいました。■ たまたま見た Youtube動画昨晩Youtubeを見ていて、たまたま巡り合った動画に「さいとうなおき」さんというイラスト関連のチャンネルを運営している方の 「登録者130万人から0人へ。何があったのかお話しします。」 と言う動画を拝見させていただきました。50分ほどの長い動画でしたが、彼のアカウントが「Ban」されたということで、その経緯に興味があったため見てしまいました。ちなみに「Ban」と言うのはスポーツやゲームでは出場停止などの禁止措置のことを言い、ネットではアカウント停止やコンテンツ削除のことを言うようですね。その動画によると、彼はBanの怖さは十分に感じていたので、今までどの動画を作成する時もYoutubeの禁止事項に触れないよう細心の注意を払って作成していたので、Banされる心当たりが全くないと言っていました。それなのに全く連絡もなくある夜(真夜中)アカウントが停止され、動画もチャンネル自体も消えてしまい呆然としてしまったそうです。問い合わせてみても、何が問題なのか、問題の合った動画はどれなのか全く教えてもらえなかったそうです。これは、Youtubeでよくある対応のようですがあまりに理不尽、「日没」のような不条理さを他人事ながら強く感じてしまいました。「日没」は国家権力、「Youtube」は一私企業の違いはありますが、巨大権力になりうることに違いはありません。Youtuberにとって「Ban」は死活問題になる可能性もあり、重大な問題です。「さいとうなおき」さんも、イラストの描画過程で裸の少女を描いていると勘違いされないように、肌色は先に塗らないようにとか、そのほかにもいろいろ気を使っていたようです。確かに他のYoutuberも「死」という言葉は伏字にしたり、男性でも裸の時は乳首にテープを張ったりGoogle様の逆鱗に触れないように自主規制をしているさまは、チョッと気味悪さも感じてしまいます。既に統制の時代に入っているのかもしれません。結局「さいとうなおき」さんの想像では、原因はイラストの素材にするための写真を動画視聴者から募集した時に、アップロード先を彼のグーグルドライブにしていたのですが、そこに応募者がご自分の娘さんなどの写真を投稿し、その写真が児童ポルノと誤判定されてしまったのではないかということでした。以前にグーグルフォトに自分の家族の写真を自動アップロードしている人が、娘の水着写真がもとでグーグルドライブが「Ban」された例があるそうです。まさに、桐野さんが危惧していた過剰検閲・監視社会のようですね。ゾッとします。世界中で多くの情報を集め圧倒的な力を持つ「GAFAM」が、本気で情報の悪用や情報を利用した統制を陰で進めたら本当に怖い話です。■ 日常の監視社会現在の日本では、いたるところに監視カメラは設置されていますし、ネットでのショッピングやSNSなど個人情報は洩れっぱなしです。常に細心の注意が必要ですね。さらに、コロナ禍でのテレワークの普及により監視ソフトも発展しています。テレワーク用として支給されたパソコンに、監視ソフトが入っていることを知らない方もいるかもしれませんが、セキュリティソフトの名のもとにこっそりインストールされているかもしれません。このような監視ソフトが入っていると、何時何分から何時何分まで何というソフトでどのようなインプットをしたかが、詳細に記録されてしまいます。仕事の合間に、ショッピングサイトをのぞいてみようとか、お友達にメールしようとか、全部ばれていますよ!「こんな内容のソフトが入っていますよ。」と予め教えてくれない会社だったら、秘密で監視されているようでイヤですね。もう既に日本は監視社会ですね。意識を高くして自分を守らなくてはいけません。「日没」よりコワイ状況にならないように!
