kawaiiWorld 50

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2008年01月11日
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カテゴリ: 展示会TV
今晩は渋谷陽一です

今日の1曲目は
Herbie HancockでThe Eggでした。

昨年、意外なブログを見ました
私のブログにリンクしているBrew
携帯電話圧縮プログラム開発をしているソフィアクレイドルの杉山社長の
昨年の日記に角松敏生が登場する。

年齢は私と同じ
もの静かで、日常の事象をすべて数学で解明かそうとする

北野高校から京都大学の過程の中で、角松に傾倒していたとは到底考えられない。
が、現実には角松が実在したんであろう。

ここ数年、プロのコンサートには行っていないが
子ども達の演奏や発表会には行く。

彼らはアーチストではないが
表現に全く「私心」が無いので私は大好きである。

それはどう云うことか
杉山社長のブログの冒頭を引用させて頂く
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

なんとなく最近、角松敏生というアーティストの音楽をよく聴く。
目にした『SEA IS A LADY』という CD のライナーノーツの冒頭はこんな言葉で始まっていた。


ソフトウェアも人間の『~したい』と言う感覚に引き起こされる度合いが強ければ強いほど、それと同じ想いの人の心に響くような気がする。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・引用終わり・・・・・・・・・・・・・・

ライナーノーツを批判するわけではないが、芸術家が一番最初に志すことは
やはり『生計』であろう。
生涯の仕事とするってことを、子どもの頃から想い描く


先日、2夜連続で放映された『のだめカンタービレ』はさほど面白くなかったが
のだめの学生時代のSオケは、下手な学生がまるで学芸会の如く演奏するゆえ
どんどん引きつけられた。

長男が幼稚園に入った最初の運動会で私は涙した。
自分の息子の演技に感動したのではなく
年長児が、一生懸命演技している姿に、涙が抑えられなかった。

長男が小学校に入学した最初の運動会で私は涙した。
はじめは、小学4年の縄跳びの演技
ミスチルのサインと云う曲をバックに単純に縄跳びを跳ぶのだが
小さい女の子が、縄跳びが長くて、何度もひっかかりながら
まわりの子に「ごめんね」と目配せしながら跳ぶ姿に涙があふれた

そして最後の5・6年が一緒にする組体操は
最初から最後まで身体が震えるぐらいの涙が出た。

今では中学になっている彼らを街でみかけると
あの組体操の勇姿がかぶる。

その翌年も組体操には感動したが、一昨年・昨年と運悪く
雨となってしまい、私の好きな運動会に会えてない。

11月に毎年「音楽発表会」がある。
11月は仕事で休みも無いので、視聴する機会がなかったが
昨年はその機会に恵まれた。

楽しみは、2年の次男の演奏でも、4年の長男の演奏でもない
4年~6年が一緒に演奏する吹奏楽であった。

吹奏楽は一番最後にあるのだが
それまで、各学年、クラスごとに歌と演奏を行う。

歌はピアノの伴奏だけだが、アレンジがスゥイングジャズな感じで
先生のピアノにまず感動する。そして、指揮をとるクラスの担当教諭の指揮姿に感動する
そして、その指揮棒に集中し、大きく口を開き、だんだんだんだん身体がスゥイングして
最後には雛壇の上で皆がゴスペルチックにリズムをとり踊りともいえない
ダンスともいえない、その子自身のソウルが出現する。

ポップスやロックではない、小学唱歌である。が、鳥肌が立ち涙が溢れる。

角松のコンサートに何度も行ったが「こんな感動はなかった」

学生時代、実に多くのコンサートに行ったが、踊れたけど涙は出なかった。

何が違うんだろうか?

残念ながら、楽しみにしていた吹奏楽の前に電話が入り
吹奏楽の演奏を聴くことができなかったが
その歌を聴けただけで、運動会以上の感動をもらった。

12月に3男の幼稚園の音楽発表会があった。
年長の室町太鼓(室町幼稚園伝統のタイコ)の演奏にも涙がでたが

何だろう、自分の子どもでもなく、知っている子がいるわけでもないのに

息子が参加しているアメフトのチームは3年前に出来たチームだが
入部当時4年の子が6年になり、リーグ戦をするのだが
それでも勝てない、12月、もうこの試合に勝てないと
公式戦1勝もできてなくて卒業することになる
その最後の試合、6対0とリードするが、中盤で7点入れられ逆転される
スタンドの父兄も「また勝てないか」と思いながら試合を見守る
しかし、時間はどんどん経過する。しかも、相手の攻撃だ、残り時間からしても
このまま相手の攻撃で終わると誰もが感じた時
相手のエースランニングバックがまさかのファンブル
そのボールを取ったうちのチームのディフェンスエンドが約40ヤードを激走し
タッチダウン。見事逆転で最終戦にして初勝利!!

