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アルルカン・ヴォイス・シアター公演「ブカレスト・プノンペン・チェルノブイリ・フクシマ!」へ。 ルーマニア、カンボジアの紛争、チェルノブイリの原発事故、そして、東日本大震災と福島の原発事故、それぞれの写真を投影しながらドリアン助川さんが詩を朗読する。 ベルリンの壁が崩壊したニュースは、子どもながらに見ていたように思う。しかし、その歴史的背景や意味付けは未だにできていなかった。カンボジアについてもそうだ。「ポルポト」という名前は聞いたことはあるが、それだけで終わってしまう。 そんな私でも思う。多くの犠牲の上に今がある。 チェルノブイリの原発事故後、放射能が原因の発病患者は激増した。廃炉作業には25年後の現在でも数千人の作業員が携わっているという。チェルノブイリの原発事故は「終わって」いない。 公演で映していたピエルパオロ・ミッティカの写真集の帯には次の言葉が書かれていた。「フクシマの未来」 日本も多くの犠牲を払ってきた。そして今も払っているのだと思う。しかし、原発は再稼働に向かい、右傾的な言論がもてはやされている。 本当に大丈夫だろうか、この国は。「賢者は歴史に学ぶ」という言葉を噛みしめたい。【送料無料】原発事故20年 [ ピエルパオロ・ミッティカ ]
2013.04.27
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【あらすじ】 主人公、多崎つくるが高校時代に負った心の傷に向かい合っていくなかで、否定的な自己像を捉え直していく物語。 多崎つくるは、高校時代4人の友人と共に過ごす。その友人たちはそれぞれ「色」の漢字を含む苗字をもち、その5人で唯一「色」が付かない苗字が多崎つくるだけであった。このことは多崎自身の自己像とも繋がる。そして、書名の一部「色彩を持たない」はここに由来する。 高校を卒業すると、多崎は東京の大学に進学し、他の4人は地元に残ることになる。それからしばらくして、多崎のもとに友人の一人から電話が掛かってくる。その内容は、「4人が多崎と縁を切る」といものだった。突然の出来事に、多崎は理由も聞くこともできなかった。そして、「死」を覚悟する。 それから15年程たち、多崎はある人物との出会いによって、その出来事が自分にとって解決すべき問題であることに気づく。そして、多崎は高校時代の友人たちとの再会を始める。次々に明らかになっていく「あの出来事」の事実。その後の友人たちの姿。それらは、問題の解決だけではなく、多崎の自己像をも変え得るものであった。【感想】 解決すべき問題を放っておいてきたこと、忘れようとしてきたこと。そういうことは誰にもあると思います。「人生に『たら』や『れば』をつけても意味がない。」というけれで、そう思いたくなる人生の節目、きっとそこに「解決すべき問題」があるのではないでしょうか。 自分自身も高校時代の出来事を解決できていないなと思いながら読みました。これからどうするかわかりませんが、前へ進む為にももう一度向かい合わなくてはならないのだろうなと考えています。そのことに気付けただけでも、読んだ価値がありました。【送料無料】色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年 [ 村上春樹 ]
2013.04.15
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