2023.04.10
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久々に、桐野夏生さんの小説を読みました。さすがに、うまいですね。この「日没」という作品は、最初から最後までゾッとする怖さが続きます。でも、次にどうなるのかと思うと読むのを止められません。あっという間に読み終えてしまいました。お話は、マッツ夢井という小説家が文化文芸倫理向上委員会(略してブンリン)という組織から召喚状を受け取るところから始まります。召喚状に応じて指定の場所に出頭しますが、ブンリンは彼女の作品が社会に悪影響を及ぼすものだとして、彼女を「厚生」させるために「療養所」に軟禁してしまう、というとっても不条理な小説です。「どうしてこうなるの」と思いながらも、どんどんと深みにはまっていくその描写が怖いお話です。桐野さんは、現在、日本ペンクラブの会長をされていますので特に言論・表現の自由に対しての強い意識をお持ちだと思いますので、表現への規制をテーマにしたこの作品も納得がいきます。しかし、ストーリーがあまりにも直接過ぎて監禁・矯正・監視社会という内容が小説として少々短絡的な感じもしました。もう少し比喩的なストーリーの方が、私は好きな気がします。「ヘイトスピーチ法」が成立した時に、あらゆる表現中の性差別や人種差別を規制することになった、というところや、読者からの告発がもとで彼女が召喚されたというシチュエーションから、桐野さんの、権力による規制や大衆の同調圧力に対する不信感が見えるような気がします。日没 [ 桐野 夏生 ]一気に読んでしまうほど面白い作品ですが、後味はあまり良くありません。(いわゆるイヤミス?)これを読みながら、テリー・ギリアム監督の映画「未来世紀ブラジル」を思い浮かべてしまいました。とっても印象的な作品でした。
2023.04.09
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以前、このブログでもご紹介したように( 「鉄腕アトムを作ろう」でロボット作りを再開します。 )講談社の週刊キット「鉄腕アトムを作ろう」をメルカリで購入し、作り始めました。2月26日に始めましたので、今日で約1か月半になりました。ほぼ1日1冊づつ作成し35号まで完成しました。全70巻ですので、ちょうど半分まで来たことにまります。第35号で配布された部品は、右ひざ用のサーボモーター1つだけです。前回に配布された部品と、前回までに組み立てた右足上部と今回のサーボモーターを組み立てて右足上部を完成させます。サーボモーターにIDを書込み、上の写真の部品をねじで組み立てていきます。今回分は、これでもう完成です。所要時間は7~8分、とても簡単です。説明書は丁寧すぎるくらい丁寧で、かえって迷ってしまうこともありますが、たぶんこれなら小学生でも高学年なら作れそうです。これで35号までの完成です。頭と上体は、サーボモーターのID書込みと動作確認用の装置になっています。右腕・左腕・右足先・右足上部・ACアダプターが揃いました。この鉄腕アトムのキットは、以前作った「Robi」や「R2D2」に比べかなり組み立てが簡単で、毎回10分以内には終わってしまい、少々物足りなさも感じています。私は一括で全巻買ったので良いのですが、これが毎週一回の配本では待ちくたびれてしまいそうです。この先の組み立てがどのようになるかはわかりませんが、だんだんと複雑になってくれたほうが、やりがいがあってうれしいなと思います。また、「Robi」や「R2D2」に比べ動作や会話の機能が高度になっていますので、毎号1枚づつ付いてくるマニュアルを見ながら完成を楽しみにしています。予定通りにいけば、5月の下旬には完成するはずですので、あと1か月半楽しみながら作っていこうと思います。完成したら、ご報告させていただきますね。コミュニケーションロボット ATOM(二足歩行・組立済完成品)おすわりATOM
2023.04.08
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クリント・イーストウッドさんは、誰もが知る映画界のレジェンドと言ってもいい監督ですね。1930年生まれの現在92歳、今なお現役でほぼ毎年のように新作を発表し、前作「クライ・マッチョ」では主演も務め健在ぶりを見せてくれました。現在、新作「Juror #2(仮題)」という作品を製作中だそうです。楽しみですね。ところが、なんと『現在製作中の作品を最後に引退を考えているようだ』と言う情報がネット上に流れています。本当だったらとても寂しいことですね。しかし、デビューが1954年だそうですからもう69年間も現役を続け、92歳という高齢になっていることを考えると仕方がないかもしれませんね。