この感動とは違う「やった、よくやった」と云う歓喜の涙ではない。

音楽発表会の児童達が持つエネルギーに『欲』が無いのである

「勝ちたい」と云う欲が働く競技ではだめなのである。

小学校や幼稚園は普段は「うるさい」のであるが

どんなコンサートホールや演劇会場よりも凄いエネルギーを出す
それが無料であるから尚よい。

しかし、そんな学校がどんどん減っていく。子どもが少なくなっていくから。

誠に残念である。

しかし、子どもを育てた事が無い人にとっては
「小学校・中学校が統合される、閉鎖される」ってことはニュースでしかないであろう。

でも、難しいだろうな

若い人に、小学校や幼稚園の演技を体感してもらうのは

私も親になったから感動しているのかもしれないし

そのあたりはよく分からない。

他の親の方々が私のように泣いているかっていうと?

私のように泣いている人も見かけますが、そうじゃない人もいます
自分の子どもだけカメラで追いかけて、あとは「関係ない」って人も多いです。

余談だが、学研の作った地球儀の「台湾島」問題で
私は次男の事を思い出してしまった。
昨年のクリスマスイヴ
次男はサンタにメモを書いた
「プレゼントはここに置かないで、あそこの毛布の上において」と書いてあった
寝相が悪いので、枕もとに置くとプレゼントがつぶれる可能性があると感じた彼は
安全なところにプレゼントを避難させようとしたのである。

しかし、そのイヴにサンタは来なかった。
長男が既にサンタの存在を信じないため、クリスマスプレゼントの習慣を辞めようと
したのであるが・・・
本当にサンタを信じているのか
けどサンタには次男が欲しいものが分らなかった。
長男も次男もゲームが欲しいのは知っていたWiiが欲しいと聞いていたが
ゲームは家庭崩壊の原因なので、「買わない」宣言をしていたのである。

枕元に手紙があるのを知った妻は
サンタになりかわって手紙を書いた
「サンタは今忙しく、プレゼントを今日持ってくることはできませんでしたゴメンね」

長男は「サンタ来てるなら、ついでにプレゼント持ってこいよ」と翌日突っ込みを
入れていたが

そんな25日、次男はまだプレゼントがもらえると信じていた

が、肝心の「何が欲しいかわからない」

妻が、次男に「もう一度サンタに何が欲しいか手紙を書いたら」と提案する

次男は枕元プレゼントを入れてもらうための箱を設置し
その中に手紙を書いて入れたらしい

妻はこっそりその手紙を読み私にメールをしてきた
「サンタさん地球儀とサッカーボールが欲しいです」

「地球儀とサッカーボールか、どっちもカサバルな、今日は電車通勤なんで
サッカーボールはあるからキャンセル、地球儀を買って帰ります」と返信した。

早速、近くの東急ハンズに地球儀を探しに行く。

3万円以上する地球儀が一杯ある

こんな高いのかと驚く私

地球儀らしい大きさになると1万円は超える

しかし、電車で大きな荷物は勘弁して欲しい私は
バレーボールぐらいの地球儀で納得してもらおうと決め4000円で購入

26日の夜のことである
次男が「パパ、テーマパークってどこにあるか知ってる」と質問してきた

しっかり見なかったけど、最近の地球儀には「テーマパーク」の位置も書いてあるのか
だけど、日本のサイズも小指の先ぐらいだし、ディズニーランドの位置なんか
記載できるわけないしな、アメリカの地図の中に書いてあるのかなぁ?
とか考えながら、ふと次男の方を見る

どうも視線の先がアメリカではない、上部の方にある。

「テーマパークじゃなくて、デンマークちゃうか?」と尋ねる

「そうそう」と答える次男

地球儀のほうがWiiより面白い








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最終更新日  2008年01月11日 18時18分23秒
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