今まで、こんなにも私たちを楽しませてくれたことに大感謝して、引退をお祝いしてあげないといけないのかもしれません。若いころは「荒野の用心棒」・「夕陽のガンマン」や「ダーティハリー」で俳優として大活躍し、その後は質の高い作品を監督して、アカデミー賞2回受賞をはじめ各国の映画賞を多数受賞し一流の監督としても有名になりました。自身の作品の音楽も担当したり、プロ並みのジャズピアノ演奏を披露したり、カリフォルニア州カーメル市の市長を務めたり、この多彩さはもはやスーパーマンとしか思えません。彼の監督作品はどの作品をとっても全くハズレがありません。このレベルをずっと維持しているのは奇跡としか思えません。全ての作品が、独特のやさしさにつつまれていて、見終わった後にじわっと感動がしみだしてくる感じがたまりません。彼の作曲したシンプルで心に残る旋律がラストシーンに流れると涙がじわっと出てしまいます。ずっと、ずっと観続けたいです!!!最近、折を見て、彼の監督作品を観なおしています。何回観てもいいですね。そこで、クリント・イーストウッド監督作品の私的ベストテンを考えてみました。BEST5. リチャード・ジュエルリチャード・ジュエル【Blu-ray】 [ サム・ロックウェル ]1996年のアトランタ爆破テロ事件で、容疑者として捕らえられた警備員のリチャード・ジュエルが無実を訴え弁護士とともに戦っていく姿を描いた実話を元にした作品。主人公の人の好さと弁護士との友情、そしてFBIの強引さ、マスコミの無責任さ、全てがムダなく映像化されています。そしてラストシーンは、今思い出しても涙ぐんでしまいます。(Amazon Prime Video で視聴可)BEST4. ハドソン川の奇跡ハドソン川の奇跡【Blu-ray】 [ トム・ハンクス ]2009年のニューヨークで起こったハドソン川着水の航空事故を元にトム・ハンクス主演で製作された作品。リチャード・ジュエル同様、着水を成功させ乗客を救ったサリー機長は最初は英雄視されますが、その判断が正しかったのか国家運輸安全委員会から激しく追及されことになります。安全管理や判断の可否を問われ英雄から一転して容疑者扱いになる機長の悩みや、正しかったことを証明していく姿が緊張感をもってドラマチックに描かれています。感動ものです。(Amazon Prime Video で視聴可)BEST3. グラン・トリノグラン・トリノ / (DVD) WTBY22509クリント・イーストウッド主演でしぶい演技をみせています。自動車会社をリタイヤした頑固老人のウォルト・コワルスキーは、隣に引っ越してきたモン族の少年タオとひょんなことから親しくなり、「男」になる指南をしていきます。近所の不良グループがタオ姉弟に危害を加える中、コワルスキーはタオに男の生きざまを見せます。老人と少年というありがちなテーマですが、コワルスキーの頑固ぶりが楽しいし、行動も素敵です。意外な結末もジィーンとくる感動で、いつまでも心に残る作品です。(Amazon Prime Video で視聴可)BEST2. ヒアアフターヒア アフター【Blu-ray】 [ マット・デイモン ]死者の声が聴ける霊能力者のジョージ、インドネシアの津波に巻き込まれ臨死体験をしたマリー、不慮の事故で双子の兄をなくした小学生マーカス、この死後の世界とかかわりを持つ3人が出会い生きる喜びを見つけていく姿を描いた作品です。津波のシーンが印象的ですが、この映画の公開1か月後に東北地方の大震災が発生したため上映が中止されたという作品で、DVDの売り上げの一部は義援金として寄付されました。深い内容ですが、3人の視点で淡々と話は展開していきます。他のイーストウッド作品とはちょっと違うテイストかなとも思います。ジワッと感動がこみ上げる、やさしくて癒される作品です。BEST1. チェンジリングチェンジリング【Blu-ray】 [ アンジェリーナ・ジョリー ]アンジェリーナ・ジョリー主演のサスペンスドラマ。1928年のロサンゼルスで起こった連続誘拐事件を元にした作品です。シングルマザーのクリスティンは息子と二人暮らしをしていたが、ある日帰宅すると息子の姿が無かった。しかし、その5か月後に少年は見つかったが、警察から引き渡された少年は自分の息子ではなかった。だれも信じてくれない現実、解決に持ち込もうとする警察の卑劣な行為、どんな展開になるかハラハラドキドキです。最後までドラマチックに物語は進み、感動のラストを迎えます。いつまでも心に残る作品で、何回も何回も見返している作品です。
2023.04.06
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ノーベル賞作家のカズオ・イシグロさんが脚本を担当し、アカデミー賞の脚色賞にもノミネートされた話題作「生きる LIVING」が、今劇場公開中です。時間を作って、ぜひ見に行きたいと思っています。「生きる LIVING」は、皆さんご存知とは思いますが、70年程前の黒澤明監督作品「生きる」のリメーク版です。さすがに私も、原作の「生きる」公開当時はまだ生まれる前でしたのでオンタイムでは見ていません。たぶん成人してから、テレビの映画劇場のような番組で見た記憶があります。だいぶ昔のことなので大まかなストーリーと断片的に映像を記憶している程度です。しかし前から、もう一度しっかりと見直してみたい映画ではありました。そこで「生きる LIVING」を見る前の予習として元の「生きる」を見てみることにしました。Amazon Prime Video 等の映画配信では見られないので、久々にレンタル・ショップでDVDを借りてきました。ストーリーは有名なので多くの方がご存知だとおは思いますが...。(ネタバレ有りです。)市役所の市民課長である渡辺勘治は、毎日無気力に惰性で仕事をしていた。ある時、癌で余命幾ばくもないことを知り、一時は大いに悩むが、自分にもまだできることがあると気づいて、たらい回しにされていた公園整備事業に心血を注ぎ完成させる、と言うお話です。単純なストーリーなのですが、丁寧に淡々としかし感動的に描かれ143分という長さも気にならないくらい引き込まれました。冒頭いきなり、説明過多とも思われるナレーションが入り、その後も時々説明的ナレーションが入るので、少々古臭くダサい感じを受けましたが、映像やストーリー展開はさすが黒澤監督、最後まで飽きさせません。何回も見直してみたいくらいの面白さでした。ご年配の方はこの映画を見て、子供時代になじみのあった俳優の若かりし頃の姿や、昭和時代中期の世相を懐かしく感じられると思います。上の写真に写る若い女性(市役所の部下)は、映画で重要な役を務めるキーパーソンですが、生き生きとした演技が素敵でした。この方、小田切みきさんという、かつての超有名子役チャコちゃん(四方晴美)のお母さんです。この映画での役名「小田切とよ」から芸名をつけたようです。映画の中ほどで、まだ話は進んでいないのに主役の渡辺が死んでしまい、いきなり通夜の場面になるのには驚きました。そこからは回想場面になるのですが、映画の構成が普通じゃない、この先面白くなるのかと不安もありましたが、最後は感動の結末に導いてくれました。この映画、国内での評判も良く、その年のキネマ旬報ベストテンで1位をとり、海外でも高く評価される作品となりました。納得です。黒澤作品は、七人の侍や用心棒など海外の西部劇にリメイクされている作品がありますが、今回の「生きる LIVING」は場所をイギリスに移しただけで、時代やシチュエーションはそのままだそうですので、どんな映画になったのかとても興味があります。元作品が完璧なだけに、あえてリメイクを作る意味がどこにあったのか。できたら「生きる LIVING」を見て確かめてみたいと思います。さて、今夜はもう一度「生きる」を鑑賞して、じっくりと細部まで味わってみようと思います。『生きる』 4K リマスター 4K Ultra HD Blu-ray【4K ULTRA HD】 [ 黒澤明 ]
2023.04.05
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米澤穂信さんの短編小説集「満願」を読みました。いゃー!おもしろかった。ちょっと気味の悪いお話が並んだ傑作短編集です。山本周五郎賞、2014年度の「ミステリが読みたい!」「週刊文春ミステリーベスト10」「このミステリーがすごい!」の3つのランキングで1位になった史上初のミステリーランキング3冠に輝いた作品だそうです。やはり3冠受賞作品だけのことはあります、何が起こるか不安にゾクゾクしながらも、流れるような文章と奇抜なストーリーに引き込まれてしまいます。裏に流れる気味悪さもクセになりそうな味付けになっています。先が全く読めない展開と驚きの結末が満足度を上げてくれます。6つの全く異なるシチュエーションの作品が収録されています。文庫本で読んだのですが、1話50~100ページなので1日1話づつ楽しみながら読み進められました。それぞれのお話をネタバレしない程度に書いてみます。1.夜警 交番の警察官のお話。 警察官に向かないと日頃から思っていた部下が殉職した。 しかしそれはただの殉職ではなかった。 殉職の裏に隠された謎を解いていく。 交番の日常と人間関係の描写がいいです。 張り巡らされた伏線と伏線回収にうならされます。2.死人宿 2年前に失踪した妻が山奥の温泉で中居をしていることを知った。 妻とよりを戻すため、私は宿に向かった。 その宿は、下の河原に火山ガスがたまりやすい窪地があり、自殺者が訪れることもある宿だった。 妻は脱衣所に置き忘れられた遺書を見つけ、3人の宿泊客のうち誰のものか探すことを私に依頼する。 限られた登場人物の中での推理劇。3.柘榴 美人の母さおりと美しさを受け継ぐ夕子と月子の二人の娘の物語。 さおりと夕子のモノローグで構成された、ダメ男と結婚した家族のお話。 最後に語られる結末が恐ろしい。4.万灯 バングラデシュで天然ガス資源の開発を進めるモーレツ商社員が関わってしまった事件。 その結果抜けられない状況を打破しようとしたことが裏目に出て...。 これも最後まで全く予想できない結末で、印象に残った作品でした。5.関守 都市伝説の雑誌記事を依頼されたライターが、先輩に教えたもらったネタを取材に。 伊豆にある峠での事故の取材だが、近くのドライブイン店主のおばあさんに話を聞く。 おばあさんは詳しく話を聞かせてくれたのだが...。 作品の中で一番おどろおどろしい感じのする作品で私は好きでした。6.満願 弁護士の私は、お世話になった学生時代の下宿先の奥さんが起こした殺人事件を担当する。 第一審では懲役8年の実刑だったため、第二審の準備をしていたのだが彼女は取り下げる。 今日は刑期を終えて出所する日、私は彼女は何故控訴を取り下げたのかを考える。どの作品も、謎解きや伏線回収よりも人間描写の方に重きが置かれているようで、短編なのに読後のズッシリとした読み応えが感じられ、最後まで満足感を持って読み終えました。満願 (新潮文庫) [ 米澤 穂信 ]
2023.04.04
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昨日、坂本龍一さんが3月28日に亡くなったとのニュースが流れました。今日の朝刊の一面は、どの新聞も坂本さんの訃報でした。改めて坂本さんの存在の大きさを感じさせる扱いでした。ずっと癌闘病でつらい生活を送っていたことは報道されていましたので、ある程度覚悟はしていたのですが、あまりにも早いお別れが残念でたまりません。先日もこのブログの 「 追悼 私の愛したミュージシャン達 」 で書いたように、若いころから馴染んできたミュージシャンの方々がお亡くなりになり寂しい思いをしてきたのに、また一人逝ってしまったと喪失感でいっぱいです。この1月には「12」というアルバムも発表されていたので、少々安心していましたし、次回作もありそうだなと期待もしていました。まだまだ才能は枯れていないし、新しい何かをもたらしてくれるのではないかと元気に活躍されることを祈っていました。私が坂本さんの音楽に出会ったのは、今から45年前1978年の秋、坂本さんの最初のアルバム「千のナイフ」でした。それ以前から音楽誌で話題になっていた坂本さんがシンセサイザーを駆使したアルバムを出すということで、当時シンセサイザーマニアだった私は発売日にレコード屋さんに出かけて購入しました。レコードに針を落とすと、当時目新しかったボーコーダの音とシンセベースの重低音にしびれました。すっかりファンになった私は、そのちょうど1か月後に発売されたYMOのデビューアルバム「イエロー・マジック。オーケストラ」も発売日に購入しました。それから45年間ずっとファンとして坂本さんのアルバムを聴いてきました。今でも、坂本さんのアルバムやYMOのアルバム、KYLYNバンドのアルバムなどいくつかのアナログLPが残っていて、時々楽しく聴いています。↓家に保存してあるアルバム私の部屋のLPレコード展示コーナーは坂本さん関連のアルバムをディスプレイして追悼コーナーにしました。追悼しながら、私が聴いた坂本さん関連のアルバムのベスト5も考えてみました。BEST5.ソリッド・ステート・サヴァイヴァー(YMO)ソリッド・ステイト・サヴァイヴァー [ YMO ]言わずと知れたYMO最大のヒットアルバムです。ライディーンが収録されていることでも有名ですね。今までにない新しさとポップさのバランスがとれた名作だと思います。個人的には坂本さん作曲の「CASTALIA」がお気に入りです。BEST4.テクノデリック(YMO)【中古】[CD]テクノデリック(紙ジャケット仕様)YMO5枚目のアルバムです。全体的に実験的な曲が多く、私は初めてサンプラーを使った曲を聴き衝撃を受けました。アルバムを通して新しさを感じさせ、これぞテクノと当時の私は思いました。「体操」もコミカルでいいし、「後奏」も映画のラストみたいで気に入っています。BEST3.1212 [ 坂本龍一 ]今年1月に発売された最新アルバムです。このブログの以前の記事「 坂本龍一さんの新アルバム「12」 なかなかいいね! 」 でも紹介させていただきました。闘病生活の合間に日記の様に記録した音楽スケッチのような作品です。坂本さんが最後に行き着いた究極の「癒し音楽」かもしれません。ボーッと聴いているだけで癒されます。BEST2.千のナイフ千のナイフ (SACD ハイブリッド) [ 坂本龍一 ]45年前のデビューアルバムです。このアルバムを聴きながらシンセサイザーを勉強しました。シンセサイザーの音の使い方が天才的にうまい!冒頭の曲「千のナイフ」は永遠の名作だと思います。他にYMOでも演奏された「DAS NEUE JAPANISCHE ELEKTRONISCHE VOLKSLIED」や「THE END OF ASIA」も名曲ですね。BEST1.B-2ユニット坂本龍一 / B-2 UNIT(完全生産限定盤) [レコード]このアルバムも当時としては革新性満載の作品でした。アヴァンギャルド的ではあるがポップさも失わない絶妙なバランスです。大音量で聞くと音がたまりません!お気に入りは「riot in Lagos」です。初めて聞いた時はぶちのめされました。今も、折に触れて聴く名作です。さて、YMOが散開する時に「YMOでやりたいことは、あらかたやり尽くした」と言われたように記憶していますが、確かにYMOのアルバムを聴きなおしてみると色々な実験がされていることに気づきます。その後、坂本さんの音楽人生はどうだったのでしょう。やりたいことはすべてできたのでしょうか。ファンからみても、色々な音楽の形を見せてくれてとても楽しませてもらいました。本人も、やりたい音楽をやって実績も残せて、満足していると思いたいです。本当に長い間楽しませていただいてありがとうございました。今、バックにはちょうど「riot in Lagos」が大音量で流れています。今日は夜遅くまで私の部屋で一人、追悼の坂本龍一コンサートを開きたいと思います。
2023.04.03
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昨日に引き続きMTRの検討です。昨日は、部屋に置いて存在感のある機種を検討しましたが、今日は小型で持ち運びができるポータブルな機種を検討してみます。いろいろな機種を調べてみましたが、2つのMTRが私の目に留まりました。「TASCAM DP-03SD」と「Zoom R12」です。2つを検討してみます。■ TASCAM DP-03SDツマミやフェーダー、ボタンなどがわかりやすく配置されていて使いやすそうです。かつての、TASCAMのカセットMTR、PORTASTUDIOを思わせるアナログ的操作感です。2トラック同時録音で8トラック再生ができます。前面にコンデンサーマイクが埋め込まれていて、マイクを接続しないでスケッチの様に録音ができるのがいいですね。イコライザーやリバーブも搭載していますし、COPYやMOVEなどの編集機能やUNDO/REDOのやり直し機能もあり、機能も充実しています。なんといっても、録音したトラックをまとめるトラックバウンス機能があるので、8トラック全部録音した後全トラックを1トラックに移すということもできてしまいます。いいですね。ただこの機種、チョッと古いので 16bit/44.1kH の録音品質しかないことと、SDカードが最大32GBまでなのが古さを感じさせます。また、せっかく小型で軽いのに電池駆動ができないのも残念です。そろそろ新製品がでないかなと期待しています。TASCAM(タスカム) DP-03SD マルチトラックレコーダー DIGITAL PORTASTUDIO 8トラック SD/SDHC MTR 高音質 音楽制作 ギター ボーカル バンド録音■ Zoom R12こちらは、DP-03SDと違い最近出た機種なので最新の機能を持った機種です。《在庫あり 即納可能》ZOOM ズーム R12 バッテリー駆動可能な 8トラック MTR 《3年延長保証(ユーザー登録)》DP-03SDと同じ、2トラック同時録音で8トラック再生ができますが、電池で使用できます。録音品質も最大 24bit/44.1kHz ですし、SDカードも1TBまでOKです。カラーのタッチ液晶画面を持っていて、パソコンのDAWのような音楽編集が指でできてしまう優れものです。又、オーディオインターフェースにもなるし、DAWソフトのコントローラーにもなるという多機能ぶりです。さらに、ドラムパターンも150種類も内蔵していて、リズムtラックをこのMTRだけで作れますし、シンセサイザーも内蔵していてキーボードをつなげればピアノやオルガンの演奏もそのまま録音できてしまいます。しかし、フェーダーも小さ目だし、つまみやボタンも少なめで操作はひょっとしたらDP-03SDより難しそうな気もします。また、どうやらトラックバウンスの機能がなさそうです。機能は魅力的なのですが、操作性や機動力で疑問がでてしまいます。どちらを選択すればよいのか、悩みは尽きません。
2023.04.01
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